部品構造
- 大部品: 羅幻王国ガス供給会社(通称:羅幻ガス) RD:131 評価値:12
- 部品: 設立経緯
- 部品: 原油価格の決定における各藩国との相談
- 大部品: 羅幻王国ガス燃料獲得施設 RD:83 評価値:10
- 大部品: 砂漠油田 RD:64 評価値:10
- 部品: 油田とは
- 大部品: 油井 RD:57 評価値:9
- 部品: 油井とは?
- 大部品: その開発プロセス RD:50 評価値:9
- 部品: 探索
- 大部品: 試掘 RD:49 評価値:9
- 部品: ガス油田か、ガス田か
- 部品: 試掘井と探鉱井
- 部品: ボーリングコア
- 部品: 堀り屑の利用法
- 部品: ブローアウト対策
- 大部品: ドリリング・リグ RD:44 評価値:9
- 部品: ドリリング・リグとは?
- 大部品: エンジン&トランスミッション RD:3 評価値:2
- 部品: エンジン
- 部品: トルクコンバーター
- 部品: 動力コンパウンド
- 大部品: 巻き上げ装置 RD:21 評価値:7
- 大部品: 櫓 RD:21 評価値:7
- 部品: 櫓とは?
- 部品: トラベリングブロック
- 部品: ドローワークス
- 部品: ドリリングライン
- 部品: ドリリングラインの安全対策:ワイヤー管理
- 大部品: 台座 RD:16 評価値:6
- 部品: 台座について
- 大部品: 坑口装置 RD:5 評価値:3
- 部品: この装置について
- 部品: クリスマスツリー
- 部品: チュービングスプール
- 部品: ケーシングスプールとは
- 部品: ケーシングヘッド
- 大部品: ブローアウト・プリベンター(BOP)スタック RD:10 評価値:5
- 部品: ブローアウト・プリベンター(防噴装置)とは?
- 部品: スタックの説明
- 部品: 装置の開閉について
- 大部品: 構成 RD:7 評価値:4
- 部品: アニュラー・ブローアウト・プリベンダー
- 部品: ブラインド・ラム
- 部品: シェアー・ラム
- 部品: パイプ・ラム
- 部品: キル・ライン
- 部品: チョーク・ライン
- 部品: チョーク・マニフォルド
- 大部品: ロータリー装置 RD:11 評価値:5
- 部品: ロータリーテーブル
- 部品: ロータリースイベル
- 部品: ケリーブッシング
- 大部品: ドリル・ストリング RD:7 評価値:4
- 部品: 概要
- 部品: ケリー
- 部品: ドリル・パイプ(堀り管)
- 部品: ツール・ジョイント
- 部品: インサイド・ブローアウト・プリベンター
- 部品: ドリルカラー
- 部品: ビット
- 大部品: ケーシング・ストリング RD:1 評価値:0
- 大部品: 循環装置 RD:8 評価値:5
- 部品: 構造について
- 部品: 循環材:掘削泥水とは?
- 部品: 泥水ポンプ
- 部品: シェールシェーカー
- 部品: マッドアジテーター
- 部品: デサンダー&デシルダー
- 部品: デガッサー
- 部品: 廃泥施設
- 大部品: 生産 RD:5 評価値:3
- 部品: 生産井
- 部品: 各種生産施設の建設
- 大部品: 汲み出し RD:3 評価値:2
- 部品: ポンプ回収
- 部品: 加圧回収
- 部品: 最終回収
- 部品: 閉鎖について
- 部品: 集油所
- 部品: 揮発性有機化合物除去装置
- 大部品: 環境対策 RD:4 評価値:3
- 部品: 化学物質や重金属に対する定期調査と対策
- 部品: 随伴水の処理
- 部品: 二酸化炭素の活用
- 部品: 土嚢や吸着マット、オイルフェンスの配備
- 大部品: 防災対策(燃料生産地版) RD:10 評価値:5
- 部品: 構造の強化
- 部品: 泡消火設備
- 部品: スプリンクラー
- 部品: 隔壁
- 部品: 非常ベル
- 部品: 非常用避難経路
- 部品: 消火栓の設置
- 部品: 消火器の配備
- 部品: 可燃物の持ち込み禁止と静電気除去
- 部品: 避難訓練の実施
- 大部品: 安全管理 RD:9 評価値:5
- 部品: 防犯カメラ
- 部品: 待避所の設置
- 部品: セキュリティーゲートの設置とフェンスによる区域制限
- 部品: 立ち入り記録の記入
- 部品: セキュリティパスの発行と外部訪問者立ち入りについて
- 部品: 内部用カードの発行
- 部品: 警備室の設置
- 部品: 予備品や消耗品の倉庫管理
- 部品: 対動物対策
- 大部品: 藩国ガス燃料供給組織 RD:43 評価値:9
- 大部品: 組織概要 RD:12 評価値:6
- 部品: 原料部門
- 部品: 防災部門
- 部品: 内設備管理部門
- 部品: 需要開拓部門
- 部品: 外設備維持部門
- 部品: お客様サービスセンター
- 部品: お客様の保安と安全対策部門
- 部品: 財務部門
- 部品: 人事部門
- 部品: 広報部門
- 部品: 福利厚生部門
- 部品: 内部監査専用独立部門
- 大部品: 各施設や家庭に対する供給方式 RD:12 評価値:6
- 大部品: 個別供給方式 RD:2 評価値:1
- 部品: 個別供給とはなにか
- 部品: 主に利用される施設
- 大部品: 導管供給方式 RD:2 評価値:1
- 部品: 導管供給方式とは何か
- 部品: これを利用する施設
- 大部品: 直接供給方式 RD:2 評価値:1
- 部品: 直接供給方式とは何か
- 部品: これを利用できる施設
- 大部品: 地上用輸送機タンクローリー RD:6 評価値:4
- 部品: タンクローリーとは
- 部品: 密閉タンク
- 部品: 防振装置
- 部品: 運ぶものによりタンク素材を変える
- 部品: 厚くて丸いタンク壁
- 部品: 重量物を運搬できる
- 大部品: ガスの受け入れ、保存、調整施設 RD:7 評価値:4
- 部品: 運用するガスの種類
- 部品: 受け入れ用施設
- 大部品: 保存施設 RD:2 評価値:1
- 部品: 気化器
- 部品: 受け取り設備
- 部品: 緊急停止用の装置取り付け
- 大部品: 整備点検 RD:2 評価値:1
- 大部品: セキュリティー RD:2 評価値:1
- 大部品: 環境対策 RD:1 評価値:0
- 大部品: 料金設定の方式 RD:7 評価値:4
- 大部品: 料金設定時の原則 RD:4 評価値:3
- 部品: 公共料金に係る規制
- 部品: 原価主義の原則
- 部品: 公平な料金の原則
- 部品: 公正報酬の原則
- 大部品: 具体的な料金算出方法 RD:3 評価値:2
- 部品: 必要経費の算出
- 部品: 経営健全化の為の費用削減努力
- 部品: 各種料金設定における藩国の許可
- 大部品: 輸送関連 RD:3 評価値:2
- 部品: 輸送方法について
- 部品: 輸送に対する注意点
- 部品: 港や資源生産地の接続について
部品定義
部品: 設立経緯
羅幻王国から産出されている燃料を販売するための会社として設立された。国内の供給は元より国外への供給も果たすために、日夜努力を重ねている。
部品: 原油価格の決定における各藩国との相談
原油の値段については、不当な価格引き上げが無いよう、各国との相談の上で決定されている。国民の生活に直結するものであり、価格は経済状況と物価指数に留意して慎重に決定される。
部品: 油田とは
砂漠では、比較的浅い部分を担当する露天掘りでも燃料資源となる石油が得られる事が多いが、それを有効利用する為に、様々な油井が設けられている。
部品: 油井とは?
油井(ゆせい)とは、簡単にいえば穴を掘ってパイプを入れ、中の石油やガスを取り出すために原油を含有する地層まで掘った井戸の事を指す。
部品: 探索
地上からの目視探査は勿論の事、音響探査や電気検層、人工地震探査等を行う。それを解析して地下の立体的内部構造を把握。油田の存在が高いとされる『サイト』と呼ばれる場所を発見する。当国では元々開発された油田の地図があったため、場所の再確認で済んだ。
部品: ガス油田か、ガス田か
試堀井の確認によって、採算が取れる程の油とガスが両方共取れるガス油田なのか、天然ガスだけが取れるガス田なのかの分類が確認される。ここでの結果が、その後の開発を決める。
部品: 試掘井と探鉱井
油田の可能性が高い場所を試し掘りするため、ボーリングにて穴を掘る。他にもその穴の近くに複数の穴を掘る事があり、こちらを探鉱井と呼ぶ。油層が発見出来れば、次の段階に進むが、見つからなければ探索を続行する。
部品: ボーリングコア
試堀井から随時排出される土を言う。地下サンプルとして利用されており、これによって油層が付近に存在するかどうかなどの情報を得られる。
部品: 堀り屑の利用法
カッティングスとも呼ばれるそれの一部は、各深度に出現する地下地質の直接的な証拠として扱われ、岩石の種類から油徴の有無等の調査対象となる。他にもそれ以後の掘削作業の段取りを立てる事ができる貴重な資料として扱われる。
部品: ブローアウト対策
幸いにも油層に当たった場合で、その内部の圧力が高い場合、油もガスも自噴することになる。が、可燃性や高毒性の高圧噴射物の受け入れ状態が整っていないうちは、この現象をブローアウトと呼び、作業者は事前に用意された遮断装置(BOPスタック)のスイッチを押して退避する。
部品: ドリリング・リグとは?
石油や天然ガスを探したり、採取するために穴を掘削するための装置の事。4つの要素で構成されており、動力とそれの伝達、吊り上げ吊り下げる構造、穴を掘る所、穴を綺麗にする機構がある。
部品: エンジン
掘削装置に必要な動力は、その装置が掘る深さによる。2台、あるいはそれ以上によるディーゼルエンジンやガスエンジンによって組まれている。
部品: トルクコンバーター
自動変速機の一つ。主に自動車などに使われるがこちらにも使われている。動力の伝達にオイルの流れを使って、回転による駆動力を大きく出来る装置。
部品: 動力コンパウンド
動力をドローワークスや泥水ポンプ、ロータリーテーブルに伝える装置。ハイドロリックカップリング装置にチェーン、スプロケット、エア・クラッチなどで構成されている。
部品: 櫓とは?
一般的にはデリックとも言う、油田といえばコレ、というもの。基本的に鋼製で出来ており、その中でドリルパイプやケーシングが上げ下ろしされる。高さは大体42m程度。
部品: トラベリングブロック
クラウンブロックを含んだ、一連の大型動滑車の構造を指す。シーブ(ロープを介して動力を伝えたりする案内する滑車)の数によって荷重容量が違い、これにフックを組み合わせた一体型として使われている。
部品: ドローワークス
巻き上げ機構を構成する重要な要素の一つ。言わば一種のウィンチである。ロータリーテーブルを廻したり、ドリリングラインを巻き上げたり巻きおろしたりと様々な場所に使われる。
部品: ドリリングライン
巻き上げ機構を構成するワイヤー・ロープの事。一端はドローワークスのドラムに巻き込まれ、そこから一連の滑車機構の間を数往復し、土台にあるデッドラインアンカーに固定され、その先はストレージドラムに巻かれている。
部品: ドリリングラインの安全対策:ワイヤー管理
ドリリングラインの仕事量、つまり上下走行と負荷の距離は、稼働中毎日記載され、計画に沿って一定の走行距離等に達した時には、ドローワークス側から所定の長さを切り取り、ストレージから新しい部分を出す。こうやって応力が集中する部位を順次変更している。
部品: 台座について
サブストラクチャーとも呼ばれる、エンジンや、櫓を載せる土台を指す。鋼製の梁や物質を選択的に通す通路を頑丈に溶接して造ったもの。
部品: この装置について
ケーシングの頭部に取り付けられる装置の事を言い、様々な装置で構成されている、坑口の地上部分をコントロールするために取り付けられる。
部品: クリスマスツリー
形状がクリスマスツリーに似ている為に名付けられた装置。油やガスを採取するためのマニホールド(一本の管から複数本の管が分岐する構造をもった気筒)で、パイプの組み合わせになっている。自噴線破損で圧力変動が起きた場合、自動閉鎖させるセーフティバルブが一つ以上付いている。
部品: チュービングスプール
チュービングと呼ばれる小口径パイプの重さを吊り、ケーシングとチュービングの間の圧力を閉塞するための上下フランジ付きの器具を言う。
部品: ケーシングスプールとは
ケーシングハンガーを支える装置。通常、管体とこの装置との水密をテストするテストポートを有する。耐圧の違うフランジをガスケットリングを使って繋ぐことが出来る。
部品: ケーシングヘッド
ねじ接続や溶接接続にて取り付けられる鋼製の器具。より小さいサイズのケーシングを吊る為のスリップや空洞を密閉するためのパッキング・アセンブリを収納する為の道具。
部品: ブローアウト・プリベンター(防噴装置)とは?
油田の試掘や鉱石の運搬、通風等の為に掘られる小さいシャフト(抗井)を作る際の暴噴の兆候があった際、抗井を密閉して噴出防止作業を行う為に、抗口の上に取り付けられる装置を言う。
部品: スタックの説明
各種作業に応じた抗井内のパイプの口径に対応するためや、安全上の為、数種類の防噴装置を組み合わせたユニットの事を言う。深度や使用耐圧によって各所に使い分ける。
部品: 装置の開閉について
各BOPの開閉は、常時蓄圧されている油圧にて行われる。開閉操作パネルは掘削装置に1~2箇所付いており、作動後、数秒から十数秒のスピードで坑口を密閉する。
部品: アニュラー・ブローアウト・プリベンダー
パッキングユニットとして強化合成ゴムのリングを使用しているため、内部のパイプ径に関わらず密閉が可能な装置。他のラム型と併用して使用することが多い。
部品: ブラインド・ラム
坑井内部にパイプがない場合に使用される。本体構造としての特徴として、内部のラム・ボディが扁平になっており、これをパッキンにしてシーリングする。
部品: シェアー・ラム
坑井内のパイプを挟んで密閉するものに対し、こちらはラムの先端に刃を付けてあり、パイプを切断して坑口を密閉する構造を持っている。
部品: パイプ・ラム
ブローアウト発生時に左右からラム(棒ピストン)にてパイプとケーシングの合間を周囲から密閉するBOPの一種。密閉できる外径が一種類の為、坑内のパイプ径によってラムの交換を行う必要がある。
部品: キル・ライン
泥水循環用ポンプと作業用の井戸を繋ぐ高圧パイプの事を差す。暴噴コントロールの為、泥水を井戸に圧入する為に使われる。これが使われる場合はドリル・ストリングが吊り下げられていない事が多い。
部品: チョーク・ライン
チョークとは、生産設備へ流れる油やガスの流用を調節する為の絞り弁のことを言う。これはそこに繋がる、坑口装置の横から出ている高圧配管を差す。BOP閉鎖の際、その隙間から出てくる流体を誘導する。
部品: チョーク・マニフォルド
チョーク・ラインの先にある、固定、手動可変等のチョークが組み込まれた高圧多岐管の事を差す。作業の種類に応じて、流体を選択的に下流の装置へと導くものである。
部品: ロータリーテーブル
土台上の中心に据え付けられ、掘進時にはドリル・ストリングの回転装置として、パイプ揚管時にはスリップの受台として機能する。ロータリーマシンとも呼ばれる。
部品: ロータリースイベル
中心部に泥水の通路を有し、回転するケリーと回転しない、柔軟性のある対抗圧パイプ(ロータリーパイプと言う)を繋ぐ器具。ここで下のケリー等の回転をなくして上に伝えないようにする。
部品: ケリーブッシング
ロータリーテーブルにはめ込まれている、回転装置。これをケリーが貫いており、その各面に接する4面か6面のローラーが組み込まれている。これが回転する事によって、全体が回転する。
部品: 概要
ビット、ドリル・カラー、堀り管などを繋いで掘削するために、抗井の中に吊り下げられた装置。パイプの直径と、その長さから、糸のように細長いので『ストリング(糸)』と呼ばれる。別名、ドリル・ステム。
部品: ケリー
堀り管の上端に接続され、回転力をそれに伝達し、泥水の通路として長い中空の鋼管。断面は四角から八角で、角ステムとも呼ばれる。掘進は、これの長さだけ掘り進み、その直下に堀り管を継ぎ足していく事になる。
部品: ドリル・パイプ(堀り管)
ビットを廻したり、掘削した際に出る泥水を循環させる為の重くて継ぎ目のないパイプの事。大抵の場合9m程度であり、それを繋いで降ろしていく。
部品: ツール・ジョイント
堀り管の両端についている丈夫な鋼製。傾斜した粗いネジと、シーリングショルダーをぴったり合わせると漏洩しなくなる。ステムの全重量を吊るすことができ、何度もの締め戻しの負担に耐えて気密性を保持出来る。接続する片方ずつに、雄ネジ、雌ネジを溶接等で取り付ける。
部品: インサイド・ブローアウト・プリベンター
揚降管作業中に暴噴が発生した場合、堀り管、またはドリル・カラー内部からの噴出を防ぐためにねじ部に取り付けられる。内圧を押さえる為、ボールバルブや逆止弁が取り付けられており、ケリーに接続され、泥水の循環が可能となっている。
部品: ドリルカラー
ビットへの荷重の為に使われる、特別に分厚いパイプの事を指す。円形断面を有するストレートカラー等様々な種類があり、中には方位や傾斜を確認するために測定器を入れる様に作られたものもある。
部品: ビット
先端に取り付けられ、底の岩石を砕き、割ったりなどして掘り進む錐、あるいはノミの役割を果たす装置。ローラー・コーン・ビットが主流でボディには通常3つのノズルがついており、ジェット噴流を起こして破片を吹き飛ばしつつ、カッターに堀屑がつかないようにしている。尚、カッターやベアリングには、様々な種類がある。
部品: ケーシング・ストリングとは?
井戸を掘り終わった後に、地層が崩れないようにする目的と、水と油、ガスを分けて取り入れる為に鉄管を降り入れるが、これに使う鉄管をケーシングと呼ぶ。長くつなげたのをこう呼ぶ。
部品: 構造について
岩屑を連続的に取り除き、外へと取り出すための装置で、泥水を循環するための装置でもある。ピットのノズルから噴出する水を送り出すのもここの役割。
部品: 循環材:掘削泥水とは?
堀屑を上に上げる以外にも泥水の中に屑が沈まないような機能を保つ。他にも、ドリル・ストリング全体を冷却、泥の壁を作ったりと様々。坑井内部に水や油に泥、そこに潤滑材等を坑井条件にあうように調整される。
部品: 泥水ポンプ
大型、高圧の往復動ポンプで、構成には必須の機械の一つ。少なくとも2台が運用されており、一台目の故障対応や、状況によっては2台同時に稼働する。2~3のシリンダーを有しており泥水をピットまで送る等の重要な役割を保つ。
部品: シェールシェーカー
井戸から運んできた岩屑や崩壊ざくを除去するための装置。一種の自動ふるい装置であり、振動する金網に泥水を通して除去する。大体2~3台が配備されている。
部品: マッドアジテーター
泥水の分離と、水中に入っている薬品の沈殿を防ぐ装置。タンク中央部のモーターに繋がったシャフト下部の羽が回る事によって撹拌する。
部品: デサンダー&デシルダー
掘り進めていくうちにだんだんと泥水には砂分やシルト分が混ざり、掘進率に悪影響を及ぼす事になる。この砂やシルト分を除去するための、一種の遠心分離機。
部品: デガッサー
ガス泡や気泡を取り除く装置。泡が入っている場合、泥水の比重が軽くなるため流体が入る量が増えてしまい、ブローアウトを起こしてしまう原因にもなる。ここでの分離は非常に大事な行程である。
部品: 廃泥施設
最終的に、泥水はこちらで処理された後リサイクル水として、再度泥水の材料と合わせ、もう一度泥水として活用される。
部品: 生産井
あるいは採掘井と呼ばれ、石油、またはガスとを汲み出す穴としていくつか掘られる。生産する流体の種類や、その産出状態により、分類されている。
部品: 各種生産施設の建設
生産井が掘られるのと同時並行して、各種の生産関連の施設群が建設される。取り出された原油は、この施設によって精製直前までの加工がされることになる。
部品: ポンプ回収
圧力が高く、自噴している場所ならばそのままでも良いが、そうでない場合はポンプによって汲み上げる方法が取られている。これで回収できる利率は総量の40%程度と、然程高くはない。
部品: 加圧回収
一次回収では生産できなくなった油井に、原油から分離した水やガスを注入して加圧し、汲み上げる。この二つを総合して回復法とも呼ばれる。
部品: 最終回収
強制回収法とも呼ばれる。水蒸気や僅かな洗剤、液体ガスを注入する方法があるが、二酸化炭素を注入する方法も取られている。
部品: 閉鎖について
油とガスを汲み上げた後は、穴は閉鎖され、上部に置かれていた全ての装置は撤去され、後は更地が残る事になる。他にも、一部は記念保存などが計画されている。
部品: 集油所
生産された油やガスを集めて、水や油、酸性ガス等を分離し除去するための施設。他にも生産量を決めるための計量施設や、生産物を貯蔵する為の施設等を総合して、一般的にこう呼ぶ。様々な要素によって機能や呼び方が変わる。
部品: 揮発性有機化合物除去装置
ベンゼンやトルエン、キシレン等を取り除く装置。これによって土壌や大気、地下水への汚染を防ぐことが可能となる。
部品: 化学物質や重金属に対する定期調査と対策
揮発性有機化合物の産出や、微量とはいえ重金属等もあるため、大気や土壌、地下水への汚染などを定期的に調査して、対策を行う。
部品: 随伴水の処理
油やガスと共に生産される地層水を随伴水と呼ぶが、これの殆どは一次処理で利用する。が、それ以外の不必要な水は、油と固形物、カルシウム等を遠心分離などで徹底的に除去した後、脱塩処理等を行い、環境に対応したレベルまで浄化して排出する。
部品: 二酸化炭素の活用
最終回収に使うため二酸化炭素を利用するが、発電所などから取り出されたそれを利用することによって、その封入も同時に可能となる。これを温暖化対策に利用する。
部品: 土嚢や吸着マット、オイルフェンスの配備
万が一の大規模暴噴や、油漏洩事故の備えとして、土嚢や吸着マット、河川用にオイルフェンス等が配備されている。
部品: 構造の強化
壁に耐熱構造の層や、耐震構造等を仕込み、対防火及び地震対策を行っている。他にも建材として鋼材をふんだんに使っており、いざという時に備えている。
部品: 泡消火設備
動物性タンパク質の加水分解物や、フッ素系界面活性剤を加えた消火剤を水と一定の比率で混ぜ、泡として噴射。分厚い泡の層で炎を窒息させつつ冷却する装置。
部品: スプリンクラー
基本的な防災装備である。施設各所に配備されており、ここから水が出ることによって初期に火を消すだけでなく、延焼を防ぐ。
部品: 隔壁
延焼や煙を防ぐ為の装置。他にも、人間が炎から退避するためにも使う。耐火能力を優先して作られており、各所に配備されている。
部品: 非常ベル
他部署や施設全体に、音で異常を知らせる。状況と危険度によって声が封入されているものもあり、緊急時にはその指示に従うことで、危険度を下げている。
部品: 非常用避難経路
万が一火災が起こった際、こちらへの、看板などの誘導を元に避難をする。外部への速やかなアクセスや、待避所等への道案内等が存在する。
部品: 消火栓の設置
建物周辺にて、消火栓を設置し、災害に備える。他にも水の備蓄等を行い、消火活動がスムーズに行くように手配をしている。
部品: 消火器の配備
全ての施設の各所に消火器が整備されており、定期的な点検がされている。初期消火の一助として、職員は取扱の訓練を施されている。
部品: 可燃物の持ち込み禁止と静電気除去
ライターやマッチ等の持ち込みは禁止されている。他にも、なるたけ静電気を起こさないように各部署の入り口に静電気を除去するアイテムが置かれている。
部品: 避難訓練の実施
一年ごとに避難のための停止手順や通路の確認、及び各種防災用の機材の使い方等を指導し、これに備える事とする。火事以外にも地震や砂嵐等に対するレクチャーも行われる。
部品: 防犯カメラ
広い敷地内となれば、人の目や足だけではカバーできない。通常の事故対応や防犯も含めて、監視用のカメラを各所に付けて監視体制を敷く。
部品: 待避所の設置
爆発等に置ける一時的な避難の為、待避所が設けられている。いざという時の為に医療品や食料などが保管されており、ここで救助を待つ事となる。
部品: セキュリティーゲートの設置とフェンスによる区域制限
敷地外の入り口と施設入り口にもセキュリティーゲートを設けて、警備員によって立ち入りを管理し、更に区域の境界に5mクラスのフェンスを30cm程の根立てにする事によって、各種移動の制限をする。
部品: 立ち入り記録の記入
労働者や外部訪問者含め、区域内立ち入り時には危険物や違法物、アルコール等の持ち込みがないかチェックされる。他、外部からの訪問者は名前のみならず、連絡先や理由等の記載が設けられ、区域から出る時も一筆必要となる。
部品: セキュリティパスの発行と外部訪問者立ち入りについて
労働者達には、通し番号と特殊加工がされたセキュリティパスを発行し、これが無ければ当人でも区域へ入れないように制限する。外部からの訪問者は、関係会社からの事前許可と施設への通達、更に施設内部からの立ち入り直前の許可を必要とする。
部品: 内部用カードの発行
施設に入った作業者及び外部関係者には、その業務に応じた場への鍵となるカードが配られ、帰りの際には施設入り口の警備室にてこれを回収される。これは厳重に扱う必要があり、紛失の際は内臓された発信機によって即座に回収される。
部品: 警備室の設置
重要ではあるが危険が集中しやすい施設であり、事故も起こりやすい。せめて人的被害は減らす為に、警備は厳重に行う。施設入り口や区域の入り口等、各所に設けられている。
部品: 予備品や消耗品の倉庫管理
予備品や消耗品の倉庫管理については、物品に分けて管理され、更に番号を振って管理する。他にも管理帳簿を保管し、購入と搬入、搬出には事前の事務申請を必要とする。
部品: 対動物対策
砂漠とはいえ、動物は住んでいるものである。彼らが苦手な音を流したりする以外にも、他にも定期的な巡回による動物の追い払い等を行っている。
部品: 原料部門
原料を輸入または採掘し、管理する部門。ガス・オイルの管理施設の維持運営も兼ねる。様々な職業の人が働いているが、多くは事務処理系や工場運営系の職業の者である。
部品: 防災部門
災害時、またはテロ等の破壊活動時において、大規模な損害につながらないよう計画を企画立案し、訓練し実行する部門。主に治安維持系や消防系の職業の者が働いている。
部品: 内設備管理部門
内部設備の修繕、調整、整備、新規開発、安全性実験などを行う部門。主に整備士系や科学者系の職業の人々が働いている。
部品: 需要開拓部門
ガスやオイルを使用した事業開拓や、顧客のニーズに合わせた事業計画、商品開発などを行う部門。ニーズの調査なども行われる。主に研究職や調査員などの職業の者が働いている。
部品: 外設備維持部門
各家庭におけるガスメーターや、ガスをつかった家電、生活用品などに対する修理や修繕、整備点検、または新規開発を行う部門。整備系の職業の者や、研究系の職業の者が多く働いている。
部品: お客様サービスセンター
顧客の疑問や苦情を受け止め、わからない事を解説し、顧客安心度を高めると共に、今後の組織運営の改善に必要な声を集め、組織の運営を助ける為の部門。主に対話技能に優れる者が働いている。
部品: お客様の保安と安全対策部門
事故や設備の不備による損失によって顧客に損害を与えたり、またそれと称して金銭を騙し取ろうとする者に対して対応する部署。主に法律系の職業や、保険や医療系、または整備系の職業の者が働いている。
部品: 財務部門
給料の支払いや経理等、金銭を扱う手続きなどを行い、組織運営を行う部門。主に事務系の職業の者が働いている。
部品: 人事部門
社内の人事権を司り、新規採用、部署移動等の手続き、または業務内容の査定などを行う部署。各部署の管理職などが固定化すると、必要以上の権限を有したり、内部腐敗を始めたりするので、人材のマネージメントは必須である。主に事務系や、法律に詳しい職業の者が働いている。
部品: 広報部門
求人広告や商品広告、社のイメージアップ戦略まで、主に外部に情報を発信する部門。詐欺に当たるような広告はしてはならない。主に法律に詳しいものや、放送系に詳しい者が働いている。また、広告戦略として、スポーツ組織を持っていたり、芸能活動を行う者を支援していたりする。
部品: 福利厚生部門
社内の労働環境を良くし、社員待遇の確認をし、会社運営に必要な物品の買い付けや補給などを司る部門。事務系や営業系、各種資源に詳しい者などが働いている。
部品: 内部監査専用独立部門
組織を運営する者の直轄部門。組織内の監査を行い、不正があればこれを運営する者に報告し、それを正すことを目的としている。この組織の人事権は組織を運営する者に帰する。主に法律系に詳しい者、諜報系の技能を持つ者が働いている。
部品: 個別供給とはなにか
各施設に、個別にガス用のタンクを用意して、それにタンクローリーやパイプラインを使用して供給する方式。一般家庭においてはコストがかさむ為実用的ではない。
部品: 主に利用される施設
発電施設や大規模な工場など、災害時にガスの供給が停止すると甚大な被害が出るような施設に対しては、この方式がとられることが多い。一時的に供給が止まる事態になったとしても、施設の運用が可能だからである。
部品: 導管供給方式とは何か
地域に一つ大型のタンクを用意して、それにタンクローリーやパイプラインを通して補充。そこから配管し、地域に対してガスを供給する方式である。
部品: これを利用する施設
集合住宅や中小工場密集地区など、個別で置くほど大規模ではないが、リスク管理の面から必要と思われる施設や地域に対しては、この方式がとられる。また、パイプラインを通すことの出来ない街や村落に対しては、この方式をとるしかない。
部品: 直接供給方式とは何か
直接パイプラインをつなぎ、利用可能な処理を施した物を各施設や各家庭に供給する方式。元になる管さえ配置していればもっともコストが安く、配管作業も短時間で済む。
部品: これを利用できる施設
パイプラインが直接通っている場所の近くならどこでも利用でき、配管作業も楽である為、多くの場合はこの方式が用いられる。ただし大規模な災害等でラインが止まった際は広範囲でガスの停止が起こる為、特に必要を認められる施設は別の方式をとるといいだろう。
部品: タンクローリーとは
ガス・石油等を地上輸送する為の輸送車両、または輸送道具である。中高物理域においては車両を、低物理域においてはタンクを搭載した馬車等で対応する。
部品: 密閉タンク
タンクローリーは液体、気体を運搬することもあるため背部のタンクは開封時以外には密閉状態である必要がある。
部品: 防振装置
タンク内部の運搬物に破損、あるいは振動による変化が起こらないよう、タンク取り付け部には防振装置が取り付けられている。
部品: 運ぶものによりタンク素材を変える
運搬物とタンク素材で化学変化が起きることを防ぐため、運搬物によって複数種類の素材のタンクを使い分ける必要がある。
部品: 厚くて丸いタンク壁
万が一の衝撃や内部圧力などによりタンクが破損し、内部の運搬物が漏れ出す危険性を軽減すべく、タンク壁は分厚く、かつ丸みをおびた形状になっている。
部品: 重量物を運搬できる
運搬物によってはかなりの重量になるものもあるため、タンクローリーのエンジンは高トルクのものが用いられる。低物理域においては、重量物を運ぶ為に特別に訓練された動物や人を使用する。
部品: 運用するガスの種類
メタン・エタン・プロパン・ブタン・ペンタン等のガスに加え、炭素化合物や窒素などが混ざった天然ガス。産出国によって割合が異なり、また混ざる不純物も変わる為、不純物を取り除く作業を必要とする。
部品: 受け入れ用施設
輸送されてくるガスは可燃性であり、漏れが発生すると大変危険である。その為、中高物理国家では、ローディングアーム(タンクへ直接ガスを注入できる機材)を使い、低物理国家では機密性の高いホースなどを使いタンクへ注入する。
部品: 常温タンク
球形をした、大きなガス用タンク。気体状態でガスを保存する為のタンクである。保存できる量は少ないが管理が容易であり、他に機材も必要ない点が長所。
部品: 低温タンク
摂氏マイナス162度で、全てのガス成分が液状化する為、その温度に保ち液化状態で保存するタンク。冷却用設備が必要になり、点検と整備も怠れないが、気体状態と液体状態では体積に600倍もの差がある為、保存できる量は雲泥の差である。
部品: 気化器
ガスに含まれる不純物を取り除き、また漏れなどを感知しやすいよう、匂い成分を付属する施設。天然ガスは本来無味無臭であるが、それではパイプの破損やガス漏れを感知しにくいため、付加している。液化していたガス等はここで気化され、パイプラインや輸送車両を使って輸送される。
部品: 受け取り設備
輸送されてきたガスは、緊急用の停止弁、変圧器、残量を視認する為のメーターなどの付いた受け取り設備へと供給される。タンクであったり、家庭のパイプについていたりと、様々だ。
部品: 緊急停止用の装置取り付け
大規模な災害、テロ等において、被害の拡大を防ぐことを目的とし、ガス供給を区域ごとに緊急停止することを可能とする設備を取り付ける事とする。
部品: 整備士による定期点検
ガスは生活に必要な資源であり、機材の破損は多数の生命に対して危険を及ぼす為、定期的に整備士による点検作業が義務付けられている。また、藩国の定める安全基準を満たさない施設は、運用を許可されない。
部品: 監視体制
ガス漏れを早期発見する手段として、ガス使用量を監視する役割の者を必要とする。供給方式によって異なるが、タンクを使用する場合は看視者による毎日の使用量のチェックと報告、異常がある可能性がある場合は即時対応する。直接供給の場合は、社内において使用量を監視し、異常がある場合は即時対応する。
部品: パトロール
定期的にパイプラインのパトロールと点検を行い、異常がない事を確認する。これは損傷などの確認のみならず、テロ等の犯罪に対する備えである。
部品: 個人情報保護
組織運営に当たって獲得した個人情報は、悪用する事を禁止され、部外秘となる。ただし、犯罪にかかわる情報の場合は藩国の定める警察組織と共有し、対応する。
部品: 各種廃棄物の処理
ガスに含まれる不純物等の処理については、毒性のある物質も存在する為、専門家の監督のもと適切な廃棄が出来るよう運用するものとする。
部品: 公共料金に係る規制
国民生活上、必要であるエネルギーの安定的な供給の維持・確保を図るために、その供給に要する費用の回収を確実化する一方で、当該供給事業者が過度の利益を得ることを防止することにより使用者の利益を保護する
部品: 原価主義の原則
事業の能率的かつ適正な遂行に必要な費用の合計は、料金収入と一致する。国民生活に必要なエネルギーを利用して、不当な利益を得てはならない。
部品: 公平な料金の原則
特定の需要家に対して不当に差別的なものであってはならず、需要種ごとに定められた料金は全て同種の需要家に無差別に適用される。
部品: 公正報酬の原則
事業に必要な資金を調達できるよう、利息や配当金に充当する事業報酬を、総括原価に過不足なく織り込む。この情報は、秘匿されない。
部品: 必要経費の算出
資源の原材料費は需要によって増減する為かかる費用を算出し、また効率的な組織運用にかかる人件費や設備費等を組み込み、納税額や業務報酬等を加え、その総額を回収する為、料金を設定する。
部品: 経営健全化の為の費用削減努力
国民の生活にかかわる仕事であることを自覚し、より多くの施設に、より安く、より良い商品を提供する為の努力を行わなければならない。
部品: 各種料金設定における藩国の許可
藩国は、年度毎に料金設定を確認し、資料を基にそれが適正であるか審査する。これにより許可された料金設定によって、その年度の使用料が決定する。
部品: 輸送方法について
輸送については、駅や港、道路等を利用してこれに当たる。環状線と港を通じて大量の燃料を運ぶ事が可能となり、さらに道路を使って隅々に運ぶのである。
部品: 輸送に対する注意点
可燃物を運ぶ以上、輸送に対しての管理は非常に気を払う事が求められる。これには悪天候時の対応は勿論、漏れがないか等のチェック等も含まれる。
部品: 港や資源生産地の接続について
効率的に輸送するため、港以外にも、資源生産地とのアクセスが丁寧に考えられている。更に無電線化通路を使用したパイプラインとの接続が行われている。
提出書式
大部品: 羅幻王国ガス供給会社(通称:羅幻ガス) RD:131 評価値:12
-部品: 設立経緯
-部品: 原油価格の決定における各藩国との相談
-大部品: 羅幻王国ガス燃料獲得施設 RD:83 評価値:10
--大部品: 砂漠油田 RD:64 評価値:10
---部品: 油田とは
---大部品: 油井 RD:57 評価値:9
----部品: 油井とは?
----大部品: その開発プロセス RD:50 評価値:9
-----部品: 探索
-----大部品: 試掘 RD:49 評価値:9
------部品: ガス油田か、ガス田か
------部品: 試掘井と探鉱井
------部品: ボーリングコア
------部品: 堀り屑の利用法
------部品: ブローアウト対策
------大部品: ドリリング・リグ RD:44 評価値:9
-------部品: ドリリング・リグとは?
-------大部品: エンジン&トランスミッション RD:3 評価値:2
--------部品: エンジン
--------部品: トルクコンバーター
--------部品: 動力コンパウンド
-------大部品: 巻き上げ装置 RD:21 評価値:7
--------大部品: 櫓 RD:21 評価値:7
---------部品: 櫓とは?
---------部品: トラベリングブロック
---------部品: ドローワークス
---------部品: ドリリングライン
---------部品: ドリリングラインの安全対策:ワイヤー管理
---------大部品: 台座 RD:16 評価値:6
----------部品: 台座について
----------大部品: 坑口装置 RD:5 評価値:3
-----------部品: この装置について
-----------部品: クリスマスツリー
-----------部品: チュービングスプール
-----------部品: ケーシングスプールとは
-----------部品: ケーシングヘッド
----------大部品: ブローアウト・プリベンター(BOP)スタック RD:10 評価値:5
-----------部品: ブローアウト・プリベンター(防噴装置)とは?
-----------部品: スタックの説明
-----------部品: 装置の開閉について
-----------大部品: 構成 RD:7 評価値:4
------------部品: アニュラー・ブローアウト・プリベンダー
------------部品: ブラインド・ラム
------------部品: シェアー・ラム
------------部品: パイプ・ラム
------------部品: キル・ライン
------------部品: チョーク・ライン
------------部品: チョーク・マニフォルド
-------大部品: ロータリー装置 RD:11 評価値:5
--------部品: ロータリーテーブル
--------部品: ロータリースイベル
--------部品: ケリーブッシング
--------大部品: ドリル・ストリング RD:7 評価値:4
---------部品: 概要
---------部品: ケリー
---------部品: ドリル・パイプ(堀り管)
---------部品: ツール・ジョイント
---------部品: インサイド・ブローアウト・プリベンター
---------部品: ドリルカラー
---------部品: ビット
--------大部品: ケーシング・ストリング RD:1 評価値:0
---------部品: ケーシング・ストリングとは?
-------大部品: 循環装置 RD:8 評価値:5
--------部品: 構造について
--------部品: 循環材:掘削泥水とは?
--------部品: 泥水ポンプ
--------部品: シェールシェーカー
--------部品: マッドアジテーター
--------部品: デサンダー&デシルダー
--------部品: デガッサー
--------部品: 廃泥施設
----大部品: 生産 RD:5 評価値:3
-----部品: 生産井
-----部品: 各種生産施設の建設
-----大部品: 汲み出し RD:3 評価値:2
------部品: ポンプ回収
------部品: 加圧回収
------部品: 最終回収
----部品: 閉鎖について
---部品: 集油所
---部品: 揮発性有機化合物除去装置
---大部品: 環境対策 RD:4 評価値:3
----部品: 化学物質や重金属に対する定期調査と対策
----部品: 随伴水の処理
----部品: 二酸化炭素の活用
----部品: 土嚢や吸着マット、オイルフェンスの配備
--大部品: 防災対策(燃料生産地版) RD:10 評価値:5
---部品: 構造の強化
---部品: 泡消火設備
---部品: スプリンクラー
---部品: 隔壁
---部品: 非常ベル
---部品: 非常用避難経路
---部品: 消火栓の設置
---部品: 消火器の配備
---部品: 可燃物の持ち込み禁止と静電気除去
---部品: 避難訓練の実施
--大部品: 安全管理 RD:9 評価値:5
---部品: 防犯カメラ
---部品: 待避所の設置
---部品: セキュリティーゲートの設置とフェンスによる区域制限
---部品: 立ち入り記録の記入
---部品: セキュリティパスの発行と外部訪問者立ち入りについて
---部品: 内部用カードの発行
---部品: 警備室の設置
---部品: 予備品や消耗品の倉庫管理
---部品: 対動物対策
-大部品: 藩国ガス燃料供給組織 RD:43 評価値:9
--大部品: 組織概要 RD:12 評価値:6
---部品: 原料部門
---部品: 防災部門
---部品: 内設備管理部門
---部品: 需要開拓部門
---部品: 外設備維持部門
---部品: お客様サービスセンター
---部品: お客様の保安と安全対策部門
---部品: 財務部門
---部品: 人事部門
---部品: 広報部門
---部品: 福利厚生部門
---部品: 内部監査専用独立部門
--大部品: 各施設や家庭に対する供給方式 RD:12 評価値:6
---大部品: 個別供給方式 RD:2 評価値:1
----部品: 個別供給とはなにか
----部品: 主に利用される施設
---大部品: 導管供給方式 RD:2 評価値:1
----部品: 導管供給方式とは何か
----部品: これを利用する施設
---大部品: 直接供給方式 RD:2 評価値:1
----部品: 直接供給方式とは何か
----部品: これを利用できる施設
---大部品: 地上用輸送機タンクローリー RD:6 評価値:4
----部品: タンクローリーとは
----部品: 密閉タンク
----部品: 防振装置
----部品: 運ぶものによりタンク素材を変える
----部品: 厚くて丸いタンク壁
----部品: 重量物を運搬できる
--大部品: ガスの受け入れ、保存、調整施設 RD:7 評価値:4
---部品: 運用するガスの種類
---部品: 受け入れ用施設
---大部品: 保存施設 RD:2 評価値:1
----部品: 常温タンク
----部品: 低温タンク
---部品: 気化器
---部品: 受け取り設備
---部品: 緊急停止用の装置取り付け
--大部品: 整備点検 RD:2 評価値:1
---部品: 整備士による定期点検
---部品: 監視体制
--大部品: セキュリティー RD:2 評価値:1
---部品: パトロール
---部品: 個人情報保護
--大部品: 環境対策 RD:1 評価値:0
---部品: 各種廃棄物の処理
--大部品: 料金設定の方式 RD:7 評価値:4
---大部品: 料金設定時の原則 RD:4 評価値:3
----部品: 公共料金に係る規制
----部品: 原価主義の原則
----部品: 公平な料金の原則
----部品: 公正報酬の原則
---大部品: 具体的な料金算出方法 RD:3 評価値:2
----部品: 必要経費の算出
----部品: 経営健全化の為の費用削減努力
----部品: 各種料金設定における藩国の許可
-大部品: 輸送関連 RD:3 評価値:2
--部品: 輸送方法について
--部品: 輸送に対する注意点
--部品: 港や資源生産地の接続について
部品: 設立経緯
羅幻王国から産出されている燃料を販売するための会社として設立された。国内の供給は元より国外への供給も果たすために、日夜努力を重ねている。
部品: 原油価格の決定における各藩国との相談
原油の値段については、不当な価格引き上げが無いよう、各国との相談の上で決定されている。国民の生活に直結するものであり、価格は経済状況と物価指数に留意して慎重に決定される。
部品: 油田とは
砂漠では、比較的浅い部分を担当する露天掘りでも燃料資源となる石油が得られる事が多いが、それを有効利用する為に、様々な油井が設けられている。
部品: 油井とは?
油井(ゆせい)とは、簡単にいえば穴を掘ってパイプを入れ、中の石油やガスを取り出すために原油を含有する地層まで掘った井戸の事を指す。
部品: 探索
地上からの目視探査は勿論の事、音響探査や電気検層、人工地震探査等を行う。それを解析して地下の立体的内部構造を把握。油田の存在が高いとされる『サイト』と呼ばれる場所を発見する。当国では元々開発された油田の地図があったため、場所の再確認で済んだ。
部品: ガス油田か、ガス田か
試堀井の確認によって、採算が取れる程の油とガスが両方共取れるガス油田なのか、天然ガスだけが取れるガス田なのかの分類が確認される。ここでの結果が、その後の開発を決める。
部品: 試掘井と探鉱井
油田の可能性が高い場所を試し掘りするため、ボーリングにて穴を掘る。他にもその穴の近くに複数の穴を掘る事があり、こちらを探鉱井と呼ぶ。油層が発見出来れば、次の段階に進むが、見つからなければ探索を続行する。
部品: ボーリングコア
試堀井から随時排出される土を言う。地下サンプルとして利用されており、これによって油層が付近に存在するかどうかなどの情報を得られる。
部品: 堀り屑の利用法
カッティングスとも呼ばれるそれの一部は、各深度に出現する地下地質の直接的な証拠として扱われ、岩石の種類から油徴の有無等の調査対象となる。他にもそれ以後の掘削作業の段取りを立てる事ができる貴重な資料として扱われる。
部品: ブローアウト対策
幸いにも油層に当たった場合で、その内部の圧力が高い場合、油もガスも自噴することになる。が、可燃性や高毒性の高圧噴射物の受け入れ状態が整っていないうちは、この現象をブローアウトと呼び、作業者は事前に用意された遮断装置(BOPスタック)のスイッチを押して退避する。
部品: ドリリング・リグとは?
石油や天然ガスを探したり、採取するために穴を掘削するための装置の事。4つの要素で構成されており、動力とそれの伝達、吊り上げ吊り下げる構造、穴を掘る所、穴を綺麗にする機構がある。
部品: エンジン
掘削装置に必要な動力は、その装置が掘る深さによる。2台、あるいはそれ以上によるディーゼルエンジンやガスエンジンによって組まれている。
部品: トルクコンバーター
自動変速機の一つ。主に自動車などに使われるがこちらにも使われている。動力の伝達にオイルの流れを使って、回転による駆動力を大きく出来る装置。
部品: 動力コンパウンド
動力をドローワークスや泥水ポンプ、ロータリーテーブルに伝える装置。ハイドロリックカップリング装置にチェーン、スプロケット、エア・クラッチなどで構成されている。
部品: 櫓とは?
一般的にはデリックとも言う、油田といえばコレ、というもの。基本的に鋼製で出来ており、その中でドリルパイプやケーシングが上げ下ろしされる。高さは大体42m程度。
部品: トラベリングブロック
クラウンブロックを含んだ、一連の大型動滑車の構造を指す。シーブ(ロープを介して動力を伝えたりする案内する滑車)の数によって荷重容量が違い、これにフックを組み合わせた一体型として使われている。
部品: ドローワークス
巻き上げ機構を構成する重要な要素の一つ。言わば一種のウィンチである。ロータリーテーブルを廻したり、ドリリングラインを巻き上げたり巻きおろしたりと様々な場所に使われる。
部品: ドリリングライン
巻き上げ機構を構成するワイヤー・ロープの事。一端はドローワークスのドラムに巻き込まれ、そこから一連の滑車機構の間を数往復し、土台にあるデッドラインアンカーに固定され、その先はストレージドラムに巻かれている。
部品: ドリリングラインの安全対策:ワイヤー管理
ドリリングラインの仕事量、つまり上下走行と負荷の距離は、稼働中毎日記載され、計画に沿って一定の走行距離等に達した時には、ドローワークス側から所定の長さを切り取り、ストレージから新しい部分を出す。こうやって応力が集中する部位を順次変更している。
部品: 台座について
サブストラクチャーとも呼ばれる、エンジンや、櫓を載せる土台を指す。鋼製の梁や物質を選択的に通す通路を頑丈に溶接して造ったもの。
部品: この装置について
ケーシングの頭部に取り付けられる装置の事を言い、様々な装置で構成されている、坑口の地上部分をコントロールするために取り付けられる。
部品: クリスマスツリー
形状がクリスマスツリーに似ている為に名付けられた装置。油やガスを採取するためのマニホールド(一本の管から複数本の管が分岐する構造をもった気筒)で、パイプの組み合わせになっている。自噴線破損で圧力変動が起きた場合、自動閉鎖させるセーフティバルブが一つ以上付いている。
部品: チュービングスプール
チュービングと呼ばれる小口径パイプの重さを吊り、ケーシングとチュービングの間の圧力を閉塞するための上下フランジ付きの器具を言う。
部品: ケーシングスプールとは
ケーシングハンガーを支える装置。通常、管体とこの装置との水密をテストするテストポートを有する。耐圧の違うフランジをガスケットリングを使って繋ぐことが出来る。
部品: ケーシングヘッド
ねじ接続や溶接接続にて取り付けられる鋼製の器具。より小さいサイズのケーシングを吊る為のスリップや空洞を密閉するためのパッキング・アセンブリを収納する為の道具。
部品: ブローアウト・プリベンター(防噴装置)とは?
油田の試掘や鉱石の運搬、通風等の為に掘られる小さいシャフト(抗井)を作る際の暴噴の兆候があった際、抗井を密閉して噴出防止作業を行う為に、抗口の上に取り付けられる装置を言う。
部品: スタックの説明
各種作業に応じた抗井内のパイプの口径に対応するためや、安全上の為、数種類の防噴装置を組み合わせたユニットの事を言う。深度や使用耐圧によって各所に使い分ける。
部品: 装置の開閉について
各BOPの開閉は、常時蓄圧されている油圧にて行われる。開閉操作パネルは掘削装置に1~2箇所付いており、作動後、数秒から十数秒のスピードで坑口を密閉する。
部品: アニュラー・ブローアウト・プリベンダー
パッキングユニットとして強化合成ゴムのリングを使用しているため、内部のパイプ径に関わらず密閉が可能な装置。他のラム型と併用して使用することが多い。
部品: ブラインド・ラム
坑井内部にパイプがない場合に使用される。本体構造としての特徴として、内部のラム・ボディが扁平になっており、これをパッキンにしてシーリングする。
部品: シェアー・ラム
坑井内のパイプを挟んで密閉するものに対し、こちらはラムの先端に刃を付けてあり、パイプを切断して坑口を密閉する構造を持っている。
部品: パイプ・ラム
ブローアウト発生時に左右からラム(棒ピストン)にてパイプとケーシングの合間を周囲から密閉するBOPの一種。密閉できる外径が一種類の為、坑内のパイプ径によってラムの交換を行う必要がある。
部品: キル・ライン
泥水循環用ポンプと作業用の井戸を繋ぐ高圧パイプの事を差す。暴噴コントロールの為、泥水を井戸に圧入する為に使われる。これが使われる場合はドリル・ストリングが吊り下げられていない事が多い。
部品: チョーク・ライン
チョークとは、生産設備へ流れる油やガスの流用を調節する為の絞り弁のことを言う。これはそこに繋がる、坑口装置の横から出ている高圧配管を差す。BOP閉鎖の際、その隙間から出てくる流体を誘導する。
部品: チョーク・マニフォルド
チョーク・ラインの先にある、固定、手動可変等のチョークが組み込まれた高圧多岐管の事を差す。作業の種類に応じて、流体を選択的に下流の装置へと導くものである。
部品: ロータリーテーブル
土台上の中心に据え付けられ、掘進時にはドリル・ストリングの回転装置として、パイプ揚管時にはスリップの受台として機能する。ロータリーマシンとも呼ばれる。
部品: ロータリースイベル
中心部に泥水の通路を有し、回転するケリーと回転しない、柔軟性のある対抗圧パイプ(ロータリーパイプと言う)を繋ぐ器具。ここで下のケリー等の回転をなくして上に伝えないようにする。
部品: ケリーブッシング
ロータリーテーブルにはめ込まれている、回転装置。これをケリーが貫いており、その各面に接する4面か6面のローラーが組み込まれている。これが回転する事によって、全体が回転する。
部品: 概要
ビット、ドリル・カラー、堀り管などを繋いで掘削するために、抗井の中に吊り下げられた装置。パイプの直径と、その長さから、糸のように細長いので『ストリング(糸)』と呼ばれる。別名、ドリル・ステム。
部品: ケリー
堀り管の上端に接続され、回転力をそれに伝達し、泥水の通路として長い中空の鋼管。断面は四角から八角で、角ステムとも呼ばれる。掘進は、これの長さだけ掘り進み、その直下に堀り管を継ぎ足していく事になる。
部品: ドリル・パイプ(堀り管)
ビットを廻したり、掘削した際に出る泥水を循環させる為の重くて継ぎ目のないパイプの事。大抵の場合9m程度であり、それを繋いで降ろしていく。
部品: ツール・ジョイント
堀り管の両端についている丈夫な鋼製。傾斜した粗いネジと、シーリングショルダーをぴったり合わせると漏洩しなくなる。ステムの全重量を吊るすことができ、何度もの締め戻しの負担に耐えて気密性を保持出来る。接続する片方ずつに、雄ネジ、雌ネジを溶接等で取り付ける。
部品: インサイド・ブローアウト・プリベンター
揚降管作業中に暴噴が発生した場合、堀り管、またはドリル・カラー内部からの噴出を防ぐためにねじ部に取り付けられる。内圧を押さえる為、ボールバルブや逆止弁が取り付けられており、ケリーに接続され、泥水の循環が可能となっている。
部品: ドリルカラー
ビットへの荷重の為に使われる、特別に分厚いパイプの事を指す。円形断面を有するストレートカラー等様々な種類があり、中には方位や傾斜を確認するために測定器を入れる様に作られたものもある。
部品: ビット
先端に取り付けられ、底の岩石を砕き、割ったりなどして掘り進む錐、あるいはノミの役割を果たす装置。ローラー・コーン・ビットが主流でボディには通常3つのノズルがついており、ジェット噴流を起こして破片を吹き飛ばしつつ、カッターに堀屑がつかないようにしている。尚、カッターやベアリングには、様々な種類がある。
部品: ケーシング・ストリングとは?
井戸を掘り終わった後に、地層が崩れないようにする目的と、水と油、ガスを分けて取り入れる為に鉄管を降り入れるが、これに使う鉄管をケーシングと呼ぶ。長くつなげたのをこう呼ぶ。
部品: 構造について
岩屑を連続的に取り除き、外へと取り出すための装置で、泥水を循環するための装置でもある。ピットのノズルから噴出する水を送り出すのもここの役割。
部品: 循環材:掘削泥水とは?
堀屑を上に上げる以外にも泥水の中に屑が沈まないような機能を保つ。他にも、ドリル・ストリング全体を冷却、泥の壁を作ったりと様々。坑井内部に水や油に泥、そこに潤滑材等を坑井条件にあうように調整される。
部品: 泥水ポンプ
大型、高圧の往復動ポンプで、構成には必須の機械の一つ。少なくとも2台が運用されており、一台目の故障対応や、状況によっては2台同時に稼働する。2~3のシリンダーを有しており泥水をピットまで送る等の重要な役割を保つ。
部品: シェールシェーカー
井戸から運んできた岩屑や崩壊ざくを除去するための装置。一種の自動ふるい装置であり、振動する金網に泥水を通して除去する。大体2~3台が配備されている。
部品: マッドアジテーター
泥水の分離と、水中に入っている薬品の沈殿を防ぐ装置。タンク中央部のモーターに繋がったシャフト下部の羽が回る事によって撹拌する。
部品: デサンダー&デシルダー
掘り進めていくうちにだんだんと泥水には砂分やシルト分が混ざり、掘進率に悪影響を及ぼす事になる。この砂やシルト分を除去するための、一種の遠心分離機。
部品: デガッサー
ガス泡や気泡を取り除く装置。泡が入っている場合、泥水の比重が軽くなるため流体が入る量が増えてしまい、ブローアウトを起こしてしまう原因にもなる。ここでの分離は非常に大事な行程である。
部品: 廃泥施設
最終的に、泥水はこちらで処理された後リサイクル水として、再度泥水の材料と合わせ、もう一度泥水として活用される。
部品: 生産井
あるいは採掘井と呼ばれ、石油、またはガスとを汲み出す穴としていくつか掘られる。生産する流体の種類や、その産出状態により、分類されている。
部品: 各種生産施設の建設
生産井が掘られるのと同時並行して、各種の生産関連の施設群が建設される。取り出された原油は、この施設によって精製直前までの加工がされることになる。
部品: ポンプ回収
圧力が高く、自噴している場所ならばそのままでも良いが、そうでない場合はポンプによって汲み上げる方法が取られている。これで回収できる利率は総量の40%程度と、然程高くはない。
部品: 加圧回収
一次回収では生産できなくなった油井に、原油から分離した水やガスを注入して加圧し、汲み上げる。この二つを総合して回復法とも呼ばれる。
部品: 最終回収
強制回収法とも呼ばれる。水蒸気や僅かな洗剤、液体ガスを注入する方法があるが、二酸化炭素を注入する方法も取られている。
部品: 閉鎖について
油とガスを汲み上げた後は、穴は閉鎖され、上部に置かれていた全ての装置は撤去され、後は更地が残る事になる。他にも、一部は記念保存などが計画されている。
部品: 集油所
生産された油やガスを集めて、水や油、酸性ガス等を分離し除去するための施設。他にも生産量を決めるための計量施設や、生産物を貯蔵する為の施設等を総合して、一般的にこう呼ぶ。様々な要素によって機能や呼び方が変わる。
部品: 揮発性有機化合物除去装置
ベンゼンやトルエン、キシレン等を取り除く装置。これによって土壌や大気、地下水への汚染を防ぐことが可能となる。
部品: 化学物質や重金属に対する定期調査と対策
揮発性有機化合物の産出や、微量とはいえ重金属等もあるため、大気や土壌、地下水への汚染などを定期的に調査して、対策を行う。
部品: 随伴水の処理
油やガスと共に生産される地層水を随伴水と呼ぶが、これの殆どは一次処理で利用する。が、それ以外の不必要な水は、油と固形物、カルシウム等を遠心分離などで徹底的に除去した後、脱塩処理等を行い、環境に対応したレベルまで浄化して排出する。
部品: 二酸化炭素の活用
最終回収に使うため二酸化炭素を利用するが、発電所などから取り出されたそれを利用することによって、その封入も同時に可能となる。これを温暖化対策に利用する。
部品: 土嚢や吸着マット、オイルフェンスの配備
万が一の大規模暴噴や、油漏洩事故の備えとして、土嚢や吸着マット、河川用にオイルフェンス等が配備されている。
部品: 構造の強化
壁に耐熱構造の層や、耐震構造等を仕込み、対防火及び地震対策を行っている。他にも建材として鋼材をふんだんに使っており、いざという時に備えている。
部品: 泡消火設備
動物性タンパク質の加水分解物や、フッ素系界面活性剤を加えた消火剤を水と一定の比率で混ぜ、泡として噴射。分厚い泡の層で炎を窒息させつつ冷却する装置。
部品: スプリンクラー
基本的な防災装備である。施設各所に配備されており、ここから水が出ることによって初期に火を消すだけでなく、延焼を防ぐ。
部品: 隔壁
延焼や煙を防ぐ為の装置。他にも、人間が炎から退避するためにも使う。耐火能力を優先して作られており、各所に配備されている。
部品: 非常ベル
他部署や施設全体に、音で異常を知らせる。状況と危険度によって声が封入されているものもあり、緊急時にはその指示に従うことで、危険度を下げている。
部品: 非常用避難経路
万が一火災が起こった際、こちらへの、看板などの誘導を元に避難をする。外部への速やかなアクセスや、待避所等への道案内等が存在する。
部品: 消火栓の設置
建物周辺にて、消火栓を設置し、災害に備える。他にも水の備蓄等を行い、消火活動がスムーズに行くように手配をしている。
部品: 消火器の配備
全ての施設の各所に消火器が整備されており、定期的な点検がされている。初期消火の一助として、職員は取扱の訓練を施されている。
部品: 可燃物の持ち込み禁止と静電気除去
ライターやマッチ等の持ち込みは禁止されている。他にも、なるたけ静電気を起こさないように各部署の入り口に静電気を除去するアイテムが置かれている。
部品: 避難訓練の実施
一年ごとに避難のための停止手順や通路の確認、及び各種防災用の機材の使い方等を指導し、これに備える事とする。火事以外にも地震や砂嵐等に対するレクチャーも行われる。
部品: 防犯カメラ
広い敷地内となれば、人の目や足だけではカバーできない。通常の事故対応や防犯も含めて、監視用のカメラを各所に付けて監視体制を敷く。
部品: 待避所の設置
爆発等に置ける一時的な避難の為、待避所が設けられている。いざという時の為に医療品や食料などが保管されており、ここで救助を待つ事となる。
部品: セキュリティーゲートの設置とフェンスによる区域制限
敷地外の入り口と施設入り口にもセキュリティーゲートを設けて、警備員によって立ち入りを管理し、更に区域の境界に5mクラスのフェンスを30cm程の根立てにする事によって、各種移動の制限をする。
部品: 立ち入り記録の記入
労働者や外部訪問者含め、区域内立ち入り時には危険物や違法物、アルコール等の持ち込みがないかチェックされる。他、外部からの訪問者は名前のみならず、連絡先や理由等の記載が設けられ、区域から出る時も一筆必要となる。
部品: セキュリティパスの発行と外部訪問者立ち入りについて
労働者達には、通し番号と特殊加工がされたセキュリティパスを発行し、これが無ければ当人でも区域へ入れないように制限する。外部からの訪問者は、関係会社からの事前許可と施設への通達、更に施設内部からの立ち入り直前の許可を必要とする。
部品: 内部用カードの発行
施設に入った作業者及び外部関係者には、その業務に応じた場への鍵となるカードが配られ、帰りの際には施設入り口の警備室にてこれを回収される。これは厳重に扱う必要があり、紛失の際は内臓された発信機によって即座に回収される。
部品: 警備室の設置
重要ではあるが危険が集中しやすい施設であり、事故も起こりやすい。せめて人的被害は減らす為に、警備は厳重に行う。施設入り口や区域の入り口等、各所に設けられている。
部品: 予備品や消耗品の倉庫管理
予備品や消耗品の倉庫管理については、物品に分けて管理され、更に番号を振って管理する。他にも管理帳簿を保管し、購入と搬入、搬出には事前の事務申請を必要とする。
部品: 対動物対策
砂漠とはいえ、動物は住んでいるものである。彼らが苦手な音を流したりする以外にも、他にも定期的な巡回による動物の追い払い等を行っている。
部品: 原料部門
原料を輸入または採掘し、管理する部門。ガス・オイルの管理施設の維持運営も兼ねる。様々な職業の人が働いているが、多くは事務処理系や工場運営系の職業の者である。
部品: 防災部門
災害時、またはテロ等の破壊活動時において、大規模な損害につながらないよう計画を企画立案し、訓練し実行する部門。主に治安維持系や消防系の職業の者が働いている。
部品: 内設備管理部門
内部設備の修繕、調整、整備、新規開発、安全性実験などを行う部門。主に整備士系や科学者系の職業の人々が働いている。
部品: 需要開拓部門
ガスやオイルを使用した事業開拓や、顧客のニーズに合わせた事業計画、商品開発などを行う部門。ニーズの調査なども行われる。主に研究職や調査員などの職業の者が働いている。
部品: 外設備維持部門
各家庭におけるガスメーターや、ガスをつかった家電、生活用品などに対する修理や修繕、整備点検、または新規開発を行う部門。整備系の職業の者や、研究系の職業の者が多く働いている。
部品: お客様サービスセンター
顧客の疑問や苦情を受け止め、わからない事を解説し、顧客安心度を高めると共に、今後の組織運営の改善に必要な声を集め、組織の運営を助ける為の部門。主に対話技能に優れる者が働いている。
部品: お客様の保安と安全対策部門
事故や設備の不備による損失によって顧客に損害を与えたり、またそれと称して金銭を騙し取ろうとする者に対して対応する部署。主に法律系の職業や、保険や医療系、または整備系の職業の者が働いている。
部品: 財務部門
給料の支払いや経理等、金銭を扱う手続きなどを行い、組織運営を行う部門。主に事務系の職業の者が働いている。
部品: 人事部門
社内の人事権を司り、新規採用、部署移動等の手続き、または業務内容の査定などを行う部署。各部署の管理職などが固定化すると、必要以上の権限を有したり、内部腐敗を始めたりするので、人材のマネージメントは必須である。主に事務系や、法律に詳しい職業の者が働いている。
部品: 広報部門
求人広告や商品広告、社のイメージアップ戦略まで、主に外部に情報を発信する部門。詐欺に当たるような広告はしてはならない。主に法律に詳しいものや、放送系に詳しい者が働いている。また、広告戦略として、スポーツ組織を持っていたり、芸能活動を行う者を支援していたりする。
部品: 福利厚生部門
社内の労働環境を良くし、社員待遇の確認をし、会社運営に必要な物品の買い付けや補給などを司る部門。事務系や営業系、各種資源に詳しい者などが働いている。
部品: 内部監査専用独立部門
組織を運営する者の直轄部門。組織内の監査を行い、不正があればこれを運営する者に報告し、それを正すことを目的としている。この組織の人事権は組織を運営する者に帰する。主に法律系に詳しい者、諜報系の技能を持つ者が働いている。
部品: 個別供給とはなにか
各施設に、個別にガス用のタンクを用意して、それにタンクローリーやパイプラインを使用して供給する方式。一般家庭においてはコストがかさむ為実用的ではない。
部品: 主に利用される施設
発電施設や大規模な工場など、災害時にガスの供給が停止すると甚大な被害が出るような施設に対しては、この方式がとられることが多い。一時的に供給が止まる事態になったとしても、施設の運用が可能だからである。
部品: 導管供給方式とは何か
地域に一つ大型のタンクを用意して、それにタンクローリーやパイプラインを通して補充。そこから配管し、地域に対してガスを供給する方式である。
部品: これを利用する施設
集合住宅や中小工場密集地区など、個別で置くほど大規模ではないが、リスク管理の面から必要と思われる施設や地域に対しては、この方式がとられる。また、パイプラインを通すことの出来ない街や村落に対しては、この方式をとるしかない。
部品: 直接供給方式とは何か
直接パイプラインをつなぎ、利用可能な処理を施した物を各施設や各家庭に供給する方式。元になる管さえ配置していればもっともコストが安く、配管作業も短時間で済む。
部品: これを利用できる施設
パイプラインが直接通っている場所の近くならどこでも利用でき、配管作業も楽である為、多くの場合はこの方式が用いられる。ただし大規模な災害等でラインが止まった際は広範囲でガスの停止が起こる為、特に必要を認められる施設は別の方式をとるといいだろう。
部品: タンクローリーとは
ガス・石油等を地上輸送する為の輸送車両、または輸送道具である。中高物理域においては車両を、低物理域においてはタンクを搭載した馬車等で対応する。
部品: 密閉タンク
タンクローリーは液体、気体を運搬することもあるため背部のタンクは開封時以外には密閉状態である必要がある。
部品: 防振装置
タンク内部の運搬物に破損、あるいは振動による変化が起こらないよう、タンク取り付け部には防振装置が取り付けられている。
部品: 運ぶものによりタンク素材を変える
運搬物とタンク素材で化学変化が起きることを防ぐため、運搬物によって複数種類の素材のタンクを使い分ける必要がある。
部品: 厚くて丸いタンク壁
万が一の衝撃や内部圧力などによりタンクが破損し、内部の運搬物が漏れ出す危険性を軽減すべく、タンク壁は分厚く、かつ丸みをおびた形状になっている。
部品: 重量物を運搬できる
運搬物によってはかなりの重量になるものもあるため、タンクローリーのエンジンは高トルクのものが用いられる。低物理域においては、重量物を運ぶ為に特別に訓練された動物や人を使用する。
部品: 運用するガスの種類
メタン・エタン・プロパン・ブタン・ペンタン等のガスに加え、炭素化合物や窒素などが混ざった天然ガス。産出国によって割合が異なり、また混ざる不純物も変わる為、不純物を取り除く作業を必要とする。
部品: 受け入れ用施設
輸送されてくるガスは可燃性であり、漏れが発生すると大変危険である。その為、中高物理国家では、ローディングアーム(タンクへ直接ガスを注入できる機材)を使い、低物理国家では機密性の高いホースなどを使いタンクへ注入する。
部品: 常温タンク
球形をした、大きなガス用タンク。気体状態でガスを保存する為のタンクである。保存できる量は少ないが管理が容易であり、他に機材も必要ない点が長所。
部品: 低温タンク
摂氏マイナス162度で、全てのガス成分が液状化する為、その温度に保ち液化状態で保存するタンク。冷却用設備が必要になり、点検と整備も怠れないが、気体状態と液体状態では体積に600倍もの差がある為、保存できる量は雲泥の差である。
部品: 気化器
ガスに含まれる不純物を取り除き、また漏れなどを感知しやすいよう、匂い成分を付属する施設。天然ガスは本来無味無臭であるが、それではパイプの破損やガス漏れを感知しにくいため、付加している。液化していたガス等はここで気化され、パイプラインや輸送車両を使って輸送される。
部品: 受け取り設備
輸送されてきたガスは、緊急用の停止弁、変圧器、残量を視認する為のメーターなどの付いた受け取り設備へと供給される。タンクであったり、家庭のパイプについていたりと、様々だ。
部品: 緊急停止用の装置取り付け
大規模な災害、テロ等において、被害の拡大を防ぐことを目的とし、ガス供給を区域ごとに緊急停止することを可能とする設備を取り付ける事とする。
部品: 整備士による定期点検
ガスは生活に必要な資源であり、機材の破損は多数の生命に対して危険を及ぼす為、定期的に整備士による点検作業が義務付けられている。また、藩国の定める安全基準を満たさない施設は、運用を許可されない。
部品: 監視体制
ガス漏れを早期発見する手段として、ガス使用量を監視する役割の者を必要とする。供給方式によって異なるが、タンクを使用する場合は看視者による毎日の使用量のチェックと報告、異常がある可能性がある場合は即時対応する。直接供給の場合は、社内において使用量を監視し、異常がある場合は即時対応する。
部品: パトロール
定期的にパイプラインのパトロールと点検を行い、異常がない事を確認する。これは損傷などの確認のみならず、テロ等の犯罪に対する備えである。
部品: 個人情報保護
組織運営に当たって獲得した個人情報は、悪用する事を禁止され、部外秘となる。ただし、犯罪にかかわる情報の場合は藩国の定める警察組織と共有し、対応する。
部品: 各種廃棄物の処理
ガスに含まれる不純物等の処理については、毒性のある物質も存在する為、専門家の監督のもと適切な廃棄が出来るよう運用するものとする。
部品: 公共料金に係る規制
国民生活上、必要であるエネルギーの安定的な供給の維持・確保を図るために、その供給に要する費用の回収を確実化する一方で、当該供給事業者が過度の利益を得ることを防止することにより使用者の利益を保護する
部品: 原価主義の原則
事業の能率的かつ適正な遂行に必要な費用の合計は、料金収入と一致する。国民生活に必要なエネルギーを利用して、不当な利益を得てはならない。
部品: 公平な料金の原則
特定の需要家に対して不当に差別的なものであってはならず、需要種ごとに定められた料金は全て同種の需要家に無差別に適用される。
部品: 公正報酬の原則
事業に必要な資金を調達できるよう、利息や配当金に充当する事業報酬を、総括原価に過不足なく織り込む。この情報は、秘匿されない。
部品: 必要経費の算出
資源の原材料費は需要によって増減する為かかる費用を算出し、また効率的な組織運用にかかる人件費や設備費等を組み込み、納税額や業務報酬等を加え、その総額を回収する為、料金を設定する。
部品: 経営健全化の為の費用削減努力
国民の生活にかかわる仕事であることを自覚し、より多くの施設に、より安く、より良い商品を提供する為の努力を行わなければならない。
部品: 各種料金設定における藩国の許可
藩国は、年度毎に料金設定を確認し、資料を基にそれが適正であるか審査する。これにより許可された料金設定によって、その年度の使用料が決定する。
部品: 輸送方法について
輸送については、駅や港、道路等を利用してこれに当たる。環状線と港を通じて大量の燃料を運ぶ事が可能となり、さらに道路を使って隅々に運ぶのである。
部品: 輸送に対する注意点
可燃物を運ぶ以上、輸送に対しての管理は非常に気を払う事が求められる。これには悪天候時の対応は勿論、漏れがないか等のチェック等も含まれる。
部品: 港や資源生産地の接続について
効率的に輸送するため、港以外にも、資源生産地とのアクセスが丁寧に考えられている。更に無電線化通路を使用したパイプラインとの接続が行われている。
最終更新:2017年08月26日 20:45