シンファナ連邦共和国の連邦加盟国

シンファナ連邦共和国の連邦加盟国

 シンファナ連邦共和国は現状6つの国によって構成されている。
加盟にはヤーディシア大戦終戦直後の7606年に発行されたシンファナ連邦条約の締結が求められる。

シンファナ連邦条約

シンファナ連邦共和国における構成国の権利や義務について記されている。現状は6つの国が締結している。

締結国署名

シンファナ共和国
大統領アラム・チェーホフ
ナホトカ国 
ヴァジム・カラーシュニコフ国家首席
メドノ王国
エレメイ・コロゴロフ首相
トーリー共和国 
リーゼ・ディーボルト大統領
アデリナ王国
ヴェニアミン・パノーフ公爵
テラン鉱山共和国
アロイス・クバーン大統領

主な内容

連邦はシンファナ海沿岸諸国の相互支援を目的とする。
構成国は互いに対等である。
構成国間の戦争を禁ずる。
構成国は他の全ての構成国に対し独立を保証する。
構成国は戦争を仕掛けられた場合、他の構成国軍及び連邦軍の支援を受けられる。
構成国は自国の軍隊を持てるが、規模に制限を設ける。
構成国同士は貿易優遇措置を取る。
構成国間の移動は査証が必要無くパスポートのみで可能。
構成国は自国内における一切の差別を禁止し、取り締まらねばならない。
構成国の選挙の参加基準を満たす全国民は連邦議会選挙に対する投票の義務がある。
構成国政府は全国民が選挙の参加要件を満たせるように努力しなければならない。
参加基準は成人に達し、かつ連邦政府の定める義務教育過程を修了したものとする。

なお、タンクレート民主共和国は条約に新規締結する際の規定が無い事と、一部の構成国から連邦への加盟を認められなかった事、シンファナ海沿岸とは言えない位置にある事等から、連邦政府と連合を組むことになった。

シンファナ共和国

首都 シンファナ
地域 16南西部
公用語 シンファナ語
国家元首 アレフチナ・ストゥプニコヴァ大統領
政体 共和制
連邦の首都のシンファナがある国。
昔から港湾都市として中継貿易で栄えた。大戦で最も疲弊した地域の1つで連邦の成立に尽力した。
名門校であるシンファナ大学もこの国にあり、教育の国でもある。

ナホトカ国

首都 ナホトカ
地域 16北部
公用語 ナホトカ語
国家元首 トロフィム・グレベンキン国家首席
政体 共和制
清河人民社会主義共和国との国境があるため戦略的に重要。
連合陸軍の駐屯地が6カ国で最も多い。国境近くの要塞線の他、列車砲用の線路等が整備されている。
主要産業は林業と木工業である。
使われる木材はナホトカウッドと呼ばれる木で、寒冷な気候により短い期間しか成長しない。それによって成長にかかる時間が長く、90年はかかる。しかしながらその長い期間でつくられる木材は硬く丈夫になりやすく、上質な木材になることから高級品としてあつかわれてきた。かつては無計画に伐採されていたが、数百年前に資源の枯渇を危惧した当時の政府が国内に百か所の植林場を定め、100年かけて交代しながら木材を伐採し、植林するというサイクルを作り上げた。植林場の作業員たちはいつもは管理を行い、伐採する年が来たら臨時の作業員(彼らも毎年伐採する植林場へと引っ越しする)を雇い、伐採、植林を行う。
清河の影響で共産化したが、共産制の違いから連邦の成立後にシンファナ共産党の指導下に入った。
元は、エルフが逃亡してできた国。数千年間交流を絶ったが、近世になり、南方の国に発見され、紆余曲折の後、交流することとなった。

特産品

ナホトカカーフ
元々は衣服としてエルフ達が使っていたトナカイ製の革を商人が目をつけて買い取ったのが始まり。

メドノ王国

首都 ホメリ
地域 16南東部
公用語 カウナス語
国家元首 ドニエック・ペルミ4世
政体 立憲君主制
連邦に2つある王国の1つ。マシな方の王国とよく言われる。古くからある国で緩やかに立憲君主制に移行した。貴族制度も失われて久しい。
工業化に力を入れており、トーリー共和国とともに連邦を支えている。
貴族院という議会があるが、立憲君主制の初期に権力に固執した貴族が現れたため、当時の国王が貴族号を全ての貴族から剥奪した。そのため、貴族院も議員がいなくなり、無人議会とも呼ばれる。

トーリー共和国

首都 オリガ
地域 17西部
公用語 ブレスト語
国家元首 リーゼ・ディーボルト大統領
政体 共和制
連邦で有数の工業国で、工場数も第一位。軍需品の生産も多い。また、亜人の割合が最も多い国でもある。
ドミトリー設計局はこの国にある。海軍工厰が最も多い。

アデリナ王国

首都 キーロフ
地域 17中央部
公用語 リエパーヤ語
国家元首 トーラス・アデリナ2世
政体 専制君主制
民主主義が基本である連邦にあるただ1つの専制君主制国家。連邦議会と国民の双方から民主化への圧力がかかっているが、いまだに国王が権力を手放そうとしない。なぜ連邦に加盟しているかというと大戦中に国外逃亡していた国王一家が帰国する前に代理で国家を運営していたヴェニアミン・パノーフ公爵が条約を締結してしまったため。現在専制主義の国王派と民主主義の公爵派で対立がある。この国の国民は自国の内政参加はできないのに連邦議会には参加できるという奇妙な状況にある。
またこの国には多数の貴族がいる。主として国王派と公爵派に分かれる。現状は国王派の勢力が比較的大きいが、継承権一位の王子が公爵派のため、国王が死亡したら、公爵派が優勢になるとみられている。
なのでアデリナの臣民は専制を我慢しているところがある。なお、王子が公爵派なのは大戦勃発時に地方にいたため逃げ遅れ、公爵に保護してもらい、教育を受けたからである。

テラン鉱山共和国

首都 テラン
地域 17東部
公用語 リエパーヤ語
国家元首 アロイス・クバーン大統領
政体 共和制
連邦にある鉱業生産のほとんどを担う国家。鉄、銅、ボーキサイト、石炭などの鉱床がある。
中央山脈西部のテラン地方に存在し、男性労働者の8割以上が鉱夫である。かつてはアデリナ王国の一部だったが、鉱山の利益が鉱夫に還元されないことに怒り、大戦直前に独立を宣言した。アデリナ王国は反乱として鎮圧を試みたが、大戦でそれどころではなくなり、連邦に加盟されてしまう。
企業統治に近く、テラン鉱山会社の社長が大統領を兼任していることが多い。
また、鉱山労働者のために呼吸器等の研究を推進いていたため、医学が発達しており、国際的にも知られている。

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最終更新:2020年05月07日 09:56