【聖杯戦争のルールについて】

 ちょっと長いですが、少々特別なシステムが有りますので、出来れば目を通して貰えると有難いです。

◇舞台
 舞台は『Chaos.Cell』によって再現された電脳世界の『冬木市』です。
 冬木市の外側にも世界は続いて見えますが、ある一定ラインを超えて移動しようとした場合、透明な壁に阻まれます。この壁はサーヴァントの力を持ってしても打ち破ることは出来ず、冬木を球状に覆っています。この為一定以上の高所や地底などに移動することは事実上不可能となっています。
 また本来の冬木には存在しない、当企画の参加キャラクターが元居た世界由来の施設の有無については話の中で自由に出していただいて構いません。但し明らかに現代に存在しないようなもの、冬木市という舞台にそぐわない建造物や施設についてはご遠慮頂きますようお願い致します。


◇マスターについて
 マスターは当初、全員が記憶を失っています。冬木市には何か特殊な事情がない限り彼らが住人として溶け込めるような役割ロールが用意されており、記憶を取り戻しても引き続き役割設定は残り続けます。
 この聖杯戦争に招かれる為の資格は『鉄片』です。形状は無骨な何らかの金属の破片で、文字通り『鉄片』と呼ぶしかない成りとなっています。これを手にした者のみが電脳の冬木市にマスターとして踏み入ることが出来、マスターが記憶を取り戻すと同時に『鉄片』はその人物が召喚したサーヴァントの霊核と同化します。
 当聖杯戦争のマスターは魔術師でなくとも、魔力を消費することでサーヴァントの傷を回復させることが可能です。


◇聖杯戦争
 当聖杯戦争において優勝、つまり聖杯獲得の権利を勝ち取れる主従は『二組』です。
 聖杯獲得の条件が満たされた瞬間、冬木を覆う壁が崩壊し、その向こうに存在する『黄金の塔』へと進むことが可能になります。聖杯はその頂上に降臨するよう、『Chaos.Cell』により設定されています。
 当聖杯戦争では、令呪の全損やサーヴァントの消滅に引きずられてマスターが退場することはありません。
 はぐれサーヴァントとの再契約や他のマスターを自力で排除しての再契約等など、サーヴァントを失ったマスターも聖杯戦争に関わることが出来ます。

 舞台となる冬木市には聖杯戦争を取り仕切るルーラーと同等の権限を与えられたサーヴァントと、彼を補佐するマスターのNPCが先んじて召喚されています。
 ルーラー(仮)はサーヴァントに対して使用できる令呪やルーラーの各種固有スキルを持ちますが、特殊NPCの方は現時点では特に目立った権限が確認できません。
 神秘秘匿の原則に悖る蛮行や過度な魂喰い、聖杯戦争の存続が不可能となるような行為を彼らは咎め、討伐令の発令や令呪没収などの罰を科します。


◇特殊ルール『霊基転臨』について

※重要(追記)
 『霊基転臨』は、予選期間中には行なえません。
 理由は予選段階でのステータスアップを認めてしまうと、ステータスの概念が殆ど有ってないものになってしまう為です。
 また此処に関してのルールは、本戦開始時に改良・修正する可能性があります

 各サーヴァントの霊核と同化した『鉄片』は性質を変え、限りなく『聖杯』に近い黄金の欠片となって残留します。
 これを当聖杯戦争では『聖鉄』と呼称し、『聖鉄』を幾ら集めても願いを叶える願望器を作り上げることは不可能ですが、サーヴァントに取り込ませる事によって傷の回復・霊基の補強を同時に行うことが出来ます。
 サーヴァントが消滅するとそのサーヴァントの霊核と同化していた『聖鉄』が弾き出され、これを確保することで前述した霊基補強――『霊基転臨』を実行出来ます。
 転臨を果たしたサーヴァントには2点のポイントが与えられ、マスターの裁量で任意のステータスを1ランク分パワーアップすることが可能です。B~Eランクまでなら1点で1ランクのパワーアップが見込めますが、AランクをA+にするには2点、更にA++にするには4点とコストが嵩んできます。
 ポイントは一度獲得してしまえば使わずに貯めておくことも可能なので、4点~それ以上の点数が必要になる場合は二つ以上の『聖鉄』を手に入れ、条件を満たす必要があります。また後述のランクアップを行うまでの間は、聖鉄の譲渡を自由に行う事が出来ます。
 このシステムでのEXランクへのステータス強化と宝具ランクの強化は"本戦開始時点では"出来ません。

 そして三つ以上の『聖鉄』を手に入れたサーヴァントに限り、『聖鉄』が『神聖鉄』という上位アイテムへとランクアップします。『神聖鉄』を得たサーヴァントは任意で『神聖鉄』と同化した霊核を発光させて強大なエネルギーを得ることが出来るようになり、ステータスを一時的ながら非常に大きく上昇出来ます。
 ただこの方法での強化はサーヴァントの肉体に並々ならぬ負荷が掛かる為、乱用は禁物です。


◇真名看破について
 マスターには、記憶を取り戻すと同時に『Chaos.Cell』のデータベースへのアクセス権が与えられます。
 データベースは任意のタイミングで虚空にモニターのような形で出現させることが出来、聖杯戦争の関係者以外からは視認することが出来ません。
 データベースには英霊に纏わる膨大なデータが貯蔵されており、聖杯戦争の中で得た情報等を用いて『検索』を行い、条件を絞っていくことで最終的にはその真名を看破することが出来ます(尤もマスターの頭次第では見当違いの真名に行き着いたり、情報不足で看破に失敗することも十分にあり得るでしょう)。
 サーヴァントの場合は様々な並行世界から召喚されている為、自分の生まれた以外の世界の数多の人類史記録を知識として『Chaos.Cell』から与えられています。よって彼らは彼らで得た情報を元に考察、上手く行けば真名看破を行うことが可能です。

 真名看破に成功した、または真名を知ることでマスターはそのサーヴァントの宝具やスキルのデータを閲覧することが可能になります。


◇監督役からの通達について
 討伐令などの通達は各マスターへのデータ送信で行われます。
 通達があったことをマスターは感覚的に感知出来、前述のデータベースを開く要領で通達文を虚空に投射し、それを読み取るという形になります。サーヴァントを失ったマスターも、この通達を受け取ることが出来ます。


■書き手ルール

◇予約について
 5/29(月)0:00分を以って、当企画の予約を解禁します。
 期限は二週間、延長をすれば其処から更に一週間の期限延長が可能です。

◇時間帯について
 当企画の主な時間区分は以下のようになります。

 深夜(0~4)
 早朝(4~8)
 午前(8~12)
 午後(12~16)
 夕方(16~20)
 夜(20~24)

 また、本編開始時の時間は「午前」とします。

◇状態表について
 基本的には、以下のテンプレートに則った形でお願いします。

【エリア/場所/日数・時間帯】

【名前@作品】
[状態]:
[令呪・聖鉄]:残りX画、X個
[装備]:
[道具]:
[所持金]:
[思考・状況]
基本:
1:
2:
[備考]

【クラス(真名)@作品】
[状態]
[装備]
[道具]
[所持金]
[思考・状況]
基本:
1:
2:
[備考]

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最終更新:2017年05月29日 22:54