ハエガイジとイエイヌ

435 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/14(金) 20:33:29.17 ID:1zqIXP/T0 [4/22]
ss投下します
題名は『ハエガイジとイエイヌ』とかで

436 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/07/14(金) 20:37:04.66 ID:1zqIXP/T0 [5/22]
その日、俺は家族のイエイヌと散歩に出かけていた。イエイヌは犬のフレンズの一種で、家族に強い忠誠心と愛情を持つことで知られている。



見ての通り可愛い奴だ。

イエイヌ「ご主人さまとのお散歩、すっごく楽しいの。わたし幸せなの」

俺「俺も幸せだよ。イエイヌ、お前本当に可愛いなあ」ワシャワシャ

イエイヌ「あはは、くすぐったいの」

先日、イエイヌが家の中ではしゃぎまわっている時、彼女は誤って机の上に置いてあったコップを落として割ってしまうということがあった。俺は叱った。
コップを壊したことももちろんだが、それ以上に割れたガラスでイエイヌが怪我をしてしまうことが怖かったからだ。
しゅんとなって反省するイエイヌを見て、俺は少し言い過ぎたかもしれないという後悔を覚えた。だが、杞憂だったようだ。イエイヌは相変わらず元気いっぱいで可愛らしい。

俺「あっ」

イエイヌ「?」

俺「イエイヌ、少し寄り道してもいいかな」

イエイヌ「ご主人さま、どうしたの?」

俺「いや、少し手を洗いたくなってな」

イエイヌ「分かったの」

俺は急にお手洗いに行きたくなった。今朝食べたアイスクリームが原因だろうか。俺とイエイヌは近くにあった公園に寄った。
山のふもとにある小さな公園で、子供もあまり立ち寄らない場所だ。遊具が少ないからである。
俺はイエイヌに、近くで待つようお願いしてからお手洗いに駆け込んだ。


最終更新:2017年10月26日 00:57