ファイアーエムブレム ヒーローズ



■本作の概要

「ファイアーエムブレムヒーローズ」はFEシリーズ初のソーシャルゲームとして2017年2月2日から世界同時配信された。(当初は2016年秋のリリースを予定していたが延期の末この日程でのリリースとなった。)
インテリジェントシステムズとDeNAとの共同開発である。

■シナリオ概略・世界観

以下公式サイトより引用
あらゆる異界の支配を目論むエンブラ帝国と、それに抗うアスク王国、2つの国が存在する世界。
歴戦の英雄たちの力を借り得る「召喚師」として特別な力を持つあなたは、
滅亡の危機に瀕するアスク王国を救うため、特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」の一員となり、果てない戦いに挑みます。
「異界の門」を開く能力を持つエンブラ帝国と閉める力を持つアスク王国との闘い。

『英雄召喚』について

召喚された英雄は召喚者の命令に逆らうことができない。
そのためストーリーマップの大半が「本当は戦いたくないけど命令に逆らえないししゃーないから戦うわ、さっさと倒して解放してね」(要約)という事を英雄自ら説明するので緊張感のない展開の繰り返しとなってしまっている。
倒しても一旦撤退して仕切り直す事が多く、解放の条件も曖昧である。
現在、扉を閉められるのが彼女とブルーノだけなため、特務機関がエンブラの支配から異界を解放→特務機関の目を盗んで再支配、という堂々巡りになっている。
また、「キャラクターが原作からかけ離れた言動をとるのは召喚者に脅されていたせいである」ということにして運営の不手際の尻ぬぐいに利用されているようである。

異界から召喚された英雄は痛みを感じることはあるが、死ぬことはない。
そのため、マップ中でHPが0になってもユニットは消失しない。つまり新紋章以降搭載された「カジュアルモード」に近い仕様である。とは言え1キャラ1キャラに課金が絡むソシャゲで安易にキャラロストを実装すれば反感を買うのは間違いないが。//
限定配信の水着キャラは水着のまま戦っていると発言しているから攻撃される際はさぞかし痛いだろうに、よく抗議しないものだ。
高難易度をうたう「大英雄戦」等ではユニットが一人でもHP0になると一応ゲームオーバーになる。

■FEHオリジナルの要素

主人公(マイユニット)


引用元:http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1497432066/114
現実の現代世界とおぼしき世界からアスク王国に召喚された大英雄であり、異界に住む英雄達を召喚する力を持つ銃『ブレイザブリク』を扱う事が出来る。 デフォルト名は「エクラ」。
ifの支援会話で登場する「猟銃」といい、ISはどうしても剣と魔法の世界に銃を持ち込みたいらしい。
(他のゲームでも「中世ヨーロッパ風の剣と魔法の世界に銃」という構図はなくはないが、たいていは「異端」扱いないし「その世界において銃を使用することが社会的にどのような意味を持つか」まで設定・描写されている)

フードをかぶっており外見から年齢や性別は特定できないが「烈火」の軍師、「新紋章」のクリス、「覚醒」のルフレ、「if」のカムイなどのマイユニットにどことなく似ている、という設定があるようで、前述のキャラに盲目的な愛情を示していたキャラクター(例:サーリャ、カミラ、カタリナ)ですらあっさりなびいてしまっている。
それに加えラインハルトに「天才軍師サイアスとあなた、どちらが上か」と言わせるなど采配をもべた褒めされている。
また、ルフレの様に相手の強さを一目見ただけで分かるらしい。
★5のキャラをレベル40にすると特別なセリフが聴けるが、あまり友好的でないキャラクター(封印の剣のゼフィールや聖魔の光石のヴァルター、覚醒のギムレーなど)ですら主人公に好意を示したり、原作のキャラに卑下させてまで主人公を持ち上げるものが大半を占めている。
このセリフは後からログを読み返すことができるが、専用ボイスは用意されていない。

特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」

エンブラ帝国の脅威に対抗するためアスク王国に結成された組織。アンナが隊長を務め、アスク王子アルフォンスとその妹シャロンがメンバーとして参加している。
「覚醒」のクロムといいどうもISは「王族が正規の軍隊を組織せずわざわざ自警団に参加する」シチュエーションへの違和感に鈍感なようである。
後の異伝で王国正規軍がある事が明言されるが、その章では軍の到着まで待てないからと特務機関だけで戦いを始める本末転倒なシナリオになっている。
第2部の敵スルト率いるムスペル軍が侵攻を仕掛けて来た時でさえ特務機関で対応しているので、正規軍の存在意義が危ぶまれていたが三章においてはスルト本隊には正規軍で対応しており、
現時点ではスルトは不死のため正規軍はスルトとの交戦を避けており、その際逃げ遅れた兵士がスルトに殺されて死者が出ている事が語られている。

アルフォンス
アスク王国の王子兼特務機関員。最初から仲間にいるユニットの一人。
「覚醒」のクロムを彷彿とさせるポジションだが、どちらかと言えばマルスに近い穏やかな性格。仲良くなった異界出身の英雄をとある戦いで失い、それ以降召喚される英雄とは必要以上に親密にならないようにしているという。
反対を押し切って特務機関に参加した為に怒った国王により王宮で会う事を許されなくなったらしいが、そもそも正規の騎士団や軍隊は何をしているのか。
「軍の中で一番~」などという極端な性格付けもなくヘイトを買うことはほとんどないが、素早さが遅すぎるせいで即死しやすい、剣歩兵ユニットはロード、傭兵、剣士ともに赤属性に分類され飽和状態であることが災いし、アンチスレですら滅多に話題になることがない。
幕間の章ではアスクの古代文字を読めるために遺跡及び神殿にある石版の解読を何度も押し付けられている。
最新作の主人公として投票大戦にもエントリーしたが結果は振るわなかった。
最近は『開世』という天空っぽい専用奥義を与えられるようになった。いいから門閉じろ。

シャロン
アスク王国の王女でアルフォンスの妹にあたる。バランスの良いステータスと、味方の攻撃力を上げる「攻撃の応援」を最初から使えるためユニットとしては使いやすい部類に入る。
兄とは対照的に明るい性格であり、異界から召喚された英雄とも仲良くなっているという。
しかし、兄の初詣の願い(民たちの平和)を聞いて「出ました優等生的回答!」と言うなど言葉遣いの悪さが目立つ。
同じ城の中にいる母親になかなか会えないため手紙を書いているそうだが、前述のアルフォンスの件を踏まえると"会う事を許されない"というのが実態だろう。呑気なものである。
最初からいるユニットの一人ということもあり第一回投票大戦では有利と予測されていたが、初戦の相手はルキナ。結果はお察しください。
FEHの『英雄紹介』というサイトでは彼女の語りという設定でキャラクター紹介が書かれている。

エンブラ帝国

異界の門を閉める力を持つ。本編中では先代皇帝の後妻が女帝として君臨している。皇族の血縁でない者が実権を握っている辺り、ifのミコトの件を反省していないらしい。
ヴェロニカ
エンブラ帝国の皇女。アプリのアイコン・ヘッダー画面には彼女が採用されていた。
幼女キャラだが、主にコザキユースケの絵柄のせいで幼女ババアなどと言われることもある。
異界の門を閉めることを拒み、契約した異界の英雄たちを従わせ侵略をもくろむ。
先代皇帝の娘で、ブルーノという兄がいるらしい。頭の中で何者かが「コロセ」と囁くらしい。
現皇帝は先代皇帝の後妻だが、エンブラの民や要人は先代皇帝の血と意志を継いでいるヴェロニカを支持している。

召喚した英雄には大抵「契約なので仕方なく戦う」「負ければ解放されるんだ」と言われるほど人望はないが、
マークスはヴェロニカの顔を見てカムイに近いものを感じたという事で自分の意思で協力している。
エフラムのキャラ崩壊が嘆かれた時には後付で「兄妹愛を見せつけないと殺す」と脅すシーンが追加されたり、
エフィが原作で絶対に装備できない弓を装備できる理由を「とくべつな才能をつがせてあげたから」と説明するシーンがある等、
何かとスタッフの言い訳に使われる点に関しては同情の目で見られるようになっている。

エンブラ皇族の血縁の者は精神をある存在に支配されていく事がとある外伝で明かされており、ヴェロニカの一連の行動もその影響によるものらしいが、前述の通り私的な理由で英雄を言いなりにさせて戦わせたり、アスクを滅ぼす為にムスペル国にエンブラの兵士と英雄を貸したりと、ヴェロニカ自身の良心的な所はあまりうかがえない。
ブルーノの様に血に呑まれている時とそれ以外で言動が変わるという事も無いので、どこまでが本来の彼女の意思なのか分かりづらい。
2部4章にて民間人を皆殺しにしようとするスルトを制止しており、僅かながら本来の心は残っている模様(もっとも、ムスペル軍がアスクに行けるように協力したのもヴェロニカ自身なので今更いい人ぶられても…という気もするが)

ムスペル

第2部における敵国。国王は炎竜の血を引くスルト。
エンブラに協力してアスクに侵略行為を仕掛けているが
ヴェロニカに対してムスペルの軍勢が手を貸すと約束したにもかかわらず
アスク侵攻においてムスペルの兵士の姿は無く、現時点ではスルト含む4名しか登場していない。
内一名はニフル王国にて待機し、残り三名がアスクへと赴いている。
  • 竜の血を継ぐ炎の皇帝とか、そもそもユグドラのガルカーサやないか!とはよく言われており、レーギャルンとレーヴァテインの女戦士の姉妹とか、ガルカーサに仕えるアイギナとルシエナの双生の戦乙女かよ!とも言われている。亡国の王女が助けを求めるという展開も似ているが、同じ炎の皇帝(焔帝)と言われるガルカーサには亡き幼馴染との約束という戦いの理由があり、将軍たちもそんな彼のために忠誠を誓っている。

スルト
ムスペル国の王。自国以外の全ての国と民を滅ぼす事を目標とする危険思想の持ち主。ろくに略奪しないまま土地すらも焼き尽くしている。
ダメージ無効スキルと周囲の敵に20ダメージを与えるスキルを持ついやらしい敵であり、蒼炎の軌跡の漆黒の騎士の様に倒す事が出来ない強敵の位置付けだが、
殆どのステータスが序盤から圧倒的だった漆黒の騎士と違って、スルトは無敵スキルが無ければ倒せる程度のステータスなので、チートスキルで偉ぶっている感じが否めない。
兵の大半はエンブラから借りておいて自国以外滅ぼす事を目的と公言し、倒せないのだから逃げるしかないのに逃げればアスク国民を皆殺しにすると脅す、フィヨルムに見せつける為に彼女の目の前でスリーズを焼き殺すなど残忍さを顕にする。
一方で住民を逃がす為にアルフォンスが戦闘中に煙幕を燃やしている事に全く気付かなかった事から、偉ぶってる感に拍車をかけている。

ロキ
変身能力を持つムスペルの軍師。ヴェロニカに接触してムスペル軍がアスクに到着する足掛かりを作った。
初登場は第2部が始まる前の異伝でブルーノに化けてヴェロニカに接触、その後しばらくはアンナの姿になっていたが、
その姿のままアルフォンス達の前に現れてしまい速攻で正体がバレてしまう。ホントに軍師なのだろうか。
ムスペルの軍勢がエンブラに力を貸す事を元手にヴェロニカに協力を取り付けたが、アスク侵攻での兵の大半がエンブラ兵士と英雄であり口約束になっている感じが否めない。

レーヴァテイン
ムスペル国第二王女。スルトの剣として務める。
剣である事を意識している為か口数が少ない。姉レーギャルンの言葉を盲信し、唯唯 (いい) 諾諾と従う。

ニフル

第2部でムスペルに侵攻され、特殊部隊が向かうことになる雪と氷の国。
なぜか花嫁姿のサナキがこの国の花で作ったブーケを持たされたりしている。

フィヨルム
第2部におけるヒロイン枠。ニフルの王女。
氷の国の王女でも太ももを露出しているのはいつものEEデザイン。
ムスペルに復讐するために氷竜ニフルと契約し、その代償が体を蝕んだのか人知れず咳き込む描写があった。しかしその後のストーリーで伏線が回収される気配はなく「こほっこほっ(笑)」「仮病」と呼ばれることも。

ヘル

第3部における敵国。
死の王国「ヘル」の軍勢を相手取り、その最中で主人公の親父が死んだりするがストーリー上でやってることはだいたい同じ。
「召喚された英雄は痛みを感じるが死ぬことはない」と名言されたゆるふわワールドでシリアスなストーリーを展開されても……。

エイル
第3部におけるヒロイン枠。一時期はFEHのアイコンにもなっていた。
「ほぼ無限の生命を持つために母に殺され続けた」という陰惨な過去があり、黒で統一されたデザインとコザキ絵の華のなさが絶妙にマッチしている。

アルフ

第4部の舞台となる妖精の国。
仲間になるピアニーをはじめ、FE初となる『妖精』が登場する。

■歴代作品のキャラクターの扱い

原作の設定と矛盾する・かけ離れたキャラクター


アルヴィス
バレた時点で火あぶりにされる世界で生きてきたのに、マイラの血族であることを自ら宣言してしまっている。

ウルスラ
四牙最弱と自虐するキャラになっているが、「烈火の剣」本編でそんな描写は一切ない。

エフラム
原作のかっこよさがまったくなく、人前で兄弟愛をアピールする情けない男になっている。
用語集「ニフラム」も参照。

エリウッド
病弱でロイより才能がないと自虐、フェレを国だと思い込んでいるキャラになっている。
エリウッドはストーリー中でハッキリ弱いと言われることはないし、ステータスは初期値も成長率もロイとほとんど差がない。
「封印の剣」本編では病気になっているが、「烈火の剣」本編で病気の兆候を見せたことはない。
フェレは侯爵領の一つであり、リキア同盟は複数の侯爵領が集まって出来た国のことである。

セシリア
自ら地位をあっさり放り出そうとする無責任者、年齢を気にするキャラになっている。
まず、セシリアは努力で今の地位を勝ち取っており、あっさりと手放すようなキャラではない。
また、「地位の割にステータスが恐ろしく低い」などの理由から「魔道軍将(笑)」とユーザーがネタにすることはあるが、ゲームバランスの都合で地位と実力が見合ってないのは珍しくないし、そもそも間違っても自虐するようなキャラではない。

鷺の民
原作では戦う力を持たないはずが、ポ○モンよろしく風を起こす攻撃モーションが追加された。

サナキ
「神使である私こそが最も優れた妹であると世に知らしめるのじゃ」
暁の女神のネタバレになってしまうがサナキが自分が妹であると明言されるのはエンディング時であり、そのときには自分が本当の神使ではないことに気付いている。

チキ
居眠りキャラになっている。
尚、元となったSFCの本編では眠る事に対し怯え泣く描写が存在していた。

マシュー
烈火の剣登場キャラ。
本編では密偵という立場を隠そうとする人物だったが、ヒーローズでは密偵である事を強調するキャラクターとなっている。

アイク
言わずとしれた「蒼炎の軌跡」の主人公であり、「暁の女神」の主人公のひとりでもある。
2020年5月になって発表された闇堕ちバージョン(通称:闇アイク)の存在そのものが原作の設定と大きく食い違い物議を醸す。

テリウス大陸におけるファイアーエムブレム=メダリオンには邪神ユンヌが封印されており、ミストなど正の気が強い人間でなければ触れるだけで暴走するという代物である。
かつて触ろうとしたアイクが父グレイルに激しく叱られた、というエピソードが彼の口から語られている。
暴走がメダリオンの影響だとすれば、ほかでもない亡き父の遺志をアイクに裏切らせていることになる。

更にEEHに実装された闇アイクは「神将」の姿であり、かつ暴走している。原作においてアイクがクラスチェンジするのはメダリオンの封印が解けた後であり、これも矛盾している。
「(メダリオンとは無関係に)強すぎる負の気によって暴走した」と無理やり解釈しても、ベオクであるアイクが強すぎる負の気だけで暴走するとも考えにくい。

サイファにおいても似たようなシチュエーションのカードが存在するが、そちらのクラスは「勇者」となっており一応の辻褄は合わせているようである。

EEH公式に対しあるユーザーが問い合わせ(1枚目)、設定がサイレント修正されたことが明らかになった(2枚目)。
※アイクの設定変更に関して公式からのアナウンスがなく、暫定的なソースとしてSNSの投稿者を伏せた上で記載しています。引用にあたりツイート投稿者個人を批判・中傷する意図はありません。

キュアン
トラキア王国の竜騎士を「ハイエナ」と呼ぶほど蔑視嫌悪していたはずだが、
2020年の超英雄召喚イベント『どうか夢のままで』において、飛竜に乗り、弓を装備し、「踊る」を使用可能な超英雄として実装された。
https://guide.fire-emblem-heroes.com/03007001000561-2/


「超英雄」としてコスプレしたキャラクターが実装される。


イースターイベントとしてバニーコスのキャラクターが実装された。


画像引用元:http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1496402483/712
イースターとはキリストの復活祭である。あちらの世界でもキリスト教の教えが広まっているようだ。
イースター特別仕様として実装されたキャラは「覚醒」からクロム・ルキナ、「if」よりカミラ・マークスの計4人。
立ち絵も一新され、武器をニンジンに持ち替え「超英雄」という新規のユニット扱いでの実装となった。
なお、マークスはこれが初登場、ルキナは3度目のピックアップである。

この企画が好評だったのか,2018年3月に2度めのイースターイベント(兎たちの春祭りガチャ)が開催され、それに伴い覚醒より前の作品からはカチュアがバニー衣装で登場することとなった。
その他の実装されたキャラはカゲロウ(if)、アルフォンス、シャロン(FEH)。誰得なのか

このカチュアは通称「春カチュア」「兎カチュア」と呼ばれ、闘技場で戦うため仕方なく露出度の高い衣装を着ているらしく、ペガサスにすら乗っていない。
「この格好を他の姉妹に見られたらなんと言われるか」という旨のセリフもあるが、具体的に誰からの指令でどのような経緯で着せ替えに至ったのかは不明。
もはや投票として機能していない投票大戦にも駆り出されたが、兎クロム相手に初戦敗退を喫した。ちなみにこの投票大戦終了後すぐに「トラキアの世界ガチャ」が解禁されている。

兎カチュアをレベル40にしたときのセリフは以下の通り。
春のお祭りを楽しむ、なんて…これまで長く厳しい戦争を続けてきた時は、考えもしなかったわ。
でも、辛い経験があるからこそ、新しい季節の訪れを祝うことに意味があるのかもしれないわね。
あっ、ごめんなさい。また真面目な言い方になってしまって…私、頭が固いってよく言われるの。
お祭りの時くらい、何もかも忘れて楽しまないと。でも、どうすればいいのかしら…?
そうね。あなたが…あなたが一緒にいてくれたら、私も変われるのかも…
何もかも忘れて、あなたと…ありがとう…(召喚士)…

このカチュアに悪乗りしてか、続いてパオラ・エスト・ミネルバ・マリア・ミシェイルもウサギの格好をさせられることになった。

ウェディングガチャ


画像引用元:http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1496402483/712
「”花嫁達に祝福を”」と題して花嫁衣裳に身を包んだ女性ユニット4人が実装された。ティアモによると正式な戦闘服らしく、覚醒のDLCで販売されたクラス「花嫁」に酷似している。
一人目のピックアップであるシャーロッテ(if)はスプーンを手に戦うが、通常Verは未実装である。
二人目のティアモ(覚醒)は自国の王子クロムに想いを寄せているが支援会話が発生せず、クロムと結婚することはできない。(なお他の男性ユニットに告白されるとあっさり承諾する)
にもかかわらず今回のピックアップに抜擢され花嫁衣装を身に着けている。武器は覚醒の花嫁も装備できる弓。
リンはキャンドル(杖扱い)を手に戦う。山田孝太郎氏が手がけたイラストは安定しているが、Twitterでは「民族風の婚礼衣装も書きたかった」とのこと。
そして最後の一人はシーダ。
シーダである。
シ ー ダ で あ る 。
画像つき詳細(※人によっては胸糞注意)
+ ...
未プレイの人向けに説明すると、彼女は「紋章の謎」第二部のエンディングでマルスと結ばれ、
戦いの後 ゆめにまで見たマルスとの婚礼の日を迎えた 
純白のドレスを身にまとった彼女の姿は まるで天使の様に美しかった 
そして それは彼女にとって生涯忘れ得ぬ喜びの日となったであろう
↑のような後日談が存在する。

これを踏まえ、シーダがウェディングドレスのままプレイヤーに対しこのように語りかけていることが問題視されている。

あなたが迎えてくれるなら…
わたしたちはこれからも
あなたに付き添うわ。

ねえ、(プレイヤー名)。
あなたは愛ってどんなものだと思う?

わたしね、愛する人が無事なら、
幸せでいてくれるなら…
自分はどうなってもいい…そう思ってたわ。

でも、この花嫁衣裳を着て、思ったの。
結婚は、二人で幸せになろうという誓い…

もしわたしがいなくなったら、
愛する人を悲しませてしまうかもしれない…
それは、愛なんだろうかって…

愛って、難しいのね。
きっと人それぞれに、色んな愛があって…
色んな思いがあって…

だから、あなたが思う愛の形…
わたしに教えてくれる?

後年にはサナキ、シグルーン、タニスがなぜか花嫁姿で実装された。


超英雄召喚「カダインの大司祭?」

2023年1月に『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』に登場するカダインをモチーフとした超英雄が発表された。
しかしピックアップされたキャラクターは
  • リンダ/サラ(紋章/トラキアの双界英雄)
  • ニノ(烈火)
  • ウルスラ(烈火)
  • ベレト(風花雪月)
  • セネリオ(蒼炎)
とカダインに縁もゆかりもない女性キャラが大半であった。
原作でカダインと縁が深いマリク、エルレーン、ウェンデルはまるで存在を抹消されたかのようである。

■ゲームシステム


一面あたりのプレイ時間は短め

思い切って1つのマップをコンパクトにすることにしました。
5分から10分でクリアできる設計にすることで、ちょっとした空き時間でも気軽に遊べるようなものを目指したのです。

スタミナ制の問題点

今でこそスタミナ上限は99まで伸ばされているが、かつてはスタミナの上限は50だった。これは最高レベルの「修練の塔」で使い切ってしまう量である。
プレイヤーのレベル上昇でスタミナ上限が上がる仕様ではない。
5分に1ポイントだけ自然回復し、全回復にはスタミナ回復薬が必要である。

8×6マスという狭いマップ

スマートフォン上の操作性の問題からスクロールなしの8×6マスのマップが採用され、以下のような制約が設定された。

・騎馬ユニットは3マス、アーマーナイトは1マス、それ以外のユニットは2マスしか移動できない。
なお、騎馬ユニットは森を移動できない。後に溝地形という、騎馬ユニットに限り隣接してないと移動できない地形が追加された。
・魔法・弓・暗器は2マス先にしか攻撃できない。
原作と違い魔法や暗器の1射程を無くしたのはバランス上の都合と説明されている。・・・のだが、一部のキャラは戦闘を仕掛けられた場合のみ直間両方で反撃が可能になるスキルを所持しており、辻褄があっていない。特定の武器での反撃を封じるスキルが追加され、堂々巡りになっている節がある。
・操作キャラは味方最大4体に対し敵ユニットは最大6体。
また、闘技場と一部のマップに防御床が追加。乗っていると防御が30%アップする。
そのせいで計算がさらに複雑になった上に、有利な属性で攻撃しても総選挙アイク等打たれ強いユニットにダメージを与えられないケースが多数発生している。

三すくみの弊害

FEHでは 赤(剣・炎) > 緑(斧・風) > 青(槍・雷) > 赤…という三すくみを採用している。有利な属性への攻撃は威力が20%アップ。
同じ光魔法でもオーラは青、ナーガは緑となっており、闇魔法は赤に分類されている。
杖、弓、暗器は無属性。
しかし無属性の相手に三すくみ効果があるスキルを持つキャラや相手が特定の武器の時に効果を発揮するスキルが追加されているので、結局いちいち相手のスキルをチェックしないと安心して攻撃させられない。

・原作と大きくイメージが違ってしまうキャラが多数いる
各ユニットで一種類の武器しか使えないため、光の魔導書を使うルセアや本来は剣と杖が使えるラケシスも杖ユニットにされてしまっている。
また、チキ、ファ、ノノ、ニニアンなどのマムクートにも属性があてがわれているが、武器であるブレスの属性が原作とは異なっている。もっと言えばニニアンとニルスは通常戦闘では竜に変身することのない非戦闘ユニットである。
さらに、槍のイメージが強いドーガが剣装備、剣のイメージが強いナーシェンが斧装備など、他キャラとの武器の被り減らすためイメージにそぐわない属性設定もされている。

命中率の撤廃

「技」パラメータが廃止され、詰将棋のようなゲームバランスに近づいた……という目論見らしいが、
例えば剣士系のユニットと傭兵系のユニットの差がスキルとパラメータの差ぐらいしかなくなっている。
そのスキルもある程度つけ外せるようになったため打たれ弱い剣士系の運用が難しかった。

スキル継承の功罪

ユニットからユニットへスキルを4つまで引き継がせる「スキル継承」が実装されたが、スキルを提供したユニットは消滅してしまう。
リンダのオーラ、ユリアのナーガなどの専用武器やフィヨルムの氷の聖鏡等の専用スキルは継承できないが、これにより自前のスキルは強力だがパラメータが低いユニットを「技マシン ○○師匠」などと呼び軽んじる風潮が生まれてしまった。
さらには「強いユニットやお気に入りのユニットに強いもしくは相性の良いスキルを積んでひたすら強化する」という単純作業の域を出ないゲームバランスとなってしまった。
また、スキル4つとなっているが、前提スキルがあるスキルはそれら全てを選ばないと継承出来ない。(例えば鬼神の一撃3スキルを継承させたい場合、前提スキルである鬼神の一撃1と2も継承する事が必要になる。)
他にも、継承でスキルを揃えようとすると、まず継承元の星5キャラを集める事になる等、いずれも技マシンと呼ばれる風潮を加速させている。

盗賊・密偵ユニットの冷遇

盗賊、密偵クラスのユニットは、たとえ原作で剣を装備していたとしても一絡げに無属性の暗器を装備させられている。これは「if」の暗器・手裏剣とイメージを統合したためと推測される。
上述の通りFEHでは命中率・回避率が撤廃されたため「回避力が高い」という兵種のアドバンテージを活かすことができず、「飛行特攻がなく非力で紙装甲な弓」という残念な立ち位置になってしまっていることから、4枠しかないパーティに暗器ユニットを入れるメリットは現在ほぼなくなってしまっていた。

運営としては攻撃を当てた相手の能力を下げる事ができるデバファーとしての役割を期待したのだろうが、「十字方向にいる自分より魔防の低い敵にデバフ」「出撃するだけで特定パラメータがもっとも高い敵にデバフ」などぶっ壊れスキルがすでに乱発されているため、暗器によるデバフは非効率的と言わざるを得ない。

更に盗賊でもなんでもないユニットが暗器を装備して超英雄として実装されるためますます存在意義が危うくなっている。
(最近の例を出すと、『暗黒竜』『紋章』のキャラクターであるリンダが水着姿で馬に乗り、ヒトデ(暗器)を投げるトンチキユニットにされている。)

盗賊クラスの十八番でもあった「鍵開け」が生かされるシステムも当然存在しない。暗器で壁を壊すのがせいぜいである。

■ガチャ

いわゆる「有料の電子くじ」であり、ゲーム中のアイテム「オーブ」を1回につき5個消費してユニットを入手できる。
オーブを消費するとユニットの属性に対応した色の玉がランダムに5個表示され、目当てのキャラの属性の玉がなくてもそこから最低一回は引かなければならない。
連続で玉を選ぶと少しずつオーブの消費が減り、五回連続で玉を選ぶと最終的な消費オーブは20個である。
オーブは定期的に更新されるミッションや各種イベントで入手でき、月平均300程度のオーブが入手出来る。
最高ランクの★5を引ける確率は3%から始まり、★3~4の排出が続くと少しづつ上がっていく。しかし上がった確率は台ごとに設定されており、他のガチャとは共有されない。なおかつ台の入れ替えは約2週間に1回というペースである。
後に新英雄のガチャに限って40回引くとピックアップのキャラを1人選んで貰える通称天井が実装された。
オーブ購入画面を見ると効率の良いパックはオーブ140個で8800円(通称1フェー)となっており、オーブ1個あたり約62円とみるべきか。
その後は価格改定の影響で変更が行われており、オーブ170個で11800円、オーブ156個で9800円と変わっている。

個体値の導入

一般的なソーシャルゲームだと同じキャラかつ同じレアリティなら同じ性能である。
だが、今作は同じキャラクターでも微妙に数値に違い(-4~+4)があり、個体値と通称されている。
これはガチャから排出された時点で決まっており、後から変えることは出来ないが1凸するとステータスの低い箇所が無くなる。
運よくガチャで★5を引いたとしてもそのキャラの運用にそぐわないステータスであった場合かなり運用しづらくなる。
例えば守備が伸びにくいアーマー、速さが伸びにくい剣士などは1凸しないと通常の運用が難しい。
かつては良個体が最初のガチャで引けるまでインストールとアンインストールを繰り返す「リセマラ」行為で最初から強いユニットをそろえなければ継続して戦っていくのが厳しいバランスとなっていた。



■販売方法・宣伝

・当初は2016年秋リリースとアナウンスしていたが、延期の末2017年2月3日にリリースされた。


・ガチャの為に必要なオーブは1個80円、ガチャ1回で80×5=400円

5連すると5→4→4→4→3と消費が微減し、オーブ20個で済む。

各レアリティごとの提供割合は
★3→58%
★4→36%
★5→3%
★5ピックアップ(各ガチャ4~6体)→3体
でスタートし、★3~4の排出が続くと★5を引ける確率が上がる…のだが、
この確変はガチャ台に依存し、半月に一回ガチャが入れ替えられるため短期間での高額の課金が要求される。
ようやく★5を引き当ててもその個体値にはばらつきがあり、アーマー系を除いて速さの低いユニットは対人戦では使い物にならない。
更に「スキル継承」が実装されたことにより、「ステータスの良いユニット」と「強力なスキルを持ったユニット(スキルを与えたユニットは消滅するため技マシンと呼ばれる)」の双方を揃えましょう! と運営が煽りに煽っている。

・ユニットのレアリティを上げるための羽は常に枯渇状態

インタビューでは前田が「好きなキャラを★5まで育てることができます!」などと発言しているが、ゲーム内の実情を以下に述べる。
★2から★3へは20枚、★3から★4にするには2000枚と桁が増えていき、最高レアの★5にするには羽が20000枚必要となる。
羽はログインボーナスやミッションの報酬で数百枚ずつ入手できるが、まとまった枚数を稼ぐには「ユニットの送還」「闘技場」が主だった手段となる。
★5のユニットを1体送還して2000枚、闘技場で勝ちを重ねて最高クラスの報酬が確定しても4日に1回2500枚しかもらえない。

・Google Play Japanのキャンペーンとして、Android版のユーザーには★4の「カムイ(女)」が配布された。


↑のCMでは歴代FEのプレイ画面が次々と映るも、肝心のFEHのプレイ画面はなく高評価のレビュー画面(らしき映像)が映されるのみ。
どうにも寒々しい。

任天堂株式会社 第 77 期(2017 年 3 月期) 決算説明会資料より引用


また、本年2月には、『Fire Emblem Heroes(ファイアーエムブレム ヒーローズ)』を配信しました。
本タイトルでは、お客様に継続してお楽しみいただけるように、お客様の声を意識した迅速なアップデートや
イベントの実施を行っており、サービス運営に注力しています。
また、本タイトルは、ランダム型アイテム提供方式を採用していますが、お客様との信頼関係を
大切にし、納得感のある形でお支払いいただけるよう心がけています。
結果的に、ビジネス面においても、満足のいく売上水準に到達しています。

>>529 
今週ユーザー待望のアイク(リョウマより弱い)を実装してセルラン4位になるくらいまで課金させたのに、本日から事前
予告なしでリョウマなど強力ユニットが高確率で排出されるガチャを開始 
いやー信頼関係大事にしてるねえ


イラストレーター凸への注意喚起

2022年8月11日、公式Twitterから「イラストに対する要望や指示についてイラストレーターに直接リプライしないでほしい」という呼びかけがあった。

【お願い】
ゲーム内のイラストやキャラクター設定への要望、不満、指示などを、SNSを通して直接イラストレーター様に伝えられる例が散見されています。
ゲームに対するご意見・ご要望は、ゲーム内の「ご意見」へお寄せいただくようお願い致します。
#FEヒーローズ

まず前提として、イラストレーターは依頼者の要望に応えるのが仕事である。
依頼者が納得して始めて作品が完成するので、最終責任が依頼者にある点はファンもアンチも認識が一致している。
しかしアンチサイドからは、まるで他人事のような物言いからFEH公式はイラストレーターを守る気があるのか疑問視されて、下記のような意見が出された。

  • 「作品クオリティの責任は我々にある」「イラストレーターは全力で我々の要望に応えてくれている」ぐらいのことを言えないのか?
  • 最初期から散見されていたのに、リリースから5年も経ってから言うのか?
  • エアプ疑惑すら出るキャラ崩壊描写をしまくっているのは事実。イラストレーターに凸されない程度の信用を得るべきだ。

この注意喚起との関連は不明だが、5chイラストレーター板のコザキユースケ氏の専用スレッドでは、長文でイラストに対する思想や指示を垂れ流す書き込みで埋まる異様な事態が続いていた。

また、コザキ氏本人も以下のようなツイートを投稿しており、投稿の時期も近いことから、「SNSを通して直接イラストレーター様に伝え」られていたのはコザキ氏ではないかと推測できる。
そういえばそのDMを送ってきた方、色々とお話を聞き進めたら自身もプロの絵描きを目指しているとか言っていた。
同じ絵を描く人間なら、絵を描く大変さも分かると思うんだけど。
変にインターネットの悪い部分に影響を受けてスレたりせずに育ってほしい。
怒りはしないけど、ため息は出てしまう...

2023年3月24日と2023年10月6日にも、同様の呼びかけが再度されている。



■メモ ※スマートフォン・タブレット端末からもログインなしで書き込めます


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最終更新:2024年01月26日 22:43