作成:せこいあ
部品構造
- 大部品: C.I.S.V. RD:40 評価値:9
- 大部品: 概要 RD:2 評価値:1
- 部品: 名称について
- 部品: C.I.S.V.とは
- 大部品: 経緯 RD:10 評価値:5
- 部品: 軍事的な必要性
- 部品: 参入分野の模索
- 部品: 帝国各国との協議
- 部品: 目的の決定
- 部品: 過去の内戦の経験
- 部品: 情報連結の有用性の認識
- 部品: 星鋼京との技術交流
- 部品: I=Dからの技術流用
- 部品: モデルケースの比較
- 部品: 現場意見の反映
- 大部品: 構成 RD:8 評価値:5
- 部品: 基礎データ
- 部品: 装甲
- 部品: 装輪
- 部品: エンジン
- 部品: 武装
- 部品: 車載用アンテナ
- 部品: 指揮通信室
- 部品: データリンクシステム
- 大部品: 機能 RD:11 評価値:5
- 大部品: データリンク RD:8 評価値:5
- 部品: 無線の中継
- 部品: リアルタイム通信
- 部品: 異種通信方式の変換
- 部品: 傍受の阻止
- 部品: ジャミング対策
- 部品: 情報のライブラリ化
- 部品: 情報の統合
- 部品: 統合データの共有
- 大部品: 現場指揮 RD:3 評価値:2
- 部品: 統合データの参照
- 部品: 直接通信による視点共有
- 部品: 無線を通じた指揮
- 大部品: 運用 RD:9 評価値:5
- 部品: 事前準備
- 部品: 配置箇所
- 部品: 複数台による並列処理
- 部品: データリンクによる有機的連携
- 部品: 越前コンピュータ(仮)との連携
- 部品: 小隊規模の指揮
- 部品: C.I.S.V.の防衛
- 部品: 敗走時の対処
- 部品: 破棄する際の処理
部品定義
部品: 名称について
Command Information Support Vehicle(情報支援用車両)を略してC.I.S.V.。もっとも、現場では呼びにくいということで、「コマンダー」や「デカアンテナ」など通じればなんでもいいと比較的自由に呼ばれている。
部品: C.I.S.V.とは
異なる兵科、兵器同士の連携を目的として製造された情報支援用車両。無線の中継、情報の統合、現場指揮による情報的連結をすることが役割。
部品: 軍事的な必要性
内戦終了後の蒼梧藩国のせこいあは悩んでいた。自国の戦力を見渡しても、僧兵、忍者、歩兵のみと統一性がない上に他国に対する優位な点がなく、自国が軍事的に問題があることが明らかだったのである。
部品: 参入分野の模索
軍事的に優れた点があれば、それを他国に輸出することもでき、蒼梧藩国の帝国内での地位も確保される。そう考えたせこいあは帝国内での軍事での新規参入分野を求め、模索し始めた。
部品: 帝国各国との協議
各所との意見交換と調査の結果、大抵の分野においてはI=Dとエアバイクピケがその有用性を存分に発揮しており、新規参入が難しいことが判明した。白兵も射撃も砲撃も強襲も偵察も、一通り優れたものが揃っていたのである。
部品: 目的の決定
開発は計画段階で頓挫するかに見えた。が、そこでせこいあが目をつけたのが、異なる兵科どうしでの連携部分である。ここはまだ技術的に統一されておらず、ほとんどが単なる無線通信で連携をとっている状態であった。
部品: 過去の内戦の経験
蒼梧藩国では過去に長い内戦があり、当然せこいあもその時の経験があるため、実際の戦闘においてどのような部分が問題になるかをある程度把握していた。
部品: 情報連結の有用性の認識
内戦において、何倍もの戦力差という絶望的な状況を、アラタという指揮官とその手腕による情報連結が何度も覆すのを蒼梧藩国の民は見ていた。彼らは身をもって情報連結が兵たちの実力を何倍にも引き上げるという事実を理解していたのである。
部品: 星鋼京との技術交流
情報連結のための装備の開発に乗り出したせこいあ率いる蒼梧藩国の開発チームであるが、彼らには技術力が不足していた。そこで当時、藩国に滞在しているセタ氏などを通じて交流のあった星鋼京との技術交流が行われることになった。互いの工場の視察などが行われ、知見の共有がなされた。
部品: I=Dからの技術流用
星鋼京との技術交流の後、星鋼京とセタ氏、たかこ氏の許可を得て、セタ氏の搭乗機を含む数種のI=Dの解析が行われた。その結果、I=Dの無線通信とデータリンクシステムを流用することで目標を達成するという手段がとられることになった。
部品: モデルケースの比較
こうして情報支援用の装備の基礎理論は完成したが、一つまだ決まっていないことがあった。つまり、何に載せるかである。これに関しては歩兵、車両、エアバイク、航空機などで比較がなされ、様々な面から検討がなされた結果、積載重量や機動性などの面から車両が選ばれることになった。
部品: 現場意見の反映
いくつかの試験機がなされた後、実際に使用するだろう現場の人間の意見を聞くため、運用試験場にて試験が執り行われ、意見の交換と反映がなされた。
部品: 基礎データ
全長約6m、全幅と全高が約2.5m、重量は約15t、最大乗員数が6名の装輪装甲車。3軸6輪駆動で最高速度は時速100kmほど。I=Dやエアバイクには遠く及ばないが、後方から随伴する程度であればこなせる速度を持つ。
部品: 装甲
装甲は機動性の確保とスペースの問題、また想定される運用の都合上、あまり分厚いものは使われていない。歩兵用の軽機関銃程度までならなんとか、I=D用装備だとまともに防げると思わない方がいい程度の代物である。
部品: 装輪
3軸6輪駆動による装輪式を採用しており、水深1m程度の渡河能力を有している。また環境によってそれに適したものに換装できるようになっている。緊急時のため、予備タイヤを一つは常備している。
部品: エンジン
エンジンはその走行効率から燃料式のものが用いられているが、その運用上の目的から速度面よりも静音性に重点をおいて製造されている。
部品: 武装
武装は緊急用に重機関銃が1台銃座に備え付けられており、必要であれば更に2台の機関銃が備え付けられるように準備がなされている。
部品: 車載用アンテナ
リアルタイム通信や異種通信方式の変換などのため、複数のアンテナが備え付けられている。故障などにも配慮され予備も存在しており、1つが欠けても他でカバーできるよう設計されている。
部品: 指揮通信室
統合された情報をもとに直接通信している相手に対して、簡単な視点の共有と無線による指示出しが出来る設備。指揮・通信室は最大4名入ることができ、データリンクシステムの破損時などには応急的にこちらで手動である程度対応することが可能
部品: データリンクシステム
この兵器における最重要部分。集積されたデータを整理し、統合する処理システム。I=Dからの技術流用と各国からの技術的アドバイスを受けて完成した技術の結晶体。
部品: 無線の中継
車載用アンテナを用いて、事前に登録した味方機からの無線の中継を行う。有効距離は状況によって異なってくるため、それに合わせた数が用意され、C.I.S.V.同士で中継距離と対応範囲を伸ばす。
部品: リアルタイム通信
情報連結による有機的連携を目的としているため、通信においては情報の伝達速度が最重視される。そのため、幾つかの通信方式を選択できるが、1台辺りの距離が短くなり台数が必要になろうとも、可能な限り速度が重視された通信方式が選ばれ、状況によってはそれを変動させていくことになる。
部品: 異種通信方式の変換
I=Dとエアバイク、歩兵の通信無線では、製造国の違いなどから無線の変調方式や通信方式が異なることがある。それを変換し、整理するのもまたC.I.S.V.の役割である。もちろんこれには事前の個体登録が必要になる。
部品: 傍受の阻止
C.I.S.V.には全ての味方からの情報が集積されるため、傍受された場合は多大な問題となる。そのためその対策には大いに力を入れており、暗号化、変調方式への工夫はもちろんのこと、無理に傍受しようとするとノイズや誤情報が送信されるような仕組みとなっている。また、C.I.S.V.同士の連携により、傍受された場合は即座にその地点を突き止め、味方機に知らせることが出来る。
部品: ジャミング対策
無線通信の弱点として、ジャミングが挙げられる。C.I.S.V.にも当然のことながらそれは当てはまる。その対策としての工夫はしてあるが、強力なものは抗えない。なので、ジャミング時の対応としては、発信源の破壊をすることになる。C.I.S.V.同士を有線で繋ぎ合わせることにより、発信源のおおよその位置を割り出し、それを味方機に攻撃してもらうのが基本対応として推奨されている。
部品: 情報のライブラリ化
集積された情報は一度整理のためライブラリ化が行われる。このデータは記録され、越前コンピュータ(仮)に送信される。
部品: 情報の統合
ライブラリ化され整理されたデータは、統合され、戦場の配置図とそれに付随する情報といったような認識しやすい形でデータリンクシステムで処理され、統合される。
部品: 統合データの共有
統合されたデータは全体情報とその個体が配置されている場所に合わせた詳細情報に分けられ共有される。充分な数のC.I.S.V.が配置されていれば、ここまでの処理が0.2秒以内に完了する。
部品: 統合データの参照
データリンクによって統合された情報は各味方に共有されると同時に指揮通信室でも確認できる。これによりC.I.S.V.から全体の把握が行える。
部品: 直接通信による視点共有
直接通信している相手であり、対応した機器を有している相手であれば、それを通した視点の共有を行うことが出来る。これにより見なければ分からない情報なども把握出来る。
部品: 無線を通じた指揮
得た情報を元に、対象を指定して無線による通信を行うことが出来る。ただし、状況は刻一刻と移り代わり、味方の数も多いことが大半であるため、普通の指揮官であれば小隊規模が行える限度。
部品: 事前準備
C.I.S.V.と連携を行うためには事前に固体ごとの登録を行っておく必要がある。これは混乱の防止は勿論のこと、無線の傍受防止の意味合いもある。
部品: 配置箇所
基本的には移動指揮車のような扱いで、部隊後方に複数台が広く配置される。これは無線の中継を全域に渡って行うためである。
部品: 複数台による並列処理
戦場では膨大な数の味方からのデータがC.I.S.V.に集積され、それを処理することになる。当然、それを1台で全て処理していたのではラグが発生してしまう。そのため、複数台を情報的に連結して並列処理を行うことを前提としており、そのため、味方の数に応じた数のC.I.S.V.が戦線に投入される。
部品: データリンクによる有機的連携
登録されている全ての味方からの情報を集積し、整理し、統合し、そしてそしてその情報を共有しつつそれを元にした指示を随時出す。これにより、異兵科同士での有機的連携を可能にし、単なる数以上の実力を発揮させることが出来る。
部品: 越前コンピュータ(仮)との連携
集積された戦闘データは越前コンピュータ(仮)にも送信され、そちらに蓄積されることになる。このデータは越前コンピュータ(仮)側で予測シュミレーションの構築や砲撃管制などに使用される。
部品: 小隊規模の指揮
データリンクシステムによる情報連携以外にも、直接通信している相手で対応した機器を有していれば、簡単な視点共有と無線による相互通信が行える。普通の指揮官であれば、これを用いて小隊規模程度なら指揮を行うことも出来る。
部品: C.I.S.V.の防衛
C.I.S.V.は情報的連結を担い、指揮も行っているため、当然敵に気づかれたならば狙われる可能性がある。そうならないように原則距離をとり、気づかれないように行動するのが鉄則であるが、もしも狙われた場合の対応として、防衛用に戦力を配置しておく必要がある。そのような場合、C.I.S.V.自体にも機関銃がついてはいるが、基本的には積極的に交戦するよりも被害を最小限に抑えつつ、一時的に撤退することが推奨される。
部品: 敗走時の対処
もしもC.I.S.V.が襲撃され、防衛戦力が充分ではないなどで敗走する時には、優先して撤退することが求められる。これはC.I.S.V.は人員の収容や敵の足止めを想定していない兵器である上に、重要度が高いためである。
部品: 破棄する際の処理
万が一、撤退などが間に合わず、C.I.S.V.が敵の手に落ちることが想定される場合は、その機体に存在する全てのデータを復元不可能になるまで消去し、本体も専用の装置を使って物理的に復元不可能なまで破壊しなければならない。
提出書式
大部品: C.I.S.V. RD:40 評価値:9
-大部品: 概要 RD:2 評価値:1
--部品: 名称について
--部品: C.I.S.V.とは
-大部品: 経緯 RD:10 評価値:5
--部品: 軍事的な必要性
--部品: 参入分野の模索
--部品: 帝国各国との協議
--部品: 目的の決定
--部品: 過去の内戦の経験
--部品: 情報連結の有用性の認識
--部品: 星鋼京との技術交流
--部品: I=Dからの技術流用
--部品: モデルケースの比較
--部品: 現場意見の反映
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--部品: 基礎データ
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---部品: 異種通信方式の変換
---部品: 傍受の阻止
---部品: ジャミング対策
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---部品: 情報の統合
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---部品: 統合データの参照
---部品: 直接通信による視点共有
---部品: 無線を通じた指揮
-大部品: 運用 RD:9 評価値:5
--部品: 事前準備
--部品: 配置箇所
--部品: 複数台による並列処理
--部品: データリンクによる有機的連携
--部品: 越前コンピュータ(仮)との連携
--部品: 小隊規模の指揮
--部品: C.I.S.V.の防衛
--部品: 敗走時の対処
--部品: 破棄する際の処理
部品: 名称について
Command Information Support Vehicle(情報支援用車両)を略してC.I.S.V.。もっとも、現場では呼びにくいということで、「コマンダー」や「デカアンテナ」など通じればなんでもいいと比較的自由に呼ばれている。
部品: C.I.S.V.とは
異なる兵科、兵器同士の連携を目的として製造された情報支援用車両。無線の中継、情報の統合、現場指揮による情報的連結をすることが役割。
部品: 軍事的な必要性
内戦終了後の蒼梧藩国のせこいあは悩んでいた。自国の戦力を見渡しても、僧兵、忍者、歩兵のみと統一性がない上に他国に対する優位な点がなく、自国が軍事的に問題があることが明らかだったのである。
部品: 参入分野の模索
軍事的に優れた点があれば、それを他国に輸出することもでき、蒼梧藩国の帝国内での地位も確保される。そう考えたせこいあは帝国内での軍事での新規参入分野を求め、模索し始めた。
部品: 帝国各国との協議
各所との意見交換と調査の結果、大抵の分野においてはI=Dとエアバイクピケがその有用性を存分に発揮しており、新規参入が難しいことが判明した。白兵も射撃も砲撃も強襲も偵察も、一通り優れたものが揃っていたのである。
部品: 目的の決定
開発は計画段階で頓挫するかに見えた。が、そこでせこいあが目をつけたのが、異なる兵科どうしでの連携部分である。ここはまだ技術的に統一されておらず、ほとんどが単なる無線通信で連携をとっている状態であった。
部品: 過去の内戦の経験
蒼梧藩国では過去に長い内戦があり、当然せこいあもその時の経験があるため、実際の戦闘においてどのような部分が問題になるかをある程度把握していた。
部品: 情報連結の有用性の認識
内戦において、何倍もの戦力差という絶望的な状況を、アラタという指揮官とその手腕による情報連結が何度も覆すのを蒼梧藩国の民は見ていた。彼らは身をもって情報連結が兵たちの実力を何倍にも引き上げるという事実を理解していたのである。
部品: 星鋼京との技術交流
情報連結のための装備の開発に乗り出したせこいあ率いる蒼梧藩国の開発チームであるが、彼らには技術力が不足していた。そこで当時、藩国に滞在しているセタ氏などを通じて交流のあった星鋼京との技術交流が行われることになった。互いの工場の視察などが行われ、知見の共有がなされた。
部品: I=Dからの技術流用
星鋼京との技術交流の後、星鋼京とセタ氏、たかこ氏の許可を得て、セタ氏の搭乗機を含む数種のI=Dの解析が行われた。その結果、I=Dの無線通信とデータリンクシステムを流用することで目標を達成するという手段がとられることになった。
部品: モデルケースの比較
こうして情報支援用の装備の基礎理論は完成したが、一つまだ決まっていないことがあった。つまり、何に載せるかである。これに関しては歩兵、車両、エアバイク、航空機などで比較がなされ、様々な面から検討がなされた結果、積載重量や機動性などの面から車両が選ばれることになった。
部品: 現場意見の反映
いくつかの試験機がなされた後、実際に使用するだろう現場の人間の意見を聞くため、運用試験場にて試験が執り行われ、意見の交換と反映がなされた。
部品: 基礎データ
全長約6m、全幅と全高が約2.5m、重量は約15t、最大乗員数が6名の装輪装甲車。3軸6輪駆動で最高速度は時速100kmほど。I=Dやエアバイクには遠く及ばないが、後方から随伴する程度であればこなせる速度を持つ。
部品: 装甲
装甲は機動性の確保とスペースの問題、また想定される運用の都合上、あまり分厚いものは使われていない。歩兵用の軽機関銃程度までならなんとか、I=D用装備だとまともに防げると思わない方がいい程度の代物である。
部品: 装輪
3軸6輪駆動による装輪式を採用しており、水深1m程度の渡河能力を有している。また環境によってそれに適したものに換装できるようになっている。緊急時のため、予備タイヤを一つは常備している。
部品: エンジン
エンジンはその走行効率から燃料式のものが用いられているが、その運用上の目的から速度面よりも静音性に重点をおいて製造されている。
部品: 武装
武装は緊急用に重機関銃が1台銃座に備え付けられており、必要であれば更に2台の機関銃が備え付けられるように準備がなされている。
部品: 車載用アンテナ
リアルタイム通信や異種通信方式の変換などのため、複数のアンテナが備え付けられている。故障などにも配慮され予備も存在しており、1つが欠けても他でカバーできるよう設計されている。
部品: 指揮通信室
統合された情報をもとに直接通信している相手に対して、簡単な視点の共有と無線による指示出しが出来る設備。指揮・通信室は最大4名入ることができ、データリンクシステムの破損時などには応急的にこちらで手動である程度対応することが可能
部品: データリンクシステム
この兵器における最重要部分。集積されたデータを整理し、統合する処理システム。I=Dからの技術流用と各国からの技術的アドバイスを受けて完成した技術の結晶体。
部品: 無線の中継
車載用アンテナを用いて、事前に登録した味方機からの無線の中継を行う。有効距離は状況によって異なってくるため、それに合わせた数が用意され、C.I.S.V.同士で中継距離と対応範囲を伸ばす。
部品: リアルタイム通信
情報連結による有機的連携を目的としているため、通信においては情報の伝達速度が最重視される。そのため、幾つかの通信方式を選択できるが、1台辺りの距離が短くなり台数が必要になろうとも、可能な限り速度が重視された通信方式が選ばれ、状況によってはそれを変動させていくことになる。
部品: 異種通信方式の変換
I=Dとエアバイク、歩兵の通信無線では、製造国の違いなどから無線の変調方式や通信方式が異なることがある。それを変換し、整理するのもまたC.I.S.V.の役割である。もちろんこれには事前の個体登録が必要になる。
部品: 傍受の阻止
C.I.S.V.には全ての味方からの情報が集積されるため、傍受された場合は多大な問題となる。そのためその対策には大いに力を入れており、暗号化、変調方式への工夫はもちろんのこと、無理に傍受しようとするとノイズや誤情報が送信されるような仕組みとなっている。また、C.I.S.V.同士の連携により、傍受された場合は即座にその地点を突き止め、味方機に知らせることが出来る。
部品: ジャミング対策
無線通信の弱点として、ジャミングが挙げられる。C.I.S.V.にも当然のことながらそれは当てはまる。その対策としての工夫はしてあるが、強力なものは抗えない。なので、ジャミング時の対応としては、発信源の破壊をすることになる。C.I.S.V.同士を有線で繋ぎ合わせることにより、発信源のおおよその位置を割り出し、それを味方機に攻撃してもらうのが基本対応として推奨されている。
部品: 情報のライブラリ化
集積された情報は一度整理のためライブラリ化が行われる。このデータは記録され、越前コンピュータ(仮)に送信される。
部品: 情報の統合
ライブラリ化され整理されたデータは、統合され、戦場の配置図とそれに付随する情報といったような認識しやすい形でデータリンクシステムで処理され、統合される。
部品: 統合データの共有
統合されたデータは全体情報とその個体が配置されている場所に合わせた詳細情報に分けられ共有される。充分な数のC.I.S.V.が配置されていれば、ここまでの処理が0.2秒以内に完了する。
部品: 統合データの参照
データリンクによって統合された情報は各味方に共有されると同時に指揮通信室でも確認できる。これによりC.I.S.V.から全体の把握が行える。
部品: 直接通信による視点共有
直接通信している相手であり、対応した機器を有している相手であれば、それを通した視点の共有を行うことが出来る。これにより見なければ分からない情報なども把握出来る。
部品: 無線を通じた指揮
得た情報を元に、対象を指定して無線による通信を行うことが出来る。ただし、状況は刻一刻と移り代わり、味方の数も多いことが大半であるため、普通の指揮官であれば小隊規模が行える限度。
部品: 事前準備
C.I.S.V.と連携を行うためには事前に固体ごとの登録を行っておく必要がある。これは混乱の防止は勿論のこと、無線の傍受防止の意味合いもある。
部品: 配置箇所
基本的には移動指揮車のような扱いで、部隊後方に複数台が広く配置される。これは無線の中継を全域に渡って行うためである。
部品: 複数台による並列処理
戦場では膨大な数の味方からのデータがC.I.S.V.に集積され、それを処理することになる。当然、それを1台で全て処理していたのではラグが発生してしまう。そのため、複数台を情報的に連結して並列処理を行うことを前提としており、そのため、味方の数に応じた数のC.I.S.V.が戦線に投入される。
部品: データリンクによる有機的連携
登録されている全ての味方からの情報を集積し、整理し、統合し、そしてそしてその情報を共有しつつそれを元にした指示を随時出す。これにより、異兵科同士での有機的連携を可能にし、単なる数以上の実力を発揮させることが出来る。
部品: 越前コンピュータ(仮)との連携
集積された戦闘データは越前コンピュータ(仮)にも送信され、そちらに蓄積されることになる。このデータは越前コンピュータ(仮)側で予測シュミレーションの構築や砲撃管制などに使用される。
部品: 小隊規模の指揮
データリンクシステムによる情報連携以外にも、直接通信している相手で対応した機器を有していれば、簡単な視点共有と無線による相互通信が行える。普通の指揮官であれば、これを用いて小隊規模程度なら指揮を行うことも出来る。
部品: C.I.S.V.の防衛
C.I.S.V.は情報的連結を担い、指揮も行っているため、当然敵に気づかれたならば狙われる可能性がある。そうならないように原則距離をとり、気づかれないように行動するのが鉄則であるが、もしも狙われた場合の対応として、防衛用に戦力を配置しておく必要がある。そのような場合、C.I.S.V.自体にも機関銃がついてはいるが、基本的には積極的に交戦するよりも被害を最小限に抑えつつ、一時的に撤退することが推奨される。
部品: 敗走時の対処
もしもC.I.S.V.が襲撃され、防衛戦力が充分ではないなどで敗走する時には、優先して撤退することが求められる。これはC.I.S.V.は人員の収容や敵の足止めを想定していない兵器である上に、重要度が高いためである。
部品: 破棄する際の処理
万が一、撤退などが間に合わず、C.I.S.V.が敵の手に落ちることが想定される場合は、その機体に存在する全てのデータを復元不可能になるまで消去し、本体も専用の装置を使って物理的に復元不可能なまで破壊しなければならない。
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{
"title": "車載用アンテナ",
"description": "リアルタイム通信や異種通信方式の変換などのため、複数のアンテナが備え付けられている。故障などにも配慮され予備も存在しており、1つが欠けても他でカバーできるよう設計されている。",
"type": "parts"
},
{
"title": "指揮通信室",
"description": "統合された情報をもとに直接通信している相手に対して、簡単な視点の共有と無線による指示出しが出来る設備。指揮・通信室は最大4名入ることができ、データリンクシステムの破損時などには応急的にこちらで手動である程度対応することが可能",
"type": "parts"
},
{
"title": "データリンクシステム",
"description": "この兵器における最重要部分。集積されたデータを整理し、統合する処理システム。I=Dからの技術流用と各国からの技術的アドバイスを受けて完成した技術の結晶体。",
"type": "parts"
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "機能",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "データリンク",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "無線の中継",
"description": "車載用アンテナを用いて、事前に登録した味方機からの無線の中継を行う。有効距離は状況によって異なってくるため、それに合わせた数が用意され、C.I.S.V.同士で中継距離と対応範囲を伸ばす。",
"type": "parts"
},
{
"title": "リアルタイム通信",
"description": "情報連結による有機的連携を目的としているため、通信においては情報の伝達速度が最重視される。そのため、幾つかの通信方式を選択できるが、1台辺りの距離が短くなり台数が必要になろうとも、可能な限り速度が重視された通信方式が選ばれ、状況によってはそれを変動させていくことになる。",
"type": "parts",
"expanded": true
},
{
"title": "異種通信方式の変換",
"description": "I=Dとエアバイク、歩兵の通信無線では、製造国の違いなどから無線の変調方式や通信方式が異なることがある。それを変換し、整理するのもまたC.I.S.V.の役割である。もちろんこれには事前の個体登録が必要になる。",
"type": "parts"
},
{
"title": "傍受の阻止",
"description": "C.I.S.V.には全ての味方からの情報が集積されるため、傍受された場合は多大な問題となる。そのためその対策には大いに力を入れており、暗号化、変調方式への工夫はもちろんのこと、無理に傍受しようとするとノイズや誤情報が送信されるような仕組みとなっている。また、C.I.S.V.同士の連携により、傍受された場合は即座にその地点を突き止め、味方機に知らせることが出来る。",
"type": "parts"
},
{
"title": "ジャミング対策",
"description": "無線通信の弱点として、ジャミングが挙げられる。C.I.S.V.にも当然のことながらそれは当てはまる。その対策としての工夫はしてあるが、強力なものは抗えない。なので、ジャミング時の対応としては、発信源の破壊をすることになる。C.I.S.V.同士を有線で繋ぎ合わせることにより、発信源のおおよその位置を割り出し、それを味方機に攻撃してもらうのが基本対応として推奨されている。",
"type": "parts"
},
{
"title": "情報のライブラリ化",
"description": "集積された情報は一度整理のためライブラリ化が行われる。このデータは記録され、越前コンピュータ(仮)に送信される。",
"type": "parts"
},
{
"title": "情報の統合",
"description": "ライブラリ化され整理されたデータは、統合され、戦場の配置図とそれに付随する情報といったような認識しやすい形でデータリンクシステムで処理され、統合される。",
"type": "parts"
},
{
"title": "統合データの共有",
"description": "統合されたデータは全体情報とその個体が配置されている場所に合わせた詳細情報に分けられ共有される。充分な数のC.I.S.V.が配置されていれば、ここまでの処理が0.2秒以内に完了する。",
"type": "parts"
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "現場指揮",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "統合データの参照",
"description": "データリンクによって統合された情報は各味方に共有されると同時に指揮通信室でも確認できる。これによりC.I.S.V.から全体の把握が行える。",
"type": "parts"
},
{
"title": "直接通信による視点共有",
"description": "直接通信している相手であり、対応した機器を有している相手であれば、それを通した視点の共有を行うことが出来る。これにより見なければ分からない情報なども把握出来る。",
"type": "parts"
},
{
"title": "無線を通じた指揮",
"description": "得た情報を元に、対象を指定して無線による通信を行うことが出来る。ただし、状況は刻一刻と移り代わり、味方の数も多いことが大半であるため、普通の指揮官であれば小隊規模が行える限度。",
"type": "parts"
}
],
"expanded": true
}
],
"expanded": true
},
{
"title": "運用",
"type": "group",
"children": [
{
"title": "事前準備",
"description": "C.I.S.V.と連携を行うためには事前に固体ごとの登録を行っておく必要がある。これは混乱の防止は勿論のこと、無線の傍受防止の意味合いもある。",
"type": "parts"
},
{
"title": "配置箇所",
"description": "基本的には移動指揮車のような扱いで、部隊後方に複数台が広く配置される。これは無線の中継を全域に渡って行うためである。",
"type": "parts"
},
{
"title": "複数台による並列処理",
"description": "戦場では膨大な数の味方からのデータがC.I.S.V.に集積され、それを処理することになる。当然、それを1台で全て処理していたのではラグが発生してしまう。そのため、複数台を情報的に連結して並列処理を行うことを前提としており、そのため、味方の数に応じた数のC.I.S.V.が戦線に投入される。",
"type": "parts"
},
{
"title": "データリンクによる有機的連携",
"description": "登録されている全ての味方からの情報を集積し、整理し、統合し、そしてそしてその情報を共有しつつそれを元にした指示を随時出す。これにより、異兵科同士での有機的連携を可能にし、単なる数以上の実力を発揮させることが出来る。",
"type": "parts"
},
{
"title": "越前コンピュータ(仮)との連携",
"description": "集積された戦闘データは越前コンピュータ(仮)にも送信され、そちらに蓄積されることになる。このデータは越前コンピュータ(仮)側で予測シュミレーションの構築や砲撃管制などに使用される。",
"type": "parts"
},
{
"title": "小隊規模の指揮",
"description": "データリンクシステムによる情報連携以外にも、直接通信している相手で対応した機器を有していれば、簡単な視点共有と無線による相互通信が行える。普通の指揮官であれば、これを用いて小隊規模程度なら指揮を行うことも出来る。",
"type": "parts",
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},
{
"title": "C.I.S.V.の防衛",
"description": "C.I.S.V.は情報的連結を担い、指揮も行っているため、当然敵に気づかれたならば狙われる可能性がある。そうならないように原則距離をとり、気づかれないように行動するのが鉄則であるが、もしも狙われた場合の対応として、防衛用に戦力を配置しておく必要がある。そのような場合、C.I.S.V.自体にも機関銃がついてはいるが、基本的には積極的に交戦するよりも被害を最小限に抑えつつ、一時的に撤退することが推奨される。",
"type": "parts"
},
{
"title": "敗走時の対処",
"description": "もしもC.I.S.V.が襲撃され、防衛戦力が充分ではないなどで敗走する時には、優先して撤退することが求められる。これはC.I.S.V.は人員の収容や敵の足止めを想定していない兵器である上に、重要度が高いためである。",
"type": "parts"
},
{
"title": "破棄する際の処理",
"description": "万が一、撤退などが間に合わず、C.I.S.V.が敵の手に落ちることが想定される場合は、その機体に存在する全てのデータを復元不可能になるまで消去し、本体も専用の装置を使って物理的に復元不可能なまで破壊しなければならない。",
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最終更新:2017年08月09日 17:26