佐縁馬 タマリ - 現代異能学園都市 －再生－

【名前】佐縁馬　タマリ（さえんま　タマリ）
【性別】女
【学年・職業】16歳　高等部1年
【容姿】
もとは真っ白の髪を桃色がかった灰色に染めている。瞳の色は暗い茜色でつり目気味。
勉強用具はすべて学校に置き去りの置き勉派。代わりにギターケースを背負って学園都市を闊歩する。
身長は平均よりやや下程度で肉付きはあまりよくない方。

【性格】
ややダウナー寄りの不真面目人間。
演奏中に限っては人が変わったかのように苛烈で荒々しい様子を見せるが実のところこっちが彼女の本性ではある。普段は猫をかぶっているとも。

【能力】

• アニムス『カナリア・ボックス』

異形の女性形アニムス。全体にヌルッとした質感で、人における腰の部分から下が大蛇のようにトグロを巻く。
タマリの2倍近い図体を持ち、さらに両腕は歪なほどに太く逞しい。
カラーリングは黒・黄色・紫の系統で毒々しい。全身の至る所にスピーカーのような孔が空いている。
その能力は『増幅』。周囲のエネルギーに干渉し勢力を拡大させる力。
ギターの音を増幅させてアンプ代わりにしたり、足踏みや手拍子を増幅させてリズムを鳴らしたり。
人物に触れて発動することでその人の抱いている感情を増幅させたり、発動している能力を無理やり増幅させて暴発させたりなんてことも可能。
ただし本人が人に触れるのを極端に嫌うのと、生物への干渉はオーラを激しく消耗する割に不確実であるため、この方法は滅多なことでは使いたがらない。

【概要】
ギターを愛しギターに生きる少女。家族とは反目しあっており喧嘩別れのような形で学園へやって来た。
駅前の公園や閑散としたシャッター街などで路上ライブをするのが趣味。
校内では音楽室に留まらず屋上やグラウンドなどで喧しく演奏することも多々あるため教師や真面目な生徒たちからはやや問題生徒扱いされている。
勉学・部活動・委員会活動などへの活力は一切なく、彼女の熱意はギターのみに注がれている。
目的もなく授業をサボることはないがどんな些細なことであれ目的があるなら躊躇せずサボる。
ちなみにギターはアコースティック/エレキ共にフェンダー派。
とある事情により対人距離が広めでスキンシップなどは苦手。人嫌いというわけではないのだが急に接近されると自然に距離を取ろうとする性質。