アライさん絶滅都市―アライフード編

342 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 921d-+g9t)[sage] 投稿日:2018/02/08(木) 00:30:03.20 ID:azq4QvTK0 [1/4]
アライさん絶滅都市 アライフード編 1

ここはアライさん駆除と生態系の維持を両立する「ゆるやかなアライさんの絶滅」の実験都市。
この実験は住人に隠されているため、正確な都市名を述べることは出来ません。よって便宜上アライ市とします。
今日はアライ市で生産されるアライさん用の食料、通称アライフードについてお話ししましょう。

アライフードの生産工場に運ばれるのは周辺都市で捕獲されたアライさん。このアライさんがアライフードになるまでを追ってみましょう。
運ばれたアライさんはまずコンベアに乗せられます。

アライさん「なんなのだ!アライさんのかわいいこども達はどこにいったのだ!」

どうやらこのアライさんは子持ちだったようです。アライちゃん達は市の大学に運ばれているはずです。
コンベアに運ばれるアライさんはジタバタ抵抗しますが、コンベアの動きについていけず結局は転んでしまいます。
そのまま最初の工程である「内部洗浄」を行う場所に運ばれます。

内部洗浄はアライさんの腸の中の全てを体外に排出する工程になります。
まず下のコンベアで運ばれたアライさんを持ち上げ、お尻を向けさせます。

アライさん「なにをするのだ!アライさんを押さえつけてなにをするつもりなのだ」

そしてそのまま、ガソリンスタンドにあるような注入器をアライさんのお尻の穴に強めに刺し込み、そのまま薬剤を30秒ほど注入します。

アライさん「えびゅ!アライさんのおしりに何をするのだばばばばあががが」

薬剤はアルコール60%、筋弛緩剤20%、水15%、その他5%に構成されています。その他は味付けに関わるため企業秘密。
しばらくアライさんは痙攣しますが、筋弛緩剤とアルコールの効果により10秒程で静かになり、同時に筋弛緩剤がアライさんの腸内の弁を全て開け、
アライさんの口からお尻までの腸を一本のホースのようにします。

アライさん「え…えぶっ…やめるのだぁ…きもちわるいのうべっぁ…」

職員はそのままアライさんを上の作業台に乗せ、そのまま押さえつけたままさらに薬剤を注入します。

アライさん「えぶっやめっやめるのだ!気持ち悪いのだ!なにか胃からえぶえぼオロロロロ」

アライさんの口から大腸にあったフンやその日食べた食べ物が薬剤と一緒に吐き出されます。吐き出された汚物はそのまま台に付いている排水溝から下水に送られます。
この状態を20秒ほど維持し、注入器を抜き仰向けにします。

アライさん「ううう、口の中がフンの味なのだ…それに体が動かないのだ。なんなのだそのえぎぃいいいいいいいいだああああ」

次にアライさんの尿道から膀胱あたりまで五寸釘より二回りほど太い注射針を刺し込み、膀胱の中のおしっこを全て吸入します。激痛ですがアライさん以外は困りません。

この時点で弛緩剤とアルコール、そして痛みで9割のアライさんはぐったりしてそのままコンベアに乗せられ、そして次に通るのがX線検査。
これはちゃんと腸がきれいになっているか、そして子持ちでは無いかを調べます。

ビビーガコン

どうやらこのアライさんはお腹に子供がいるようです。仕切りが動き、アライさんは子持ちルートに運ばれました。
子持ちのアライさんはフードにするにあたって、お腹の中のアライちゃんが邪魔になりますので摘出します。
抱き上げられたアライさんを後ろ向きにして

アライさん「今度はなんなのだ!アライさんはまんまるを食べてただけなのだ!こんな仕打ちを受けるいわれはぎぃい」

そのまま刃の付いたハンドミキサーを子宮内まで挿入し、そのままスイッチを入れて中のアライちゃんを撹拌します。同時にアライさんの子宮もズタズタになりますが些細な問題です

アライさん「がやあああああああ、いぎいいいいいうげぇえええいだいのだああいだいだいだいいだあだああだいだいあだがが」ビクンビクンビクン

筋弛緩剤が効いているので叫ぶことはできても暴れることは不可能。アライさんは白目をむきながら激しく痙攣することしかできません。
冷水でアライさんの子宮の中と全身をきれいに洗えばこの工程は終わりです。もはやうめくだけのアライさんを通常のラインに戻します。


343 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 921d-+g9t)[] 投稿日:2018/02/08(木) 00:30:40.23 ID:azq4QvTK0 [2/4]
アライさん絶滅都市 アライフード編 2

次の工程は「検査」です。ここで幸運にも実験に使えそうな材料…失礼、アライさんは大学に送られます。先ほどのアライさんはどうでしょうか?

アライさん「うぐっ…うぐぐ…いだいのだぁ…アライさんの…ききなのだ…」

職員によって体に異常が無いか、病気が無いかが調べられます。なお野生のアライさんでこの検査に合格できるアライさんは2%程。
野生のアライさんは大体どこか骨折してそのまま変に繋がっているのです。このアライさんも不合格のようです。
さて次の工程は「脳除去」です。
この脳除去、とても大切な工程になります。
アライフードは主に野生のアライさんに食べさせるのですが、病気の脳を食べさせるとアライさんの脳がスポンジのようになってしまうのです。
それだけなら問題ないのですが、その病気のアライさんが狂暴化し他のフレンズや人に噛みついたり、うっかりアライさんの死体を食べてしまった野生動物が同じ症状に襲われたりします。
ですから少し手間でもアライさんの脳は除去しなければならないのです。

コンベアから作業台に送られたアライさんはもはや動く事もできません。しかしそれは弛緩剤で動けないだけで、意識や痛覚ははっきりしています。
痛みや恐怖によってアライさんの肉はしまり、味わい深くなるのです。そのためにわざわざここまでアライさんを殺さずにいたのです。

アライさん「いたいのだ…アライさんの下半身がボロボロなのだ…たすけてなのだ…」

さて少し危険な作業なのでここではアライさんの頭部を固定します。そして電動のこぎりをアライさんの目の2センチほどに当て、アライさんの頭を横に切断します

アライさん「なななななののののののああああああああべべぶっぶぶぶべっべべべっべべべべぶごぼごぼごごぼごぼ」ドッタンバッタンビグビグググビクン

ここの血の泡を吹きながら脊髄反応でエビの様にビタンビタン跳ねるするアライさんは、アライさんの生き汚さと耐久力の高さの象徴です。職員もこの工程のシフトに入りたがります。

アライさん「ぶえっえっえっあっあらぶっぶぶぶぼっぼぼぼぅ」

アライさんのほとんど使われていない脳を除去したらアライフードの下準備は終了です。ちなみにアライさんの体は脳を除去しても5分ほどはビクビク動きます。

あとはコンビーフ等と一緒です。アライさんは半分は荒く切り刻まれ、半分はミンチとなり、両方を混ぜ甘めの調味料と大型の圧力鍋で調理され、合成麻薬を振りかけた後缶に詰められます。

さてこのアライフードですがアライさんやアライちゃんにとってはとても美味になっています。
アライフードの主な目的は、畑や住宅地から離れていて捕獲しやすい場所でアライさん達に餌付けを行うことによって、アライさんを人間の生活圏から引き離すことにあるのです。
ちなみに他には研究施設や脳手術を受けた雑用係のアライさんのご飯に使われます。
我々が食べても問題はありません。味もそんなに悪くありませんよ?
話を戻しましょう。もし味が悪ければアライさんは

アライさん「まずいのだああああ!これなら畑のまんまるやヒトさんの家のゴミをあさるのだぁああ」

となってしまい餌付けができないのです。だから手間をかけておいしいアライフードを作ったわけです。
ちなみに合成麻薬が入っているので三度食べればアライさん達はアライフードが無ければ生きていけない体になります。

さて今回はここまで、次回は大学で行われている雑用アライさんの研究について記事にしたいと思います。

おわり





最終更新:2018年04月06日 02:21