ウォーター・ブリージング
術者本人、または術者の指定した相手一人の体内の水属性魔素に働きかけ、水中で呼吸できるようにする。
持続時間は最大で1時間程度で、術者が指定した相手一人にかけた場合、術者から100m以上離れると効果がなくなる。
肺を水で満たすわけではなく、魔法の効果によって鼻や口の開口部の空気を維持し、空気に接している水から酸素を取り込み、二酸化炭素を放出することで呼吸をできるようにするので、水面に出た後でおぼれる心配はない。
持続時間は最大で1時間程度で、術者が指定した相手一人にかけた場合、術者から100m以上離れると効果がなくなる。
肺を水で満たすわけではなく、魔法の効果によって鼻や口の開口部の空気を維持し、空気に接している水から酸素を取り込み、二酸化炭素を放出することで呼吸をできるようにするので、水面に出た後でおぼれる心配はない。
この魔法の応用的な使い方として、消費するエーテルを高めることで、効果範囲を術者本人を起点にした円形にどんどん拡大することができる。ただし拡大に必要なエーテルは大量であり、よほど優れた術者でも直径10メートル程度の円を15分ほど維持するのが限界とされる。
なお、魔法の触媒となるアイテム……例えば純度が高く大きな水属性の魔石や、強い水属性の魔力を持たされたミスライト鋼でできた強力な魔導器をアンテナのように使うことで効果範囲や持続時間を限界を超えて拡大することも可能。むろんのことだが、触媒の内蔵する魔力は術者と同じか術者より大きくなければいけない。拡大率はアンテナにするアイテムの内蔵する魔力に依存する。アンテナにされたアイテムは消滅したり魔力が弱まったりすることはないが、アンテナを介して効果を強めている間、術者は移動することができなくなるので注意が必要だ。
なお、魔法の触媒となるアイテム……例えば純度が高く大きな水属性の魔石や、強い水属性の魔力を持たされたミスライト鋼でできた強力な魔導器をアンテナのように使うことで効果範囲や持続時間を限界を超えて拡大することも可能。むろんのことだが、触媒の内蔵する魔力は術者と同じか術者より大きくなければいけない。拡大率はアンテナにするアイテムの内蔵する魔力に依存する。アンテナにされたアイテムは消滅したり魔力が弱まったりすることはないが、アンテナを介して効果を強めている間、術者は移動することができなくなるので注意が必要だ。
魔法の詠唱は「水の魔素よ、潜(かづ)く者・水隠(みこも)るものに、水面(みなも)にあるがごとく息吹をなさしめよ。ウォーター・ブリージング」
声に出して発音しなくてもよいが、脳裏で呪文を思い浮かべる場合も、詠唱するがごとくはっきりと文章と発音をイメージしなければならない。
声に出して発音しなくてもよいが、脳裏で呪文を思い浮かべる場合も、詠唱するがごとくはっきりと文章と発音をイメージしなければならない。