Wubi for Ubuntu

WindowsマシンにLinuxを入れるとパーティションを破壊してしまうリスクがあり、
その解決としてアプリ形式でインストール、削除できる様にしたのが
Wubi for Ubuntuです。
所が、Ubuntuコミュニティ公式のWubiは残念ながらとっくに終了しており、
サポートされていません。現在はユーザーが各自でフォークした
Wubi for Ubuntuが対応しています。

 Wubi for Ubuntu

タブレットの時代こそ簡単デュアルブートは求められると思っていて、
元のOSに支障なくUbuntuLinuxを使う事が可能です。
ISOファイルがあればEXEファイルと同じフォルダに置く事でダウンロード省略できます。

●Wubiの長所
・Windows上からインストール、削除がクリックだけで簡単に出来る
・ブートローダーの改変が不要
・1ファイルを作成し、ループバックマウントして起動するのでパーティション変更不要
・最近のはUEFI64bit32bit、セキュアブートにも対応
・Grub.cfgを設定する事で色々な環境にも対応できるはず
・ISOファイルがあれば直接インストール可能
・Debian系であればQ4OSが正式対応

●Wubiの短所
・ストレージ容量を後から変更するのが面倒
・容量を結構食う。Windowsアップグレード時には注意
・最低1度はインストールして起動できないと設定変更できない
 VGAドライバ異常でブラックスクリーンになると難しい
・MicroSDにインストールできない
・ISOファイルをダウンロードするのに凄く時間がかかる
 先にISOファイルを落として、同じフォルダに置くと良い
・インストール先が何故か2の倍数しか対応していない。128GB、256GBなどなど。
・Lubuntuに対応していない。インストーラーが変更された為。

 

●Windows2000、XP世代の32bit PCでもWubi
例えばXP世代でもWubiは動作します。
WubiはPython2.7を使用しますので、XP世代のPCにまずPython2.7をインストールします。

https://www.python.org/downloads/windows/

Python 2.7をインストールするとWubiが動作しますので、
32bit版のISOファイルをダウンロードしてWubiと同じフォルダに置いて実行します。
32bit版のUbuntuは18.04が最後なので、LubuntuかXubuntuを使って下さい
そうすればWindowsと簡単にデュアルブート出来るようになります。

 

注) Lubuntu19.04以降には対応していません。
 Lubuntu 19.04以降はインストーラーが変わりました。
 Xubuntuを変わりに使ってください。
 Debian系であればQ4OSを使って下さい。

 

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最終更新:2022年10月04日 22:28