歯の治療に使う詰め物などを無資格で作ったとして、大阪府警生活環境課は8日、歯科技工士法違反容疑で、大阪府吹田市の歯科技工会社「サンエー」の男性社長(50)や従業員ら6人を書類送検した。いずれも容疑を認めているという。技工機器
社長ら6人の送検容疑は、今年1月、歯科技工士の資格を持たないパートの女性従業員2人に、金属やセラミックス製の詰め物やかぶせ物を研磨するなどの作業をさせたとしている。虫歯診断装置
歯科技工士は、入れ歯や歯の詰め物、かぶせ物などの「補てつ物」の製造や加工、修理を行う国家資格。調べに対し、社長らは「機械操作なので資格は必要ないと思った」と供述しているという。
府警によると、同社は受注から3日で納入することを売りにしていた。平成25年9月ごろから無資格の従業員が作業し、関西を中心に200以上の歯科医院へ詰め物などを納入。これまでに健康被害の報告はないという。
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