登場人物

このゲームに登場するキャラクターの紹介です。
※一部ネタバレを含みます


メインキャラクター

主人公

探偵業を営む男。影の街に飲み込まれた友人のジェイコブを追って自ら影の街に足を踏み入れた。
そして影の街で「物を探す能力」に目覚める。正義感が強く、街の住人からの信頼も厚い。誰の頼みも断らないナイスガイ。住人の頼まれごとに引きずられて、ジェイコブ探しが滞っている。
プレイヤー、つまりあなたのことである。

ジュリエット

女主人の召使い。美人だが臆病でドジっ娘。特技は裁縫。
マーサの予言により刑事とラブラブに。
主人公を「モナミ」「親愛なるお友達」と呼ぶ。
「モナミ」と呼ぶことからフランス人の可能性が高いが、ヨーロッパの上流階級が全員フランス語を話していた時代もあるから違うかもしれない。

刑事

名前はサム。「謎の記号」を追って1960年代のニューヨークから影の街に迷い込む。ジュリエットにぞっこん。
正義感が強いせいで色々と酷い目に遭うこと多し。
タバコは一日一本。昔は煙突のように吸っていた。主人公の捜索能力に一目置き、「相棒」と呼ぶ。

マーサ


街の住民ほぼ全員が頼りにしている善の魔女。

本名マーサ・スミス。連れているヘビの名前はウロボロス。
御年350歳、霊能師、占い師、そして「若き魔女学校」の主席卒業生であり、魔術にも精通している。
物言いがキツく、時には霊とすら喧嘩になることも。
基本的に争い事や面倒事は嫌いだが、なんだかんだで最後は助けてくれる面倒見のいい人。
何故か超常現象に懐疑的な態度を取り、超常現象が専門分野のイザベルとはあまり合わない。
アメリカのなかでも、かつてフランス領であり、ブードゥー教やクレオール文化が盛んな特異な歴史を持つニューオーリンズの出身である。
強力な魔力を持つエリンという姉がいたが…

案内人(Conductor)

酒と孤独をこよなく愛する男。現実世界では妻と3人の子供がいた。鉄道駅の監視員をしていたが、黒い霧に呼び寄せられ影の街へと引き込まれた。
影の街では一見ただの酔っ払いだが、影の街の新参者がどこに行くべきかが分かるという能力を持つ。
忘れられた夢の駅に住んでいて、新しく来た人を出迎える仕事をしている。
バレリーの事がお気に入り。
実はカード詐欺師ですら勝てないゲームの腕の持ち主らしい。
先祖にはスコットランド系の血も入っており、ウィスキー好きはそのためという説もある。

イザベル

開業魔術師。あまり感情の起伏がない。なぜか彼女の周りでは超常現象がよく起こるため、超常現象にとても詳しい。
幼い頃「毎日違う景色が見える部屋」に閉じこめられていたという。
同じ魔術師でもあるマーサとはあまり合わない様子。

カード詐欺師(Card Sharp)

欲望の赴くままに生きるお調子者。美しきマダムと儲け話が大好物。そのせいで様々なトラブルを引き起こす名人。
しかしたまに情にアツい一面を見せることも。根っからの悪人ではなく、諸事情から善行をするうちにそれ自体に喜びを覚えたりもしている。
レッドローズカフェを拠点に活動しているが、カフェとは過去に因縁がある様子。
主人公のことを「相棒」と呼び、儲け話に引き入れることも。主人公もまんざらではないようす。

女狩人(Huntress)

街のモンスターの事なら彼女にお任せ。ありとあらゆる武器を使いこなすことができる。
儲け話は嫌いではないらしく、カード詐欺師とは馬が合うようだ。
ある事件がきっかけで「ルディ」という狼男の子を飼っている。普段は冷静だがルディの事となると取り乱す一面も。
主人公を「友よ」と呼ぶ。言葉の端々から、どうやらドイツ人らしいことがわかる。

バレリー

好奇心旺盛で何にでも首を突っ込む若く楽天的な女性。廃墟を探検中に影の街に迷い込む。怖い物知らずでトラブルを起こし、主人公に怒られることも。刑事からは「ミス・ポジティブ」と呼ばれる。
魔女や異能力者や幽霊だらけの「影の街」にあって、現代人のプレイヤーが感情移入しやすい貴重な存在。
アレックスと仲良し。やや短慮ではあるが、酔っぱらいの案内人やカード詐欺師も気遣う懐の広さや優しさも持つ。
肩に乗せているのはフェレットのエドワード、通称エディ。ベジタリアンらしく果物が大好物。

アレックス

過去の記憶がない青年。
ある理由でバレリー以外の住人にあまり絡んでもらえない。
音楽好きで、楽器のうんちくを語ることがある。
たまにアレックスも主人公にもの探しを依頼するが、報酬は他の登場人物よりチープなことが多い。

市長(Mayor)


やたら存在感のある幽霊市長。かなり昔に亡くなっている様子。
普段は霊界の市役所で過ごしている。市長の持ち物があれば霊界から召還することができる。…という設定だが、わりと頻繁かつ唐突に現れる。
家族愛に満ち溢れた人物で、特に娘には溺愛と呼べるほどの愛情を注いでいたが…

女主人(Mistress)


影の街の領主であり影の街最強の黒魔術師と謳われる女性。
彼女の祖母エベッタ・ポン・リンデルもまた強力な黒魔術師だった。
ある理由により彼女の恋が実る事は絶対になく、世の男みんなに崇拝される代わりに人を愛する心を失ってしまった。
人の恋路を邪魔したり、召使いであるジュリエットをこき使う容赦のない悪の魔女ではあるが、おろかな魔法を使った報いを受けている面もあるといえよう。
時折、善の面を出してその魔力と威厳で場をさらうこともある。

ジェイコブ

主人公の友人。現実世界から主人公と共に影の街に引きずり込まれる。
なぜか影の街の「ガーゴイルの牙」のネックレスを身に着けていたり、100年前の写真に写ったレオナルドという人物と瓜二つだったりと謎が多い。
「街の中心の赤い窓の建物にいる」「別の時間軸か異次元にいる」という話だが…

収集家


街で一番有名かつ謎多き人物。裕福で奇人、探検家にして街の秘密の熱心な収集家と称されるが、ある日突然姿を消す。
数十もの機械を発明した優秀な発明家でもあり、レオナルドの手紙を隠していた「機械人間」もそのひとつ。
秘密結社「知識の守護者」のメンバーであり、「願望充足機」の秘密を知る一人でもある。
マスターの時の研究についても、裏で調べまわっていたようだ。



サブキャラクター

レオナルド

夢を現実にする装置「願望充足機」を作り「影の街」を生み出した張本人。なぜかジェイコブと瓜二つ。
幻のように現れては消えるという「赤い窓の建物」に住んでおり、そこで様々な発明や実験をしていたようだ。
100年前に「天使」と恋に落ちるが、同時に女主人に惚れこまれた結果悲劇的な運命を辿ることに。

ドレイク船長

海賊船「さまよえるオランダ人号」の船長。ニンフの女王アンフィラと恋に落ちる。
アンフィラのために無敵の存在になるべく自分の心臓を引きちぎるが、同時に人間としての感情を失ってしまう。

アンフィラ

海の王の娘でありニンフの女王。愛を失ってしまったドレイク船長を待ち続けている。

ジャック

元々は人間であるが、悪魔を2度騙した報復で、死後天国にも地獄にも行けずに霊として地上をさまようことになる。
そして霊たちに生者と死者の境界の番人という仕事を与えられ、ハロウィンの守護者となった。
以後数百年の間、影の街を悪霊から守り続けてきたが、ある人間の少女に一目惚れしたことで事態は急変する。

セイラム

ジャックが恋に落ちた現実世界の少女。
ジャックは自らが開催した仮面舞踏会に彼女を招こうとするも、敵対する「闇」に妨害され、セイラムは魔界へと連れ去られてしまう。

ドラキュラ

刑事の身体を乗っ取りハロウィーンを支配しようと企む吸血鬼。

サンタクロース

ご存知世界中に愛と夢と希望を振りまくおじいさん。広い心と強大な魔力の持ち主。
その心の広さは、自分の命を狙う雪の女王の頼み事すら快く聞いてしまうほどである。

雪の女王

その名に違わぬ冷徹な魔女。
自らの脅威となる存在はあらゆる手段を用いて容赦なく排除する。
毎年クリスマスになると温かい心の力で氷の王国が溶けてしまうため、サンタクロースを亡き者にしようと企むが…

アイシー

クリスマスの学校の生徒であり、ニコラスの学友。

ニコラス

クリスマスの学校の生徒。雪の女王に連れ去られる。

春の精霊

春を司る精霊。自然に力を与え、世界のすみずみまで春を広めている。

孔雀嬢(Lady Peacock)

インドの国王の娘。英国のギャラハード大佐と恋に落ちるも女主人に目を付けられ…

マスター

時の秘密を研究していた男。ある恐ろしい実験を行っていた。
オルガン室の時間を歪めるオルガンも彼の発明品である。

捜査官

名前はディップ。
友人の女性作家が行方知れずになり、その捜索を続けるうちに影の街へと引き寄せられる。
同じ職務の刑事とは、互いの能力を認め合っており仲がいい。

教授

様々な発明品を生み出す、気は良いが変わり者の人物。発明品の暴走でひと騒動起きる事も。

メイ

中国架空王朝の姫。四神の一柱、青龍に仕える巫女でもある。

ユイ

中国架空王朝の姫。四神の一柱、朱雀に仕える巫女でもある。
メイとは実の姉妹だが、とある理由で生まれてすぐに引き離されており、彼女や両親に憎悪を抱いている。

皇后

メイとユイの母。四神の一柱、白虎に仕える巫女でもある。
ユイからは憎まれているが、皇后も夫である皇帝も娘たちを分け隔てなく愛している。その地位に相応しい聡明な性格。

中国の僧


バオ

伝説の仏塔に現れた荒ぶる龍を退けられるとされた弓の名手の青年。

占い師

ほぼ365日24時間、雪の中でもアセンブラーを売っている。大変そうだ。
イベントによっては交代してくれる人がいることもある。
骨董品屋が開設されたことで役目を終えたようだ。お疲れ様です。

レディ=ローズマリー

運河のほとりの館の主。街に春を呼び込む「生命の木」を育てるために街の魔法によって呼び寄せられた。
1920年ごろに大流行したアールデコファッションがよく似合う。花とお菓子作りが好きな、見るからに育ちの良い女性だが、非常に活動的な面がある。
助手の門番と共に生命の木に花をつけさせようとするが…

門番


レディの助手を名乗る男。密かにレディに好意を寄せているようだが…
かつてはノルウェーの羊飼いであった。

アデリーン・スベンソン

明朗活発なジャーナリスト。画家ジョバンニ・ディ・フィオーリの絵画の謎を探るうちに影の街に取り込まれる。
影の街でも「影の街タイムス」に記事を載せているようだ。
名字から見てスウェーデン系と思われる。

鳥捕り


梅さくら

日本人。目鼻立ちのはっきりした明るい女性。着物の着付けが下手なのが少し残念。

花子

日本の女性。茶室に住んでいる。鶴の化身で、姿のない「魂たち」に仕える、しとやかな巫女。
正義感が強く、自他ともに厳しい。どうやら何か辛い過去を背負っているらしい。

ジョーンズ諜報員

刀を仕込んだ傘を持った、美形で戦闘能力もあり、有能そうな英国人男性。
実は某国の諜報員であり、命の危機に際し「街」が彼を呼び込んだらしい。

ロジャー・ダブルディール


影の街に突如現れた列車の「コンパートメント8号室」から現れた男。刑事やカード詐欺師とは顔見知り。
愛想はいいが、その実口が達者で腹の底を見せない狡猾な人物。

マリオ・ボンマリト

感謝祭の時期に影の街に出現したヴィラの住人。
一介の会計士ではあるが、良家の女性と恋仲になり結婚。妻に不自由をさせまいと高価な品物を贈り続けるが、皮肉にもそれがすれ違いの原因となり…。

フランチェスカ・ボンマリト

マリオの妻。
マリオと駆け落ちし共に暮らし始めるも、彼の結婚指輪が質に入れられている事を知った彼女は浮気を疑い、静かにヴィラを去る事に。

オリバー・ウィンター

クリスマスのカーニバルに現れた男性。
現実世界で突如行方不明となった息子と娘を探し、妻シャロンとともに影の街に辿り着く。

シャロン・ウィンター

オリバーの妻。夫とともに二人の子を探している。

ピーター

ウィンター夫妻の息子。謎の「魔法使い」に影の街に呼び込まれる。

ドロシー

ウィンター夫妻の娘。兄ピーターとともに影の街に呼び込まれる。
抱えているうさぎのぬいぐるみの名は「ミスター・ブレイブ」。

バーソロミュー

女主人の屋敷に現れた執事の幽霊。
生前は、今は亡きルベリエ男爵の家に仕えていた。特に自らを取り立ててくれた故ルベリエ夫人には絶対の忠誠心を持つ。
とある理由により、女主人に激しい敵意を抱いている。

リュウ

日本庭園の傍の桜咲く小道にお面屋を開いた青年。しかし、彼のお面を被った町の住人は皆、感情を失ったように無表情となり…。


アッパーシティの住人たち


アイヴァー・ブラック局長

ソ連の官僚とはこのような人であったかと思わせる堅く冷静な保安局長。
生命を持った人形の少女を、自らの秘書にすることで助けた。意外に人情味もあるようだ。
アッパーシティが霧に包まれた際は素早い対応で残された場所での秩序と安全を取り戻したが、その冷徹・強硬ともとれる手腕から反発する者も少なくない。

レイデン・ストーク


温厚で真面目な保安局員。点灯夫のカルロスとは懇意で、彼やその子供たちをよく気にかけている。
ロウアーシティに救援を求めるため、飛行船で大使として訪れる。
幼少期は祖母の元に住んでいたようで、霧によって行方知れずとなった彼女の事は今でも慕っている。

キーラ・ウッドビル


黒人女性の保安局員。ブラックも認める戦闘能力を持つ一方、化粧品を持ち歩き身だしなみに気を遣う女性らしい一面も。
レイデンがロウアーシティを訪れる際にはボディガードとして同行。

カルロス・ライト


霧を払う「抗霧ランプ」の作成や修理を行う点灯夫。穏やかな研究者気質の人物。
妻子がいたが、アッパーシティに霧が満ちた際に離れ離れになってしまう。
保安局のクリスタル強奪事件の際に負傷、霧の影響も受けたせいか時折記憶が曖昧になってしまう。

ファビアン・デラモード


「アトリエ・デラモード」の主。チョビ髭を生やした腕の良いデザイナー。
物腰は穏やかだが野心家。
洋裁師アンナは彼のもとで働いていたが、ある時を境に姿を消す。

アンジェリーク


アトリエ内に置かれていた自律行動する女性型の人形。
誠実で道徳的であり、ファビアンの秘密を暴露する。
精巧な人形であったはずの彼女に命が宿った理由とは…。

アンナ


ファビアンのもとで働く洋裁師。
自らの手掛ける品に妥協を許さない職人気質の女性。

ソフィア

「流れ星のキャバレー」の歌姫。霧の影響から「聞いた者に真実を話させてしまう」歌声を持つ。
キャバレーのオーナーである「アボカド」が姿を消してからは、彼女がキャバレーを切り盛りしている。
その歌声や美しい容姿、毅然とした性格から熱狂的なファンも多い。

ヴィーラ


カルロスの娘。父と離れ離れになってからは、弟のルーカスとともに霧に沈んだ街の中で採集者として暮らしていた。
弟を守る気持ちもあってか、ブラックと真っ向から対峙しても物怖じしない勝ち気な性格。
父譲りで工学方面にも明るい。

ルーカス

カルロスの息子。姉とともに採集者として暮らしている。
「影」とその弟子たちは幾度となくルーカスを捕えようとしているが、その目的は謎。
霧に影響されており、そこから生命を(一時的ではあるが)形作ることが出来る。

アリシア


「設計者の庭園」にて出会う謎の女性。
「設計者」当人かと思われていたが、その行動や言動は何やら不審で…?

ルイス・カプチン


「カプチン映画劇場」の支配人。
妻のオーギュスティーヌとともに、主にドキュメンタリー映画を製作する映画監督でもある。

オーギュスティーヌ・カプチン


ルイスの妻。夫とともに、かなりの映画マニア。

バイオレット

保安局のエリート部隊「オクトパス隊」を率いる女性。従えている黒い犬の名は「アリゲーター」。
霧の晴れた「要塞」にてブラックを出迎えるが…

アルフォード・ストーン

アンティークショップを営む男性。共同経営者がいたが現在は行方知れず。
自分の命が「魔女」に狙われていると思っており、映画撮影に訪れたカプチン夫妻を「魔法使いと魔女」と思い警戒していた。

アボット・パクー

突如アッパーシティに流行りだした「眠り病」と時を同じくして、霧の中から現れた宗教団体の穏やかな男性。
サナトリウム「霧のオアシス」で、病の患者を受け入れ治療にあたっている。

修道院長

サナトリウムで「マザー」と呼ばれる女性。そこで働く者達からは大きな信頼を得ている。
病の治療のため多くの患者を迎え入れ、特殊な能力を持つルーカスを「友達」として自由に出入りさせている。

グッドマン

霧の晴れた一角にあったレイデンの祖母のコテージ内で、謎の暴漢たちと争っていた男性。
レイデンの祖母とは懇意だったと話すが、レイデンは彼に見覚えが無く…。

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最終更新:2021年09月19日 17:15