ヴィスヴィオ大噴火

[メモ：後で清書]

ヴェスヴィオ大噴火とは、アガルタ島の中央に存在するヴェスヴィオ火山が4198年に起こした破局噴火事件である。
ヴィスヴィオ火山は山体崩壊で3分の2がふきとび、アガルタ島の地形を大きく変化させた。
この噴火によりヤード帝国のアガルタ属州が滅亡し、中央海沿岸部都市も30mを超える津波に襲われ破壊されつくした。火山灰や霧状の硫酸が世界中を覆い世界的な寒冷化が500年もの間発生した。
寒冷化による慢性的な食糧不足と海上交通網の破壊、北方から南下してくる異民族の侵入でイクファターナのヤード帝国は東西分割の末西側は滅亡した。人口の大幅な減少で当時の文明とテクノロジー・社会秩序は破壊された。衰退と停滞が続く「暗黒時代」へ突入していった。
ヴェスヴィオ火山はこの500年もの間大規模な噴火を繰り返し、当時の人々は「悪魔の島」と呼んでいた。
居住可能なレベルまで噴火がおちつくとアガルタ島に人は戻った。現在もヴェスヴィオ火山は噴火を続けているが、住民が避難するレベルのものはおきていない。

ヴェスヴィオ噴火が発生する数日前、時の皇帝がアガルタ島を視察し、測量のために鉄杭を撃ち込んだと言われる。このため、皇帝が大噴火を起こしたと流言が発生した。