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COP (Coprocessor Empowerment)

[コプロセッサ呼び出し]

COP 命令は、ソフトウェア割り込みを発行する。 COP ハードウェアベクタによって分岐する。 割り込みベクタは、$FFF4-$FFF5 に配置されている。

6502 エミュレーションモードの時 :

  • プログラムカウンタ (PC) が 2 インクリメントされ、スタックにプッシュされる
  • ステータスレジスタがスタックにプッシュされる
  • 割り込み禁止フラグがセットされる
  • プログラムカウンタ (PC) がハードウェアベクタからロードされる
  • デシマルフラグがクリアされる

ネイティブモードの時 :

  • プログラムバンクレジスタ (PBR) がスタックにプッシュされる
  • プログラムカウンタ (PC) が 2 インクリメントされ、スタックにプッシュされる
  • ステータスレジスタがスタックにプッシュされる
  • 割り込み禁止フラグがセットされる
  • プログラムバンクレジスタ (PBR) が 0 にクリアされる
  • プログラムカウンタ (PC) がハードウェアベクタからロードされる
  • COP 実行後に、デシマルフラグがクリアされる

フラグ変化

----di--

d : デシマルモードフラグは 0 にリセットされる
i : 割り込み禁止フラグはセットされる

コード一覧

アドレッシングモード 文法 オペコード バイト数 命令サイクル
Stack/Interrupt COP const 02 2* 7 1
* : COP は 1 バイトの命令だが、スタックに詰まれる
  プログラムカウンタの値は 2 インクリメントされるので、
  オプションでシグネチャバイトを入れることができる。
1 : 65816/65802 ネイティブモード (e=0) の時、1 サイクル追加

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最終更新:2017年02月20日 17:50