関連項目 |
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兵器|ラ・ヴァニア級航空母艦|ラ・コスタ級航空母艦|ロデオス級航空魔導母艦|フィシャヌス級(コミカライズ版) |
*1 というか、旧ソ連のキエフ級重航空巡洋艦ソックリ。モントルー条約で地中海と黒海の間に存在するマルマラ海を通過できる船舶をトルコが制限・監視できることになっており、航空母艦はトルコの監視対象の艦種になっていた。黒海・アゾフ海沿岸に有力な造船所を有していたソ連は、アメリカに対抗するための空母が必要だが、それをいちいちNATO加盟国であるトルコに監視されることになる。この抜け穴として、“巡洋艦”はトルコへの事前通告の対象から外れていたことから、キエフ級は完全なアイランド・全通甲板型ではなく、あくまで「飛行甲板がくっつていてる重巡洋艦」として建造された。しかし、搭載機Yak-38は米海軍が運用するCTOL艦載戦闘機に対抗できるような性能ではなく、より高性能なV/STOL戦闘機としてYak-141が計画された(これまたケッサクなエピソードがあるのだが、ここでは割愛)が、ソ連崩壊とその後のロシアの景気低迷により計画はバースト。ソ連崩壊時にキエフ級を所有することになったウクライナは外貨獲得のため、中国とインドにスクラップとして売却してしまった。ちなみに「ソ連時代の黒海・アゾフ海沿岸の有力な造船所」はほとんどがソ連崩壊後のウクライナ領内に属しており、ロシアはウクライナから艦艇用の主にガスタービンエンジンの部品を買っていた。にも関わらず外交感覚がレミールとどっこいのどこぞのハゲはウクライナに全面戦争をしかけてしまう……
*2 極端な例だが、パーパルディア皇国の最新鋭竜母ヴェロニアは搭載するワイバーンオーバーロードを含めて、皇国の懐事情に影響を与えるほどのコストが掛かっている