第29村:終末村


村のテーマは「終末×希望」。
PCたちは、それぞれの強い願いを胸に秘め、荒廃した世界をさまよいます。
共に過ごすうちに生まれる絆や、自分の願いと命を天秤にかける恐怖
救いのない世界の中で、あなたはどんな「希望」を見つけますか?
このシナリオでは、NPCを殺すことができます
このシナリオでは、サービスシーンを本編として扱うか、そうでないか選ぶことができます

村建て:6月20日村建て予定、更新時間17時、更新間隔48時間

この村の参加者は予め決定されています


6/20〜6/21 17:00プロローグ
6/2117:00〜本編開始(最大48H×4)
6/2917:00〜クライマックス(24Hコミット)
6/30 17:00〜エピローグ
※途中コミットを挟むこともあるかもしれないので、あくまで予定です

PL:jpsさん、はやつじさん、kikiさん、青磁さん、まめおさん
GM:きりん
見物:Neonさん、澪斗さん、なっつ(Ravinut/walnut)さん、すばる(zero221b)さん、gozaさん、ソルト(@tqml717)さん


イントロダクション

長く、長く続いた戦争の果て———

人類はほとんど滅び、地球は青灰色に覆われた。
大気は濁り、地表は放射能に汚染され、動植物は本来の瑞々しさと誇りを奪われ、見るもおぞましい突然変異体となって醜く残された食料を奪い合っている。

世界を闊歩するのは死者と、置き去られコントロールを失った機械群。
生き残った人間たちは身を寄せ合い、各地に点在するぼろぼろのコロニーの中で震えている。

過去、都市部であった地域には、かつての栄光の残骸である廃墟が立ち並ぶ。
そこに眠っている世界の記憶を求める者は、もういない。

あなたは、そんな世界の中を、歩きはじめた。


ワールドガイド


コロニー

かつて都市だった場所ですが、今や荒廃して栄華は見る影もありません。
1000人程の住人が、廃材で周囲からの防御壁を作り、身を寄せ合って暮らしています。
統治する権力者や政治はありません。
暴力、麻薬、疫病に支配され、住人は黙ってそれを受け入れています。

PCたちは基本的にここに住んでいます。

  • 市場
露天商が並ぶ賑やかな通りです。スリや物乞いに気を付けてください。
食料や酒、薬の他、廃材や記憶媒体、本なども売っています。
  • 迷い小路
廃材をかき集めて作った"家"が立ち並ぶ住宅街です。
全体的に灰色です。「ホームレス区域」と言うとイメージしやすいかもしれません。
  • 娼館通り
身体を売る者たちが立ちんぼをしています。
怠惰と性病が蔓延していますが、ひとときの夢を買うことができます。
  • 居住区
九龍城跡のようなカオス居住区です。いつ崩壊するかもわかりません。
上に行けばいくほど優遇されている人物が住んでいると認識されています。
  • 記憶の墓場
かつて巨大な図書館だった場所です。
大部分は崩壊していますが、奇跡的に綺麗に残っている一角があり、そこに本や記録媒体が集められています。
今は、変わり者のエトランゼ(ユト)が管理しているようです。
NPC②オノマも足繁くここに通っています。
  • 酒場「ヴァルハラ」
それなりの広さと厨房を持つ、食堂兼酒場です。
決まったマスターはいませんが、人々はここに食料を持ち寄り物々交換をしたり、厨房に立ち入って腕を振るうことで食料にありついたりしています。
人が集まる場所なので、噂話などもよく聞くことができます。
基本的に、メイヤたちが集合&相談場所にしている場所です。また、見学席にいる、この世界の住人もよくここに来ているようです。

住所が「Va11-Hal1-A」である為、通称「ヴァルハラ」と呼ばれています。

コロニーの外

  • 基本情報
コロニーの外には危険があふれています。
少しでも正気を保った者なら、コロニーの外に出ようなどとは思わないでしょう。
  • 平野
大地は腐り、悪臭を放っています。
有害なガスが発生する間欠泉も散見されます。
突然変異を起こした動物や植物が、日々闘争を繰り返しています。
体が大きくて強い獣や植物はもちろん、小さいけれども強烈な毒を持つ昆虫や、寄生生物にも注意が必要です。
黒ずみ、数十センチ先を見通すこともできません。
どろどろとした波が激しく打ち寄せ、そして引いていく様は、「絶望」の抽象画のようです。
その中には鳴き声をあげる奇怪な海中生物がたむろしています。
  • その他の脅威
コロニーの外には、意志を完全に失ったオートマータが、何の意味もなく人間(に見える二足歩行動物)を殺して回る姿も見られます。
また、地雷や不発弾、ポイズントラップなど、旧地球時代の兵器に運悪く接触した場合、死は免れないでしょう。
  • インフラ
他のコロニーに通じる細い道は、辛うじて残っている場所もありますが、たいていは途中で動植物に浸蝕され通行不能になっていたり、地殻変動を起こして途切れていたりします。
実質、他のコロニーに行くのは不可能です。
  • 他のコロニー
このコロニーと同じような場所が、世界には点在していると予測されます。
しかし、現状、通信手段がない為、確認をとることができません。(※本シナリオには関係がありません)

地球外

  • 他の星の知的生命体
文明が栄え、そして滅びを迎えようとしている星「地球」に興味を持つ異星人がいる。
そういった者たちは、なんらかの使命を帯び、または個人的な興味でもって、地球に来訪していることがある。
そう、まことしやかにささやかれています。
しかし、定かな情報は何もありません。
いずれにせよ、地球の住人たちは、自分のことで精一杯で、彼らに興味を向ける余裕などないのです。

天国

上空にあるコロニーの一種です。
内部ではかつての豊かな地球を再現しており、非常に希少な場所です。
そこでは特権階級の者たちが選民思想でもって、放射能や汚染から自分たちだけ守られて生きています。

とはいえ、食糧問題や、その環境を守っている技術者の減少や、エネルギー枯渇等の問題が重なり、将来的には維持が不可能であることが見えている場所ですが……。

そこで生まれた子供がイノセンスです。きれいな体と心を持っており、「天使」と呼ばれています。

地上の住人からしてみれば、やっかみの的になっています。

思想

皆、この劣悪な環境で苦しんでいます。
ぼろぼろになった精神が少しでも救われるため、さまざまな思想、宗教が発生しています。

  • 地球信仰
信じ続けていれば、かつての美しく青い地球が取り戻せるはずだと考えています。

  • "死"信仰
生には苦しみしかなく、死こそが解放で、善だと考えています。

  • 快楽信仰
薬物的快楽、性的快楽、とにかく快楽を多く得た者こそがこの世界の勝者だと考えています。

Q&A

+ ...
★通貨がないということは、ワールドガイドにある市場では全て物々交換ですか?
☆政府もリーダー的人物もいないので、安定した通貨はありません。
旧通貨や宝石はそれなりに意味がありますし天国では通貨は使われてるようです。
しかし、「コロニー」での基本は、物々交換と奪い合いです。
価値は、大雑把に分別すると
「武器、兵器>着るものや希少な廃材など、継続的に役にたつもの>食品」
となります。
その他、護衛や性的サービスにも対価が支払われます。
教団は、ある程度の大きさになると隷属する信者への搾取を始めることが普通です。

★コロニーの人口比率は?
☆半分くらいがビーストで、残りはだいたいイモータル・オートマータです。
エトランゼがちょっと珍しくて、リーガルは1000人中30人いるかいないか。
イノセンスは更に珍しく、コロニーにいること自体「なんで?」って存在です。

★イモータルはどうやってなるのですか? もとのATに制限はありますか?
☆心臓は止まってしまっていても、「宿主の身体を運動させる寄生生物」により強制的に体が生かされている状態、これがこの世界の「イモータル」のスタンダートです。他の形がよければご相談ください。
イモータルの元となるATは主に「ビースト」「リーガル」「イノセンス」です。

★イモータルは死にますか?
☆体をコントロールする主要部位(脳)が焼き尽くされるなど、寄生生物が修復不可能になれば、再生ができなくなり、やがて消滅します。
しかし、腕がもげても、胴が刻まれても、(破損度が高ければ時間はかかりますが)修復可能です。
また、腕などのパーツが焼失するなど修復不可能な場合でも、他人の死体などからサルベージして接合すればまた動かせるようになります。

★オートマータの素材って?
☆基本、機械類です。完全機械でも構いませんし、肉体+機械でも構いません。とにかく体の一部もしくは大部分に武器や兵器を搭載しています。

★戦争で地上がめっためたになってから何年くらい経過してますか?
☆「遺物が閲覧可能」と「生態系の変化が可能」の中間が500年くらいかなという考えから、だいたい500年くらいとさせてください。

★この世界の教育ってどうなってるんでしょう? 学校とか、識字率とか。
☆場合による、の極致です!
教育機関はないです。識字率は、商売とか遺物に関係あったりすれば読めます、という状況です。あと天使はそういう教育を受けているかもしれません。
PCの識字レベルは完全におまかせです。

★世界に音楽はありますか?
☆もう音楽(芸術)は一般に忘れられて等しいですが、それにすがる人は一定数います。

★電気は通っているのですか?
☆電気は存在します。ただ、電気は高級品です
オートマータの体内に電池や発電機が内蔵されてたり
しますが、公共の発電システムなどは、ないです。

★電気が通っているけど高いってことは、部屋の中は暗いってことですか? ランプを灯して生きてる感じですか?
☆電気は、そういう技術がある人や知り合いから分けて貰えば手に入ります。
そもそも灯りを必要としないビーストとなどもいますが、灯りを必要とするなら、電気や、光る遺物や、蝋燭が必要です。
ただ高度に発展した文明の名残はそこかしこにあるので、必要ならなんでも持っていてください。

★インフラ状況について知りたいです。水はどこで得るのか、食べ物はどこで得るのか……等。
☆水は汚水で、食べ物はコロニー外で適当に狩ってくる肉が流通している様子です。汚水は雨水中心です。野菜は、通常、そのあたりで突然変異とか異常進化しているものを食べます。

★上級市民と呼ばれてる人たちも食料などは同じですか? どういう人がなれますか?
☆政治がないので、上級市民階級という制度は存在しません。天国にいる人たちは別ですがシナリオに関係しません。「上級市民」というのはただのイメージです(すみません)。

★通貨のない世界でどんな人が「上級市民っぽい人」に該当しますか?
☆安全な水(濾過された水)と、食料(汚染されていない野菜や肉)が手に入って、清潔な寝床のある人たちです。貨幣システムは崩壊しているので、これらのものは、暴力や、他人の好意や、コネで手に入ります。

★(↑の回答を受けて)「安全な水や清潔な寝床」は、天国からきているのですか?
☆いいえ、天国は地上を見下していて自分たちのものを分け与えようとは一切考えていません。なので、地上の資源の中で少しでもマシなもの となります。
あとは遺物(科学、機械)に精通している技術者がその技術と物々交換で良いものを手に入れるくらいでしょうか……。
普通は、日々、汚染されたものを口にして(もしくはそれすら手に入らず)早死にしてます。

★シェルターってどんな形?
☆廃材をかき集めて外壁を作っただけの、大きいですがぼろぼろの集落です。

★空は何色ですか?
☆基本、濁った灰青色です。場所によっては黄色かったり赤かったりします。太陽は、まだ正常な活動を続けています。しかし、太陽はもともと地球に害も恩恵も与える存在です。地球の自衛作用が失われ、太陽の「害」しか受けられなくなった、というのが現状です。

★天国って移動するんですか?
☆基本、しません。「天国」は残り少ないリソースで維持されており、滅びが見えている状態なので、天使たちもギリギリです。尚、天国はブクブク肥えた傲慢な権力者が運営しているようです。そんな彼らも天使と呼ばれていますが。

★みんなのいるところから天国は見えてるんですか?
☆少なくとも、「頭上にあって影が落ちる」ような距離にはないです。更に上空です。
あと皆さんのコロニーよりかなり小規模です。
小さなラピュタ、としてイメージして頂ければきっと合っています。

上空10000m 飛行機
上空1300m ラピュタ
上空500m 飛行船

★NPCを殺す時「宣言」だけだと味気ない気が……。
☆RPで工夫、が基本ですが、「殺すか殺さないかの瀬戸際の時に何かしらの勝負をして決めたい」のであればSixDiceをご活用ください。
ドラマシーンでのPvPの結末をSixDiceで決めたりするのも有りです。
ルール側からは特に「〇〇しなければ殺せない!」と設定することはないというだけです。

★言語については、どうなっていますか?
☆識字率はかなり低く、「旧地球」時代の文字はほぼ古文です。
そして、☆少なくとも今このコロニーで話されている言語はひとつだけです。
他のコロニーでは、わかりません。多分違うところもありますが、シナリオに関係ありません。
旧地球時代の言語はご存じのとおり、多種多様な言語があります。

★ビーストは元となった種の名残をもっているようですが、空を飛べたり四足歩行したりしますか?
☆します。
鳥のビーストは空を飛ぶことができます。(あえて「飛べない」と設定しても構いません)
基本、皆二足歩行ですが、猫など、四足になった方が攻撃力が安定する種族は、戦うときに四足になったりするようです。
また、哺乳類最高の嗅覚を持つと言われる「熊」のビーストであるシンクは、優れた嗅覚を持っている、など、能力や習性を色濃く残しています。

★サービスシーンを本編として扱えるとありますが、他PCがサービスシーンに返信をすることはできますか?
☆「対話」は非推奨ですが、短めの反応を白に落とすくらいは大丈夫です。
ガチガチの規制は儲けません。あまり時間のとれないPCが不利になることのないようご配慮いただければと思います。

★一度フレーバー秘密が出たNPCでも、また新しいフレーバーが出てくることってあありますか?
☆あります。基本的に全員へ向けて、フレーバー秘密が用意されている為、NPC1人につき複数のフレーバー秘密を持っています。


キャラクターメイク

①アーキタイプと
②特性×1 トラウマ×2
……を選択し
③キラートリックを設定すれば完成です。
※トラウマはイメージに合うものがなければ新規作成OKです。TCに相談してください。
※ゲーム内ではトラウマ判定があります。自身のトラウマに負けると、平常心を保っていられなくなります。
※ゲーム中に「トラウマを克服」することがあります。その場合、クライマックスにボーナスを得ます。
※「表層トラウマ」は公開情報です。「秘匿トラウマ」は隠し設定です。
※「表層トラウマ」は、PCが受け入れているトラウマです。克服したいか否かは各PCにお任せします。そして、「秘匿トラウマ」に関してはPCはこれに苦しめられ、これを克服したいと望んでいます。PCによっては、「秘匿トラウマ」を自覚していないということも、おおいにありえます。

①アーキタイプ

この世界の代表的な住人です。
※基本的に「イノセンス」意外は肉体的苦痛にとても鈍感で、普通なら苦痛で動けなくなるような状態でも積極的なアクションが可能です。
+ ...

・リーガル【体】2【知】3【心】4

かつて地上の支配者だった人間の生き残りです。今や存在自体がとても珍しい個体です。
しかしやはり、突然変異や病により身体に異常をきたしている者がほとんどです。
他のATより体は脆いですが、心を豊かに有しており、皆の心の柱であるムードメイカーになるでしょう。

・オートマータ【体】4【知】4【心】2

戦場において自分で判断しより効率的に敵を殺すことができる、
そんな自律型兵器として肉体改造をされ、その後行き場を失った者、それがあなたです。
頑丈で、殺傷能力に優れていますが、心を理解することは難しいようです。
+ ...
【オートマータ(基本形)】

旧地球が生み出した最後の兵器。

前提として、生物をオートマータへ改造する技術はとても確立されているとは言い難く、トライ&エラーの繰り返しだった。
失敗作も多く、安定した製造には程遠い状態だった。

しかし、「敵地へ侵入し、自分で戦況を判断し、殺すべき者を殺し、守るべき者を守り、必要とあれば自爆する」「耐久年数が長く、ある程度は自己修復しながら、繰り返し使用できる」兵器の需要は非常に高かった為、オートマータの研究は続けられた。
(※追記1:当時は国同士で技術を競い合っていた為、
  敵に捕らえられて技術を盗まれるくらいなら「自爆しろ」と命令されている個体は多かった)


多くが人間型をしており、生体部分:機械部分の比率は5:5程。
機械部分の比率が高い方が高性能とされるが、あまりに機械部分を増やすと稼働せず「死」んでしまうことが多かった為、多くはこの比率に落ち着いた。

ほとんどが、頭部(脳)は生体部分を残した造りになっている。
理由は前述の通り、「機械にはできない自律思考」が求められていた為。
(※追記2:人間の脳と同じ思考をAIにさせようとすると、かなりのサイズが必要だった。
  遠隔操作ができるロボットを操るにしても、それ相応の機材と技術者が必要だった為、
  やはり「人間の脳をそのまま使う」方向へ向かったのだ。)
ただ、戦闘への恐怖心や敵への同情など、脳の中の、「必要のない感情」を司る分野は遮断されていることが殆どである。


手足のすべて、もしくは一部は機械部分である。
武器に変形するもの、そのまま武器の形をしているもの、身体能力を極限まで高めるための機械化が施されたものなど、手足パーツは実にバリエーションに富んでいる。

内臓は、稼働年数を高めるために一部は機械化されている。
ただ、消化器系に関わる部分など、どうしても機械化できない部分は、人口繊維で強化&防腐処理が施されるに留まっている。
(※追記3:生体部分には、血液が通っている。)

動力は、初期型は充電式だったが、次第に自家発電可能な内臓電池が使われるようになった。

高級なもの(完全に人間のふりをし、スパイとして使われるもの)は、防弾人工皮膚が用いられ、見た目も人間に近い(それでも、メタルコーティングで防御力を高めた個所や、武器部分は、人工皮膚でも誤魔化しようがない。その為に、どうしてもどこかの機械部分は露出する)。
また、そのような「人間のふりをする必要のある」個体は、食事を摂ることができ、後にその食事からエネルギーの一部を作り出せるような機能の開発も行われた。


一時期、世界中のあらゆる科学者が、より高性能、もしくはより特徴のあるオートマータの製造に夢中になった。
あえて感情を残したもの、他種族との交配が可能なもの、大型のもの、小型のもの、動物型のものなど、中には何を意図して作られたかが不明な機能を持つ個体もいる。
それらの特殊個体は、「科学者の知的探求心の結晶」だと説明されているが、本当のところは制作者に聞いてみなければ解らない。

・ビースト【体】4【知】2【心】3

かつて動植物や昆虫だったものが突然変異や異常進化により意志を持った者、それがあなたです。
耳やしっぽがある、鱗がある、皮膚の一部が硬質である……等、かつての種の特徴を持っています。
能力は平均的です。他の種との交配がしやすいようです。

・イモータル【体】5【知】2【心】2

あなたは一度死にました。崩れようとする肉体を辛うじて保ち、動いています。
あなたは求めます。血を、記憶を、かつて生きていたというあたたかな実感を。あなたの存在価値を。
能力は、とにかく耐久性に優れています。その他の能力値は低めです。

・イノセンス【体】1【知】3【心】5

あなたはこの汚染された世界で、奇跡的に穢れのない身体を持っています。故に、肉体的苦痛を感じます。
生まれたばかりのホムンクルス、保護された神子や動物、もしくはどこか楽園から堕ちてきた天使。
あなたの透明な心から紡がれる言葉は多くの者の心を打つでしょう。たとえ、身体が誰よりも脆く壊れやすくても。

・エトランゼ【体】3【知】5【心】1

あなたが何者かは、あなた自身にもよくわかりません。一説では地球外からの来訪者の末裔とも考えられているようです。
第三の目がある、髪が発光する、軟体である等、生物の常識を超えた特徴を持っており、思考も他者の理解を寄せ付けないものが殆どです。
知力に秀でていますが、心を理解する能力はあまりないようです。

②トラウマ

あなたの体や心に刻まれた傷は時に蘇り、繰り返しあなたを苦しめるでしょう。
しかし、トラウマがあるおかげであなたという人格がある、とも、言えるかもしれません。

※これは、PCが抱える心の傷であり、PCにとってはネガティブな悪癖です。
 それぞれのトラウマに対する「トラウマトリガー」を設定してください。
 「トラウマトリガー」に触れた時、あなたの「トラウマ」は噴出します。
 取り乱したり、奇妙な行動をとるRPをお願い致します。
+ ...

・死別

あなたが命より大切にしていた人。あなたはそれを喪ったのだ。何故? あなたが、弱かったから。
あなたはもう二度と、「大切な人を喪った場面」に耐えられない。
それが、自分でも、他人でも。

・愛執

あなたは傷ついた人を救わずにはいられない。
もう二度と「救えなかった」という後悔をしたくないのだ。
あなたが相手に注ぐ無償の愛情は、あなたを支えるエゴなのだ。

・戦闘狂

あなたは戦うことに快感を覚えている。
この世の誰よりも強ければ、この世の誰よりも幸せなのだ。そうだろう?

・殺人癖

あなたは少しでも自分の脅威になると思った者を殺さなければ安心できない。
殺せ、殺せ、殺せ。自分のために。守るもののために。
疑わしい者はすべて排除しろ。

・臆病

傷つけられることはもちろん、傷つけることが怖い。
争いが怖い。憎しみが怖い。いっそ自分さえも怖くなる。
ああ、誰も争わない世界があればいい。そんなことは実現しないのは、知っているけれども。

・信仰

あなたには強く信じているものがある。
神かもしれないし、思想かもしれない。ぼろぼろの人形かもしれない。
それは妄想だと他人は笑う。だがそれが何だろうか。その信仰こそが、あなたを救ってくれるのだ。

・自傷

構ってほしい。心配してほしい。傷ついていることを理解してほしい。
それはただの自己顕示欲や承認欲求では済まされない。あなたは、命をかけているのだ。
あなたはそれ以外の方法を知らない。自分を傷つけることをやめることができない。

・依存

薬物、アルコール、喫煙、性行為、その他。
あなたは特定の行為に寄りかかっていないと自分を保てない。
それがないと生きていけないということを、あなたは受け入れているだろうか。それとも……。

・否認

今、ここで、とても辛くて酷いことがあった? そんなの嘘だ。何も見えなかったし覚えていない。
あなたは自分を傷つけるものを見つけるや否や、自分の作り出した夢の中に逃げ込む。
「そんなものは認めない」こうすることで、あなたの心は守られる。

・幼児退行

お腹がすいたり、寂しかったりしたら、泣いて助けを求めればいい。
そうすれば、抱きしめてあやしてもらえる。宝物のように扱ってもらえる。子供とはそういうものだ。
あなたを脅威が襲ったときに、あなたは自分の意志とは関係なく、純真無垢で無力な子供のように振る舞いはじめる。

・不信

あなたは過去に手酷く裏切られたことがあるか、逆に裏切ってばかりの日々を送ってきた。
故に、あなたは誰も信じることができない。人は必ず裏切る生き物だ。
約束を交わす心強さも、愛を誓う歓びも、心を預ける幸福も、あなたの人生には存在しない。

・劣等感

世界で一番無価値なもの、それは自分だ。
あなたは、自分がどんなことも人より上手くできず、心身共に脆弱であると思い込んでいる、
こんなにも自分が嫌いで仕方ないのに、何故死にたくないと思うのだろう。あなたの生は矛盾に満ちている。

・無気力

何をしたって無駄なのだ。この荒廃した世界に何も望めはしない。何故皆気が付かないのだろう。
希望など持てば結局絶望して苦しむだけだ。ならば始めから希望を持たなければ良い。
あなたは、脅威や障害を前にするや否や、容易く膝をつき、抵抗を諦め、一切の努力を放棄する。

・傲慢

あなたは人より優れている。選ばれた者なのだ。
故に称賛されるべきであり、尊敬され守られるべきであり、人を従える者であるべきだ。
あなたの価値を知らない愚者は、可哀想なのだ。

・虚言癖

あなたは嘘をつく。息をするように嘘をつく。
人を傷つけないために? 残酷な真実を隠すために? 自分の利益のために?
なんでもいい。嘘をついていると安心する。さあ、狼が来るぞ。

・傾倒

"それ"は、あなたにとって唯一で絶対の価値がある。他人の目にはそう映らないだろうが、関係ない。
あなたはすべてをかけてそれに執着する。
"それ"に少しでも寄与できるのならば、あなたは、自分など容易く投げだせるのだ。

・危険愛好

見てはいけないもの、致命的な怪我を負いそうなもの。
普通は避けるだろう。だが、あなたはこれに手を伸ばさずにはいられない。
あなたは、自分の命を危険にさらすスリルに触れることでしか、生きている実感を得られない。

・媚態

あなたは自分の性的魅力を人生の支えにしている。
あなたの魅力的な体や甘やかな技術は求められている。喜ばれている。素晴らしいじゃないか。
それに何の意味が? ……行為に耽っている間は、そんなことを考えなくて済むのだ。

・記憶喪失

あなたは記憶の一部もしくはすべてを失っている。
そのせいで、自分が何者であるか、確信が持てない。
あなたは自分自身を信用できない。自分自身への否定は、時に耐えきれない苦痛となってあなたを襲う。

・道化

深刻な問題や、辛いことなど、笑い飛ばしておちょくってしまおう。
すべて、たいしたことではない。意味なんて求めない。
いじり倒して無意味にしてしまえ。問題が目の前から去っていくまで、あなたは巫山戯ることをやめない。

・潔癖症

汚いものが嫌いだ。触れることはおろか、視界に入れることも、考えたくもない。
あなたは"汚さ"から目をそらし続ける。
"穢れ"は確かにそこにある? だから何だと言うのだ。絶対に受け入れない。関わるな。

・接触恐怖症

物理的に距離を詰められることが恐ろしい。触れられるのはもってのほかだ。
お願いだ、来ないでくれ。手を伸ばさないでくれ。
それが好意的な仕草であっても、自分にとっては恐怖以外の何ものでもないのだ!

・妄想

誰もが笑顔の、穏やかな世界。優しい魔法にあふれる世界。ふわふわ、キラキラに包まれた世界。
あなたは、そんな世界を思い描き、その世界の住人になることで、幸福に浸る。
例え、いま、目の前でどんな惨劇が起こっていようとも。

※以下追加予定



システム

※キャラクターは【体】【知】【心】の3つのステータスを持っています。これは選択したアーキタイプにより決定したあと、自分で好きなところに+2します。(2つのステータスに1ずつ振っても、1つのステータスに2振ってもOK)

・シーン作成

感情取得or絆取得の場合

・①シーン決定
どんな脅威があったか、脅威表を利用して決定します

・②判定
→能力値+2d6≧目標値 で成功です。
→「どの能力値で判定するか(【体】or【知】or【心】)」&「目標値」はランダムに決定されます。

 ※出目がどちらも「6」の場合、クリティカルです。素晴らしい成功をしたことになり、「テラーダイス」か「アビリティチケット」のどちらかを追加で獲得できます。
 ※絆取得の場合、能動側が受動側にプラスの感情を取っていれば、能動側に【+2】ボーナスがつきます。
 ※NPCを殺す場合、宣言だけでOKです。

・③結果
→判定成功なら、2人で脅威を乗り越えたことになります。
 2人が双方に感情を取得します。

秘密取得の場合

・①シーン決定
→特にシーン表を振る必要はなく、シーン作成PCが指定します。
 考え付かなかったらTCや相手PC、見物席に振ってください。

・②判定
→能動側の能力値+2d6≧受動側の能力値+2d6 で成功です。
→「どの能力値で判定するか(【体】or【知】or【心】)」は、能動側によりランダムに決定されます。
この判定には、アビリティチケット・テラーダイス、どちらも使用可能です。

 ※出目がどちらも「6」の場合、クリティカルです。素晴らしい成功をしたことになり、「テラーダイス」か「アビリティチケット」のどちらかを追加で獲得できます。この処理は、能動側/受動側共に適用されます。能動・受動関係なく「6ゾロ」を出したPCのみが、このボーナスを受けます。
 ※能動側が受動側にプラスの感情を取っていれば、能動側に【+2】ボーナスがつきます。
 ※NPCを殺す場合、宣言だけでOKです。

トラウマの噴出と克服
  • シーン中(通常シーンでもサービスシーンでも)の中で、何かが自PCのトラウマトリガーに抵触したと「PLが」判断した場合、トラウマが噴出し、PCは狂気的な行動を取ります。
  • 抵触したかしていないかのジャッジは、各PLにお任せします。抵触したように見えても「この程度であれば大丈夫」だと判断した場合、トラウマRPをしなくても構いません。
  • PCは、トラウマを発動した際、「克服」するチャンスがあります。
  • トラウマ克服判定にチャレンジするかどうかは、任意です。

【成功判定】
→任意で選択した能力値+2d6≧目標値「7」 で成功。

  • トラウマを克服すると、克服したPC(NPC)・克服するのにかかわったPC(NPC)共に、能力値成長があります。任意の能力値を+1してください。
  • 秘匿トラウマが噴出した際は、【トラウマ】と【トラウマトリガー】を白窓で公開してください。ただし、トラウマトリガーが複数ある場合、引っかからなかった方のトリガーは公開してもしなくても構いません。公開しない場合、「トラウマトリガーを残している」こと自体は宣言してください。

脅威表
  • 今回の「シーン表」に当たるものです。
  • この世界は、物理的、精神的な危険にあふれています。
  • シーン作成は、今までのように「誰かに感情を取りに行く」というイメージではなく、「2人で脅威を乗り越えた(もしくは、乗り越えられなかった」というイメージを想定しています。

■相手:指定

(1)どこで
1. 虚ろな目をした廃人であふれるコロニーの中で
2. 稼働し続ける機械群に囲まれた場所で
3. 汚染により腐った大地や海で
4. 奇形化した動物や植物が生息する危険な場所で
5. あなたが最も嫌う場所で
6. あなたの大切な場所、もしくは夢の中で

orランダム:(コロニーの中or機械群or汚染された地or危険な場所or嫌う場所or大切な場所か夢の中)

(2)何があった
1. 襲われた。襲ったのは廃人、モンスター、相手? ……あなた自身かもしれない。
2. 助けを請われた。要求されたのは、物資か食料か、それとも愛情か。
3. 優しさを感じた。相手の? もしくは自分の? "世界の"優しさの可能性も0ではない。
4. 騙されそうになった。奇形生物に幻覚を見せられたのかもしれない。自分を騙したのかもしれない。
5. あなたの苦手分野だ。正直、無視して逃げ出したいが、それが許される状況だろうか。
6. 困難ではあるが、正直、これはあなたの好きな分野だ!

orランダム:(襲われたor助けを求められたor優しさを感じたor騙されそうになったor苦手分野or好きな分野)

■解決に必要なステータスと目標値
①【体】目標値 7
②【知】目標値 7
③【心】目標値 7
④【体】目標値 12
⑤【知】目標値 12
⑥【心】目標値 12

orランダム:(【体】7or【知】7or【心】7or【体】目標値12or【知】目標値12or【心】目標値12)

サービスシーン表
  • 今回は「ハプニング表」と「(シリアス)表」という2つの表を使います。
  • どちらを選択しても、得られる効果は同じです。
  • また、1dの間に2種のサービスを行った場合でも、1dにつき2個のテラーダイスを受け取ることはできません。
  • サービスシーンでも、フレーバー秘密の取得を試みることができます。

・判定
→2d6≧目標値「5」 で成功です。

■相手:ランダム
orランダム:(①アシェor②ユトor③キアラor④ツェルノor⑤ゾゾor⑥メイヤor⑦オノマor⑧シンク)
※自分を引き当てた場合、ソロシーンになりますが、任意の誰かを登場させても構いません。また、ランダムで登場したPC以外のPCを登場させても構いません。

【ハプニング表】

(A)状況
1. 触手だ―――触手がきたぞ―――!!
2. なんかぜんらになった。
3. えっ、パラレルワールド!?(学園ものor変身ものorラブコメorファンタジーor和風)※or内容は任意OK
4. こ……これはえっちなのでは……。
5. 彼方からの圧力によるリクエストだ!(料理or食レポorインタビューor実況動画or隠し芸)を披露しなければ!※or内容は任意OK
6. こいつ、よっぱらいだ! いや、ただ錯乱してるだけかも!

orランダム:(①触手or②ぜんらor③パラレルパロor④えっちor⑤リクエストor⑥酔っ払い)

※必要なら
④追加ランダム(パラレル):(学園ものor変身ものorラブコメorファンタジーor和風)※or内容は任意OK
⑤追加ランダム(リクエスト):(料理or食レポorインタビューor実況動画or隠し芸)※or内容は任意OK

(B)解決法
1. 真面目に努力すればなんとかなるものなのですね。
2. 論破した! 屁理屈でも嘘でも破綻しててもとにかく論破した!
3. あなたのみりょくに相手はめろめろだ!
4. まじかるこすぷれ(メイドorナースorギャルorケモ化orランジェリー)だ!※or内容は任意OK
5. 突然すごくバカになったので問題が認識できなくなり解決しました。
6. 結局暴力だ!

orランダム:(①努力or②論破or③魅力or④コスプレor⑤バカor⑥暴力)
※必要なら
④追加ランダム(コスプレ):(メイドorナースorギャルorケモ化orランジェリー)※or内容は任意OK

【(シリアス)表】

(A)状況
1. 自分の過去について
2. 相手(ランダムのPC)の印象について
3. 世界について
4. 自分が望むことについて
5. 相手(ランダムのPC)が望むこと、もしくは望んでいるであろうことについて
6. 今一番気になっていることについて(※1~5から任意でも可)

orランダム:(①自分の過去or②相手の印象or③世界についてor④自分の望みor⑤相手の望みor⑥気になることか、任意)

(B)解決法
1. 語ってもいい。いや、語りたいのかもしれない。
2. 問いかけた。ふと疑問がわいたのか、それともずっと考えていたことだったのか。
3. 否定した。その一部、もしくはすべてを。
4. 肯定した。少しずつでも肯定しないことには、始まらないのだ。
5. 混乱した。理解できない、もしくは、今日の自分は、少しおかしい。
6. あなたが感じたままに振舞った。(※1~5から任意でも可)

orランダム:(①語るor②問いかけるor③否定するor④肯定するor⑤混乱したor⑥感じたまま、もしくは任意)

・テラーダイス

  • 失敗(もしくは望まない成功)をテラーダイスで振りなおす場合、「解決に必要なステータスと目標値」の段階から降りなおしてください。
  • 能動が秘密取得挑戦→受動が秘密取得防御成功→能動がテラーダイス使用、という流れになった場合、受動側も、能動側が変更した後の「解決に必要なステータスと目標値」を使用し、達成値を計算しなおしてください。

・SIX DICEと「アビリティチケット」

今回SIX DICEで得られるものは「ヴォイドダイス」であはりません。
任意の判定を、自分の選んだ能力で振ることができる「アビリティチケット」です。
また、1日につき、SIX DICEは成功するまで挑戦することができます。
1回成功したら、2枚目のチケットが手に入ることはありません。
※アビリティチケットは、1日最大1枚入手できます。
※アビリティチケットは、判定前に使用してください。失敗した判定にチケットを使うことはできません。
※失敗した判定に、テラーダイスで再挑戦する場合、アビリティチケットを使用することはできます。
※アビリティチケット使用後、判定に失敗(もしくは望まない成功)し、テラーダイスで振りなおす場合、アビリティチケットで変更した後の能力値を使用します。
※シーン受動側は、アビリティチケットを使用することができません。

サービスシーンの扱い
  • このシナリオでは、サービスシーンを本編として扱うことができます。
  • 本編ではない扱いをすることもできます。
  • サービスシーンを落とす前に明記するか、落とす前や後に赤窓で相談してください。

・クライマックス

  • クライマックスのルールは、通常ルールと変わりません。
  • SixDice(+絆ボーナス、能動側によるマイナス感情「1」ボーナス+キラートリックボーナス)で勝敗を決めます。
※【体】【知】【心】の能力値は、クライマックスでは使用されません。


キャラクターセレクト

PC① アシェ(担当PL:jpsさん)

キャラチップ:discordia テオ・テオドア
「あはは! いいよ、俺をそこに連れていくって言うならさあ!
 "その気"にさせてみてよ! ほら!」
【体】5【知】2【心】4

  • AT:イモータル。外見年齢13歳程度、男性、150cm。
  • 迷い小路の一角にひとり分の寝床を確保している。
  • 辺りに落ちている灰を食らう。普通の食事を摂ることはない。
  • 抱えているぬいぐるみの名前は『フィール』。
  • 左利き。
  • 長めの鉄パイプを引き摺って歩いている。
表層トラウマ:幼児退行
トリガー:「危害を加えられそうになる」

能力【存在定義(ゴッドファーザー)】

  • 相手に仮名を与えることでその存在を縛る。
  • 効果は数分程度。

PC② ユト(担当PL:はやつじさん)

キャラチップ:AtoZ 渡り鳥 ヴァレリー
「……答えがあるのなら、知りたい。それだけ」
【体】3【知】7【心】1
  • AT:エトランゼ
  • 性別なし、年齢不明、身長166cm。
  • 3年前、突然このコロニーに現れた。それ以前の記憶がない。
  • 「記憶の墓場」と呼ばれる崩壊した図書館に住みつき、書物や記録媒体をはじめとした過去の遺物を収集している。
  • どんなものでも修繕を請け負う"繕い屋"として日々の糧を得ている。
  • 髪や肌が仄かに発光しており、特に闇の中では目立つ。普段は服と帽子で隠している。
  • 両手に手袋を嵌めている。
  • 武器はソーラー充電式の光線銃。連射はできない。
表層トラウマ:記憶喪失
トリガー:「過去を問われたり、記憶を刺激するような出来事に触れた」

能力【42】

  • "疑問"を投げかけることで強制的に相手を思考停止状態(デッド・ロック)に陥らせる。

PC③ キアラ(担当PL:kikiさん)

キャラチップ:H)SOCIUS(A 禁断の創造 アダム
「”コロニーに笑顔が戻りますように”。
 それが私の願い。そのためなら、私はこの身を差し出すことも厭わない」
【体】1【知】4【心】6
  • AT:イノセンス。16歳、156cm
  • 毎夜違う相手の家に泊まり、行為の対価として報酬(主に食べ物)を得ている。
  • 得た食べ物は迷い小路の子どもたちに分け与えており、その振る舞いから《聖女》と呼ばれている。
  • 居住区《塔》の上層階に一人で住んでいる。
  • 部屋は《聖女》信者により守られており、誰も入ることは出来ない。
  • 本を読むことが好きで、時間がある時は『記録の墓場』に通っている
表層トラウマ:死別
トリガー:「誰か(懇意にしている者)が瀕死の状況になる」

能力【ヴァージニティ】

  • 瓜二つの実体を持った幻影を作り出す。
  • 幻影は常にキアラを守り続ける。

PC④ ツェルノ(担当PL:青磁さん)

キャラチップ:Mad Party 院長 ヒトクイ
「死を望むならば、例え何者であろうと殺しますよ。それが、私の使命ですから」
【体】5【知】4【心】3
  • AT:オートマータ。稼働年数:500年以上
  • 人体改造前の名はボリス・シュバルツシルト
  • 大戦時の兵器なので、戦闘を好む。
  • 最後の命令を繰り返し続けている。
  • 瀕死の者に死を求めるかと尋ね、肯定されれば速やかに殺している為、『死神』と呼ばれている。
表層トラウマ:戦闘狂
トリガー:「庇われる」

能力【死神の魔眼】

  • 視た相手を麻痺させ、動けなくする。
  • (放電して電気で痺れさせているようだ)
■前日譚
+ ...
  • side:ツェルノ

度重なる大戦により、地球は壊滅的に汚染され、生き残った人類は滅びの一途を辿っていた。
今ではほぼ滅んでしまった人類の代わりに、環境に適応できるように進化した亜人や、大戦の折に生み出された人型殺戮兵器(オートマータ)が、小規模なコロニーを作り、ひっそりと暮らしていた。

500年前から、彼は「最後の命令」を
実行し続け、そのルーティンは変わることはない。だが、その命令が実行される数は減る一方だ。
汚染された環境に適応できない人類は、
今では殆どが死に絶え、その最期に立ち会う数も減ってきているからだ。

「あなたは、死にたいですか?」

死期が近づいている者の側に膝をついて、
問い掛ける。
肯定されれば、首を掻き切る。
否定されれば、黙ってその場を立ち去る。
返事がない時は生体スキャンを行い、状況を見て判断する。

しかし、否定された上で食べるものを要求される、ということもしばしばあり、
手持ちがあれば分け与えるということもするのだが、

――その時の相手は少しばかり毛色が違った。


  • side:メイヤ

オレは確かに少し疲れていた。
どこまで歩いても、朽ち果てた資材と、灰色しかなくて、どんなに逃げても、肺を侵す汚染された空気と、死、死、死の匂い。鼻のなかに入り込む甘い腐った匂い。死。おわりだ。

受け入れてしまえば楽なのかもしれない。
事実、オレの知り合いは何人もそれを受け入れて、そして、楽になっていった。
俺も……もうだめなのか、諦めるべきか、と思ったとき。

「あなたは、死にたいですか?」

その言葉は天から降ってきた恵みの雨のようだった。
疲れ切って街角の廃材に崩れるようにもたれて座っていたオレの目を開かせるには、じゅうぶんだった。

「いいや」

泣いた。
悔しい。負けるもんか。すべて、すべてその言葉に込めた。

「俺は、まだ死ねない!!」

"死神"の顔には影がかかっていた。俺はそれに向かって叫んだ。

ああ、そうだ。それが彼との出会いだったんだ。

  • side:ツェルノ

「そうですか。…あなたには、こちらのほうが必要でしょうか?」

ツェルノは、行き倒れ寸前の彼に、
年季の入ったスキットルを差し出した。
突然変異により、
人類を襲うようになった
植物から採れる水が入ったもの。

死にたくない、という返答が返ってくる事は少なくはなかった。
けれど、その目に輝きを宿し。
ツェルノ自身を拒絶する様子が無い事は――稀だった。

「私は、ツェルノ。
大戦の折に造り出された
殺戮兵器です。
……かつて私に下された命令は、味方の人間を守る事と、死にかけている人間を殺す事でした」

「ですが、貴方は今ここで死ぬ事はない」


PC⑤ ゾゾ(担当PL:まめおさん)

キャラチップ:H)SOCIUS(Aセット罪業の捕食者 グラ
「"希望"が幻だと理解することが真の"絶望"だと思わねェか?ハッ、愉快だネェ」
【体】5 【知】2 【心】4
  • AT:ビースト(蝙蝠)
  • 男、年齢17歳、169cm
  • 口が悪く、態度がでかい。
  • メイヤの計画に参加をしたが、まだ半信半疑でいる。
  • 兄と情報屋をしていたが、1年前に仕事の失敗で兄を失っている。
  • その際、ゾゾも重傷を負った。そこで、オノマに手当を受けたことがきっかけで知り合った。
  • 居住区の朽ちた階段の家に住んでいる。事務所と兼用。
表層トラウマ:危険愛好
トリガー:心を揺らすスリルがそこにある

能力【Phantom cry】

  • 超音波を発生させる。
  • 対象者は亡霊の泣き声のような酷い音に脳を揺さぶられる。

■前日譚
+ ...
男は、瀕死の状態にあった。
全身に傷を負い、自力で立ち上がることもできず、ぐったりと地面に横たわっていた。

(死ぬんだ)

そう感じていた。
つい、先ほど、自分の兄が……明るく、挑戦的で、機転の利く兄が殺されたところを、目の前で見たばかりだった。
たったひとりの家族だった。おそろいの蝙蝠の羽根で夜空を飛び回ることが、とても楽しかった。
この荒廃した世界で、唯一、信じられる軸だった。

(最悪だ)

何もかもを、失ってしまった。
男……ゾゾは、全身を襲う苦痛と、唯一の「大好き」を喪った絶望感の中にいた。
自分がいつか死ぬのは、解っている。ろくな死に方をしないであろうことも。
しかし、こんな死に方はしたくなかった。
せめて、死に方くらいは選びたかった。

……誰かが近づいてくる。
小さな足音。子供か、と思った。
――俺はこれから、子供に身ぐるみはがれて惨めに死ぬのか。
そう、思った。しかし。

「……なんて傷……あの、飲めますか?」

少女の声。続いて、からからに乾いたゾゾの口に、水が流し込まれた。

(!?)

「このまま死にたいですか? 生きたいなら言ってください、生きたいと……」

少女の手が、軟らかく探るように傷のまわりに触れる。
鋭い痛みが走ったが、これは、介抱なのだということは解った。

「言ってください!」

(……なんでだよ)

疑問しか浮かばない。しかし、追い詰められたゾゾの答えは一つだった。

「……死にたく、ない」

自分でも笑ってしまうほど、掠れた、弱弱しい声だった。
そして、それを聞いた少女の行動は迅速だった。

「えっと、確か、薬……足りませんね。まだ持ってきます。あっ、誰かにはぎ取られないように、移動させますよ? いいですね?」
「いっ……!」
「痛いと思います! 我慢してください! あなたを生かすためです!」

数時間の後に、ゾゾは、軟膏を塗った布まみれになった。
少女が持ってきた薬と、なんだかよくわからない流動食も口にした。
考える暇もない数日が過ぎた。

(……生きてる)

視界が開けてから、自分を介抱した少女を改めて認識した。
やせっぽっちで色黒で、この世界に毒された、リーガルの少女だった。

「なんで持っていかなかった?」

ゾゾがはっきり喋ることができるようになって、初めての言葉は、これだった。
死にかけの者に手を差し伸べるということは、ゾゾの辞書には無かった。
少女は、澄ました顔で、「何を驚いているんですか? あなたが望んだのでしょう」と言う。それから、曖昧に笑った。

「……なんて。自分でも驚いています……普通、あなたの持っているものをすべて頂いて、さようなら、ですよね。でも……私には、無理みたい、でした。自分のことが少しわかった気がします……お元気になられて、私は満足です。あ、見返りはいりませんよ」

ゾゾには、彼女の言うことがまったく理解できなかった。

「お前が勝手にしたことに礼なんか払うか。つかバカなのか。水、食料、手当、時間でお前の丸損だぞ」
「変わり者だからでしょう。こういう者もいるんです」

少女は、目を伏せた。

「あなたのことに必死になっている間は……変な話ですが、私は今、生きている、と思いました」
「俺なんかに構わなくてもお前は『生きている』だろうが。違うのか」
「はい。何かを強く望み……この場合はあなたの生命の維持です。そのために祈り、奔走すること。これこそ、生きる、ということなのではないでしょうか」

ゾゾが顔を歪めていると、少女は「理解してもらおうとは考えていません」と続けた。
「私にとって、"死なないでいること"と"生きること"は別だと、理解できた、というだけの話です」

ゾゾは、一瞬、彼女のことを、死にかけの者に手を差し伸べて満足する宗教家か何かかと訝しんだ。
しかし、彼女には「宗教」の匂いを感じない。

「まあいいや。ひとつだけ答えろ。望むものがあるか?」

こんなことを言う自分に驚きながら、ゾゾは褐色の少女に問いかけた。

「……"幸福"です」

少女の返答は、謎かけのようだった。

「私はそれが何かを知りません。だから自分が何を望んでいるのかも知りません。しかし私はそれを見るまで死ねない」

面倒くさい。面倒くさいのに、どうして自分はこんなことを聞いているのだろう。
やめとけ。もう関わるな。相手がアホでラッキーだった。ゾゾの中の「常識」はそう叫んでいる。
少女は、立ち去ろうとしていた。

「それでは……ああ、そうです。あなた、お名前は?」
「ゾゾだ。お前は?」
「オノマです。では、ゾゾさん。どうか命をお大事に……は無理なら、次は私の見ていないところで倒れてください」

軽く頭を下げた少女、オノマに、ゾゾは声をかけた。
やめておけ、やめておけ……そう、考えているのに。

「オノマ。朝が10ぺんきたらまたここへ来い」

オノマは、振り返り、目を丸くした。

「は、はぁ……わかりました」

―――。

これが、ゾゾとオノマの出会いだった。
ゾゾは、10日後に、「これが幸福だろう」というものを、オノマに持って行った。
高級品のパン、新鮮な果物、軟らかい布。
情報屋のゾゾだから手に入れることができる品ばかりだった。
しかし、そのたびに、オノマは首を振った。
「私が思う幸福は、これではありません」
決して辛抱強くはないゾゾは、癇癪を起すこともあった。
「謎かけか! 俺を困らせてんのかよ!」
オノマは、戸惑って首を振った。

そんなことが何回か続いたあと……。
オノマから、提案があった。

「私は幸福を知りませんが、幸福を知っている人の本なら読んだことがあります。私が読みますから、聞いていただけませんか。ご意見が欲しいです」

それから……。
時々、オノマによる「絵本読み聞かせ」が、ゾゾの生活に入り込んできた。

NPC

※死んだNPCに対して秘密取得はできません。
※死んだNPCに対して感情、絆の取得は可能です。
※NPCは、【秘密】の他にフレーバー秘密を持っています。これは、隠し条件クリアによりアンロックされます。取得方法は「交渉」です。判定の必要はありません。

NPC① メイヤ

キャラチップ:曲芸会Hello! 男爵 ミィ
「キミたちがどれほど辛い目にあってきたかは、想像するに余りある。だが、何度でも言おう。オレはキミたちと"希望"に到達できると信じている」
【体】3【知】4【心】4
  • AT:リーガル
  • 男、19歳、173cm
  • 通称「団長」。ツェルノの旧友。
  • 環境汚染が進み、もはや生き物が住む場所ではなくなってしまったこの場所を脱出して"新天地"へ行こうと、PCたちをスカウトした。
  • 無気力になり、ただ死を待っているだけの「その他大勢の民」に危機感を抱いている。
  • 自分たちが「希望」のさきがけになれると信じている。
  • 武器は日本刀。かなりの使い手のようだ。本人談「これはあくまで護身用。切れ味は良いが、あまり使いたくない」
表層トラウマ①愛執
トリガー:虐げられている者を見た。救わなければという執念に囚われる。
表層トラウマ②媚態
トリガー:愛情を求められた。必要以上の愛情で包まなければいけないと感じた。

能力【I.L.Y】

  • I Love You
  • 相手を想い、最大限理解しているからこそ、相手の弱点を突くことができる。


NPC② オノマ

キャラチップ:Mad Party 黒百合 フィエ
「ごまかさないでください……私は、真実が知りたいんです。痛みを和らげるための嘘は、いりません」
【体】2【知】5【心】4
  • AT:リーガル
  • 女、??歳、130cm
  • メイヤの掲げる「希望」に賛同している少女。
  • 思慮深く、理性的。時折とても頑固。
  • この旅でどうしても成し遂げたいことがあるようだ。
  • キアラを一方的に知っていたようだ。
  • ユトの「記録の墓場」に足繁く通っており、繕い屋の仕事をしているユトを見ていつの間にか「先生」と呼び始めた。
  • ゾゾとはそれなりに話をする知り合いのようだ。
  • 武器は、拾って自分で修理した銃だが、扱いは決して上手ではない。
・表層トラウマ①:臆病
トリガー:脅されたり、目の前で戦闘が起こるなど、暴力的な場面に遭遇した。恐ろしくてたまらない。
・表層トラウマ②:否認
トリガー:知人の死など、耐えられないことが起こった。受け止めきれない。

能力【夜と霧】

  • 行動順を無視し、割り込みができるキラートリック
  • 誰かへの攻撃を、自分が望んだ相手へそらす
  • このキラートリックを使用すると、そのターンは自身が行動済となる(脱落はしていないが、能動的に攻撃ができない)。
■前日譚
+ ...
ユト先生がいらっしゃる少し前から、私は、「記録の墓場」に記録媒体を集めることに腐心していました。

その頃は「記録の墓場」なんて名前はついていなくて、ただ、崩壊した図書館の一角に雨風をしのげるような場所があったので、そこに、せっせと本や映像記録や音声記録を集めていたのです。
そのほとんどは「旧地球」のものでした。
皆、見向きもしないものばかりでした。

だって、食べられないし、武器にもなりませんし、生きていく役には立ちませんからね。
それでも、私は、それらが完全に失われてしまうことが、何故か、とても怖くて。
コロニーじゅうに打ち捨てられた「記憶」を拾っては、そこに貯めこんでいました。

しかし、所詮少女1人の力。守ったり、維持することには限界がありました。
そこにユト先生が現れて、実質、それらを保護したり管理をしはじめてくれた時には、自分でも驚くほどにほっとしたものです。


こんなことは誰にも聞けないのですが、私にはずっと疑問に思っていることがあります。
それは、「幸福とは何か」ということです。それはどういう状態で、どういう感情になるものなのでしょうか。
このコロニーの住人の誰に聞いても、快楽や、信仰こそが"幸福"だと説明されるか、さもなくば、笑い飛ばされるのが目に見えています。

……誰も、幸福を知らない。
当たり前です。光を知らずにどうして光を目指せましょうか。
……私も、ずっとずっと、そうでした。
でも、いま、私は、幸福を知りたいと願ってやみません。

私には、大切な本があります。
旧地球時代に書かれた一冊の冒険譚です。

本の中の登場人物は、当たり前に"幸せ"の本質を会得しているようでした。
笑って、感情を繋いで、支え合っていました。
時には苦しんだり、ぶつかりあったりもしていました。
しかし皆一様に、"幸せ"を得ようと、全力で邁進していました。

私は、泣きました。
悔しくて。

……悔しくて!!

苦しいことが当たり前で、"幸福"なんて見たことも考えたこともなかった。
このまま苦しみ抜いて敗北し、惨めに死ぬのなら、私は何故生まれてきたのでしょうか。

私は、"幸せ"をこの目で見るまで、絶対に死ねません。

今までぼんやりと見てきた、このコロニーに蔓延する快楽や信仰が、今の私には、"幸福の追求"ではなく"苦痛からの逃避"に見えます。
……こんなことを大声で言ったら、殺されてしまいますね。

だから私は、今日も、記録を漁ります。
そこに何かのヒントを探して。

[メイヤさんに出会うのは、この数年後のお話]

NPC③ シンク

キャラチップ:Mad Party 太鼓打ち ダイコク
「難しいことはよくわかんねーけどさ、ラクになるなら最高じゃんか! っし、頑張ろうぜ!」
【体】6【知】2【心】3
  • AT:ビースト(熊)
  • 男、15歳、230cm
  • 快活でエネルギッシュな少年。ただ体格が良すぎて少年に見られない。
  • メイヤの「理想の土地に行こう」というスカウトに1秒でOKした。
  • あまり物事を深く考えないことを、自分の長所だと思っている。
  • アシェとは以前からの知り合いのようだ。
  • キアラを慕っている。本人曰く「友達だ!」
  • 武器は何より強靭なその体躯。木を引っこ抜いて棍棒にしたり、一抱えある岩を掴んで手あたり次第に投げたりと、暴れ始めると手に負えない。
・表層トラウマ:劣等感
トリガー:自分より勇敢だったり、優しい感情を見せつけられた。自分は何もできないんだと思い込む。

能力【やってやるぜ!!】

  • ただ全力で相手へ向かう。


その他のチップ予約



ヘルP:麻字里 純

■ヘルPコメント

  • はいはいはいどうもどうも!!
  • 「今回はGMやりません」新党、まじりんですよぉ!!
  • 新しいことをはじめるわたくしは魅力的でしょう?
  • その「新しいこと」を始めるに相応しい舞台……そう、希望が一層輝くための、どうしようもない絶望の地をご用意いたしましたので、存分に絶望……ああ、いえ、頑張ってくださいねぇ!!
  • 皆さまのご健勝をお祈りしております……。
  • ヒョーッホホホホホホ!

■今回のヘルPの立ち位置

  • 皆さんのお話を撮影しにきた悪魔。そのままですよぉ♡
  • ただ、特に「悪魔の能力」とかそういうの与えたり、みたいな役には立たないんですけどね。
  • 今回はあくまで傍観者。たまにルールジャッジやる、みたいな……。
  • 新しいルールが多いんで、途中ルール調整挟んでしまうかもしれませんが、寛大な心で許してくださぁい♡ チュッ♡♡


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最終更新:2019年06月25日 18:19