サミュエル・アップルトン(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟の軍人。原作登場人物である。男性。

1 外見

人参色の赤毛には白髪が混じっている。かつては立派な髭を生やしていたが、バイト先が髭を禁止していたのでそり落とした。軍人というよりは体育教師のように見える。

2 略歴

2-1 前世

 宇宙歴796年8月帝国領侵攻作戦「諸惑星の自由」参加した同盟軍第八艦隊司令官。アムリッツァへの再集結には成功したが、アムリッツァ星域会戦でビッテンフェルト提督に討たれた。

2-2 逆行後

2-2-1 新版

 宇宙暦791年にイゼルローン方面辺境奪回を目的として行われた「自由の夜明け」作戦に第三艦隊司令官ラザール・ロボス大将の下でB分艦隊司令官として従軍、ロボス派のホープ。12月8日にエル・ファシル星域会戦ではゼークト大将を先頭に突撃してくる帝国軍相手に後退し、縦深陣へと引き込んだ。階級は少将。(11話)
 宇宙歴792年8月10日のアルレスハイム星域会戦では帝国軍メルカッツ大将の待ち伏せにあい、死傷率五割を超える惨敗を喫した。その後、准将に降格した上で予備役編入された。(12話)
 宇宙歴796年、レグニツァの悲劇で多くの将官が戦死すると、人材の穴を埋めるために復帰した。(50話)
 宇宙歴797年の「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦では武勲を立てることができず、再び予備役に編入されたらしい。この時、ルイス・ハンマーの準備作業に携わった経験がある。その後、良識派が退役軍人の再就職を規制したために、宇宙船製造会社部長の職を失い、コンビニ店員のアルバイトをしていた。
 宇宙暦801年の民主政治再建会議によるクーデターでは死に場所を探すような雰囲気でエリヤ市民軍に参加した。(82話)ボーナムの戦いでは「馬鹿でかい対戦車ビームライフルを槍のように構え、銃床で敵を殴り、銃剣で敵を突き、当たるべからざる勢い」で戦った。(84話)クーデター鎮圧後、彼の所属したブラボー義勇旅団は全隊員が一階級昇進し、一九名が二階級昇進を遂げ、彼も少将に昇進し、新しい階級章と名誉戦傷章・名誉捕虜章を病院のベッドで受け取った。(86話)
 宇宙暦802年、第一辺境総軍所属の第二艦隊副司令官に就任する。この時の階級は宇宙軍中将。第一辺境総軍司令官を兼ねるエリヤ・フィリップス上級大将に代わり第二艦隊の隊務を行っている。(98話)
 同年10月、第九次イゼルローン要塞攻防戦ではアイヘンドルフ大将の第三胸甲騎兵艦隊と交戦する。有能だがアルレスハイムでの大敗以降武功を挙げていないこともあり、将兵とうまくかみ合わなかった。(106話)が、その後のオペレーション・モンブラン時はエリヤの指揮下にあったこともあり、その手腕を発揮。複雑な動きを難なくこなした。この戦いの後、暴走して作戦を破綻させ、第二艦隊に不要な被害をもたらした第四艦隊と激しくいがみ合った。(108話)その後、消極策による士気の低下が無視できないレベルになり、エリヤに対し控え目な言い方で方針転換を求めた。(109話)帝国軍が要塞と共に前進した後は第二艦隊の持ち味である無難で面白みのない戦いを行った。帝国軍のヘルムート・レンネンカンプ上級大将、コルネリアス・ルッツ宇宙軍大将らが率いる精鋭部隊が攻勢に出た際には第一辺境総軍副司令官ジェフリー・パエッタ宇宙軍大将の指揮の下、第六艦隊司令官エリック・ムライ宇宙軍大将らと共に四度にわたる攻撃を難なく防いだ。(111話)同攻防戦の後、銀色五稜星勲章を授与された。(113話)

2-2-2 旧版


3 能力

 大部隊を統制する術を心得ている。
 無難だが面白みがない。面白みのなさこそが彼の持ち味である。  コルネリアス・ルッツと互角に渡り合える提督。
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最終更新:2018年09月26日 16:19