MBT-23 ヘロブラインⅢ

MBT-23「ヘロブラインⅢ」


カタログスペックでは優れているものの、実戦での不具合が多かったMBT-19の発展型として開発された軽量主力戦車。
736ブロックの軽量車体にMBT-19より薄くなったものの、設計が最適化されて実質的な防御力が向上した装甲と、一撃必殺の超高装薬射撃を可能とする新型対戦車砲TCC12を搭載している。
MBT-19を基本とし、舞羅連合帝国の戦車「29式2型」やディルツラント国の試作戦車「XM1」の優れた技術を取り入れたことによって、攻防ともにMBT-19を超える性能を獲得した。
特に、コマブロを使用することで最大で200装薬/300弾頭に達する主砲火力はすさまじく、模擬戦では前述の外国製戦車や自分自身をも1-2発で戦闘不能に陥らせる凶悪な破壊力を発揮している。
MBT-19が搭載したものとは違い、ごく近距離(200ブロック以内)の視界内であっても効果を発揮するため、より実用性が増した。
性能もさることながらMBT-19よりも軽量かつ低コストであり、また拡張性にも非常に優れていたため、数がそろってくると旧式戦車に代わって主力となった。
統一歴115年/標準歴3008年ごろに正式採用されて以後、数十年に渡って直接的な後継車両が登場しなかったため、MBT-31共々改修を重ねながら長期間にわたって運用、
周辺諸国でも同様に戦車の更新が進んでいないこともあって、統一歴150年/標準歴3042年頃になっても運用が続いている。

派生型一覧・製造数

XMBT-23 試作型
MBT-23 先行量産型 防御力が致命的に低い  
MBT-23A1 初期量産型  
MBT-23A2 火力強化型 主砲を最大330弾頭から390弾頭へ強化。現在はE型以降へアップグレードされほぼ消滅
MBT-23B 装甲強化試験型 性能不足からD型へ移行
MBT-23C 輸出想定型 輸出向けに主砲をコマブロ装薬から通常の機構へ変更したもの
MBT-23D1 防御強化型 ディルツラントの技術を参考にA2型の装甲を再設計、防御力を向上させたモデル
MBT-23D2    
MBT-23D3    
MBT-23D4   D型の主生産型。細部の不具合を解消した
MBT-23E1 第二次攻撃力強化型 D4型ベース。主砲の高クロック弾を再加速弾(収束炸裂弾)に変更
MBT-23F1 HC機構搭載型 HC機構の採用によって火力を強化したモデル。試作のみ
MBT-23G1 装甲強化型 より効果的な新型装甲を装備し、防御力が大幅に向上。生産中後期の主力で新造車とE型の改装車が混在
MBT-23G2 G1型の小規模改正型
MBT-23G3
MBT-23G4
MBT-23H1 装甲・砲強化型 MBT-31配備後に並行して生産された最終生産型。主砲が最大432弾頭のTCC12A7に強化された
MBT-23H2 H1型相当にアップデートされたE1-E4型
MBT-23H3 H1型相当にアップデートされたG1-G4型
MBT-23H4 H1-H3型の仕様を統合し、装甲を改良したモデル。次世代戦車が開発されつつあった時期の標準仕様
MBT-23X1 より新世代の戦車MXBT-54と同様の超砂対応コマブロ砲に換装したモデル。H型まで改修されず予備役となったMBT-23D-Eがベース
MBT-23X2 より新世代の戦車MXBT-54と同様の超砂対応コマブロ砲に換装したモデル。早期退役したMBT-27ベースとして、MBT-27へと編入。車体がやや短い
MBT-23X3 より新世代の戦車MXBT-54と同様の超砂対応コマブロ砲に換装したモデル。他国へ輸出され退役後保管されていた車両を買い戻して改修したもので、X1と同等

詳細
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A1型
武装
主砲 TCC12 210-330弾頭コマブロ装薬装填式多目的戦車砲
主砲弾種 HE 長射程HE HEAT HEC HESH APFSDS-E(高装薬貫通弾)
CBMG-1 コマブロ迫撃砲
機銃 FCG5 コマブロFC機銃

▲最初期に生産されたモデル。MBT-19の一部設計を流用したため、射撃回路が最大で11tickである。

A2型
武装
主砲 TCC12A1 210-390弾頭コマブロ装薬装填式多目的戦車砲
主砲弾種 HE 長射程HE HEAT HEC HESH APFSDS-E(高装薬貫通弾)
CBMG-1 コマブロ迫撃砲
機銃 FCG5A1 コマブロFC機銃

▲A1型の設計を一部見直し、主砲回路を13tick化するなど火力を強化した改良モデル。車体重量750ブロックとややデブ化。

D4型
武装
主砲 TCC12A1 210-390弾頭コマブロ装薬装填式多目的戦車砲
主砲弾種 HE 長射程HE HEAT HEC HESH APFSDS-E(高装薬貫通弾)
機銃 FCG5 コマブロFC機銃

▲ディルツラント製試作戦車「XM1」を参考とした装甲強化型。コマブロ迫撃砲はオミット。

E型
武装
主砲 TCC12A4 210-390弾頭コマブロ装薬装填式多目的戦車砲
主砲弾種 HE 長射程HE HEAT HEC HESH APFSDS-E(高装薬貫通弾)
機銃 FCG5A1 コマブロFC機銃

▲主砲の高クロックモードが収束炸裂弾に変更。その他はD型と同様で、多くがA1.A2型からのアップグレード。

H型
武装
主砲 TCC12A7 259-432弾頭コマブロ装薬装填式多目的戦車砲
主砲弾種 HE 長射程HE HEAT HEC HESH APFSDS-E(高装薬貫通弾)
機銃 FCG5A1 コマブロFC機銃

▲G型での装甲強化を経て、主砲火力も進歩した最終型。生産開始後30年が経過した時点で、ほとんどの現存車両がH型となっている。

X型
武装
主砲 TTC-V6B コマブロ式対戦車砲
主砲弾種 対戦車超砂弾 通常榴弾 他複数種類
機銃 FCMG2 コマブロFC機銃

▲H型へとアップデート対象から外れた予備役車両の装甲をH型相当へ強化、主砲を後継の主力戦車として開発されながら少数配備にとどまったMBT-54のものへ換装。

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最終更新:2022年03月22日 11:19