世界観
遥か未来の地球。
そんな超常の力を与えられたその生命体は、旧来の人類にとって、あくまで〝都合のいい道具〟でしかなかった。
——しかし、反乱が起きた。
人類によって酷使され続けた生命体は、自らを新人類と名乗り、ついに創造主に反旗を翻したのだ。
それまで、霊長の生命を自認していた旧来の人類は皮肉にも、自ら作り出した生命に道を譲る形で滅びの道を歩むことになったのだ。
しかし、旧人類との戦いに勝利してもすぐに平和が訪れたわけではなかった。
勝ち残った新人類は、その思想の違いから袂を分かち、アルカディア帝国、カーライル王朝・聖王国、自由都市同盟の3国に分かれて、
古い時代には北アメリカ大陸と呼ばれた地域に残るわずかな生存可能領域をかけて同族で争うことになる。
古い時代には北アメリカ大陸と呼ばれた地域に残るわずかな生存可能領域をかけて同族で争うことになる。