遂に我々の前に姿を現したシングルベッド
先の考察による、「ぷるるは0.8畳程度の面積を占有する」という仮定を支持すると、シングルベッドはその20倍の16畳程度を占有する計算になる
しかし本当にそんなものがシングルベッドと呼べるのだろうか? それだけあれば一体何人が雑魚寝できることだろうか?
これに対し居住空間側からのアプローチを試みたい
まず、当然の前提として、家具を設置するさいにはその占有面積よりもいくぶん広い面積が実際には必要になるということがある
仮に一般的なサイズのベッドを設置したいとしても、そのぎりぎりの面積では置くことができない
少なくとも1辺に接して50センチ程度の空間がなければ、まず移動が不可能である
これを拡大解釈し、ベッドルームとしての16畳であると考えることができる
しかしこれを考慮しても、巨大要塞や怪獣のプレイヤーはともかく、多くの場合シングルベッドに16畳は必要ない
ここで視点を居住者側に移してみる
睡眠をとるためだけに巨大な空間を必要とするのはどんな類型の人たちだろうか
これは少し考えれば簡単なことだ
そう、BBLの選手たちは寝相が非常に悪いのである!
これを鑑みれば、長いこと選手が球団寮に軟禁されていた理由もわかるというものである
部屋を傷めるとわかっている居住者に大家が部屋を貸したがらないのは道理だ
BBLの選手たちは不動産の賃貸契約を結ぶことができなかったのである
それが最近急に契約可能になったのはどういうことか
多くの場合、権利はタダでは降ってこない
おそらくはBBL選手会や赤天狗などの粘り強い交渉によって、ついに不動産業界団体を説得することに成功したのだ
諸君は快適な居住空間のもたらす恩恵を享受するとき、彼らへの感謝を忘れてはいけない
以上
最終更新:2018年03月03日 20:17