『アルケミストワークス』
その他技能に錬金術士である『アルケミスト』が追加。
所持Gと引き換えに相手の回避率を下げたり、先制を確実化させるなど財布の変わりに非常に協力な技能である。
また、他にも強力なアイテムが色々と追加。各種技能の世界観的説明や運用法なども記されている。
神などの関係表も書かれているが、それは後年発売されたウィザーズトゥームより詳細さは劣る。
これらのものに、魅力を感じるなら買って損はないだろう。
『バルバロステイルズ』
ラクシア版ポ○モン図鑑。
これだけだと思ったら後に続々新種が出る辺りも共通点と言えよう。
また、新たに蛮族をPCと使うことの出来るルールが記載されている他、PCとして使える4種の蛮族データが記載されている。
ラクシアのボスの定番…だが魔剣を無くして欠片で変身『ドレイク』
人族に紛れ込む穏やかな蛮族達のスパイ『ラミア』
料理がうまいが実質的ネタキャラ『コボルド』
日光下だと弱体化するしどうにも隠しようのない『ダークトロール』
これらに興味があるなら買ってもいいかもしれないが、実質的な優先順位度は低いと言えよう。
GMをよくするというなら出したいモンスター探しには非常に重宝するとは思うが。
『ウィザーズトゥーム』
魔法使い系技能の大幅改定魔道書。
属性ごとに契約を変更出来るようになったフェアリーテイマー
ソーサラーとコンジャラーを両方習得していないと使えない「深知魔法」の追加。
外付け周辺機器のような「オプション」や、前衛用魔法がちょっと増えたマギテック、
殆どの神がこの一冊に記されていると言っても過言ではなく、見やすく使いやすくなったプリースト。
このように魔法を使うなら是非欲しい所だと言いたい所だが、Lv6までの魔法は後述のEXに記載されてしまった。
『イグニスブレイス』
戦闘特技が大幅改定された戦闘指南書。
魔法使いより、どちらかと言えば前衛に大きな恩恵があると思われる。
他にも強力なエネミーの追加、4種類の種族の追加が挙げられる。
ネコミミだし猫にも変身出来る『ミアキス』、闇の炎を操り自分が火傷する『ダークドワーフ』
改定2巻にも記載された旧文明の魔法の申し子『ハイマン』、燃えない妖精の隣人『バルカン』
しかし、大幅改定については後述するEXにLv6まで記載されている為、これらの種族に興味が無いなら無くて良いかもしれない。
また、バルカンとダークドワーフは蛮族のルールが必要な為、今の所BTが別途必要。
『カルディアグレイス』
新しい技能3種類と、新種族いっぱい、新しい神追加、ルールの再定義と忙しい一冊。
スカウト以外で先制が出来るようになり、補助動作で味方を鼓舞する技能『ウォーリーダー』
探索、お天気予報の他に、占いや失敗した出来事を無かった事にする占い師技能『ミスティック』
悪しき魔神を操ったり自分が魔神になったりする犯罪系魔法使い系技能『デーモンルーラー』
生きてるワレモノ魔晶石『フロウライト』機械にも見える妖精『フィー』
改定1巻にも記載された3つ目の対魔法物理マン『シャドウ』
穢が少なく生まれてきた突然変異蛮族『ウィークリング』(厳密には4種類)
ヴァンパイアと人間のハーフであり、双方からの迫害対象『ラルヴァ』
などが主な記載内容である。ルールの詳しい部分を除き殆どEXと重複箇所が無いが、
それほど目を見張る強力なものは記載されてない印象のある本。変わったキャラで遊びたい人向け。
『ルミエルレガシィ』
今まで出したアイテムの殆どが載ってるカタログ本。
しかし、中には『AW○○ページを見ろ』や、『ザルツ博物誌を見ろ』なんてのがザラにある。
ただ一部売れたのか内容は同じ廉価版が記載されているあたり、決して無駄ではないと言えよう。
そして新しく追加されたアイテムも大量にあり、一部はEXに記載されたが決して全てではない量である。
他にも新種族が三種類、改定3巻にも記載された、足に羽が生えてるので落ちても痛くない『ヴァルキリー』
輝く脳筋『ソレイユ』アクセサリーを多く付けられる&付け替えられる『レプラカーン』。
それも技能に縛りもなく、人族であるため素直に使いやすい。と言うかCG記載キャラが強烈過ぎたのがいけないんだ。
BTで密かに好評だった『アレスターの博物誌』の神々編が記載されていたりもする。
『フォルトナコード』
基本的に上記に書いたサプリメントを全て詰め込んで、
Lv15以上(ゲーム中最大レギュレーション)で遊ぶためのサプリメント。
とにかくインフレっぷりが凄まじいが、そんなとてつもないレギュレーションで遊ばれることはまず無いので安心して良い。
他にも『名誉点事業』という、「芸能人がやってるラーメン屋みたいなノリのアレ」が出来る。
こちらは低レベルでも使うことが出来るが、密かにキャンペーンだと金銭バランスをぶっ壊しかねない代物だったりする。
総じて優先順位度が低いサプリメント。
『EX』
ソフトカバーの大型本ではなく文庫。なのでお値段安め。
今まで記載されたデータをざっくりまとめた初心者向け、低レベル向けの一冊。
なんと世界観などの言及部分が一切無く、ページほぼ全てがデータで埋め尽くされているので壮観ですらある。
しかし低レベル向けと言えど、実用的なデータがぎっしりつめ込まれているので、
初心者は悩んだらとりあえずこれを買っておけばデータ面で取り残されることはほぼ無いと言えよう。
アルケミスト、ウォーリーダー、ミスティック、デーモンルーラー、各種追加種族は記載されていない。
『バルバロスブック』
EXに引き続き文庫で発売された本。
新しく収録されたドレイクナイトとバジリスク、
多部位化した際に参照するフィジカルマスター技能が目玉。
今までPC化した蛮族達すべてのデータも再収録されており、新参向けでもある。
蛮族視点で書かれた小説は既存のユーザーにも楽しめる物であり、お手頃な価格もあって買って損は無い。
EXの次にサプリに悩んだらこれがおすすめだが、蛮族が使用可能か保証はしない。
|