クラウン・リン・レヴァーニ・クラリナイト
布語: Klaun Lin Revani Klalinneite
理語: Revanija.klan fon klalinajt
クラウン・リン・レヴァーニ・クラリナイト大尉
生年月日 ピリフィアー歴1999年
4月5日生まれ
出生地 リパラオネ共和国 
ヴィンスユンク
民族 フラッドシャー人
最終学歴 ユエスレオネ空軍特殊士官学校
所属組織 ユエスレオネ連邦宙軍
最終階級 宙尉
勲章
渾名

クラウン・リン・レヴァーニ・クラリナイト(Klaun Lin Revani Klalinneite)はファルトクノア共和国の将校。ケートニアーであり、リパラオネ族でヴェフィス人やユナ・リパラオネ人と同じ系統であるフラッドシャー人である。Klaunはクローンやクロウンとも読まれる。


経歴

幼年時代

レヴァーニ家はヴェフィサイト武家の一種であるデヴァニエ家のフラッドシャー化した家である。デヴァニエ家自体がスキュリオーティエ叙事詩では放浪する雇われ武家であったため、フラッドシャー化したレヴァーニ家はある程度安定した地位につくことが出来ていた。1999年、ユエスレオネが成立する直前の時代、中流階級のレヴァーニ家にクラリナイトは生まれる。リパラオネ共和国で生まれたクラリナイトは順調に普通の子供として成長したいたが、2000年のユエスレオネへの避難や2002年(2歳)の末に起きたユエスレオネ内戦などの動乱に巻き込まれ、父親は持病のケートニアー心臓病で倒れてしまう。クラリナイトは母によって改革教派フィアンシャ(リパラオネ教会)のシャーツニアー(リパラオネ教の女性聖職者)に預けられることになる。フィシャ派やヴィデュン派フィアンシャは革命軍に白い目で見られて、破壊される事があるのに対して改革派フィアンシャは比較的安全であったからであった。それからはシャーツニアーに助けられながらフィアンシャでリパラオネ教について学び、教会の手伝いをする日々を過ごした。主にクラリナイトの面倒を見ていたのは後にリパラオネ教の最高権威であるフィシャ・フォン・フィアンシャド・ジェパーシャーツニアーになるアレス・ラネーメ・イヴァネであった。彼女やフィアンシャのシャーツニアーたちの助けもあり、クラリナイトは2007年(6歳)でファンセル(連邦の公立教育課程)の小学校に入学するが、フィアンシャに預けられたことから親の居ないクラリナイトをいじめるような児童ばかりで友人が出来たことはなかった。そのうちクラリナイトは学校を休みがちになって、遂には不登校になって退学した。クラリナイトは大人しい子供でフィアンシャの本棚にあった本を良く読んでいた。その中でも中世リパラオネの公国において作られた叙事詩「アルダスリューレの行」を好んで読んでいた。そして、その主人公であるアルダスに憧れて、自分も軍隊に入って弱い者を助ける存在になりたいと希求するようになった。フィアンシャでは軍事の話をすることは好まれなかったため、他の孤児たちとごっこ遊びで軍人役をしているとシャーツニアーによく怒られたとクラリナイトは後に述べている。2013年(12歳)にフィアンシャ自体が宣教指導を受けて、ファルトクノアに移転することになったためクラリナイトもそれについて行き、ファルトクノアへと渡航することになった。

青年時代

フィアンシャではあまりにもファルトクノア軍に対して冷たい扱いをしていたためにクラリナイトはこれに反感を抱くようになった。クラリナイトはフィアンシャに集められていた募金を少しずつ掠め取りながら、空軍特殊士官学校に向かう準備を進めることにした。2014年(13歳)にクラリナイトは特殊士官学校に受験し、合格する。フィアンシャには寮制の学校に合格したためにそこに行くという置き手紙だけを残して去る事になった。特殊士官学校ではその能力の高さから神童と看做されて多くの士官候補生に愛でられていたが、一部の不真面目な候補生からリンチに合うなど暴力を受けていた。一度は退学を意識したクラリナイトであったが、レシェール・フミーヤ・ファイユに助けられたことによって、名前も知らない候補生ですら人を助けるということに感銘を受けて学校に残ることに決めた。(なお、このことをレシェール自身は覚えていなかったらしく、「ウォルツァスカを長い間食べられずイライラしていて、ストレスの発散先を探していたら乱闘を見つけたから加わっただけよ」と後に述べている)
 飛び級を一年に三回も行い、2015年(14歳)で卒業することになり、空軍中尉としてユエスレオネ空軍隷下ファルトクノア空軍宇宙空間特別戦闘独立中隊隷下惑星降下独立中隊に所属し、その小隊長として着任することになった。ヴァルエルク軍との共同統合演習に将校の一人として参加し、惑星強襲や降下作戦における指揮のとり方などをを学んだ。強欲に様々なことを学んでいったためにヴァルエルク軍からも、ファルトクノア軍からもただの少年ではないという印象を抱かせることになり、この時点でヴァルエルク軍によって有事に囮とすべきと目が付けられたものであると考えられる程にクラリナイトの有能さは地上降下部隊の中では光っていた。

アクース内戦での活躍と怨嗟

全体の戦況についてはアクース内戦を参照

 この年、ファルトクノア共和国軍はヴァルエルク軍のメーパ・ペズトゥーナテイ司令官によって非公式に作戦を指示されていた。エガ強襲降下では惑星降下独立中隊が作戦実行のために参戦することになった。レシェール・フミーヤ・ファイユとの事前ブリーフィングの際に遅刻して顔を出すとクラリナイトは激昂した彼女に殴る蹴るの暴行を加えられて問題になったが、士官学校時代のことを思い出して部下からの暴行を不問にすることにした。レシェールによって惑星降下部隊の地上降下は完了したが、所定の補給をヴァルエルク軍から受けることが出来ず、ファルトクノア軍からも補給を行うことが出来ない旨を受け、戦闘は困難を極めた。クラリナイトは小隊長でありながら、最高指揮官の元で雑用をやらされていたがその際に司令部の周りで迷子になっていたアクース人のチェスチュ・ソフヴァッハ(ćesć sofvohh)を保護する。保護の直後に司令部は敵の長距離砲火を受けて大爆発、最高指揮官含むクラリナイトの先任指揮官全員が不運にも死亡し、現場で大尉に昇進した。これにより全戦線の指揮についてはクラリナイトが責任を負うようになってしまった。しかしながら、大局の指揮の経験のないクラリナイトによる指示は前線を混乱させて、苦戦が続くことになる。そんな中、クラリナイトはチェスチュの指示を受けながら、指揮を行うことによって状況を打開していった。チェスチュはアクース民主革命で将校を努めていた名将の一人であった。チェスチュとの間には強い絆が生まれ、二人の指揮でファルトクノア地上降下部隊は防戦一方だったのが攻撃に転じることが可能になった。クラリナイトとチェスチュが時間を稼いでいるうちに本国ではラヴィル・ドゥ・エスタイティエ・ラタイハイトの外交的努力が行われ、サーヴァリア企業連合から輸送船を購入し、そこから燃料を引き抜いて輸送艦隊に補給を行うことに成功するが、クラリナイトが目を離しているうちにチェスチュが指揮中に司令部への長距離砲火を受けたことが彼の元に報告される。半狂乱状態のクラリナイトは政府軍を抹殺しようと無理な指揮を行い大量の兵士を撤退不可能な死の危険と隣り合わせにしてしまうが、チェスチュが生還したことが報告され二人の指揮で撤退を安定化させることに成功した。後にレシェールが率いる輸送艦隊が到着し、クラリナイトは救出されることになった。この際にレシェールからはお詫びでお手製のニスティッラダウを受け取ることになり、同乗したチェスチュと共に三人は以後戦友としての友好関係が続いている。

人物

  • 常軌を逸した有能さに反して、平時は人懐っこいものの臆病な少年である。寂しがり屋であり、性格に難があるレシェールと仲良くしようとしたのにも彼の優しさが見られる。ただ、チェスチュが死んだと思った時に半狂乱状態になったように少しでも絆ができた人物が酷い目に遭うと混乱で判断を誤りやすくなる傾向がある。
  • レシェールの大口に困らされがちである。平時に喫茶店に行ったときなどでも店員を怒鳴りつけるようなレシェールを前にぺこぺこ頭を下げるのが彼の役目になっている。
  • 石を集めるのが趣味で自室には大宇宙中の石が集められている。様々な石を任務ごとに持ち帰るのが殉死しないためのジンクスになっているらしい。
添付ファイル