部品構造
- 大部品: 燃料生産地(羅幻王国版) RD:141 評価値:12
- 部品: 砂の海の恵み(燃料生産地版)
- 大部品: かつてのお話(燃料生産地版) RD:5 評価値:3
- 部品: 遠い昔からの隣人
- 部品: バランスの崩壊:I=D登場
- 部品: 開発頓挫
- 部品: お宝発見
- 部品: 他も探してみよう!
- 大部品: そして、今の話。 RD:2 評価値:1
- 大部品: 砂漠油田 RD:64 評価値:10
- 部品: 油田とは
- 大部品: 油井 RD:57 評価値:9
- 部品: 油井とは?
- 大部品: その開発プロセス RD:50 評価値:9
- 部品: 探索
- 大部品: 試掘 RD:49 評価値:9
- 部品: ガス油田か、ガス田か
- 部品: 試掘井と探鉱井
- 部品: ボーリングコア
- 部品: 堀り屑の利用法
- 部品: ブローアウト対策
- 大部品: ドリリング・リグ RD:44 評価値:9
- 部品: ドリリング・リグとは?
- 大部品: エンジン&トランスミッション RD:3 評価値:2
- 部品: エンジン
- 部品: トルクコンバーター
- 部品: 動力コンパウンド
- 大部品: 巻き上げ装置 RD:21 評価値:7
- 大部品: 櫓 RD:21 評価値:7
- 部品: 櫓とは?
- 部品: トラベリングブロック
- 部品: ドローワークス
- 部品: ドリリングライン
- 部品: ドリリングラインの安全対策:ワイヤー管理
- 大部品: 台座 RD:16 評価値:6
- 部品: 台座について
- 大部品: 坑口装置 RD:5 評価値:3
- 部品: この装置について
- 部品: クリスマスツリー
- 部品: チュービングスプール
- 部品: ケーシングスプールとは
- 部品: ケーシングヘッド
- 大部品: ブローアウト・プリベンター(BOP)スタック RD:10 評価値:5
- 部品: ブローアウト・プリベンター(防噴装置)とは?
- 部品: スタックの説明
- 部品: 装置の開閉について
- 大部品: 構成 RD:7 評価値:4
- 部品: アニュラー・ブローアウト・プリベンダー
- 部品: ブラインド・ラム
- 部品: シェアー・ラム
- 部品: パイプ・ラム
- 部品: キル・ライン
- 部品: チョーク・ライン
- 部品: チョーク・マニフォルド
- 大部品: ロータリー装置 RD:11 評価値:5
- 部品: ロータリーテーブル
- 部品: ロータリースイベル
- 部品: ケリーブッシング
- 大部品: ドリル・ストリング RD:7 評価値:4
- 部品: 概要
- 部品: ケリー
- 部品: ドリル・パイプ(堀り管)
- 部品: ツール・ジョイント
- 部品: インサイド・ブローアウト・プリベンター
- 部品: ドリルカラー
- 部品: ビット
- 大部品: ケーシング・ストリング RD:1 評価値:0
- 大部品: 循環装置 RD:8 評価値:5
- 部品: 構造について
- 部品: 循環材:掘削泥水とは?
- 部品: 泥水ポンプ
- 部品: シェールシェーカー
- 部品: マッドアジテーター
- 部品: デサンダー&デシルダー
- 部品: デガッサー
- 部品: 廃泥施設
- 大部品: 生産 RD:5 評価値:3
- 部品: 生産井
- 部品: 各種生産施設の建設
- 大部品: 汲み出し RD:3 評価値:2
- 部品: ポンプ回収
- 部品: 加圧回収
- 部品: 最終回収
- 部品: 閉鎖について
- 部品: 集油所
- 部品: 揮発性有機化合物除去装置
- 大部品: 環境対策 RD:4 評価値:3
- 部品: 化学物質や重金属に対する定期調査と対策
- 部品: 随伴水の処理
- 部品: 二酸化炭素の活用
- 部品: 土嚢や吸着マット、オイルフェンスの配備
- 大部品: 風太陽力発電機「ソーラーツリー」 RD:7 評価値:4
- 部品: ソーラーツリーとは
- 部品: ソーラーパネルの葉
- 部品: 外観に配慮した幹
- 部品: 蓄電に使われる根
- 部品: 配置される場所
- 部品: 発電した電力の使用法
- 部品: 設置、移設の容易さ
- 大部品: 海軍兵站システム RD:13 評価値:6
- 部品: 兵站とは
- 部品: 海辺に面した補給所
- 部品: 補給所までの路網
- 大部品: 積み込みの効率化 RD:4 評価値:3
- 部品: デリック
- 部品: ベルトコンベア
- 部品: 燃料生産地からの直通パイプライン
- 部品: 積み込みモニタリングシステム
- 部品: 海路ナビゲーター
- 大部品: 戦場におけるシステム RD:4 評価値:3
- 部品: 補給シミュレータ
- 部品: 補給物資の陸揚げ
- 部品: 動作データの最適化
- 部品: 陸路ナビゲーター
- 部品: 情報セキュリティー
- 大部品: 事務所兼中央休憩所(燃料生産地版) RD:6 評価値:4
- 部品: 喫煙室
- 部品: 休憩室&食堂
- 部品: 事務所
- 部品: トイレ
- 部品: 売店
- 部品: 他の休憩所について
- 大部品: 防災対策(燃料生産地版) RD:10 評価値:5
- 部品: 構造の強化
- 部品: 泡消火設備
- 部品: スプリンクラー
- 部品: 隔壁
- 部品: 非常ベル
- 部品: 非常用避難経路
- 部品: 消火栓の設置
- 部品: 消火器の配備
- 部品: 可燃物の持ち込み禁止と静電気除去
- 部品: 避難訓練の実施
- 大部品: 安全管理 RD:9 評価値:5
- 部品: 防犯カメラ
- 部品: 待避所の設置
- 部品: セキュリティーゲートの設置とフェンスによる区域制限
- 部品: 立ち入り記録の記入
- 部品: セキュリティパスの発行と外部訪問者立ち入りについて
- 部品: 内部用カードの発行
- 部品: 警備室の設置
- 部品: 予備品や消耗品の倉庫管理
- 部品: 対動物対策
- 大部品: 雇用と労働者について RD:24 評価値:7
- 部品: 基本的な雇用条件
- 部品: 高齢者雇用について
- 部品: 犯罪者の雇用の禁止
- 部品: 労働者による過度な暴力・殺人・犯罪・不正の禁止
- 部品: 警備員について
- 部品: 労働者の給与と労働時間
- 部品: 休暇について
- 部品: 緊急休業や待機について
- 部品: 福利厚生と手当について
- 部品: 守秘義務について
- 大部品: 雇用している労働者一例 RD:14 評価値:6
- 大部品: 羅幻王国の整備士 RD:14 評価値:6
- 部品: 学校にて
- 部品: 主な活動内容
- 大部品: 整備士の装備 RD:6 評価値:4
- 部品: 安全第一と個人名が書いてあるヘルメット
- 部品: 整備用手袋
- 部品: 整備士の制服
- 部品: 安全靴
- 部品: 専用の整備道具
- 部品: 腰具
- 大部品: 整備士の特徴 RD:6 評価値:4
- 部品: 繊細な指先
- 部品: 深い機械知識
- 部品: 迅速な作業
- 部品: 大きな声
- 部品: 機械への愛情
- 部品: 使い手への心遣い
部品定義
部品: 砂の海の恵み(燃料生産地版)
砂の海は、一見すれば人を拒絶する不毛の大地に思えよう。だが、それは表面だけの話であり、その下には資源が眠っている。その筆頭格こそが、燃料資源である。
部品: 遠い昔からの隣人
古来の頃より、砂漠の各所にて、地下から湧く燃える水の存在は知られており、人々の夜の明かりに使われていた。しかし、高度な技術発展に伴い、徐々にその消費量は増大して行き、開発も順次行われていった。
部品: バランスの崩壊:I=D登場
そして、I=Dの登場と導入。これが、それまで安定していた需要バランスを壊した原因である。豊かな油田等を有していたが、今までの生産力では需給バランスの崩壊が目に見えてきたのだ。
部品: 開発頓挫
この状況に対しての打開策の始まりとして、王国の国土には、大量の試掘井が掘られた。が、採算の取れる埋蔵量を有する油田の発見はできず、計画は暗礁に乗り上げた。
部品: お宝発見
国土破壊作戦と呼ばれたその爆破の中心地、王城。遠くフィーブル(北海島)まで見えたというその大爆発の跡地には、これまで産出した総量を遥かに超える湧出量の石油と天然ガスが発見され、埋蔵量も相当のものであるとの調査報告が出たのである。
部品: 他も探してみよう!
王城跡地からでも大量に産出する燃料が見つかったことを受け、これまで確認済の大地の各地を探査することとなる。そこにもまた、豊かな燃料がある事を信じて。そうして、生産が増えていったのである。
部品: 資源が、ない!
夜の明かりだけではなく、そもそも機械を中心とする国家では何をするにも各種の資源が必要である。資源が無いのは、まさしく死活問題。首脳陣は対策を講じるため、行動を開始した。
部品: 古地図からの情報
ここで、古い地図を出してきた意味は無いと思われるだろうが、そうではない。延々と変わらない情報が記載されているからこそ、その価値がある。古い地図と各種記録の情報を擦り合わせ、それを頼りとして、該当の地を確認。探査を開始する事とした。
部品: 油田とは
砂漠では、比較的浅い部分を担当する露天掘りでも燃料資源となる石油が得られる事が多いが、それを有効利用する為に、様々な油井が設けられている。
部品: 油井とは?
油井(ゆせい)とは、簡単にいえば穴を掘ってパイプを入れ、中の石油やガスを取り出すために原油を含有する地層まで掘った井戸の事を指す。
部品: 探索
地上からの目視探査は勿論の事、音響探査や電気検層、人工地震探査等を行う。それを解析して地下の立体的内部構造を把握。油田の存在が高いとされる『サイト』と呼ばれる場所を発見する。当国では元々開発された油田の地図があったため、場所の再確認で済んだ。
部品: ガス油田か、ガス田か
試堀井の確認によって、採算が取れる程の油とガスが両方共取れるガス油田なのか、天然ガスだけが取れるガス田なのかの分類が確認される。ここでの結果が、その後の開発を決める。
部品: 試掘井と探鉱井
油田の可能性が高い場所を試し掘りするため、ボーリングにて穴を掘る。他にもその穴の近くに複数の穴を掘る事があり、こちらを探鉱井と呼ぶ。油層が発見出来れば、次の段階に進むが、見つからなければ探索を続行する。
部品: ボーリングコア
試堀井から随時排出される土を言う。地下サンプルとして利用されており、これによって油層が付近に存在するかどうかなどの情報を得られる。
部品: 堀り屑の利用法
カッティングスとも呼ばれるそれの一部は、各深度に出現する地下地質の直接的な証拠として扱われ、岩石の種類から油徴の有無等の調査対象となる。他にもそれ以後の掘削作業の段取りを立てる事ができる貴重な資料として扱われる。
部品: ブローアウト対策
幸いにも油層に当たった場合で、その内部の圧力が高い場合、油もガスも自噴することになる。が、可燃性や高毒性の高圧噴射物の受け入れ状態が整っていないうちは、この現象をブローアウトと呼び、作業者は事前に用意された遮断装置(BOPスタック)のスイッチを押して退避する。
部品: ドリリング・リグとは?
石油や天然ガスを探したり、採取するために穴を掘削するための装置の事。4つの要素で構成されており、動力とそれの伝達、吊り上げ吊り下げる構造、穴を掘る所、穴を綺麗にする機構がある。
部品: エンジン
掘削装置に必要な動力は、その装置が掘る深さによる。2台、あるいはそれ以上によるディーゼルエンジンやガスエンジンによって組まれている。
部品: トルクコンバーター
自動変速機の一つ。主に自動車などに使われるがこちらにも使われている。動力の伝達にオイルの流れを使って、回転による駆動力を大きく出来る装置。
部品: 動力コンパウンド
動力をドローワークスや泥水ポンプ、ロータリーテーブルに伝える装置。ハイドロリックカップリング装置にチェーン、スプロケット、エア・クラッチなどで構成されている。
部品: 櫓とは?
一般的にはデリックとも言う、油田といえばコレ、というもの。基本的に鋼製で出来ており、その中でドリルパイプやケーシングが上げ下ろしされる。高さは大体42m程度。
部品: トラベリングブロック
クラウンブロックを含んだ、一連の大型動滑車の構造を指す。シーブ(ロープを介して動力を伝えたりする案内する滑車)の数によって荷重容量が違い、これにフックを組み合わせた一体型として使われている。
部品: ドローワークス
巻き上げ機構を構成する重要な要素の一つ。言わば一種のウィンチである。ロータリーテーブルを廻したり、ドリリングラインを巻き上げたり巻きおろしたりと様々な場所に使われる。
部品: ドリリングライン
巻き上げ機構を構成するワイヤー・ロープの事。一端はドローワークスのドラムに巻き込まれ、そこから一連の滑車機構の間を数往復し、土台にあるデッドラインアンカーに固定され、その先はストレージドラムに巻かれている。
部品: ドリリングラインの安全対策:ワイヤー管理
ドリリングラインの仕事量、つまり上下走行と負荷の距離は、稼働中毎日記載され、計画に沿って一定の走行距離等に達した時には、ドローワークス側から所定の長さを切り取り、ストレージから新しい部分を出す。こうやって応力が集中する部位を順次変更している。
部品: 台座について
サブストラクチャーとも呼ばれる、エンジンや、櫓を載せる土台を指す。鋼製の梁や物質を選択的に通す通路を頑丈に溶接して造ったもの。
部品: この装置について
ケーシングの頭部に取り付けられる装置の事を言い、様々な装置で構成されている、坑口の地上部分をコントロールするために取り付けられる。
部品: クリスマスツリー
形状がクリスマスツリーに似ている為に名付けられた装置。油やガスを採取するためのマニホールド(一本の管から複数本の管が分岐する構造をもった気筒)で、パイプの組み合わせになっている。自噴線破損で圧力変動が起きた場合、自動閉鎖させるセーフティバルブが一つ以上付いている。
部品: チュービングスプール
チュービングと呼ばれる小口径パイプの重さを吊り、ケーシングとチュービングの間の圧力を閉塞するための上下フランジ付きの器具を言う。
部品: ケーシングスプールとは
ケーシングハンガーを支える装置。通常、管体とこの装置との水密をテストするテストポートを有する。耐圧の違うフランジをガスケットリングを使って繋ぐことが出来る。
部品: ケーシングヘッド
ねじ接続や溶接接続にて取り付けられる鋼製の器具。より小さいサイズのケーシングを吊る為のスリップや空洞を密閉するためのパッキング・アセンブリを収納する為の道具。
部品: ブローアウト・プリベンター(防噴装置)とは?
油田の試掘や鉱石の運搬、通風等の為に掘られる小さいシャフト(抗井)を作る際の暴噴の兆候があった際、抗井を密閉して噴出防止作業を行う為に、抗口の上に取り付けられる装置を言う。
部品: スタックの説明
各種作業に応じた抗井内のパイプの口径に対応するためや、安全上の為、数種類の防噴装置を組み合わせたユニットの事を言う。深度や使用耐圧によって各所に使い分ける。
部品: 装置の開閉について
各BOPの開閉は、常時蓄圧されている油圧にて行われる。開閉操作パネルは掘削装置に1~2箇所付いており、作動後、数秒から十数秒のスピードで坑口を密閉する。
部品: アニュラー・ブローアウト・プリベンダー
パッキングユニットとして強化合成ゴムのリングを使用しているため、内部のパイプ径に関わらず密閉が可能な装置。他のラム型と併用して使用することが多い。
部品: ブラインド・ラム
坑井内部にパイプがない場合に使用される。本体構造としての特徴として、内部のラム・ボディが扁平になっており、これをパッキンにしてシーリングする。
部品: シェアー・ラム
坑井内のパイプを挟んで密閉するものに対し、こちらはラムの先端に刃を付けてあり、パイプを切断して坑口を密閉する構造を持っている。
部品: パイプ・ラム
ブローアウト発生時に左右からラム(棒ピストン)にてパイプとケーシングの合間を周囲から密閉するBOPの一種。密閉できる外径が一種類の為、坑内のパイプ径によってラムの交換を行う必要がある。
部品: キル・ライン
泥水循環用ポンプと作業用の井戸を繋ぐ高圧パイプの事を差す。暴噴コントロールの為、泥水を井戸に圧入する為に使われる。これが使われる場合はドリル・ストリングが吊り下げられていない事が多い。
部品: チョーク・ライン
チョークとは、生産設備へ流れる油やガスの流用を調節する為の絞り弁のことを言う。これはそこに繋がる、坑口装置の横から出ている高圧配管を差す。BOP閉鎖の際、その隙間から出てくる流体を誘導する。
部品: チョーク・マニフォルド
チョーク・ラインの先にある、固定、手動可変等のチョークが組み込まれた高圧多岐管の事を差す。作業の種類に応じて、流体を選択的に下流の装置へと導くものである。
部品: ロータリーテーブル
土台上の中心に据え付けられ、掘進時にはドリル・ストリングの回転装置として、パイプ揚管時にはスリップの受台として機能する。ロータリーマシンとも呼ばれる。
部品: ロータリースイベル
中心部に泥水の通路を有し、回転するケリーと回転しない、柔軟性のある対抗圧パイプ(ロータリーパイプと言う)を繋ぐ器具。ここで下のケリー等の回転をなくして上に伝えないようにする。
部品: ケリーブッシング
ロータリーテーブルにはめ込まれている、回転装置。これをケリーが貫いており、その各面に接する4面か6面のローラーが組み込まれている。これが回転する事によって、全体が回転する。
部品: 概要
ビット、ドリル・カラー、堀り管などを繋いで掘削するために、抗井の中に吊り下げられた装置。パイプの直径と、その長さから、糸のように細長いので『ストリング(糸)』と呼ばれる。別名、ドリル・ステム。
部品: ケリー
堀り管の上端に接続され、回転力をそれに伝達し、泥水の通路として長い中空の鋼管。断面は四角から八角で、角ステムとも呼ばれる。掘進は、これの長さだけ掘り進み、その直下に堀り管を継ぎ足していく事になる。
部品: ドリル・パイプ(堀り管)
ビットを廻したり、掘削した際に出る泥水を循環させる為の重くて継ぎ目のないパイプの事。大抵の場合9m程度であり、それを繋いで降ろしていく。
部品: ツール・ジョイント
堀り管の両端についている丈夫な鋼製。傾斜した粗いネジと、シーリングショルダーをぴったり合わせると漏洩しなくなる。ステムの全重量を吊るすことができ、何度もの締め戻しの負担に耐えて気密性を保持出来る。接続する片方ずつに、雄ネジ、雌ネジを溶接等で取り付ける。
部品: インサイド・ブローアウト・プリベンター
揚降管作業中に暴噴が発生した場合、堀り管、またはドリル・カラー内部からの噴出を防ぐためにねじ部に取り付けられる。内圧を押さえる為、ボールバルブや逆止弁が取り付けられており、ケリーに接続され、泥水の循環が可能となっている。
部品: ドリルカラー
ビットへの荷重の為に使われる、特別に分厚いパイプの事を指す。円形断面を有するストレートカラー等様々な種類があり、中には方位や傾斜を確認するために測定器を入れる様に作られたものもある。
部品: ビット
先端に取り付けられ、底の岩石を砕き、割ったりなどして掘り進む錐、あるいはノミの役割を果たす装置。ローラー・コーン・ビットが主流でボディには通常3つのノズルがついており、ジェット噴流を起こして破片を吹き飛ばしつつ、カッターに堀屑がつかないようにしている。尚、カッターやベアリングには、様々な種類がある。
部品: ケーシング・ストリングとは?
井戸を掘り終わった後に、地層が崩れないようにする目的と、水と油、ガスを分けて取り入れる為に鉄管を降り入れるが、これに使う鉄管をケーシングと呼ぶ。長くつなげたのをこう呼ぶ。
部品: 構造について
岩屑を連続的に取り除き、外へと取り出すための装置で、泥水を循環するための装置でもある。ピットのノズルから噴出する水を送り出すのもここの役割。
部品: 循環材:掘削泥水とは?
堀屑を上に上げる以外にも泥水の中に屑が沈まないような機能を保つ。他にも、ドリル・ストリング全体を冷却、泥の壁を作ったりと様々。坑井内部に水や油に泥、そこに潤滑材等を坑井条件にあうように調整される。
部品: 泥水ポンプ
大型、高圧の往復動ポンプで、構成には必須の機械の一つ。少なくとも2台が運用されており、一台目の故障対応や、状況によっては2台同時に稼働する。2~3のシリンダーを有しており泥水をピットまで送る等の重要な役割を保つ。
部品: シェールシェーカー
井戸から運んできた岩屑や崩壊ざくを除去するための装置。一種の自動ふるい装置であり、振動する金網に泥水を通して除去する。大体2~3台が配備されている。
部品: マッドアジテーター
泥水の分離と、水中に入っている薬品の沈殿を防ぐ装置。タンク中央部のモーターに繋がったシャフト下部の羽が回る事によって撹拌する。
部品: デサンダー&デシルダー
掘り進めていくうちにだんだんと泥水には砂分やシルト分が混ざり、掘進率に悪影響を及ぼす事になる。この砂やシルト分を除去するための、一種の遠心分離機。
部品: デガッサー
ガス泡や気泡を取り除く装置。泡が入っている場合、泥水の比重が軽くなるため流体が入る量が増えてしまい、ブローアウトを起こしてしまう原因にもなる。ここでの分離は非常に大事な行程である。
部品: 廃泥施設
最終的に、泥水はこちらで処理された後リサイクル水として、再度泥水の材料と合わせ、もう一度泥水として活用される。
部品: 生産井
あるいは採掘井と呼ばれ、石油、またはガスとを汲み出す穴としていくつか掘られる。生産する流体の種類や、その産出状態により、分類されている。
部品: 各種生産施設の建設
生産井が掘られるのと同時並行して、各種の生産関連の施設群が建設される。取り出された原油は、この施設によって精製直前までの加工がされることになる。
部品: ポンプ回収
圧力が高く、自噴している場所ならばそのままでも良いが、そうでない場合はポンプによって汲み上げる方法が取られている。これで回収できる利率は総量の40%程度と、然程高くはない。
部品: 加圧回収
一次回収では生産できなくなった油井に、原油から分離した水やガスを注入して加圧し、汲み上げる。この二つを総合して回復法とも呼ばれる。
部品: 最終回収
強制回収法とも呼ばれる。水蒸気や僅かな洗剤、液体ガスを注入する方法があるが、二酸化炭素を注入する方法も取られている。
部品: 閉鎖について
油とガスを汲み上げた後は、穴は閉鎖され、上部に置かれていた全ての装置は撤去され、後は更地が残る事になる。他にも、一部は記念保存などが計画されている。
部品: 集油所
生産された油やガスを集めて、水や油、酸性ガス等を分離し除去するための施設。他にも生産量を決めるための計量施設や、生産物を貯蔵する為の施設等を総合して、一般的にこう呼ぶ。様々な要素によって機能や呼び方が変わる。
部品: 揮発性有機化合物除去装置
ベンゼンやトルエン、キシレン等を取り除く装置。これによって土壌や大気、地下水への汚染を防ぐことが可能となる。
部品: 化学物質や重金属に対する定期調査と対策
揮発性有機化合物の産出や、微量とはいえ重金属等もあるため、大気や土壌、地下水への汚染などを定期的に調査して、対策を行う。
部品: 随伴水の処理
油やガスと共に生産される地層水を随伴水と呼ぶが、これの殆どは一次処理で利用する。が、それ以外の不必要な水は、油と固形物、カルシウム等を遠心分離などで徹底的に除去した後、脱塩処理等を行い、環境に対応したレベルまで浄化して排出する。
部品: 二酸化炭素の活用
最終回収に使うため二酸化炭素を利用するが、発電所などから取り出されたそれを利用することによって、その封入も同時に可能となる。これを温暖化対策に利用する。
部品: 土嚢や吸着マット、オイルフェンスの配備
万が一の大規模暴噴や、油漏洩事故の備えとして、土嚢や吸着マット、河川用にオイルフェンス等が配備されている。
部品: ソーラーツリーとは
小さな太陽光パネルを葉に見立て、樹のような外観にした発電機。太陽パネルの葉は風により回転し、風力発電も担う。
部品: ソーラーパネルの葉
小さく加工したソーラーパネル。一枚の発電量はたいしたものではないが、一つの樹に沢山ついている為、総発電量は少なくない。
部品: 外観に配慮した幹
樹に見えるように塗装され装飾された、通電を司る幹。整備点検しやすいように、細かな部品は入れられていない。電線が通っているくらいである。
部品: 蓄電に使われる根
根の部分には、蓄電と発電に使う機材が入っている。整備の際は、傍に備え付けたハッチを開ければすぐに機材が見えるようになっている。
部品: 配置される場所
障害物の少ない道路や、日照時間の多い場所に配置される。街の道路に等間隔で並ぶそれは。市街地の景観の維持に一役買っている。
部品: 発電した電力の使用法
ソーラーツリーにはライトがついており、夜間は周辺を照らす街灯の役割も担う。周囲の電気系施設の運用に主に利用され、余暇分は道路に埋められたケーブルから蓄電所へと送られる。
部品: 設置、移設の容易さ
回収と設置は専用機材を用い、一本一時間程度で完了する。工事も地下の電線を延長し、穴を掘り埋める程度なので簡単である。
部品: 兵站とは
戦場で後方に位置して、前線の部隊のために、軍需品・食糧・馬などの供給・補充や、後方連絡線の確保などを任務とする機関
部品: 海辺に面した補給所
生産・交通の要所に平時から設置される戦略的な兵站線の中枢となる『集約ターミナル』が港に建設されている。
部品: 補給所までの路網
『集約ターミナル』へ物資を供給する為の交易路を大動脈とした輸送網として形成し、全使用車両の位置情報を各兵站的防衛基盤に設置された端末へと集約し、道路上に張り巡らせた信号をコントロールしてスムーズに交通が流れるように運用管理がなされている。
部品: デリック
本体とは別に設置された原動機付のウインチ(巻上機)からワイヤを介して本体ブームの上げ下げや旋回を行うことで稼動するクレーンの事であり、免許を持った操縦士によって効率的にコンテナ等の積み降ろしができる。
部品: ベルトコンベア
輪状にした幅広のベルトを台車の上で回転させ、その上に運搬物を載せて移動させる装置であり、よどみなく輸送船からトラック用のコンテナに移すために使われている。
部品: 燃料生産地からの直通パイプライン
燃料生産地と集約ターミナルは地下に埋設されたパイプラインで直結されており、輸送船の運航用燃料だけでなく、前線に送る燃料もリアルタイムで直接輸送船にチャージすることが可能となっている。
部品: 積み込みモニタリングシステム
輸送船には全て作業効率と重量配分をリアルタイムでモニタリングする為のシステムが搭載されており、正確な数量管理を基にした搬入、搬出を行うことが出来る。
部品: 海路ナビゲーター
これまでの船の航行記録をもとに各海域の潮流や海底地図を作成する為の情報が港の『集約ターミナル』に集積されており、出港の際に渡される最も安全且つ省エネで運行できるルートを示した記録メディアを参照することによって効率的な運航が可能となっている。
部品: 補給シミュレータ
各輸送艦に搭載されたプログラムによって、各前線基地をインプットすることにより、安全・確実な補給線を自動的に選出する事ができる。
部品: 補給物資の陸揚げ
ヘリやホバー等で陸地の基地等に計画的且つ迅速に補給活動が行われ、燃料等のロスを最小限に抑え込んでいる。
部品: 動作データの最適化
整備士からフィードバックされた各機体の稼働状況と燃料の消費状況・機体の損傷データ等を組み合わせて効率的な運用プログラムの構築を行っている。
部品: 陸路ナビゲーター
海路ナビゲーターを応用して、地形データや環境データを機体から得る事で燃料消費の少ない移動ルートの選定を行う事ができる。
部品: 情報セキュリティー
動作の最適化プログラムについては民間の艦船等にも提供されているが、実際の調査項目や解析方法は国家機密とされ、ソフト面ハード面共に厳重なセキュリティーが敷かれている。
部品: 喫煙室
喫煙者の為の施設ではあるが、飲食禁止であるが、空調が整えられており、一般施設とはアクリル板などで遮蔽され、吸殻入れが用意されている。火災防止の為、この場所以外での区域内での喫煙はすべて禁止されている。
部品: 休憩室&食堂
休憩するためのスペースとして、椅子とテーブルが多数置いてある。一部には仮眠する為の区切りに、靴を脱いで座れる場所も取られている。食堂が併設されており、時間によって定食や軽食が提供されている。
部品: 事務所
ここで各所から上がってきた申請や物資の最終的発注やその処理を担当する。他にも各種情報の管理や集積等を行い、必要な時に取り出せるようにするなど様々な事を担当する。
部品: トイレ
施設各地や警備室等にあり、基本的には男性用と女性用に分かれて二つ、他にも多目的トイレ(障害者やオスメイト等)を設置している。
部品: 売店
簡易的なものを売るための店。タオルや水分補給品や簡単な軽食があり、他にも熱中症対策などの様々な商品が販売されている。
部品: 他の休憩所について
この中央休憩所以外にも小さな休憩所が各施設にあり、簡単な休息が取れるようになっている。尚、他にもトイレが設置されている。
部品: 構造の強化
壁に耐熱構造の層や、耐震構造等を仕込み、対防火及び地震対策を行っている。他にも建材として鋼材をふんだんに使っており、いざという時に備えている。
部品: 泡消火設備
動物性タンパク質の加水分解物や、フッ素系界面活性剤を加えた消火剤を水と一定の比率で混ぜ、泡として噴射。分厚い泡の層で炎を窒息させつつ冷却する装置。
部品: スプリンクラー
基本的な防災装備である。施設各所に配備されており、ここから水が出ることによって初期に火を消すだけでなく、延焼を防ぐ。
部品: 隔壁
延焼や煙を防ぐ為の装置。他にも、人間が炎から退避するためにも使う。耐火能力を優先して作られており、各所に配備されている。
部品: 非常ベル
他部署や施設全体に、音で異常を知らせる。状況と危険度によって声が封入されているものもあり、緊急時にはその指示に従うことで、危険度を下げている。
部品: 非常用避難経路
万が一火災が起こった際、こちらへの、看板などの誘導を元に避難をする。外部への速やかなアクセスや、待避所等への道案内等が存在する。
部品: 消火栓の設置
建物周辺にて、消火栓を設置し、災害に備える。他にも水の備蓄等を行い、消火活動がスムーズに行くように手配をしている。
部品: 消火器の配備
全ての施設の各所に消火器が整備されており、定期的な点検がされている。初期消火の一助として、職員は取扱の訓練を施されている。
部品: 可燃物の持ち込み禁止と静電気除去
ライターやマッチ等の持ち込みは禁止されている。他にも、なるたけ静電気を起こさないように各部署の入り口に静電気を除去するアイテムが置かれている。
部品: 避難訓練の実施
一年ごとに避難のための停止手順や通路の確認、及び各種防災用の機材の使い方等を指導し、これに備える事とする。火事以外にも地震や砂嵐等に対するレクチャーも行われる。
部品: 防犯カメラ
広い敷地内となれば、人の目や足だけではカバーできない。通常の事故対応や防犯も含めて、監視用のカメラを各所に付けて監視体制を敷く。
部品: 待避所の設置
爆発等に置ける一時的な避難の為、待避所が設けられている。いざという時の為に医療品や食料などが保管されており、ここで救助を待つ事となる。
部品: セキュリティーゲートの設置とフェンスによる区域制限
敷地外の入り口と施設入り口にもセキュリティーゲートを設けて、警備員によって立ち入りを管理し、更に区域の境界に5mクラスのフェンスを30cm程の根立てにする事によって、各種移動の制限をする。
部品: 立ち入り記録の記入
労働者や外部訪問者含め、区域内立ち入り時には危険物や違法物、アルコール等の持ち込みがないかチェックされる。他、外部からの訪問者は名前のみならず、連絡先や理由等の記載が設けられ、区域から出る時も一筆必要となる。
部品: セキュリティパスの発行と外部訪問者立ち入りについて
労働者達には、通し番号と特殊加工がされたセキュリティパスを発行し、これが無ければ当人でも区域へ入れないように制限する。外部からの訪問者は、関係会社からの事前許可と施設への通達、更に施設内部からの立ち入り直前の許可を必要とする。
部品: 内部用カードの発行
施設に入った作業者及び外部関係者には、その業務に応じた場への鍵となるカードが配られ、帰りの際には施設入り口の警備室にてこれを回収される。これは厳重に扱う必要があり、紛失の際は内臓された発信機によって即座に回収される。
部品: 警備室の設置
重要ではあるが危険が集中しやすい施設であり、事故も起こりやすい。せめて人的被害は減らす為に、警備は厳重に行う。施設入り口や区域の入り口等、各所に設けられている。
部品: 予備品や消耗品の倉庫管理
予備品や消耗品の倉庫管理については、物品に分けて管理され、更に番号を振って管理する。他にも管理帳簿を保管し、購入と搬入、搬出には事前の事務申請を必要とする。
部品: 対動物対策
砂漠とはいえ、動物は住んでいるものである。彼らが苦手な音を流したりする以外にも、他にも定期的な巡回による動物の追い払い等を行っている。
部品: 基本的な雇用条件
学校卒業、及び卒業程度の学力、常識が備わっていると羅幻王国が認定し、就業年齢に達している者を雇用する。新人から中途採用者も含めて募集する。専門知識や経験者、資格所持者は優遇される。
部品: 高齢者雇用について
売店や厨房等、基本的には事務室や休憩所を中心とする。しかし、相当な熟練が認められる技術者に関しては、アドバイザーとして雇用される。
部品: 犯罪者の雇用の禁止
テロ活動、民間人の虐殺、略奪、詐欺行為等、犯罪行為をするの雇用の禁止
過去に犯罪歴があり現在改心し贖罪のために生きている者を除くが、この場合、藩国で調査した上で雇用をを決める。
部品: 労働者による過度な暴力・殺人・犯罪・不正の禁止
燃料生産地の労働者による過度の暴力による喧嘩・殺人・犯罪を禁止する。
これらの行動を行った場合は、直ちに藩国政府や藩国の警察組織に連絡し、相談の上、処罰や対処を決めること。
部品: 警備員について
基本的な雇用条件のみならず、体力や気力に自信がある者や、細かいことに気がつく者等を優先的に雇用する。警備員が許可なく職務を放棄する事や窃盗、犯罪の手引等を行うことは重罪である。
部品: 労働者の給与と労働時間
労働者の給与は基本、労働時間と労働日数によって計算される。勤務態度なども含めて審査され、給与が支給される。
労働時間は、基本朝から晩までの8時間で休憩1時間だが、残業を含めて10時間まで働ける。10時間を越えての労働は認められていない。
部品: 休暇について
基本的には、祝日と、週休二日制。他、個人的には忌引や有給休暇、育児休暇に介護休暇などもあるため、個人的な申請の部分にもよる。
部品: 緊急休業や待機について
天候等の状況によって危険が判断された場合は業務休業、自宅待機の判断をするものとする。これは現場到着が困難な場合にも適応される。
部品: 福利厚生と手当について
雇用年金、毎年の健康診断、各種技術の習得補助、資格取得補助等がある。他にも各部署によっては、技術手当や危険手当も存在し、労災も完備されている。
部品: 守秘義務について
そもそもテロ犯罪防止や事故軽減の為、担当部署以外には入れないようにはなっている。が、例え掃除担当者の人間であろうとも、情報漏洩や犯罪を起こす事がないように指導され、契約を交わす。
部品: 学校にて
羅幻王国の基礎教育を受けた者の中から、希望者は専門的な整備の教育を受ける事が出来る。その過程を終了した者は、整備士としての職務に従事する。
部品: 主な活動内容
各種ライフラインの維持から乗り物、工業機械等の整備、軍隊においては他国の機体整備等、羅幻王国において彼らの活動する場面は広い。
部品: 安全第一と個人名が書いてあるヘルメット
作業場において、頭上に突起物があるような事態は珍しくなく、安全面を考慮しヘルメットの着用が義務付けられている。更に名前を記載する事によって作業中の個人の判別に役立てたり、道具管理を徹底させる効果も持つ。
部品: 整備用手袋
整備は手先を使う仕事であり、手の怪我は能力の喪失と同義である。よって、特別に誂えた手袋を着用し、手の保護に気を使っている。
部品: 整備士の制服
ツナギのようなデザインで、整備士としてのランクを表すマークが入っている。機能第一に考えられており、羅幻王国において整備士の制服は着ているだけでくいっぱぐれ無いと言われる。
部品: 安全靴
不安定な足場での作業、稼働中の機械のそばでの作業、危険を伴う作業も多く存在する。足を巻き込まれて切断、という事態を防ぐ為、ワンタッチで脱ぐ事ができ、鉄板も入っている安全靴の着用は嗜みである。
部品: 専用の整備道具
整備士にとっての道具は、自分の腕と同じである。自分に見合う、より使いやすい道具を集め、使用するのは整備士としての自己表現である。
部品: 腰具
安全用のロープを取り付ける安全帯と片手で道具の出し入れができる腰具。高所作業、船上作業等において、安全帯の装着が義務付けられている。
部品: 繊細な指先
細かな作業を完璧にこなし、ネジのわずかなゆるみも見落とさない繊細さを持っている。なぜなら、整備の失敗は即ち機械の故障であり、人命にもかかわるからである。彼ら自身それを認識しており、見落としは最大の恥とされる。
部品: 深い機械知識
整備士は、自身の扱う機械において、誰よりも深い知識を持っていなければならない。全く知らない機械であっても、一目見ただけで過去の経験からおおよその概要がつかめなくては整備士は務まらない。
部品: 迅速な作業
整備士は同じ場所に大量に派遣されるような者ではなく、一人で多くのタスクをこなさなければならない。何より専門職である、誰でもなれるというものではない。よって、彼らはミスなく、迅速に作業をすることを要求される。
部品: 大きな声
整備中のコミュニケーションは、機械音の中で行われる事も多い。よって、ぼそぼそと小さな声で会話していては連携が取れず、意思疎通が十分に行われず、事故を引き起こす可能性がある。よって、彼らのコミュニケーションは自然と大声になる。
部品: 機械への愛情
何より、彼らに求められるのは、愛である。機械好きじゃなきゃやってられねぇんだよ、オイルの匂い最高じゃぁないか、歯車の音を子守歌にして眠りたい。
部品: 使い手への心遣い
機械とは、使用する者がいて初めて道具となる。ただ機械があるだけでは、ただの鉄くずである。よって、使い手の事を考え、より使いやすいように、より便利なようにと、常に考え続ける事が大事だとされる。
提出書式
大部品: 燃料生産地(羅幻王国版) RD:141 評価値:12
-部品: 砂の海の恵み(燃料生産地版)
-大部品: かつてのお話(燃料生産地版) RD:5 評価値:3
--部品: 遠い昔からの隣人
--部品: バランスの崩壊:I=D登場
--部品: 開発頓挫
--部品: お宝発見
--部品: 他も探してみよう!
-大部品: そして、今の話。 RD:2 評価値:1
--部品: 資源が、ない!
--部品: 古地図からの情報
-大部品: 砂漠油田 RD:64 評価値:10
--部品: 油田とは
--大部品: 油井 RD:57 評価値:9
---部品: 油井とは?
---大部品: その開発プロセス RD:50 評価値:9
----部品: 探索
----大部品: 試掘 RD:49 評価値:9
-----部品: ガス油田か、ガス田か
-----部品: 試掘井と探鉱井
-----部品: ボーリングコア
-----部品: 堀り屑の利用法
-----部品: ブローアウト対策
-----大部品: ドリリング・リグ RD:44 評価値:9
------部品: ドリリング・リグとは?
------大部品: エンジン&トランスミッション RD:3 評価値:2
-------部品: エンジン
-------部品: トルクコンバーター
-------部品: 動力コンパウンド
------大部品: 巻き上げ装置 RD:21 評価値:7
-------大部品: 櫓 RD:21 評価値:7
--------部品: 櫓とは?
--------部品: トラベリングブロック
--------部品: ドローワークス
--------部品: ドリリングライン
--------部品: ドリリングラインの安全対策:ワイヤー管理
--------大部品: 台座 RD:16 評価値:6
---------部品: 台座について
---------大部品: 坑口装置 RD:5 評価値:3
----------部品: この装置について
----------部品: クリスマスツリー
----------部品: チュービングスプール
----------部品: ケーシングスプールとは
----------部品: ケーシングヘッド
---------大部品: ブローアウト・プリベンター(BOP)スタック RD:10 評価値:5
----------部品: ブローアウト・プリベンター(防噴装置)とは?
----------部品: スタックの説明
----------部品: 装置の開閉について
----------大部品: 構成 RD:7 評価値:4
-----------部品: アニュラー・ブローアウト・プリベンダー
-----------部品: ブラインド・ラム
-----------部品: シェアー・ラム
-----------部品: パイプ・ラム
-----------部品: キル・ライン
-----------部品: チョーク・ライン
-----------部品: チョーク・マニフォルド
------大部品: ロータリー装置 RD:11 評価値:5
-------部品: ロータリーテーブル
-------部品: ロータリースイベル
-------部品: ケリーブッシング
-------大部品: ドリル・ストリング RD:7 評価値:4
--------部品: 概要
--------部品: ケリー
--------部品: ドリル・パイプ(堀り管)
--------部品: ツール・ジョイント
--------部品: インサイド・ブローアウト・プリベンター
--------部品: ドリルカラー
--------部品: ビット
-------大部品: ケーシング・ストリング RD:1 評価値:0
--------部品: ケーシング・ストリングとは?
------大部品: 循環装置 RD:8 評価値:5
-------部品: 構造について
-------部品: 循環材:掘削泥水とは?
-------部品: 泥水ポンプ
-------部品: シェールシェーカー
-------部品: マッドアジテーター
-------部品: デサンダー&デシルダー
-------部品: デガッサー
-------部品: 廃泥施設
---大部品: 生産 RD:5 評価値:3
----部品: 生産井
----部品: 各種生産施設の建設
----大部品: 汲み出し RD:3 評価値:2
-----部品: ポンプ回収
-----部品: 加圧回収
-----部品: 最終回収
---部品: 閉鎖について
--部品: 集油所
--部品: 揮発性有機化合物除去装置
--大部品: 環境対策 RD:4 評価値:3
---部品: 化学物質や重金属に対する定期調査と対策
---部品: 随伴水の処理
---部品: 二酸化炭素の活用
---部品: 土嚢や吸着マット、オイルフェンスの配備
-大部品: 風太陽力発電機「ソーラーツリー」 RD:7 評価値:4
--部品: ソーラーツリーとは
--部品: ソーラーパネルの葉
--部品: 外観に配慮した幹
--部品: 蓄電に使われる根
--部品: 配置される場所
--部品: 発電した電力の使用法
--部品: 設置、移設の容易さ
-大部品: 海軍兵站システム RD:13 評価値:6
--部品: 兵站とは
--部品: 海辺に面した補給所
--部品: 補給所までの路網
--大部品: 積み込みの効率化 RD:4 評価値:3
---部品: デリック
---部品: ベルトコンベア
---部品: 燃料生産地からの直通パイプライン
---部品: 積み込みモニタリングシステム
--部品: 海路ナビゲーター
--大部品: 戦場におけるシステム RD:4 評価値:3
---部品: 補給シミュレータ
---部品: 補給物資の陸揚げ
---部品: 動作データの最適化
---部品: 陸路ナビゲーター
--部品: 情報セキュリティー
-大部品: 事務所兼中央休憩所(燃料生産地版) RD:6 評価値:4
--部品: 喫煙室
--部品: 休憩室&食堂
--部品: 事務所
--部品: トイレ
--部品: 売店
--部品: 他の休憩所について
-大部品: 防災対策(燃料生産地版) RD:10 評価値:5
--部品: 構造の強化
--部品: 泡消火設備
--部品: スプリンクラー
--部品: 隔壁
--部品: 非常ベル
--部品: 非常用避難経路
--部品: 消火栓の設置
--部品: 消火器の配備
--部品: 可燃物の持ち込み禁止と静電気除去
--部品: 避難訓練の実施
-大部品: 安全管理 RD:9 評価値:5
--部品: 防犯カメラ
--部品: 待避所の設置
--部品: セキュリティーゲートの設置とフェンスによる区域制限
--部品: 立ち入り記録の記入
--部品: セキュリティパスの発行と外部訪問者立ち入りについて
--部品: 内部用カードの発行
--部品: 警備室の設置
--部品: 予備品や消耗品の倉庫管理
--部品: 対動物対策
-大部品: 雇用と労働者について RD:24 評価値:7
--部品: 基本的な雇用条件
--部品: 高齢者雇用について
--部品: 犯罪者の雇用の禁止
--部品: 労働者による過度な暴力・殺人・犯罪・不正の禁止
--部品: 警備員について
--部品: 労働者の給与と労働時間
--部品: 休暇について
--部品: 緊急休業や待機について
--部品: 福利厚生と手当について
--部品: 守秘義務について
--大部品: 雇用している労働者一例 RD:14 評価値:6
---大部品: 羅幻王国の整備士 RD:14 評価値:6
----部品: 学校にて
----部品: 主な活動内容
----大部品: 整備士の装備 RD:6 評価値:4
-----部品: 安全第一と個人名が書いてあるヘルメット
-----部品: 整備用手袋
-----部品: 整備士の制服
-----部品: 安全靴
-----部品: 専用の整備道具
-----部品: 腰具
----大部品: 整備士の特徴 RD:6 評価値:4
-----部品: 繊細な指先
-----部品: 深い機械知識
-----部品: 迅速な作業
-----部品: 大きな声
-----部品: 機械への愛情
-----部品: 使い手への心遣い
部品: 砂の海の恵み(燃料生産地版)
砂の海は、一見すれば人を拒絶する不毛の大地に思えよう。だが、それは表面だけの話であり、その下には資源が眠っている。その筆頭格こそが、燃料資源である。
部品: 遠い昔からの隣人
古来の頃より、砂漠の各所にて、地下から湧く燃える水の存在は知られており、人々の夜の明かりに使われていた。しかし、高度な技術発展に伴い、徐々にその消費量は増大して行き、開発も順次行われていった。
部品: バランスの崩壊:I=D登場
そして、I=Dの登場と導入。これが、それまで安定していた需要バランスを壊した原因である。豊かな油田等を有していたが、今までの生産力では需給バランスの崩壊が目に見えてきたのだ。
部品: 開発頓挫
この状況に対しての打開策の始まりとして、王国の国土には、大量の試掘井が掘られた。が、採算の取れる埋蔵量を有する油田の発見はできず、計画は暗礁に乗り上げた。
部品: お宝発見
国土破壊作戦と呼ばれたその爆破の中心地、王城。遠くフィーブル(北海島)まで見えたというその大爆発の跡地には、これまで産出した総量を遥かに超える湧出量の石油と天然ガスが発見され、埋蔵量も相当のものであるとの調査報告が出たのである。
部品: 他も探してみよう!
王城跡地からでも大量に産出する燃料が見つかったことを受け、これまで確認済の大地の各地を探査することとなる。そこにもまた、豊かな燃料がある事を信じて。そうして、生産が増えていったのである。
部品: 資源が、ない!
夜の明かりだけではなく、そもそも機械を中心とする国家では何をするにも各種の資源が必要である。資源が無いのは、まさしく死活問題。首脳陣は対策を講じるため、行動を開始した。
部品: 古地図からの情報
ここで、古い地図を出してきた意味は無いと思われるだろうが、そうではない。延々と変わらない情報が記載されているからこそ、その価値がある。古い地図と各種記録の情報を擦り合わせ、それを頼りとして、該当の地を確認。探査を開始する事とした。
部品: 油田とは
砂漠では、比較的浅い部分を担当する露天掘りでも燃料資源となる石油が得られる事が多いが、それを有効利用する為に、様々な油井が設けられている。
部品: 油井とは?
油井(ゆせい)とは、簡単にいえば穴を掘ってパイプを入れ、中の石油やガスを取り出すために原油を含有する地層まで掘った井戸の事を指す。
部品: 探索
地上からの目視探査は勿論の事、音響探査や電気検層、人工地震探査等を行う。それを解析して地下の立体的内部構造を把握。油田の存在が高いとされる『サイト』と呼ばれる場所を発見する。当国では元々開発された油田の地図があったため、場所の再確認で済んだ。
部品: ガス油田か、ガス田か
試堀井の確認によって、採算が取れる程の油とガスが両方共取れるガス油田なのか、天然ガスだけが取れるガス田なのかの分類が確認される。ここでの結果が、その後の開発を決める。
部品: 試掘井と探鉱井
油田の可能性が高い場所を試し掘りするため、ボーリングにて穴を掘る。他にもその穴の近くに複数の穴を掘る事があり、こちらを探鉱井と呼ぶ。油層が発見出来れば、次の段階に進むが、見つからなければ探索を続行する。
部品: ボーリングコア
試堀井から随時排出される土を言う。地下サンプルとして利用されており、これによって油層が付近に存在するかどうかなどの情報を得られる。
部品: 堀り屑の利用法
カッティングスとも呼ばれるそれの一部は、各深度に出現する地下地質の直接的な証拠として扱われ、岩石の種類から油徴の有無等の調査対象となる。他にもそれ以後の掘削作業の段取りを立てる事ができる貴重な資料として扱われる。
部品: ブローアウト対策
幸いにも油層に当たった場合で、その内部の圧力が高い場合、油もガスも自噴することになる。が、可燃性や高毒性の高圧噴射物の受け入れ状態が整っていないうちは、この現象をブローアウトと呼び、作業者は事前に用意された遮断装置(BOPスタック)のスイッチを押して退避する。
部品: ドリリング・リグとは?
石油や天然ガスを探したり、採取するために穴を掘削するための装置の事。4つの要素で構成されており、動力とそれの伝達、吊り上げ吊り下げる構造、穴を掘る所、穴を綺麗にする機構がある。
部品: エンジン
掘削装置に必要な動力は、その装置が掘る深さによる。2台、あるいはそれ以上によるディーゼルエンジンやガスエンジンによって組まれている。
部品: トルクコンバーター
自動変速機の一つ。主に自動車などに使われるがこちらにも使われている。動力の伝達にオイルの流れを使って、回転による駆動力を大きく出来る装置。
部品: 動力コンパウンド
動力をドローワークスや泥水ポンプ、ロータリーテーブルに伝える装置。ハイドロリックカップリング装置にチェーン、スプロケット、エア・クラッチなどで構成されている。
部品: 櫓とは?
一般的にはデリックとも言う、油田といえばコレ、というもの。基本的に鋼製で出来ており、その中でドリルパイプやケーシングが上げ下ろしされる。高さは大体42m程度。
部品: トラベリングブロック
クラウンブロックを含んだ、一連の大型動滑車の構造を指す。シーブ(ロープを介して動力を伝えたりする案内する滑車)の数によって荷重容量が違い、これにフックを組み合わせた一体型として使われている。
部品: ドローワークス
巻き上げ機構を構成する重要な要素の一つ。言わば一種のウィンチである。ロータリーテーブルを廻したり、ドリリングラインを巻き上げたり巻きおろしたりと様々な場所に使われる。
部品: ドリリングライン
巻き上げ機構を構成するワイヤー・ロープの事。一端はドローワークスのドラムに巻き込まれ、そこから一連の滑車機構の間を数往復し、土台にあるデッドラインアンカーに固定され、その先はストレージドラムに巻かれている。
部品: ドリリングラインの安全対策:ワイヤー管理
ドリリングラインの仕事量、つまり上下走行と負荷の距離は、稼働中毎日記載され、計画に沿って一定の走行距離等に達した時には、ドローワークス側から所定の長さを切り取り、ストレージから新しい部分を出す。こうやって応力が集中する部位を順次変更している。
部品: 台座について
サブストラクチャーとも呼ばれる、エンジンや、櫓を載せる土台を指す。鋼製の梁や物質を選択的に通す通路を頑丈に溶接して造ったもの。
部品: この装置について
ケーシングの頭部に取り付けられる装置の事を言い、様々な装置で構成されている、坑口の地上部分をコントロールするために取り付けられる。
部品: クリスマスツリー
形状がクリスマスツリーに似ている為に名付けられた装置。油やガスを採取するためのマニホールド(一本の管から複数本の管が分岐する構造をもった気筒)で、パイプの組み合わせになっている。自噴線破損で圧力変動が起きた場合、自動閉鎖させるセーフティバルブが一つ以上付いている。
部品: チュービングスプール
チュービングと呼ばれる小口径パイプの重さを吊り、ケーシングとチュービングの間の圧力を閉塞するための上下フランジ付きの器具を言う。
部品: ケーシングスプールとは
ケーシングハンガーを支える装置。通常、管体とこの装置との水密をテストするテストポートを有する。耐圧の違うフランジをガスケットリングを使って繋ぐことが出来る。
部品: ケーシングヘッド
ねじ接続や溶接接続にて取り付けられる鋼製の器具。より小さいサイズのケーシングを吊る為のスリップや空洞を密閉するためのパッキング・アセンブリを収納する為の道具。
部品: ブローアウト・プリベンター(防噴装置)とは?
油田の試掘や鉱石の運搬、通風等の為に掘られる小さいシャフト(抗井)を作る際の暴噴の兆候があった際、抗井を密閉して噴出防止作業を行う為に、抗口の上に取り付けられる装置を言う。
部品: スタックの説明
各種作業に応じた抗井内のパイプの口径に対応するためや、安全上の為、数種類の防噴装置を組み合わせたユニットの事を言う。深度や使用耐圧によって各所に使い分ける。
部品: 装置の開閉について
各BOPの開閉は、常時蓄圧されている油圧にて行われる。開閉操作パネルは掘削装置に1~2箇所付いており、作動後、数秒から十数秒のスピードで坑口を密閉する。
部品: アニュラー・ブローアウト・プリベンダー
パッキングユニットとして強化合成ゴムのリングを使用しているため、内部のパイプ径に関わらず密閉が可能な装置。他のラム型と併用して使用することが多い。
部品: ブラインド・ラム
坑井内部にパイプがない場合に使用される。本体構造としての特徴として、内部のラム・ボディが扁平になっており、これをパッキンにしてシーリングする。
部品: シェアー・ラム
坑井内のパイプを挟んで密閉するものに対し、こちらはラムの先端に刃を付けてあり、パイプを切断して坑口を密閉する構造を持っている。
部品: パイプ・ラム
ブローアウト発生時に左右からラム(棒ピストン)にてパイプとケーシングの合間を周囲から密閉するBOPの一種。密閉できる外径が一種類の為、坑内のパイプ径によってラムの交換を行う必要がある。
部品: キル・ライン
泥水循環用ポンプと作業用の井戸を繋ぐ高圧パイプの事を差す。暴噴コントロールの為、泥水を井戸に圧入する為に使われる。これが使われる場合はドリル・ストリングが吊り下げられていない事が多い。
部品: チョーク・ライン
チョークとは、生産設備へ流れる油やガスの流用を調節する為の絞り弁のことを言う。これはそこに繋がる、坑口装置の横から出ている高圧配管を差す。BOP閉鎖の際、その隙間から出てくる流体を誘導する。
部品: チョーク・マニフォルド
チョーク・ラインの先にある、固定、手動可変等のチョークが組み込まれた高圧多岐管の事を差す。作業の種類に応じて、流体を選択的に下流の装置へと導くものである。
部品: ロータリーテーブル
土台上の中心に据え付けられ、掘進時にはドリル・ストリングの回転装置として、パイプ揚管時にはスリップの受台として機能する。ロータリーマシンとも呼ばれる。
部品: ロータリースイベル
中心部に泥水の通路を有し、回転するケリーと回転しない、柔軟性のある対抗圧パイプ(ロータリーパイプと言う)を繋ぐ器具。ここで下のケリー等の回転をなくして上に伝えないようにする。
部品: ケリーブッシング
ロータリーテーブルにはめ込まれている、回転装置。これをケリーが貫いており、その各面に接する4面か6面のローラーが組み込まれている。これが回転する事によって、全体が回転する。
部品: 概要
ビット、ドリル・カラー、堀り管などを繋いで掘削するために、抗井の中に吊り下げられた装置。パイプの直径と、その長さから、糸のように細長いので『ストリング(糸)』と呼ばれる。別名、ドリル・ステム。
部品: ケリー
堀り管の上端に接続され、回転力をそれに伝達し、泥水の通路として長い中空の鋼管。断面は四角から八角で、角ステムとも呼ばれる。掘進は、これの長さだけ掘り進み、その直下に堀り管を継ぎ足していく事になる。
部品: ドリル・パイプ(堀り管)
ビットを廻したり、掘削した際に出る泥水を循環させる為の重くて継ぎ目のないパイプの事。大抵の場合9m程度であり、それを繋いで降ろしていく。
部品: ツール・ジョイント
堀り管の両端についている丈夫な鋼製。傾斜した粗いネジと、シーリングショルダーをぴったり合わせると漏洩しなくなる。ステムの全重量を吊るすことができ、何度もの締め戻しの負担に耐えて気密性を保持出来る。接続する片方ずつに、雄ネジ、雌ネジを溶接等で取り付ける。
部品: インサイド・ブローアウト・プリベンター
揚降管作業中に暴噴が発生した場合、堀り管、またはドリル・カラー内部からの噴出を防ぐためにねじ部に取り付けられる。内圧を押さえる為、ボールバルブや逆止弁が取り付けられており、ケリーに接続され、泥水の循環が可能となっている。
部品: ドリルカラー
ビットへの荷重の為に使われる、特別に分厚いパイプの事を指す。円形断面を有するストレートカラー等様々な種類があり、中には方位や傾斜を確認するために測定器を入れる様に作られたものもある。
部品: ビット
先端に取り付けられ、底の岩石を砕き、割ったりなどして掘り進む錐、あるいはノミの役割を果たす装置。ローラー・コーン・ビットが主流でボディには通常3つのノズルがついており、ジェット噴流を起こして破片を吹き飛ばしつつ、カッターに堀屑がつかないようにしている。尚、カッターやベアリングには、様々な種類がある。
部品: ケーシング・ストリングとは?
井戸を掘り終わった後に、地層が崩れないようにする目的と、水と油、ガスを分けて取り入れる為に鉄管を降り入れるが、これに使う鉄管をケーシングと呼ぶ。長くつなげたのをこう呼ぶ。
部品: 構造について
岩屑を連続的に取り除き、外へと取り出すための装置で、泥水を循環するための装置でもある。ピットのノズルから噴出する水を送り出すのもここの役割。
部品: 循環材:掘削泥水とは?
堀屑を上に上げる以外にも泥水の中に屑が沈まないような機能を保つ。他にも、ドリル・ストリング全体を冷却、泥の壁を作ったりと様々。坑井内部に水や油に泥、そこに潤滑材等を坑井条件にあうように調整される。
部品: 泥水ポンプ
大型、高圧の往復動ポンプで、構成には必須の機械の一つ。少なくとも2台が運用されており、一台目の故障対応や、状況によっては2台同時に稼働する。2~3のシリンダーを有しており泥水をピットまで送る等の重要な役割を保つ。
部品: シェールシェーカー
井戸から運んできた岩屑や崩壊ざくを除去するための装置。一種の自動ふるい装置であり、振動する金網に泥水を通して除去する。大体2~3台が配備されている。
部品: マッドアジテーター
泥水の分離と、水中に入っている薬品の沈殿を防ぐ装置。タンク中央部のモーターに繋がったシャフト下部の羽が回る事によって撹拌する。
部品: デサンダー&デシルダー
掘り進めていくうちにだんだんと泥水には砂分やシルト分が混ざり、掘進率に悪影響を及ぼす事になる。この砂やシルト分を除去するための、一種の遠心分離機。
部品: デガッサー
ガス泡や気泡を取り除く装置。泡が入っている場合、泥水の比重が軽くなるため流体が入る量が増えてしまい、ブローアウトを起こしてしまう原因にもなる。ここでの分離は非常に大事な行程である。
部品: 廃泥施設
最終的に、泥水はこちらで処理された後リサイクル水として、再度泥水の材料と合わせ、もう一度泥水として活用される。
部品: 生産井
あるいは採掘井と呼ばれ、石油、またはガスとを汲み出す穴としていくつか掘られる。生産する流体の種類や、その産出状態により、分類されている。
部品: 各種生産施設の建設
生産井が掘られるのと同時並行して、各種の生産関連の施設群が建設される。取り出された原油は、この施設によって精製直前までの加工がされることになる。
部品: ポンプ回収
圧力が高く、自噴している場所ならばそのままでも良いが、そうでない場合はポンプによって汲み上げる方法が取られている。これで回収できる利率は総量の40%程度と、然程高くはない。
部品: 加圧回収
一次回収では生産できなくなった油井に、原油から分離した水やガスを注入して加圧し、汲み上げる。この二つを総合して回復法とも呼ばれる。
部品: 最終回収
強制回収法とも呼ばれる。水蒸気や僅かな洗剤、液体ガスを注入する方法があるが、二酸化炭素を注入する方法も取られている。
部品: 閉鎖について
油とガスを汲み上げた後は、穴は閉鎖され、上部に置かれていた全ての装置は撤去され、後は更地が残る事になる。他にも、一部は記念保存などが計画されている。
部品: 集油所
生産された油やガスを集めて、水や油、酸性ガス等を分離し除去するための施設。他にも生産量を決めるための計量施設や、生産物を貯蔵する為の施設等を総合して、一般的にこう呼ぶ。様々な要素によって機能や呼び方が変わる。
部品: 揮発性有機化合物除去装置
ベンゼンやトルエン、キシレン等を取り除く装置。これによって土壌や大気、地下水への汚染を防ぐことが可能となる。
部品: 化学物質や重金属に対する定期調査と対策
揮発性有機化合物の産出や、微量とはいえ重金属等もあるため、大気や土壌、地下水への汚染などを定期的に調査して、対策を行う。
部品: 随伴水の処理
油やガスと共に生産される地層水を随伴水と呼ぶが、これの殆どは一次処理で利用する。が、それ以外の不必要な水は、油と固形物、カルシウム等を遠心分離などで徹底的に除去した後、脱塩処理等を行い、環境に対応したレベルまで浄化して排出する。
部品: 二酸化炭素の活用
最終回収に使うため二酸化炭素を利用するが、発電所などから取り出されたそれを利用することによって、その封入も同時に可能となる。これを温暖化対策に利用する。
部品: 土嚢や吸着マット、オイルフェンスの配備
万が一の大規模暴噴や、油漏洩事故の備えとして、土嚢や吸着マット、河川用にオイルフェンス等が配備されている。
部品: ソーラーツリーとは
小さな太陽光パネルを葉に見立て、樹のような外観にした発電機。太陽パネルの葉は風により回転し、風力発電も担う。
部品: ソーラーパネルの葉
小さく加工したソーラーパネル。一枚の発電量はたいしたものではないが、一つの樹に沢山ついている為、総発電量は少なくない。
部品: 外観に配慮した幹
樹に見えるように塗装され装飾された、通電を司る幹。整備点検しやすいように、細かな部品は入れられていない。電線が通っているくらいである。
部品: 蓄電に使われる根
根の部分には、蓄電と発電に使う機材が入っている。整備の際は、傍に備え付けたハッチを開ければすぐに機材が見えるようになっている。
部品: 配置される場所
障害物の少ない道路や、日照時間の多い場所に配置される。街の道路に等間隔で並ぶそれは。市街地の景観の維持に一役買っている。
部品: 発電した電力の使用法
ソーラーツリーにはライトがついており、夜間は周辺を照らす街灯の役割も担う。周囲の電気系施設の運用に主に利用され、余暇分は道路に埋められたケーブルから蓄電所へと送られる。
部品: 設置、移設の容易さ
回収と設置は専用機材を用い、一本一時間程度で完了する。工事も地下の電線を延長し、穴を掘り埋める程度なので簡単である。
部品: 兵站とは
戦場で後方に位置して、前線の部隊のために、軍需品・食糧・馬などの供給・補充や、後方連絡線の確保などを任務とする機関
部品: 海辺に面した補給所
生産・交通の要所に平時から設置される戦略的な兵站線の中枢となる『集約ターミナル』が港に建設されている。
部品: 補給所までの路網
『集約ターミナル』へ物資を供給する為の交易路を大動脈とした輸送網として形成し、全使用車両の位置情報を各兵站的防衛基盤に設置された端末へと集約し、道路上に張り巡らせた信号をコントロールしてスムーズに交通が流れるように運用管理がなされている。
部品: デリック
本体とは別に設置された原動機付のウインチ(巻上機)からワイヤを介して本体ブームの上げ下げや旋回を行うことで稼動するクレーンの事であり、免許を持った操縦士によって効率的にコンテナ等の積み降ろしができる。
部品: ベルトコンベア
輪状にした幅広のベルトを台車の上で回転させ、その上に運搬物を載せて移動させる装置であり、よどみなく輸送船からトラック用のコンテナに移すために使われている。
部品: 燃料生産地からの直通パイプライン
燃料生産地と集約ターミナルは地下に埋設されたパイプラインで直結されており、輸送船の運航用燃料だけでなく、前線に送る燃料もリアルタイムで直接輸送船にチャージすることが可能となっている。
部品: 積み込みモニタリングシステム
輸送船には全て作業効率と重量配分をリアルタイムでモニタリングする為のシステムが搭載されており、正確な数量管理を基にした搬入、搬出を行うことが出来る。
部品: 海路ナビゲーター
これまでの船の航行記録をもとに各海域の潮流や海底地図を作成する為の情報が港の『集約ターミナル』に集積されており、出港の際に渡される最も安全且つ省エネで運行できるルートを示した記録メディアを参照することによって効率的な運航が可能となっている。
部品: 補給シミュレータ
各輸送艦に搭載されたプログラムによって、各前線基地をインプットすることにより、安全・確実な補給線を自動的に選出する事ができる。
部品: 補給物資の陸揚げ
ヘリやホバー等で陸地の基地等に計画的且つ迅速に補給活動が行われ、燃料等のロスを最小限に抑え込んでいる。
部品: 動作データの最適化
整備士からフィードバックされた各機体の稼働状況と燃料の消費状況・機体の損傷データ等を組み合わせて効率的な運用プログラムの構築を行っている。
部品: 陸路ナビゲーター
海路ナビゲーターを応用して、地形データや環境データを機体から得る事で燃料消費の少ない移動ルートの選定を行う事ができる。
部品: 情報セキュリティー
動作の最適化プログラムについては民間の艦船等にも提供されているが、実際の調査項目や解析方法は国家機密とされ、ソフト面ハード面共に厳重なセキュリティーが敷かれている。
部品: 喫煙室
喫煙者の為の施設ではあるが、飲食禁止であるが、空調が整えられており、一般施設とはアクリル板などで遮蔽され、吸殻入れが用意されている。火災防止の為、この場所以外での区域内での喫煙はすべて禁止されている。
部品: 休憩室&食堂
休憩するためのスペースとして、椅子とテーブルが多数置いてある。一部には仮眠する為の区切りに、靴を脱いで座れる場所も取られている。食堂が併設されており、時間によって定食や軽食が提供されている。
部品: 事務所
ここで各所から上がってきた申請や物資の最終的発注やその処理を担当する。他にも各種情報の管理や集積等を行い、必要な時に取り出せるようにするなど様々な事を担当する。
部品: トイレ
施設各地や警備室等にあり、基本的には男性用と女性用に分かれて二つ、他にも多目的トイレ(障害者やオスメイト等)を設置している。
部品: 売店
簡易的なものを売るための店。タオルや水分補給品や簡単な軽食があり、他にも熱中症対策などの様々な商品が販売されている。
部品: 他の休憩所について
この中央休憩所以外にも小さな休憩所が各施設にあり、簡単な休息が取れるようになっている。尚、他にもトイレが設置されている。
部品: 構造の強化
壁に耐熱構造の層や、耐震構造等を仕込み、対防火及び地震対策を行っている。他にも建材として鋼材をふんだんに使っており、いざという時に備えている。
部品: 泡消火設備
動物性タンパク質の加水分解物や、フッ素系界面活性剤を加えた消火剤を水と一定の比率で混ぜ、泡として噴射。分厚い泡の層で炎を窒息させつつ冷却する装置。
部品: スプリンクラー
基本的な防災装備である。施設各所に配備されており、ここから水が出ることによって初期に火を消すだけでなく、延焼を防ぐ。
部品: 隔壁
延焼や煙を防ぐ為の装置。他にも、人間が炎から退避するためにも使う。耐火能力を優先して作られており、各所に配備されている。
部品: 非常ベル
他部署や施設全体に、音で異常を知らせる。状況と危険度によって声が封入されているものもあり、緊急時にはその指示に従うことで、危険度を下げている。
部品: 非常用避難経路
万が一火災が起こった際、こちらへの、看板などの誘導を元に避難をする。外部への速やかなアクセスや、待避所等への道案内等が存在する。
部品: 消火栓の設置
建物周辺にて、消火栓を設置し、災害に備える。他にも水の備蓄等を行い、消火活動がスムーズに行くように手配をしている。
部品: 消火器の配備
全ての施設の各所に消火器が整備されており、定期的な点検がされている。初期消火の一助として、職員は取扱の訓練を施されている。
部品: 可燃物の持ち込み禁止と静電気除去
ライターやマッチ等の持ち込みは禁止されている。他にも、なるたけ静電気を起こさないように各部署の入り口に静電気を除去するアイテムが置かれている。
部品: 避難訓練の実施
一年ごとに避難のための停止手順や通路の確認、及び各種防災用の機材の使い方等を指導し、これに備える事とする。火事以外にも地震や砂嵐等に対するレクチャーも行われる。
部品: 防犯カメラ
広い敷地内となれば、人の目や足だけではカバーできない。通常の事故対応や防犯も含めて、監視用のカメラを各所に付けて監視体制を敷く。
部品: 待避所の設置
爆発等に置ける一時的な避難の為、待避所が設けられている。いざという時の為に医療品や食料などが保管されており、ここで救助を待つ事となる。
部品: セキュリティーゲートの設置とフェンスによる区域制限
敷地外の入り口と施設入り口にもセキュリティーゲートを設けて、警備員によって立ち入りを管理し、更に区域の境界に5mクラスのフェンスを30cm程の根立てにする事によって、各種移動の制限をする。
部品: 立ち入り記録の記入
労働者や外部訪問者含め、区域内立ち入り時には危険物や違法物、アルコール等の持ち込みがないかチェックされる。他、外部からの訪問者は名前のみならず、連絡先や理由等の記載が設けられ、区域から出る時も一筆必要となる。
部品: セキュリティパスの発行と外部訪問者立ち入りについて
労働者達には、通し番号と特殊加工がされたセキュリティパスを発行し、これが無ければ当人でも区域へ入れないように制限する。外部からの訪問者は、関係会社からの事前許可と施設への通達、更に施設内部からの立ち入り直前の許可を必要とする。
部品: 内部用カードの発行
施設に入った作業者及び外部関係者には、その業務に応じた場への鍵となるカードが配られ、帰りの際には施設入り口の警備室にてこれを回収される。これは厳重に扱う必要があり、紛失の際は内臓された発信機によって即座に回収される。
部品: 警備室の設置
重要ではあるが危険が集中しやすい施設であり、事故も起こりやすい。せめて人的被害は減らす為に、警備は厳重に行う。施設入り口や区域の入り口等、各所に設けられている。
部品: 予備品や消耗品の倉庫管理
予備品や消耗品の倉庫管理については、物品に分けて管理され、更に番号を振って管理する。他にも管理帳簿を保管し、購入と搬入、搬出には事前の事務申請を必要とする。
部品: 対動物対策
砂漠とはいえ、動物は住んでいるものである。彼らが苦手な音を流したりする以外にも、他にも定期的な巡回による動物の追い払い等を行っている。
部品: 基本的な雇用条件
学校卒業、及び卒業程度の学力、常識が備わっていると羅幻王国が認定し、就業年齢に達している者を雇用する。新人から中途採用者も含めて募集する。専門知識や経験者、資格所持者は優遇される。
部品: 高齢者雇用について
売店や厨房等、基本的には事務室や休憩所を中心とする。しかし、相当な熟練が認められる技術者に関しては、アドバイザーとして雇用される。
部品: 犯罪者の雇用の禁止
テロ活動、民間人の虐殺、略奪、詐欺行為等、犯罪行為をするの雇用の禁止
過去に犯罪歴があり現在改心し贖罪のために生きている者を除くが、この場合、藩国で調査した上で雇用をを決める。
部品: 労働者による過度な暴力・殺人・犯罪・不正の禁止
燃料生産地の労働者による過度の暴力による喧嘩・殺人・犯罪を禁止する。
これらの行動を行った場合は、直ちに藩国政府や藩国の警察組織に連絡し、相談の上、処罰や対処を決めること。
部品: 警備員について
基本的な雇用条件のみならず、体力や気力に自信がある者や、細かいことに気がつく者等を優先的に雇用する。警備員が許可なく職務を放棄する事や窃盗、犯罪の手引等を行うことは重罪である。
部品: 労働者の給与と労働時間
労働者の給与は基本、労働時間と労働日数によって計算される。勤務態度なども含めて審査され、給与が支給される。
労働時間は、基本朝から晩までの8時間で休憩1時間だが、残業を含めて10時間まで働ける。10時間を越えての労働は認められていない。
部品: 休暇について
基本的には、祝日と、週休二日制。他、個人的には忌引や有給休暇、育児休暇に介護休暇などもあるため、個人的な申請の部分にもよる。
部品: 緊急休業や待機について
天候等の状況によって危険が判断された場合は業務休業、自宅待機の判断をするものとする。これは現場到着が困難な場合にも適応される。
部品: 福利厚生と手当について
雇用年金、毎年の健康診断、各種技術の習得補助、資格取得補助等がある。他にも各部署によっては、技術手当や危険手当も存在し、労災も完備されている。
部品: 守秘義務について
そもそもテロ犯罪防止や事故軽減の為、担当部署以外には入れないようにはなっている。が、例え掃除担当者の人間であろうとも、情報漏洩や犯罪を起こす事がないように指導され、契約を交わす。
部品: 学校にて
羅幻王国の基礎教育を受けた者の中から、希望者は専門的な整備の教育を受ける事が出来る。その過程を終了した者は、整備士としての職務に従事する。
部品: 主な活動内容
各種ライフラインの維持から乗り物、工業機械等の整備、軍隊においては他国の機体整備等、羅幻王国において彼らの活動する場面は広い。
部品: 安全第一と個人名が書いてあるヘルメット
作業場において、頭上に突起物があるような事態は珍しくなく、安全面を考慮しヘルメットの着用が義務付けられている。更に名前を記載する事によって作業中の個人の判別に役立てたり、道具管理を徹底させる効果も持つ。
部品: 整備用手袋
整備は手先を使う仕事であり、手の怪我は能力の喪失と同義である。よって、特別に誂えた手袋を着用し、手の保護に気を使っている。
部品: 整備士の制服
ツナギのようなデザインで、整備士としてのランクを表すマークが入っている。機能第一に考えられており、羅幻王国において整備士の制服は着ているだけでくいっぱぐれ無いと言われる。
部品: 安全靴
不安定な足場での作業、稼働中の機械のそばでの作業、危険を伴う作業も多く存在する。足を巻き込まれて切断、という事態を防ぐ為、ワンタッチで脱ぐ事ができ、鉄板も入っている安全靴の着用は嗜みである。
部品: 専用の整備道具
整備士にとっての道具は、自分の腕と同じである。自分に見合う、より使いやすい道具を集め、使用するのは整備士としての自己表現である。
部品: 腰具
安全用のロープを取り付ける安全帯と片手で道具の出し入れができる腰具。高所作業、船上作業等において、安全帯の装着が義務付けられている。
部品: 繊細な指先
細かな作業を完璧にこなし、ネジのわずかなゆるみも見落とさない繊細さを持っている。なぜなら、整備の失敗は即ち機械の故障であり、人命にもかかわるからである。彼ら自身それを認識しており、見落としは最大の恥とされる。
部品: 深い機械知識
整備士は、自身の扱う機械において、誰よりも深い知識を持っていなければならない。全く知らない機械であっても、一目見ただけで過去の経験からおおよその概要がつかめなくては整備士は務まらない。
部品: 迅速な作業
整備士は同じ場所に大量に派遣されるような者ではなく、一人で多くのタスクをこなさなければならない。何より専門職である、誰でもなれるというものではない。よって、彼らはミスなく、迅速に作業をすることを要求される。
部品: 大きな声
整備中のコミュニケーションは、機械音の中で行われる事も多い。よって、ぼそぼそと小さな声で会話していては連携が取れず、意思疎通が十分に行われず、事故を引き起こす可能性がある。よって、彼らのコミュニケーションは自然と大声になる。
部品: 機械への愛情
何より、彼らに求められるのは、愛である。機械好きじゃなきゃやってられねぇんだよ、オイルの匂い最高じゃぁないか、歯車の音を子守歌にして眠りたい。
部品: 使い手への心遣い
機械とは、使用する者がいて初めて道具となる。ただ機械があるだけでは、ただの鉄くずである。よって、使い手の事を考え、より使いやすいように、より便利なようにと、常に考え続ける事が大事だとされる。
インポート用定義データ
[
{
"title": "燃料生産地(羅幻王国版)",
"children": [
{
"title": "砂の海の恵み(燃料生産地版)",
"description": "砂の海は、一見すれば人を拒絶する不毛の大地に思えよう。だが、それは表面だけの話であり、その下には資源が眠っている。その筆頭格こそが、燃料資源である。",
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},
{
"title": "かつてのお話(燃料生産地版)",
"children": [
{
"title": "遠い昔からの隣人",
"description": "古来の頃より、砂漠の各所にて、地下から湧く燃える水の存在は知られており、人々の夜の明かりに使われていた。しかし、高度な技術発展に伴い、徐々にその消費量は増大して行き、開発も順次行われていった。",
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},
{
"title": "バランスの崩壊:I=D登場",
"description": "そして、I=Dの登場と導入。これが、それまで安定していた需要バランスを壊した原因である。豊かな油田等を有していたが、今までの生産力では需給バランスの崩壊が目に見えてきたのだ。",
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},
{
"title": "開発頓挫",
"description": "この状況に対しての打開策の始まりとして、王国の国土には、大量の試掘井が掘られた。が、採算の取れる埋蔵量を有する油田の発見はできず、計画は暗礁に乗り上げた。",
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},
{
"title": "お宝発見",
"description": "国土破壊作戦と呼ばれたその爆破の中心地、王城。遠くフィーブル(北海島)まで見えたというその大爆発の跡地には、これまで産出した総量を遥かに超える湧出量の石油と天然ガスが発見され、埋蔵量も相当のものであるとの調査報告が出たのである。",
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},
{
"title": "他も探してみよう!",
"description": "王城跡地からでも大量に産出する燃料が見つかったことを受け、これまで確認済の大地の各地を探査することとなる。そこにもまた、豊かな燃料がある事を信じて。そうして、生産が増えていったのである。",
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}
],
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"part_type": "group"
},
{
"title": "そして、今の話。",
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{
"title": "資源が、ない!",
"description": "夜の明かりだけではなく、そもそも機械を中心とする国家では何をするにも各種の資源が必要である。資源が無いのは、まさしく死活問題。首脳陣は対策を講じるため、行動を開始した。",
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},
{
"title": "古地図からの情報",
"description": "ここで、古い地図を出してきた意味は無いと思われるだろうが、そうではない。延々と変わらない情報が記載されているからこそ、その価値がある。古い地図と各種記録の情報を擦り合わせ、それを頼りとして、該当の地を確認。探査を開始する事とした。",
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}
],
"expanded": true,
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},
{
"title": "砂漠油田",
"children": [
{
"title": "油田とは",
"description": "砂漠では、比較的浅い部分を担当する露天掘りでも燃料資源となる石油が得られる事が多いが、それを有効利用する為に、様々な油井が設けられている。",
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},
{
"title": "油井",
"children": [
{
"title": "油井とは?",
"description": "油井(ゆせい)とは、簡単にいえば穴を掘ってパイプを入れ、中の石油やガスを取り出すために原油を含有する地層まで掘った井戸の事を指す。",
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},
{
"title": "その開発プロセス",
"children": [
{
"title": "探索",
"description": "地上からの目視探査は勿論の事、音響探査や電気検層、人工地震探査等を行う。それを解析して地下の立体的内部構造を把握。油田の存在が高いとされる『サイト』と呼ばれる場所を発見する。当国では元々開発された油田の地図があったため、場所の再確認で済んだ。",
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},
{
"title": "試掘",
"children": [
{
"title": "ガス油田か、ガス田か",
"description": "試堀井の確認によって、採算が取れる程の油とガスが両方共取れる\bガス油田なのか、天然ガスだけが取れるガス田なのかの分類が確認される。ここでの結果が、その後の開発を決める。\n",
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},
{
"title": "試掘井と探鉱井",
"description": "油田の可能性が高い場所を試し掘りするため、ボーリングにて穴を掘る。他にもその穴の近くに複数の穴を掘る事があり、こちらを探鉱井と呼ぶ。油層が発見出来れば、次の段階に進むが、見つからなければ探索を続行する。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "ボーリングコア",
"description": "試堀井から随時排出される土を言う。地下サンプルとして利用されており、これによって油層が付近に存在するかどうかなどの情報を得られる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "堀り屑の利用法",
"description": "カッティングスとも呼ばれるそれの一部は、各深度に出現する地下地質の直接的な証拠として扱われ、岩石の種類から油徴の有無等の調査対象となる。他にもそれ以後の掘削作業の段取りを立てる事ができる貴重な資料として扱われる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "ブローアウト対策",
"description": "幸いにも油層に当たった場合で、その内部の圧力が高い場合、油もガスも自噴することになる。が、可燃性や高毒性の高圧噴射物の受け入れ状態が整っていないうちは、この現象をブローアウトと呼び、作業者は事前に用意された遮断装置(BOPスタック)のスイッチを押して退避する。",
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},
{
"title": "ドリリング・リグ",
"children": [
{
"title": "ドリリング・リグとは?",
"description": "石油や天然ガスを探したり、採取するために穴を掘削するための装置の事。4つの要素で構成されており、動力とそれの伝達、吊り上げ吊り下げる構造、穴を掘る所、穴を綺麗にする機構がある。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "エンジン&トランスミッション",
"children": [
{
"title": "エンジン",
"description": "掘削装置に必要な動力は、その装置が掘る深さによる。2台、あるいはそれ以上によるディーゼルエンジンやガスエンジンによって組まれている。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "トルクコンバーター",
"description": "自動変速機の一つ。主に自動車などに使われるがこちらにも使われている。動力の伝達にオイルの流れを使って、回転による駆動力を大きく出来る装置。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "動力コンパウンド",
"description": "動力をドローワークスや泥水ポンプ、ロータリーテーブルに伝える装置。ハイドロリックカップリング装置にチェーン、スプロケット、エア・クラッチなどで構成されている。",
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"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
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},
{
"title": "巻き上げ装置",
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{
"title": "櫓",
"children": [
{
"title": "櫓とは?",
"description": "一般的にはデリックとも言う、油田といえばコレ、というもの。基本的に鋼製で出来ており、その中でドリルパイプやケーシングが上げ下ろしされる。高さは大体42m程度。",
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},
{
"title": "トラベリングブロック",
"description": "クラウンブロックを含んだ、一連の大型動滑車の構造を指す。シーブ(ロープを介して動力を伝えたりする案内する滑車)の数によって荷重容量が違い、これにフックを組み合わせた一体型として使われている。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "ドローワークス",
"description": "巻き上げ機構を構成する重要な要素の一つ。言わば一種のウィンチである。ロータリーテーブルを廻したり、ドリリングラインを巻き上げたり巻きおろしたりと様々な場所に使われる。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "ドリリングライン",
"description": "巻き上げ機構を構成するワイヤー・ロープの事。一端はドローワークスのドラムに巻き込まれ、そこから一連の滑車機構の間を数往復し、土台にあるデッドラインアンカーに固定され、その先はストレージドラムに巻かれている。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "ドリリングラインの安全対策:ワイヤー管理",
"description": "ドリリングラインの仕事量、つまり上下走行と負荷の距離は、稼働中毎日記載され、計画に沿って一定の走行距離等に達した時には、ドローワークス側から所定の長さを切り取り、ストレージから新しい部分を出す。こうやって応力が集中する部位を順次変更している。",
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"part_type": "part"
},
{
"title": "台座",
"children": [
{
"title": "台座について",
"description": "サブストラクチャーとも呼ばれる、エンジンや、櫓を載せる土台を指す。鋼製の梁や物質を選択的に通す通路を頑丈に溶接して造ったもの。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "坑口装置",
"children": [
{
"title": "この装置について",
"description": "ケーシングの頭部に取り付けられる装置の事を言い、様々な装置で構成されている、坑口の地上部分をコントロールするために取り付けられる。",
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"part_type": "part"
},
{
"title": "クリスマスツリー",
"description": "形状がクリスマスツリーに似ている為に名付けられた装置。油やガスを採取するためのマニホールド(一本の管から複数本の管が分岐する構造をもった気筒)で、パイプの組み合わせになっている。自噴線破損で圧力変動が起きた場合、自動閉鎖させるセーフティバルブが一つ以上付いている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "チュービングスプール",
"description": "チュービングと呼ばれる小口径パイプの重さを吊り、ケーシングとチュービングの間の圧力を閉塞するための上下フランジ付きの器具を言う。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "ケーシングスプールとは",
"description": "ケーシングハンガーを支える装置。通常、管体とこの装置との水密をテストするテストポートを有する。耐圧の違うフランジをガスケットリングを使って繋ぐことが出来る。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "ケーシングヘッド",
"description": "ねじ接続や溶接接続にて取り付けられる鋼製の器具。より小さいサイズのケーシングを吊る為のスリップや空洞を密閉するためのパッキング・アセンブリを収納する為の道具。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "ブローアウト・プリベンター(BOP)スタック",
"children": [
{
"title": "ブローアウト・プリベンター(防噴装置)とは?",
"description": "油田の試掘や鉱石の運搬、通風等の為に掘られる小さいシャフト(抗井)を作る際の暴噴の兆候があった際、抗井を密閉して噴出防止作業を行う為に、抗口の上に取り付けられる装置を言う。",
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},
{
"title": "スタックの説明",
"description": "各種作業に応じた抗井内のパイプの口径に対応するためや、安全上の為、数種類の防噴装置を組み合わせたユニットの事を言う。深度や使用耐圧によって各所に使い分ける。",
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},
{
"title": "装置の開閉について",
"description": "各BOPの開閉は、常時蓄圧されている油圧にて行われる。開閉操作パネルは掘削装置に1~2箇所付いており、作動後、数秒から十数秒のスピードで坑口を密閉する。",
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},
{
"title": "構成",
"children": [
{
"title": "アニュラー・ブローアウト・プリベンダー",
"description": "パッキングユニットとして強化合成ゴムのリングを使用しているため、内部のパイプ径に関わらず密閉が可能な装置。他のラム型\bと併用して使用することが多い。",
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},
{
"title": "ブラインド・ラム",
"description": "坑井内部にパイプがない場合に使用される。本体構造としての特徴として、内部のラム・ボディが扁平になっており、これをパッキンにしてシーリングする。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "シェアー・ラム",
"description": "坑井内のパイプを挟んで密閉するものに対し、こちらはラムの先端に刃を付けてあり、パイプを切断して坑口を密閉する構造を持っている。",
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},
{
"title": "パイプ・ラム",
"description": "ブローアウト発生時に左右からラム(棒ピストン)にてパイプとケーシングの合間を周囲から密閉するBOPの一種。密閉できる外径が一種類の為、坑内のパイプ径によってラムの交換を行う必要がある。",
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},
{
"title": "キル・ライン",
"description": "泥水循環用ポンプと作業用の井戸を繋ぐ高圧パイプの事を差す。暴噴コントロールの為、泥水を井戸に圧入する為に使われる。これが使われる場合はドリル・ストリングが吊り下げられていない事が多い。",
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},
{
"title": "チョーク・ライン",
"description": "チョークとは、生産設備へ流れる油やガスの流用を調節する為の絞り弁のことを言う。これはそこに繋がる、坑口装置の横から出ている高圧配管を差す。BOP閉鎖の際、その隙間から出てくる流体を誘導する。",
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},
{
"title": "チョーク・マニフォルド",
"description": "チョーク・ラインの先にある、固定、手動可変等のチョークが組み込まれた高圧多岐管の事を差す。作業の種類に応じて、流体を選択的に下流の装置へと導くものである。",
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}
],
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}
],
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}
],
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}
],
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}
],
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},
{
"title": "ロータリー装置",
"children": [
{
"title": "ロータリーテーブル",
"description": "土台上の中心に据え付けられ、掘進時にはドリル・ストリングの回転装置として、パイプ揚管時にはスリップの受台として機能する。ロータリーマシンとも呼ばれる。",
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},
{
"title": "ロータリースイベル",
"description": "中心部に泥水の通路を有し、回転するケリーと回転しない、柔軟性のある対抗圧パイプ(ロータリーパイプと言う)を繋ぐ器具。ここで下のケリー等の回転をなくして上に伝えないようにする。",
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},
{
"title": "ケリーブッシング",
"description": "ロータリーテーブルにはめ込まれている、回転装置。これをケリーが貫いており、その各面に接する4面か6面のローラーが組み込まれている。これが回転する事によって、全体が回転する。",
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},
{
"title": "ドリル・ストリング",
"children": [
{
"title": "概要",
"description": "ビット、ドリル・カラー、堀り管などを繋いで掘削するために、抗井の中に吊り下げられた装置。パイプの直径と、その長さから、糸のように細長いので『ストリング(糸)』と呼ばれる。別名、ドリル・ステム。",
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},
{
"title": "ケリー",
"description": "堀り管の上端に接続され、回転力をそれに伝達し、泥水の通路として長い中空の鋼管。断面は四角から八角で、角ステムとも呼ばれる。掘進は、これの長さだけ掘り進み、その直下に堀り管を継ぎ足していく事になる。",
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},
{
"title": "ドリル・パイプ(堀り管)",
"description": "ビットを廻したり、掘削した際に出る泥水を循環させる為の重くて継ぎ目のないパイプの事。大抵の場合9m程度であり、それを繋いで降ろしていく。",
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},
{
"title": "ツール・ジョイント",
"description": "堀り管の両端についている丈夫な鋼製。傾斜した粗いネジと、シーリングショルダーをぴったり合わせると漏洩しなくなる。ステムの全重量を吊るすことができ、何度もの締め戻しの負担に耐えて気密性を保持出来る。接続する片方ずつに、雄ネジ、雌ネジを溶接等で取り付ける。",
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},
{
"title": "インサイド・ブローアウト・プリベンター",
"description": "揚降管作業中に暴噴が発生した場合、堀り管、またはドリル・カラー内部からの噴出を防ぐためにねじ部に取り付けられる。内圧を押さえる為、ボールバルブや逆止弁が取り付けられており、ケリーに接続され、泥水の循環が可能となっている。",
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},
{
"title": "ドリルカラー",
"description": "ビットへの荷重の為に使われる、特別に分厚いパイプの事を指す。円形断面を有するストレートカラー等様々な種類があり、中には方位や傾斜を確認するために測定器を入れる様に作られたものもある。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "ビット",
"description": "先端に取り付けられ、底の岩石を砕き、割ったりなどして掘り進む錐、あるいはノミの役割を果たす装置。ローラー・コーン・ビットが主流でボディには通常3つのノズルがついており、ジェット噴流を起こして破片を吹き飛ばしつつ、カッターに堀屑がつかないようにしている。尚、カッターやベアリングには、様々な種類がある。",
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}
],
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},
{
"title": "ケーシング・ストリング",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "ケーシング・ストリングとは?",
"description": "井戸を掘り終わった後に、地層が崩れないようにする目的と、水と油、ガスを分けて取り入れる為に鉄管を降り入れるが、これに使う鉄管をケーシングと呼ぶ。長くつなげたのをこう呼ぶ。",
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}
],
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}
],
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},
{
"title": "循環装置",
"children": [
{
"title": "構造について",
"description": "岩屑を連続的に取り除き、外へと取り出すための装置で、泥水を循環するための装置でもある。ピットのノズルから噴出する水を送り出すのもここの役割。",
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},
{
"title": "循環材:掘削泥水とは?",
"description": "堀屑を上に上げる以外にも泥水の中に屑が沈まないような機能を保つ。他にも、ドリル・ストリング全体を冷却、泥の壁を作ったりと様々。坑井内部に水や油に泥、そこに潤滑材等を坑井条件にあうように調整される。",
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},
{
"title": "泥水ポンプ",
"description": "大型、高圧の往復動ポンプで、構成には必須の機械の一つ。少なくとも2台が運用されており、一台目の故障対応や、状況によっては2台同時に稼働する。2~3のシリンダーを有しており泥水をピットまで送る等の重要な役割を保つ。",
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},
{
"title": "シェールシェーカー",
"description": "井戸から運んできた岩屑や崩壊ざくを除去するための装置。一種の自動ふるい装置であり、振動する金網に泥水を通して除去する。大体2~3台が配備されている。",
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},
{
"title": "マッドアジテーター",
"description": "泥水の分離と、水中に入っている薬品の沈殿を防ぐ装置。タンク中央部のモーターに繋がったシャフト下部の羽が回る事によって撹拌する。",
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},
{
"title": "デサンダー&デシルダー",
"description": "掘り進めていくうちにだんだんと泥水には砂分やシルト分が混ざり、掘進率に悪影響を及ぼす事になる。この砂やシルト分を除去するための、一種の遠心分離機。",
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},
{
"title": "デガッサー",
"description": "ガス泡や気泡を取り除く装置。泡が入っている場合、泥水の比重が軽くなるため流体が入る量が増えてしまい、ブローアウトを起こしてしまう原因にもなる。ここでの分離は非常に大事な行程である。",
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},
{
"title": "廃泥施設",
"description": "最終的に、泥水はこちらで処理された後リサイクル水として、再度泥水の材料と合わせ、もう一度泥水として活用される。",
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}
],
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}
],
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}
],
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}
],
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},
{
"title": "生産",
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"children": [
{
"title": "生産井",
"description": "あるいは採掘井と呼ばれ、石油、またはガスとを汲み出す穴としていくつか掘られる。生産する流体の種類や、その産出状態により、分類されている。",
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},
{
"title": "各種生産施設の建設",
"description": "生産井が掘られるのと同時並行して、各種の生産関連の施設群が建設される。取り出された原油は、この施設によって精製直前までの加工がされることになる。",
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},
{
"title": "汲み出し",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "ポンプ回収",
"description": "圧力が高く、自噴している場所ならばそのままでも良いが、そうでない場合はポンプによって汲み上げる方法が取られている。これで回収できる利率は総量の40%程度と、然程高くはない。",
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},
{
"title": "加圧回収",
"description": "一次回収では生産できなくなった油井に、原油から分離した水やガスを注入して加圧し、汲み上げる。この二つを総合して回復法とも呼ばれる。",
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},
{
"title": "最終回収",
"description": "強制回収法とも呼ばれる。水蒸気や僅かな洗剤、液体ガスを注入する方法があるが、二酸化炭素を注入する方法も取られている。",
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}
],
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}
],
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},
{
"title": "閉鎖について",
"description": "油とガスを汲み上げた後は、穴は閉鎖され、上部に置かれていた全ての装置は撤去され、後は更地が残る事になる。他にも、一部は記念保存などが計画されている。",
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}
],
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},
{
"title": "集油所",
"description": "生産された油やガスを集めて、水や油、酸性ガス等を分離し除去するための施設。他にも生産量を決めるための計量施設や、生産物を貯蔵する為の施設等を総合して、一般的にこう呼ぶ。様々な要素によって機能や呼び方が変わる。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "揮発性有機化合物除去装置",
"description": "ベンゼンやトルエン、キシレン等を取り除く装置。これによって土壌や大気、地下水への汚染を防ぐことが可能となる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "環境対策",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "化学物質や重金属に対する定期調査と対策",
"description": "揮発性有機化合物の産出や、微量とはいえ重金属等もあるため、大気や土壌、地下水への汚染などを定期的に調査して、対策を行う。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "随伴水の処理",
"description": "油や\bガスと共に生産される地層水を随伴水と呼ぶが、これの殆どは一次処理で利用する。が、それ以外の不必要な水は、油と固形物、カルシウム等を遠心分離などで徹底的に除去した後、脱塩処理等を行い、環境に対応したレベルまで浄化して排出する。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "二酸化炭素の活用",
"description": "最終回収に使うため二酸化炭素を利用するが、発電所などから取り出されたそれを利用することによって、その封入も同時に可能となる。これを温暖化対策に利用する。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "土嚢や吸着マット、オイルフェンスの配備",
"description": "万が一の大規模暴噴や、油漏洩事故の備えとして、土嚢や吸着マット、河川用にオイルフェンス等が配備されている。",
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}
],
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}
],
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},
{
"title": "風太陽力発電機「ソーラーツリー」",
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"children": [
{
"title": "ソーラーツリーとは",
"description": "小さな太陽光パネルを葉に見立て、樹のような外観にした発電機。太陽パネルの葉は風により回転し、風力発電も担う。",
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},
{
"title": "ソーラーパネルの葉",
"description": "小さく加工したソーラーパネル。一枚の発電量はたいしたものではないが、一つの樹に沢山ついている為、総発電量は少なくない。",
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},
{
"title": "外観に配慮した幹",
"description": "樹に見えるように塗装され装飾された、通電を司る幹。整備点検しやすいように、細かな部品は入れられていない。電線が通っているくらいである。",
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},
{
"title": "蓄電に使われる根",
"description": "根の部分には、蓄電と発電に使う機材が入っている。整備の際は、傍に備え付けたハッチを開ければすぐに機材が見えるようになっている。",
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},
{
"title": "配置される場所",
"description": "障害物の少ない道路や、日照時間の多い場所に配置される。街の道路に等間隔で並ぶそれは。市街地の景観の維持に一役買っている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "発電した電力の使用法",
"description": "ソーラーツリーにはライトがついており、夜間は周辺を照らす街灯の役割も担う。周囲の電気系施設の運用に主に利用され、余暇分は道路に埋められたケーブルから蓄電所へと送られる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "設置、移設の容易さ",
"description": "回収と設置は専用機材を用い、一本一時間程度で完了する。工事も地下の電線を延長し、穴を掘り埋める程度なので簡単である。",
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}
],
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},
{
"title": "海軍兵站システム",
"children": [
{
"title": "兵站とは",
"description": "戦場で後方に位置して、前線の部隊のために、軍需品・食糧・馬などの供給・補充や、後方連絡線の確保などを任務とする機関",
"part_type": "part"
},
{
"title": "海辺に面した補給所",
"description": "生産・交通の要所に平時から設置される戦略的な兵站線の中枢となる『集約ターミナル』が港に建設されている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "補給所までの路網",
"description": "『集約ターミナル』へ物資を供給する為の交易路を大動脈とした輸送網として形成し、全使用車両の位置情報を各兵站的防衛基盤に設置された端末へと集約し、道路上に張り巡らせた信号をコントロールしてスムーズに交通が流れるように運用管理がなされている。",
"expanded": true,
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},
{
"title": "積み込みの効率化",
"children": [
{
"title": "デリック",
"description": "本体とは別に設置された原動機付のウインチ(巻上機)からワイヤを介して本体ブームの上げ下げや旋回を行うことで稼動するクレーンの事であり、免許を持った操縦士によって効率的にコンテナ等の積み降ろしができる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "ベルトコンベア",
"description": "輪状にした幅広のベルトを台車の上で回転させ、その上に運搬物を載せて移動させる装置であり、よどみなく輸送船からトラック用のコンテナに移すために使われている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "燃料生産地からの直通パイプライン",
"description": "燃料生産地と集約ターミナルは地下に埋設されたパイプラインで直結されており、輸送船の運航用燃料だけでなく、前線に送る燃料もリアルタイムで直接輸送船にチャージすることが可能となっている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "積み込みモニタリングシステム",
"description": "輸送船には全て作業効率と重量配分をリアルタイムでモニタリングする為のシステムが搭載されており、正確な数量管理を基にした搬入、搬出を行うことが出来る。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "海路ナビゲーター",
"description": "これまでの船の航行記録をもとに各海域の潮流や海底地図を作成する為の情報が港の『集約ターミナル』に集積されており、出港の際に渡される最も安全且つ省エネで運行できるルートを示した記録メディアを参照することによって効率的な運航が可能となっている。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "戦場におけるシステム",
"children": [
{
"title": "補給シミュレータ",
"description": "各輸送艦に搭載されたプログラムによって、各前線基地をインプットすることにより、安全・確実な補給線を自動的に選出する事ができる。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "補給物資の陸揚げ",
"description": "ヘリやホバー等で陸地の基地等に計画的且つ迅速に補給活動が行われ、燃料等のロスを最小限に抑え込んでいる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "動作データの最適化",
"description": "整備士からフィードバックされた各機体の稼働状況と燃料の消費状況・機体の損傷データ等を組み合わせて効率的な運用プログラムの構築を行っている。",
"expanded": true,
"part_type": "part"
},
{
"title": "陸路ナビゲーター",
"description": "海路ナビゲーターを応用して、地形データや環境データを機体から得る事で燃料消費の少ない移動ルートの選定を行う事ができる。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "情報セキュリティー",
"description": "動作の最適化プログラムについては民間の艦船等にも提供されているが、実際の調査項目や解析方法は国家機密とされ、ソフト面ハード面共に厳重なセキュリティーが敷かれている。",
"part_type": "part",
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}
],
"expanded": true,
"part_type": "group"
},
{
"title": "事務所兼中央休憩所(燃料生産地版)",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "喫煙室",
"description": "喫煙者の為の施設ではあるが、飲食禁止であるが、空調が整えられており、一般施設とはアクリル板などで遮蔽され、吸殻入れが用意されている。火災防止の為、この場所以外での区域内での喫煙はすべて禁止されている。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "休憩室&食堂",
"description": "休憩するためのスペースとして、椅子とテーブルが多数置いてある。一部には仮眠する為の区切りに、靴を脱いで座れる場所も取られている。食堂が併設されており、時間によって定食や軽食が提供されている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "事務所",
"description": "ここで各所から上がってきた申請や物資の最終的発注やその処理を担当する。他にも各種情報の管理や集積等を行い、必要な時に取り出せるようにするなど様々な事を担当する。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "トイレ",
"description": "施設各地や警備室等にあり、基本的には男性用と女性用に分かれて二つ、他にも多目的トイレ(障害者やオスメイト等)を設置している。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "売店",
"description": "簡易的なものを売るための店。タオルや水分補給品や簡単な軽食があり、他にも熱中症対策などの様々な商品が販売されている。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "他の休憩所について",
"description": "この中央休憩所以外にも小さな休憩所が各施設にあり、簡単な休息が取れるようになっている。尚、他にもトイレが設置されている。",
"part_type": "part",
"expanded": true
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "防災対策(燃料生産地版)",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "構造の強化",
"description": "壁に耐熱構造の層や、耐震構造等を仕込み、対防火及び地震対策を行っている。他にも建材として鋼材をふんだんに使っており、いざという時に備えている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "泡消火設備",
"description": "動物性タンパク質の加水分解物や、フッ素系界面活性剤を加えた消火剤を水と一定の比率で混ぜ、泡として噴射。分厚い泡の層で炎を窒息させつつ冷却する装置。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "スプリンクラー",
"description": "基本的な防災装備である。施設各所に配備されており、ここから水が出ることによって初期に火を消すだけでなく、延焼を防ぐ。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "隔壁",
"description": "延焼や煙を防ぐ為の装置。他にも、人間が炎から退避するためにも使う。耐火能力を優先して作られており、各所に配備されている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "非常ベル",
"description": "他部署や施設全体に、音で異常を知らせる。状況と危険度によって声が封入されているものもあり、緊急時にはその指示に従うことで、危険度を下げている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "非常用避難経路",
"description": "万が一火災が起こった際、こちらへの、看板などの誘導を元に避難をする。外部への速やかなアクセスや、待避所等への道案内等が存在する。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "消火栓の設置",
"description": "建物周辺にて、消火栓を設置し、災害に備える。他にも水の備蓄等を行い、消火活動がスムーズに行くように手配をしている。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "消火器の配備",
"description": "全ての施設の各所に消火器が整備されており、定期的な点検がされている。初期消火の一助として、職員は取扱の訓練を施されている。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "可燃物の持ち込み禁止と静電気除去",
"description": "ライターやマッチ等の持ち込みは禁止されている。他にも、なるたけ静電気を起こさないように各部署の入り口に静電気を除去するアイテムが置かれている。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "避難訓練の実施",
"description": "一年ごとに避難のための停止手順や通路の確認、及び各種防災用の機材の使い方等を指導し、これに備える事とする。火事以外にも地震や砂嵐等に対するレクチャーも行われる。",
"part_type": "part",
"expanded": true
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "安全管理",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "防犯カメラ",
"description": "広い敷地内となれば、人の目や足だけではカバーできない。通常の事故対応や防犯も含めて、監視用のカメラを各所に付けて監視体制を敷く。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "待避所の設置",
"description": "爆発等に置ける一時的な避難の為、待避所が設けられている。いざという時の為に医療品や食料などが保管されており、ここで救助を待つ事となる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "セキュリティーゲートの設置とフェンスによる区域制限",
"description": "敷地外の入り口と施設入り口にもセキュリティーゲートを設けて、警備員によって立ち入りを管理し、更に区域の境界に5mクラスのフェンスを30cm程の根立てにする事によって、各種移動の制限をする。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "立ち入り記録の記入",
"description": "労働者や外部訪問者含め、区域内立ち入り時には危険物や違法物、アルコール等の持ち込みがないかチェックされる。他、外部からの訪問者は名前のみならず、連絡先や理由等の記載が設けられ、区域から出る時も一筆必要となる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "セキュリティパスの発行と外部訪問者立ち入りについて",
"description": "労働者達には、通し番号と特殊加工がされたセキュリティパスを発行し、これが無ければ当人でも区域へ入れないように制限する。外部からの訪問者は、関係会社からの事前許可と施設への通達、更に施設内部からの立ち入り直前の許可を必要とする。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "内部用カードの発行",
"description": "施設に入った作業者及び外部関係者には、その業務に応じた場への鍵となるカードが配られ、帰りの際には施設入り口の警備室にてこれを回収される。これは厳重に扱う必要があり、紛失の際は内臓された発信機によって即座に回収される。",
"part_type": "part",
"expanded": true
},
{
"title": "警備室の設置",
"description": "重要ではあるが危険が集中しやすい施設であり、事故も起こりやすい。せめて人的被害は減らす為に、警備は厳重に行う。施設入り口や区域の入り口等、各所に設けられている。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "予備品や消耗品の倉庫管理",
"description": "予備品や消耗品の倉庫管理については、物品に分けて管理され、更に番号を振って管理する。他にも管理帳簿を保管し、購入と搬入、搬出には事前の事務申請を必要とする。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "対動物対策",
"description": "砂漠とはいえ、動物は住んでいるものである。彼らが苦手な音を流したりする以外にも、他にも定期的な巡回による動物の追い払い等を行っている。",
"part_type": "part"
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "雇用と労働者について",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "基本的な雇用条件",
"description": "学校卒業、及び卒業程度の学力、常識が備わっていると羅幻王国が認定し、就業年齢に達している者を雇用する。新人から中途採用者も含めて募集する。専門知識や経験者、資格所持者は優遇される。",
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{
"title": "高齢者雇用について",
"description": "売店や厨房等、基本的には事務室や休憩所を中心とする。しかし、相当な熟練が認められる技術者に関しては、アドバイザーとして雇用される。",
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{
"title": "犯罪者の雇用の禁止",
"description": "テロ活動、民間人の虐殺、略奪、詐欺行為等、犯罪行為をするの雇用の禁止\n過去に犯罪歴があり現在改心し贖罪のために生きている者を除くが、この場合、藩国で調査した上で雇用をを決める。 ",
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{
"title": "労働者による過度な暴力・殺人・犯罪・不正の禁止",
"description": "燃料生産地の労働者による過度の暴力による喧嘩・殺人・犯罪を禁止する。 \nこれらの行動を行った場合は、直ちに藩国政府や藩国の警察組織に連絡し、相談の上、処罰や対処を決めること。 \n",
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{
"title": "警備員について",
"description": "基本的な雇用条件のみならず、体力や気力に自信がある者や、細かいことに気がつく者等を優先的に雇用する。警備員が許可なく職務を放棄する事や窃盗、犯罪の手引等を行うことは重罪である。",
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},
{
"title": "労働者の給与と労働時間",
"description": "労働者の給与は基本、労働時間と労働日数によって計算される。勤務態度なども含めて審査され、給与が支給される。\n労働時間は、基本朝から晩までの8時間で休憩1時間だが、残業を含めて10時間まで働ける。10時間を越えての労働は認められていない。",
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{
"title": "休暇について",
"description": "基本的には、祝日と、週休二日制。他、個人的には忌引や有給休暇、育児休暇に介護休暇などもあるため、個人的な申請の部分にもよる。",
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{
"title": "緊急休業や待機について",
"description": "天候等の状況によって危険が判断された場合は業務休業、自宅待機の判断をするものとする。これは現場到着が困難な場合にも適応される。",
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{
"title": "福利厚生と手当について",
"description": "雇用年金、毎年の健康診断、各種技術の習得補助、資格取得補助等がある。他にも各部署によっては、技術手当や危険手当も存在し、労災も完備されている。",
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{
"title": "守秘義務について",
"description": "そもそもテロ犯罪防止や事故軽減の為、担当部署以外には入れないようにはなっている。が、例え掃除担当者の人間であろうとも、情報漏洩や犯罪を起こす事がないように指導され、契約を交わす。",
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"title": "雇用している労働者一例",
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"title": "羅幻王国の整備士",
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"title": "学校にて",
"description": "羅幻王国の基礎教育を受けた者の中から、希望者は専門的な整備の教育を受ける事が出来る。その過程を終了した者は、整備士としての職務に従事する。",
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{
"title": "主な活動内容",
"description": "各種ライフラインの維持から乗り物、工業機械等の整備、軍隊においては他国の機体整備等、羅幻王国において彼らの活動する場面は広い。",
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{
"title": "整備士の装備",
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"title": "安全第一と個人名が書いてあるヘルメット",
"description": "作業場において、頭上に突起物があるような事態は珍しくなく、安全面を考慮しヘルメットの着用が義務付けられている。更に名前を記載する事によって作業中の個人の判別に役立てたり、道具管理を徹底させる効果も持つ。",
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{
"title": "整備用手袋",
"description": "整備は手先を使う仕事であり、手の怪我は能力の喪失と同義である。よって、特別に誂えた手袋を着用し、手の保護に気を使っている。",
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{
"title": "整備士の制服",
"description": "ツナギのようなデザインで、整備士としてのランクを表すマークが入っている。機能第一に考えられており、羅幻王国において整備士の制服は着ているだけでくいっぱぐれ無いと言われる。",
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{
"title": "安全靴",
"description": "不安定な足場での作業、稼働中の機械のそばでの作業、危険を伴う作業も多く存在する。足を巻き込まれて切断、という事態を防ぐ為、ワンタッチで脱ぐ事ができ、鉄板も入っている安全靴の着用は嗜みである。",
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},
{
"title": "専用の整備道具",
"description": "整備士にとっての道具は、自分の腕と同じである。自分に見合う、より使いやすい道具を集め、使用するのは整備士としての自己表現である。",
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"title": "腰具",
"description": "安全用のロープを取り付ける安全帯と片手で道具の出し入れができる腰具。高所作業、船上作業等において、安全帯の装着が義務付けられている。",
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"title": "整備士の特徴",
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"title": "繊細な指先",
"description": "細かな作業を完璧にこなし、ネジのわずかなゆるみも見落とさない繊細さを持っている。なぜなら、整備の失敗は即ち機械の故障であり、人命にもかかわるからである。彼ら自身それを認識しており、見落としは最大の恥とされる。",
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{
"title": "深い機械知識",
"description": "整備士は、自身の扱う機械において、誰よりも深い知識を持っていなければならない。全く知らない機械であっても、一目見ただけで過去の経験からおおよその概要がつかめなくては整備士は務まらない。",
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"title": "迅速な作業",
"description": "整備士は同じ場所に大量に派遣されるような者ではなく、一人で多くのタスクをこなさなければならない。何より専門職である、誰でもなれるというものではない。よって、彼らはミスなく、迅速に作業をすることを要求される。",
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{
"title": "大きな声",
"description": "整備中のコミュニケーションは、機械音の中で行われる事も多い。よって、ぼそぼそと小さな声で会話していては連携が取れず、意思疎通が十分に行われず、事故を引き起こす可能性がある。よって、彼らのコミュニケーションは自然と大声になる。",
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"title": "機械への愛情",
"description": "何より、彼らに求められるのは、愛である。機械好きじゃなきゃやってられねぇんだよ、オイルの匂い最高じゃぁないか、歯車の音を子守歌にして眠りたい。",
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"title": "使い手への心遣い",
"description": "機械とは、使用する者がいて初めて道具となる。ただ機械があるだけでは、ただの鉄くずである。よって、使い手の事を考え、より使いやすいように、より便利なようにと、常に考え続ける事が大事だとされる。",
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最終更新:2017年08月20日 19:28