22年度BBLシリーズ(α版)

22年度のBBLシリーズ


概要
BBLシリーズ(以下Bシリと呼ぶ)史上でも最高の闘いと謳われる22年度のBシリの主役はセ・リーグ代表のスワローズとパ・リーグ代表のファイターズである。この記事ではBシリに至るまでの闘い、そしてポストシーズンへと語って行く事とする。

1.スワローズの大逆転Aクラス入り
スワローズは100戦目終了時点で3位のタイガースに5.5ゲーム差離されており、ポストシーズン進出は厳しいかに思われた。しかし最終戦で1ゲーム差にまでその差を縮める。最終戦、タイガースの相手はドラゴンズ、スワローズの相手はジャイアンツであった。
ここでスワローズはジャイアンツを大勝で下し、敗北したタイガースに得失点差でも上回られていた所を最終戦で大逆転しAクラスへと滑りこんだ。
またこの年のセ・リーグはカープとドラゴンズによる首位争いも激戦であり、最終三戦突入時点で1ゲーム差であったがカープが逃げ切り優勝。
見事BBL史上初のV5を達成した。

2.絶対王者ファイターズ
ファイターズはBシリ開始以来の三年間で二回のパ・リーグ王者、そしてBシリのパ・リーグ代表として闘ったパ・リーグの強豪である。
22年目も序盤から好調であり、リーグ屈指の先発陣と爆発力のある打線で序盤から独走を続け、最終的には2位バファローズと10ゲーム差を付ける余裕の優勝を決めた。

3.ポストシーズン1stステージ

セ・リーグ
タイガースとの熾烈なAクラス争いを制したスワローズ、その前に立ち塞がるのは1位カープと最後まで首位争いを続けた強力打線擁するドラゴンズである。
この年のドラゴンズ打線は二冠王日マク選手を中心として30本塁打以上を記録する選手が四人並ぶ超重量打線であり、実力差は歴然かのように見えた…しかし第一戦は豪徳寺かよ投手の好投で1-3と勝利を飾り、第二戦は先発のひろしまたん大好き投手が打ち込まれるも相手リリーフを打ち崩し5-6とこれまた僅差で二連勝、PS1stを突破した。ここで下位に沈み続け自己紹介と引退の挨拶以外しーんとしていたスワローズのミーティングルームが大熱狂し始める。BBL開幕から約180のコメントしか投稿されていなかったにも関わらず、Aクラス入りしてからBシリ終了までの約4時間で約140ものコメントが投稿される程の熱狂ぶりであった。
また余談ではあるが、この年の時点で四回開かれたポストシーズンにドラゴンズは全て進出しているが、四年連続PS1stストレート敗退(PS8連敗)という記録も残している。注:その後23年シーズンで記録は更に更新されPS10連敗となったが、ついに翌24年PS初勝利。シーズンPS連敗を10で止めている。

パ・リーグ
こちらはパ・リーグ2位で終えたバファローズとイーグルスの対戦である。シーズン中は1ゲーム差の接戦で終えた両チームであったが一戦目を4-2とバファローズが接戦を制すと2戦目は相手先発とリリーフを打ち込み8-3と勝利、こちらもストレートでPSファイナルへの進出を決めた。

4.パ・リーグPSファイナル
シーズン中他を圧倒的強さで寄せ付けなかったファイターズだったが、バファローズを相手にしてもその強さが揺らぐ事は無かった。初戦こそ1-9と大敗するも二戦目を引き分けで終えるとその後二戦は10-2,10-1とビッグバン打線が大爆発、アドバンテージ3勝で先にBシリ進出を決めた。

5.セ・リーグPSファイナル
こちらはパ・リーグと反して大混戦となった。PS1stを勝ち上がったスワローズを待ち受けるのはC.C.サバシア投手を筆頭に先発陣が10勝クインテットを形成する圧倒的な投手力を原動力に優勝したカープである。スワローズ投手陣とカープ投手陣の奮闘により初戦を0-0で引き分けるも二戦目はスワローズが3-10と大勝、アドバンテージ含めて1勝1敗1引き分けのタイとなった両チームの意地のぶつかり合いは史上空前の事件を引き起こす。第三戦目0-0、そして第四戦目2-2とまさかの二戦連続の引き分けで1勝1敗3引き分けとなったのだ。
勝ち星が同率で並んだ場合は順位が上のチームがBシリに進出するため残り二戦で1勝(もしくは2引き分け)すれば良いカープ、対するスワローズは2連勝(もしくは1勝1引き分け)必至と言う追い込まれた状況にスワローズベンチは極度の緊張に包まれていた。そんな中ミーティングルームで激を飛ばしたのは長年チームを支えてきたパワプロ45投手。「2連勝する必要はない。1つ勝てばもう1つは引き分けでもいい。ウチはまだPSに入って1つも負けていない!そして次から相手は裏ローテだがウチは表ローテなんだ!!」


この言葉に引っ張られるかのようにスワローズのエース豪徳寺かよ投手が好投し0-1とスワローズが完封勝利。追い込まれたカープと勢いに乗るスワローズ。泣いても笑っても雌雄が決する最終第六戦はスワローズが2-11と火ヤク庫打線が火を吹き勝利、ここに史上稀に見る熱戦となったPSファイナルをスワローズが突破しBシリ進出を決めた。

6.BBLシリーズ
リーグ屈指の先発陣とビッグバン打線でパ・リーグを圧倒してきたファイターズに相対するは奇跡の連続でセ界最大の下克上を成し遂げてきたスワローズ。両者の物語の帰結はどうなったのか、そこを本項で紹介する。

第一戦
スワローズのエース豪徳寺かよ投手対ファイターズのエースイエス高須投手による投げ合いとなった第一戦、イエス高須投手が粘る(6回2失点)も後続が打たれ、制したのは豪徳寺かよ投手(7回⅔ 3失点)
スワローズがPSの勢いそのままにBBLシリーズ開幕戦を制した。

第二戦
こちらもスワローズのひろしまたん大好き投手対ファイターズの二本松楓投手(22年度最優秀防御率投手)という好投手同士の対決。二本松選手の方が早くマウンドを降りるもその後終盤12回まで同点の激戦となる。最後はスワローズのジオ・アルバラード選手が粘りきれず失点、1-2でファイターズの勝利となり1勝1敗のタイとなった。

第三戦
札幌ドームに闘いを移した第三戦のスワローズ先発は長年チームを支えてきたベテランパワプロ45投手、対するはファイターズのアイドルにしてインハイ教宗祖の天海春香投手であった。
天海春香投手の大一番に際して試合前にインハイ教幹部達が続々集結するなどの異様な盛り上がりを見せていたが前二戦同様の拮抗した投手戦、天海春香投手は8回⅔を2失点と好投するもパワプロ45投手の好投(7回1失点)に一歩及ばず。
スワローズが再び勝利し2-1のリードを奪った。

第四戦
この日は前戦とは打って変わって大乱打戦となった。スワローズ先発の稲尾投手とファイターズ先発の萱暇投手は早々に打ち崩され、両軍14安打を放ち火ヤク庫打線とビッグバン打線のがっぷり四つの組合いとなったがファイターズが延長11回の死闘を制し7-6と勝利、勝敗を再び2-2の五分に戻した。

第五戦
札幌ドーム最終戦、勝った方がBシリ王手となる大事な一戦の先発はスワローズがあんぱん投手、対するファイターズはB9、最多勝、勝率1位、MVPと先発投手のタイトルを総なめした武田勝投手であり下馬評では圧倒的にファイターズ有利の試合であった。
両軍じりじりとした試合となるもののこの日四本のヒットを放ったもやしのり2選手や2安打2打点の活躍を上げた星一選手の活躍によって3-4でスワローズが勝利、王手をかけて神宮決戦へと望むこととなった。

第六戦
勢いそのままに神宮優勝を決めたいスワローズ、パ・リーグ絶対王者の意地を見せたいファイターズの意地のぶつかり合いとなったこの試合はシリーズ初のワンサイドゲームとなった。
ファイターズ先発のメッセンジャー投手は7回⅓を無失点と文句なしの好投、ファイターズのビッグバン打線はスワローズ先発のばんてふ投手とリリーフ陣を打ち込み8得点、スワローズ打線は火を吹くことなく沈黙し0-8でファイターズ勝利、最終戦を前にして勝敗を3-3と再び五分に戻した。

第七戦
22年度ラストゲームを史上最大の下克上で奇跡を巻き起そうとするスワローズ、対するはパ・リーグ王者として2年連続パ・リーグ制覇、そしてBシリ2連覇を目論むファイターズの意地のぶつかり合いの極致となったこのゲーム。先発は第一戦と全く同じスワローズのエース豪徳寺かよ投手対ファイターズのエースイエス高須投手の投げ合いとなった。また、豪徳寺かよ投手はここまでのポストシーズン3連勝中と勢いにノる一方、イエス高須投手は過去のBシリ開幕戦三連敗中と雪辱を期するマウンドであった。
両者とも緊迫の投手戦を続け好投、豪徳寺かよ投手イエス高須投手の両名が7回無失点で降板というまさにエース同士の投げ合いにふさわしい闘いであった…かに思われた…
8回、豪徳寺かよ投手の後続にジオ・アルバラード投手を送り出した真中監督(CPU)は史上空前の迷采配を披露する。
負ければ終わりのこの試合でジオ・アルバラード選手が壮絶に打ち込まれるもそれを放置、結果として0回⅓を8失点という凄まじい結果に終わったこの采配に対して観客から非難が殺到、真中監督寝ていた説や暗殺された説など様々な説が挙げられたものの全ては闇の中である。

その後スワローズ打線はファイターズの後続投手を打ち込むも時すでに遅し、3-8で敗北したスワローズに対して神宮は涙に包まれ、ファイターズはBシリ連覇を達成した。
最高殊勲選手には豪徳寺投手と熱い投手戦を繰り広げたイエス高須選手が選ばれ、こうして22年度のBシリは幕を閉じた。

7.総括
ここまで読んで頂いて如何だっただろうか。
このシリーズは過去3回開かれてきたポストシーズン以上に凄まじい盛り上がりを見せ、史上最高のシリーズとも謳われる事となった。その原因はやはりレギュラーシリーズから奇跡の連続で下克上を成し遂げてきたスワローズ(※1)、そしてその勢いを受け止め幾度の延長を数え素晴らしい試合を繰り広げたファイターズの両軍の戦いぶりと観客の熱狂によるものであり、その盛り上がりがこの記事で少しでも伝われば幸いである。


※1 その後スワローズは24年シーズンで9年度以来のセリーグ優勝を果たし、イーグルスとのBBLシリーズを4-1で制した。

  • ぐう名文 -- 名無しさん (2017-12-03 18:12:03)
  • スワローズの忘れ物についてとドラゴンズのPS連敗ストップを書き加えたで -- 名無しさん (2017-12-04 18:37:47)
  • 名文だけどリンクが本史からしか来てない未開のページだから時が経てば忘れ去られていくんやろなぁ、こんな文章を書く人もいたんやなって感じで -- 名無しさん (2017-12-07 21:07:22)
  • 32年度の記事も出来たから「BBLシリーズ名勝負集」と言うページを作ってみたで -- 名無しさん (2017-12-21 21:09:41)
名前:
コメント:


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2018年01月14日 11:20