ヴァルエルク共和国
Falelk Vocee

(国旗)
国の標語:自由、正義、慈愛
国歌:
地図的なもの
公用語 エルトリア語ヴァルエルク方言
首都 クレストル
最大の都市
政府 国民評議会
国家元首の称号 大統領
国家元首の名前
面積
総計 km2
水面積率 --
人口
総計 約300億人
人口密度 人/km2
建国 シンテーア暦1341年
国教 クラエン教など
通貨

 ヴァルエルク共和国(エルトリア語ヴァルエルク方言:Falelk Vocee)は首都を惑星トラドヴァのクレストルに置く議会制民主主義国家。数十にも及ぶ保護国との宗主関係にある大国として、大宇宙連合会議では影響を高めている。自由解放連合の盟主であり、通時代的に民主主義と(彼らにとっての)正当な政府の樹立を国際社会へ求めている。


国名

歴史

惑星ラヴェルトの宇宙進出時代


エルミア帝国時代


大革命時代


連合会議時代


ゴルギアの時代

時期:1641年 - 1660年
 シンテーア暦1641年、旧ボルガード連合領土にてゴルギア国が成立。しかし、ヴァルエルクを含む大宇宙連合会議国家承認委員会はゴルギア国の成立を認めず、反社会的勢力とした。ゴルギアはこの対応に対して激怒、「情け容赦のない報復行動」を宣言した。
 国際テロ組織としてのゴルギアは大宇宙各国でテロ行為を繰り返し、莫大な経済的損失のみならず深刻な社会不安を大宇宙銀河全体に与えた。
 この事態を重く見た大宇宙連合会議はヴェオンレイオネンデンクト支部にゴルギア対策本部を設立。それだけに留まらず、各国の直接介入の結果、ゲルデン条約機構軍並びにヴァルエルクが主導するレーウス条約機構軍を結成し、各国軍事力を以てゴルギアを掃討した。
 すぐ近くに潜伏しているかもしれない殺人者の恐怖に解放された各国は目覚しい経済復興を遂げ、好景気の時代に突入することとなる。

経済戦争時代

時期:1660年 - 1693年
 ゴルギアのテロ活動の衰退を決定づけたコンクーナ掃討戦からすぐに、ツーンカとヴァルエルクで好景気が訪れる。国際的に好況となった。両国の好景気はたちまちバブル化し、大宇宙銀河全体の経済規模の飛躍的進歩が見られた。
 しかし、1679年のダーケフオス危機でバブルが崩壊。レーウス連合加盟国を中心に食糧危機問題が発生した。翌1680年にはその食糧の取り合いを巡ってレーウス経済戦争という貿易上の対立が芽生える。発端はヴァルエルク共和国が軍事力を背景にサーヴァリア王国連邦を食糧品を低価格で輸出させるよう仕向けたことに始まる。
 これに対し、ジエールとエルトリア王国が公然と非難。ジエールがヴァルエルク及びサーヴァリア両国の国債、企業の株式を大量に売却すると発表。これに対しヴァルエルクはレーウス連合の集団的安全保障の根幹を揺るがしかねないとジエールを非難した。これに関して、エルトリアは中立を保った。
 ジエールがリュイン安誘導の大規模な為替介入を始めると、ヴァルエルクがジエール製品に対する関税引き上げを表明。ヴァルエルクとサーヴァリアが連携しジエールのレーウス連合追放を警告した。

ジエール・サーヴァリア戦争

時期:1663年 - 1694年
詳細はジエール・サーヴァリア戦争を参照
 ジエール領ヒューヴルの領有権をサーヴァリアが主張したことによってさらに国際情勢は緊張を増し、シンテーア暦1683年にサーヴァリア王国連邦はジエール帝国連邦に宣戦布告した。これが大宇宙連合会議が設立されてから初めての星系間国家による対外戦争である。
 結果は戦争中にジエール領内エルナー・ゲリテーン星で蔓延したカジャラベール・ウイルスによって各国終戦を余儀なくされ、痛み分けに終わった。この戦争で失った経済的損失は大きかった。ヴァルエルク政府は、ロフィルナ連邦共同体がジエール側を支援していることを指摘。同国が参戦の事実を否定し、平和条約に調印していないことを理由として事実上の戦争状態が続いているとの認識を示した。

グロスクロイツ・ベリオン戦争

時期:1684年 - 1689年
詳細はグロスクロイツ・ベリオン戦争を参照
 ヴァルエルクは対ジエールにおいてグロスクロイツと軍事同盟を締結。ゲルデン宙圏は長らくベリオン、グロスクロイツなどといった一等国による領土紛争の火種があちこちに転がっている一触即発の危険な状況下にあった。ダクラーシュ問題が一段落ついたゴルギア時代の後でさえも彼ら一等国の領土的野心は衰えを見せなかった。1682年、ジエール・サーヴァリア戦争勃発前年であるこの年にジエール帝国連邦ベリオン共和国が同盟を締結すると、銀河中に緊張が走った。

 さらに国際緊張を高めていたのはベリオンの不断の領土拡張であった。ベリオン共和国は1679年のダーケフオス危機において経済に打撃を受け、1680年頃から景気回復を大義名分に掲げて不当な経済開発を行うなどして惑星ゾラックに介入した。
 これに反感を抱いたグロスクロイツ側は惑星ゾラックへと働きかけ、8月クーデターを成功させると、とうとうベリオンとグロスクロイツとの衝突は避けられない形となった。さらに追い打ちをかけるようにグロスクロイツ社会主義共和国連邦セント・カディーン・イェッジカワード書記長はベリオンに対し「14月禁輸」を発表。これが直接的な引き金となって戦争が始まった。

 緒戦はグロスクロイツ軍の戦力の大量投入でベリオン軍に対して優勢だったが、消耗が激しくなるにつれ、ベリオン軍の精強な軍隊に押し負ける形となった。最終的には、グロスクロイツ・ベリオン戦争はベリオン共和国の勝利として終わった。講和内容では、グロスクロイツ領2星系と、グロスクロイツが保有していた銀河路線「ゲルデン航宙公社」の経営権を移譲することとなった。なお、惑星ゾラックは大宇宙連合会議及びドルムント・ダクラーシュ民族評議会の介入により、手放さざるを得ない形となった。

星系間通信時代

時期:1693年 - 1740年
詳細はディガイナのラジオ放送を参照
 星系間を結ぶ本格的な通信技術が発達し、大宇宙銀河における大宇宙連合会議加盟国の結びつきはより一層影響を及ぼし合うようになった。
 そのような通信技術の黎明期に、ツーンカ人と思われる人物により発信元不明の星系間ラジオ放送局が開設された。その放送局では匿名リスナーによる投稿が可能になっており、そこでは完全に身元が特定できないために多くのリスナーが身の回りの些細なことから大宇宙のパワーバランスを大きく揺るがしかねない重大機密まで様々なお便りが寄せられた。大宇宙連合総会でジエール帝国連邦代表が情報危機管理の観点からこのラジオ放送局が新しい大宇宙の時代における懸念であると注意喚起した上で、エミュンス語で「謎、アンノウン」を意味するdigainaという語を用いて「ディガイナのラジオ放送」と名付けた。以降、そのラジオ放送局はそう呼ばれるようになった。

ギゼヴトラ・ZHL条約

詳細はギゼヴトラ・ZHL条約を参照
 ジエール・サーヴァリア戦争の甚大な被害への教訓から反戦運動が高まりつつあった1690年代後半から1700年代にかけて、ZHL兵器についての規制が叫ばれるようになった。1710年、ヴァルエルクやドルムントなどの国家の主導の下、ついにそれはギゼヴトラ・ZHL条約として実を結ぶことになる。
 しかし、主権国家にとっては国益を守る「手軽な抑止力」として、これらの兵器は利用しやすいものであったがゆえに、調印を拒絶する国家や、交渉段階でZHL兵器の製造が発覚する国家などこれらの風潮に反する国家は強いバッシングを受けることとなった。

サーヴァリア革命

詳細はサーヴァリア革命を参照
 サーヴァリア王国連邦にとってジエール・サーヴァリア戦争によって被った傷跡は大きく、経済的損失のみならず人的資源の損失までもをもたらした。サーヴァリアは戦中から無産階級市民への不満は募りに募っていた。
 さらに拍車をかけるように戦後、復興景気の最中でありながらもサーヴァリア人無産階級の生活水準は向上することはなかったため、暴動やストライキがこの時期最高潮に達した。
 1710年に「サーヴァリア共産党」と名乗るがジェヴヨボ地方で決起したことをきっかけに「サーヴァリア人民共和国」として独立。この事件を皮切りに、サーヴァリア資本家連合「小康派」、「社会派同盟」などいくつかの武装組織が誕生し、主にレーウス諸国などの軍事介入が行われた。
 サーヴァリア革命では特に共に介入したジエール帝国連邦グロスクロイツ社会主義共和国連邦の著しい関係悪化が起こった一連の出来事として国際的には知られている。結果的には、サーヴァリア王国連邦は解体されサーヴァリア企業連合が誕生した。

スモラク宙軍軍縮条約


アクース内戦


高度ロボティクス時代


シャグマ=ラゴン時代


ファルトクノア内戦時代


政治

 政治体制は8星系からなる直接民主共和制である。行政府、立法府、司法府、情報府、民衆府による五権分立体制を採っており、それぞれが互いの監視を担う。国民評議会議長であり、国家元首に相当する共和国大統領は任期5年の2期制で国民の直接投票によって選出される。立法府は共和国議会による二院制で、現在は二大政党を中心とした合議制を保つ。また、下院議員も大統領と同じく任期5年として定められるが、民衆府による解散決定が行われた場合はこの限りではなく、国民の支持を得た後に職を解かれる。

 伝統的に硬性憲法を採ることから、立法両院における3分の2の支持と民衆府(国民審議院)における同様の賛成決議、国民投票における過半数の賛成多数をもって改憲する。なお、投票期間において特定勢力のイデオロギーを宣伝する行為は厳に禁じられており、スポンサーの介入も同様である。また、投票の権利を有する個々人の公正な判断を促すため、情報府による厳格な統制の下で客観的な事実の報道を行う。

行政府

 国民評議会は行政権を有する最高執政機関であり、国民(民衆府)に対して直接的に責任を負う。上院議会から選出される各省長官が助言し、大統領が最終決定権を行使する。また、国民評議会は民衆府の同意を得た後に機密文書などの情報にアクセスする権限を与えられている。なお、民衆府は上院理事会の同意を得た上で情報府に機密文書の提出を要請する。大統領が自ら解散を望むことは法的に認められておらず、民衆府の決議によってのみ解散総選挙の実施を行う。

立法府

 立法府は上院と下院によって構成される2院制の議会である。上院は各界の有識者が列席する調査機関で、再考の府としての役割を担う。また、任期中に解散することはなく、院内に設置している上院理事会の互選を経て閣僚を選出する。上院議員の任期は10年で、5年ごとに2分の1ずつ改選。下院議員は解散宣言が行われない限りにおいて5年の任期を全うする。なお、何らかの不正が露見して問題となった場合は下院の賛成多数をもって訴追し、上院が弾劾裁判を実施する。上院議員の賛成多数をもって決議され、当該の職を解く流れとなる。(民衆府が訴えを起こして裁判沙汰に発展する事例が多い)

司法府

 司法府は共和国の憲法に則って各種の決定を行う。他の四機関に対する違憲立法審査権を持っており、法に則って行使する。三審制を採ることから、原則的に地方裁判所→高等裁判書→最高裁判所の順に控訴する仕組みを保っている。また、万人に弁護人を付ける権利が認められ、そのプライバシーを厳重に保護することよって公正な裁判制度の維持を図っている。

情報府

 情報府は国家の存立に関わる全ての機密データを管理する。また、財政検査も担っており、必要とされる全ての状況に応じて独自に調査を行う。更に情報府内においても独立した機関が設けられ、それぞれが不正の防止に努めている。情報府の長である3人の委員長は、任期5年の再審制で2期まで続投可能。立法府において各界の有識者の中から選出し、民衆府の同意を経て任命される。なお、情報の提示要請に対しては申請者の履歴を審査した上で問題がない場合に承認する。その性質上、国軍や行政機関との連携を重視するが、民主主義の原則との兼ね合いから同様の手続きを取らなければならない。

民衆府

 民衆府は五権機関の中でも特に国民に近い組織であり、地方の自治会レベルに至るまで深くヴァルエルクの社会に根付いている。自由と民主主義に立脚する共和国憲法の理念を重視し、その擁護と啓蒙に努める。最高機関である国民審議院においては共和国議会と同じように議席が割り振られており、国民の直接投票によって審議院議員を選出する。任期は4年で2年ごとに半数の改選を行う。民衆府の大きな特徴として立法府(下院)に対する解散権を有しており、国民評議会(大統領)に対しても同様の辞職命令を下すことが出来る。

軍隊

地方行政区分

主要都市

経済

国民

関連項目