ペーネロペー・オデュッセウス

正式名称:RX-104FF PENELOPE(RX-104 ODYSSEUS GUNDAM) パイロット:レーン・エイム
コスト:3000  耐久力:700  変形:×  換装:△
総論 ペーネロペー オデュッセウス

【更新履歴】

18/11/23 前作ベースで張り付け

解説&攻略

富野由悠季の小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場する、キルケー部隊の「レーン・エイム」が駆るライバル機。
Ξガンダムの前に作られた試作機で、レーンからは「マザーマシン」と呼称されている。
素体となる「オデュッセウスガンダム」に、機動力・火力強化用のペーネロペーユニットを装着することで「ぺーネロぺー」となる。

出撃、復帰時はペーネロペーの状態。
ペーネロペー状態は8回のBDと特殊格闘を駆使した中距離戦で圧倒的な強さを誇る。
時限換装に近い基本性能の高さを持つが、初期耐久値から280以上減るとパージしてオデュッセウスに換装する。
オデュッセウスガンダム状態から時間経過でペーネロペーユニットを再度装着し、撃墜されるまで永続となる。
1出撃につき最低1回、ダメージ次第では2回脱着を強制されるという形になる。
このオデュッセウスをいかに凌いでペーネロペー本来の高い性能を活かせるかにかかっている。

オデュッセウスに換装すると武装、機動力共に大幅な弱体化がされる。言うなれば時限弱体機。
とはいえ足回りは30平均を超えているうえ、サメキャンもある為意外と生格耐性や足掻き性能は高い。
しかしペーネロペーに戻るための時間を稼げないペースの早い戦いが苦手なので相方に求めるものが非常に多く、負担になる。
総じて立ち回りが変則的なため、相性などがよく練られている固定タッグなどでは練習や相談が必要。

とはいえ上手くいけば長い間ペーネロペーで活動でき、特に1落ち後に合体できれば以降オデュッセウスに戻る事は無い。
1落ち前など、場合によってはわざと耐久420を切るように被弾して相方に余裕がある間に無限ペーネロペーを早める、といった行動も場合によってはアリ。
対フルクロスなどといった時限強化系の機体など、着脱タイミングを相手の強化と合わせると楽に戦えることもある。
全体的に見ると安定はしないが、試合を上手く運べればペーネロペーで気持良く暴れられる。
コスオバしたらオデュッセウスで復帰*1することになるため、後落ちには気をつけよう。

ペーネロペー時
勝利ポーズ:ファンネルミサイルを起動させ、BRを構える
覚醒中:両手のサーベルを振り回してから胸を張りつつ下に向ける
敗北ポーズ:ショートした状態で漂う

オデュッセウス時
勝利ポーズ:左腕を突き出して、メガ粒子発振器と思われるパーツを展開する
敗北ポーズ:ショートした状態で片膝を着く


戦術

ゲーム的にはΞのコンパチとして作られたこともあって、ペーネロペー時はΞに似た機体。
Ξより素直かつ強い連動ミサイル、中距離までなら先に届く特射を持つ。
格闘の使い勝手はあちらに劣るが決して悪い性能ではない。単純な足回りもこちらが上。
潤沢なメインとサブの弾幕で動かし、特射を刺すという動きは強力。
これらをほとんどの武装同士でキャンセルできる特格で機敏に押し引きするのが基本。
機動性も良好でドッグファイトもL字戦も得意。だがペネ、オデュともに高弾速武装を所持していないために相手と大きく離れると3000相応の圧力をかけられない。距離感が重要。

しかし、この機体はペーネロペーで優位を作ってはじめて五分である。
どう立ち回ろうが1戦で2回(0落ちの場合のみ1回)のオデュッセウスが待っているのでそこで(主に相方が)逆襲されやすい。
オデュッセウス時に一方的にボコられるのも辛いが、相方を守りきれずにコスオバが発生→オデュで復帰はもっと辛い。
これらのケースを何としても防いで無限ペーネロペーの時間でもう一度試合の流れを引き戻そう。

基本的にオデュッセウスはデメリットでしかないのだが、2回も換装するおかげで「実質的に弾切れが無い」という利点もある。
特にペネの高性能メインを好きなだけ使えるというのは明確な強みなので、有限ペネ、無限ペネどちらでもメインは贅沢かつ大胆に使いたい。

パージ関連の仕様上、先落ちでの王道の展開が最も推奨される。
後落ちすると3000コスト相応の仕事がやりにくくなり、厳しいので相方の自衛力がかなり重要。

今作では強誘導、広範囲な武装が増え、ステを絡めない特格の移動が困難になった。
加えてピョン格や移動狩り武装も増えており、メインやN特射だけでは立ち行かないことも出てきた。
幸い移動狩りやピョン格封じは両CSに備えているので、当て方を覚えることでそれらを制限できる。

また、地味に相方L覚醒との相性が悪いのも本作の環境的には逆風である。
爆弾戦法や単純に試合を優位に運んで自身が無限ペネになった時は恩恵を多大に被るのだが、オデュッセウスがまだリロード中にお互いの覚醒が溜まった際にリロード完了まで相方の覚醒に待ったをかけてしまう状況が発生してしまう。
とは言え、覚醒を出し惜しむよりはオデュッセウスで吐いて覚醒を回す&相方の覚醒を吐きやすくする方が良いので、割り切る事。

先述したが、高弾速の武装が少ないためΞと似て相方負担がかなり高い。咄嗟かつ強引に当てに行けるのは弾速が遅い特射だけなのも悩みどころ。
試合終盤で相方が追い回されている場面でフォローができず、歯がゆい思いをすることもままある。

EXバースト考察

「切り開いて見せる!実力だけでな!!」

推奨はSとM。Sは単純に連動メイン連射が強いが、欠点を補えない点が足を引っ張る。
Mは足の速さで欠点を無理矢理解消するが機動力を生かさない・生かせないと押し付けに欠ける。
対面の機体を見て選べると良いだろう。

  • Fバースト
アップデートで格闘周りが見直され、オデュッセウス時の前1hit→後Nが限界まで入る。
格闘性能も良好でコスオバで降りた際には相手の意表を突いた逆転を狙えることも。
「格闘が楽しいだけ」から「ワンチャンひっくり返せる」レベルにはなったか。

  • Eバースト
事故編成時などでのフォローに使えるが、それならばSかMを選びたい。どうしても相手の編成に自信がない際は選択肢に入らないこともないか?

  • Sバースト
射撃攻撃補正:+10%
基本はこれでいい程の好相性。優秀なメインを持つペーネロペーとの相性は当然ながら抜群。
強力な弾幕で敵を圧倒でき、ガードによる足掻きを許さないため数の暴力を体感できる。
最悪オデュッセウスの場合でも射撃の手数が増え、ユニットのリロードも早められる。
両形態共にやることはメイン連射なので高機動機体が相手だとそもそも当てられないことがある点に注意。

  • Lバースト
選ぶべきではない。Eもそうだがこれをえらんで消極的に行くなら素直にMで逃げた方が恩恵がおおきい。
3030の事故でも、後衛の貴重な逃げ覚醒をLにしてまで前衛の覚醒3回を安定させる旨味は少ない。
3020の前衛側や3025爆弾の後衛側でも20や25がLを使い、こちらが攻め覚醒や逃げ覚醒を回す方が主流。

  • Mバースト
射撃攻撃補正:+6% 格闘攻撃補正:+3%
攻めにも守りにも使える万能覚醒。3000のシャッフル事故で前衛後衛どちらにもマッチするが、できればペーネロペーの状態で使いたい。
こちらでも青ステは踏めるため、特射のフォローがしやすい点が有難い。
メイン連射が効きにくい高機動機体相手ならこちらの方が良い立ち回りができるだろう。

僚機考察

「一時的に性能が落ちる」「コスオバするとオデュッセウスで再出撃」と癖が強く相方を選ぶ。
特に後者の理由から射撃機ながら先落ちが強く推奨されるので、とにもかくにもまずは自衛力のある機体がいい。
また3000射撃機にありがちな「低コを前に出す」展開がしづらいという弱みがあるので、あくまで安定する相方が良い。
時間差で着弾する連動ミサイルやオールレンジ攻撃であるファンネルミサイルの関係上格闘機と連携は取りづらい。 地走機体もミサイルや横特射で誤射するため難しい。

3000

シャッフルでの事故。時限弱体機である関係で主張できる時間にムラがあるため、できるなら0落ち側を担当したい。

2500

推奨。
一部の例を除き後衛はE覚がマシトの組み合わせなので、オーソドックスにペネ先落ちを狙える。
シャフで格闘機や近接機と組んだ場合、先落ちを譲ることも視野に入れて動こう。

  • ジ・O
自衛力と前衛力があり、万が一ペネが崩れても抑えやすい。

  • パーフェクトストライクガンダム
自衛力と援護力、そして無視させない弾幕の厚さが強み。

  • インフィニットジャスティスガンダム
同じ日に上方修正を貰った機体。
自衛の手札が豊富だが、武装がやや前寄りなのでちゃんと迎撃出来るかがキモ。

  • レジェンドガンダム
ドラグーンによる絶え間ない援護能力に加えてゲロビでしっかり硬直も取れる。
後ろに下がってなんぼな機体なのでペネが後落ちになる可能性も少なめ。

  • ガンダムAGE-1 フルグランサ
後衛の定番。後ろで仕事ができる安定択の一機。ゲロビの火力が高いうえに垂れ流しによる引っ掛けも強い。

  • ライトニングガンダムフルバーニアン
本作における2500の定番相方、ペネとの相性も抜群。
援護力、火力、自衛、逃げ、全てにおいて文句のつけようがない。
E覚との相性も良いのでよほど事故らなければこちらの先落ちが安定する。

  • スターウイニングガンダム
ライトニングよりも単純な援護力は上。特にスターファンネルで相手の足を無理矢理動かしてからのペネの攻勢は敵に地獄を見せられる。
時限換装型なので、万が一オデュッセウスが崩れることになった際は頼りたい。

2000

推奨できるが、2500よりもパワーが落ちるため、守りきれるかどうかが怪しくなってくる。
基本的に赤ロックが短いこともあり、こちらが悠長にオデュッセウスのタイミングを図っていると先落ちを貰われやすい。
ここの利点である2000L覚だが、肝心のペネがコスオバすると弱体化するので、『Lを選んだとしても気軽に先落ちが出来ない』という問題がある。
よって僚機はしっかり自衛や逃げが出来る機体を選びたい。もし先落ちさせるならオデュの時間を減らすために爆弾まで振り切ってしまおう。

  • ガブスレイ
足回りがよく、ダウンもとりやすい。ゲロビも完備ということなし。
変形による機動力もあり、ペネの足回りにもある程度対応できる。
後格の存在のおかげで格闘機に追われても安心。

  • ファルシア
他の機体の自衛力とはやや異なるが、足掻きによる生存能力の高さが売り。
ただしファルシアが得意なのは原則足掻きであって、延々と自衛に失敗するとボロが出やすい。
火力も主張力も高いとはいえないのでここをどう乗り切るかが鍵。

  • ナラティブガンダム
優秀な相方、最初はインコムにより足を動かし続けられ、時が経てば形態を変えて一緒に攻められる。
格闘寄りとなるC装備でも優秀な射撃を持つため、あまりセットプレイには困らない。
ただしナラティブ側の事故はどうにもならないので、いくら器用だからといってこちらが下がりすぎるのは良くない。
ナラティブが事故った場合はお互いに割り切ってC装備になってもらい、こちらが下がろう。

1500

事故。どう立ち回っても難易度が高い。

外部リンク


コメント欄

名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2020年06月20日 16:37

*1 2000コスト以上のコストオーバーならばペーネロペーのまま再出撃できるが、本作で1000コスト機はCPU僚機にしか存在しないため考慮しなくて良い。