部品構造
- 大部品: 瀬戸口まつり RD:112 評価値:11
- 大部品: 来歴 RD:6 評価値:4
- 部品: 経歴
- 部品: 結婚
- 部品: 家族
- 部品: 大事な人たち
- 部品: 人脈
- 部品: 迷宮を突破したあと
- 大部品: 北国人(後ほねっこ男爵領作成版) RD:11 評価値:5
- 部品: 北国人の由来
- 部品: 北国の自然
- 部品: 豊かな小麦畑
- 部品: 北国人の容姿
- 部品: 豪雪対策がされた家
- 部品: 暖かな服装
- 部品: 食文化
- 部品: 木製製品を愛用する
- 部品: パイロットが別格に扱われる
- 部品: 科学と魔法のどちらにも忌避感がない
- 部品: 北国人の参政意識
- 大部品: 瀬戸口家の母 RD:19 評価値:7
- 大部品: 家事一般 RD:10 評価値:5
- 部品: 炊事、洗濯、掃除、整理整頓
- 大部品: 家事用具セット RD:9 評価値:5
- 大部品: 掃除道具 RD:3 評価値:2
- 部品: 箒、チリトリ
- 部品: 雑巾
- 部品: はたき
- 大部品: 家庭用調理器具一式 RD:4 評価値:3
- 部品: 包丁、まな板
- 部品: フライパン
- 部品: 加熱調理用具
- 部品: 計量器具とその他雑多など調理道具
- 大部品: 買い物道具 RD:2 評価値:1
- 大部品: 家庭料理 RD:5 評価値:3
- 部品: 瀬戸口家の食卓
- 大部品: 愛の料理レシピ RD:4 評価値:3
- 部品: レシピ
- 部品: ご家庭の味
- 部品: キッチンノート
- 部品: 家族の状態に気を配って
- 部品: 家族との対話
- 大部品: 手芸の楽しみ RD:3 評価値:2
- 部品: 自分で作る楽しさ
- 部品: 使う人のことを考える
- 部品: 自分のために作られたものを贈られる喜び
- 大部品: 秘書官 RD:28 評価値:8
- 大部品: 概要 RD:4 評価値:3
- 部品: 帝国宰相シロ任命
- 部品: 服装規定
- 部品: 職務倫理
- 部品: 標語
- 大部品: 日常業務 RD:4 評価値:3
- 部品: 宰相府の窓口業務
- 部品: 礼儀作法
- 部品: チームワーク
- 部品: 上司の裁可
- 大部品: 高い事務能力 RD:9 評価値:5
- 部品: 広報
- 部品: スケジュール管理
- 部品: 宰相への取り次ぎ対応
- 部品: 書類チェック
- 部品: 物品手配
- 部品: 資料整理
- 部品: クロスチェックの重要性
- 部品: 吏族出仕資格
- 部品: 編成事務能力
- 大部品: 戦闘部隊としての秘書官団 RD:9 評価値:5
- 大部品: 東方有翼騎士団 RD:7 評価値:4
- 部品: 宰相秘書官の異なる側面
- 部品: 参加資格
- 部品: 指揮系統
- 部品: 出撃制限
- 部品: 秘書官団の出撃
- 部品: 編成実績
- 部品: 白い機体
- 部品: 索敵運
- 部品: 部隊指揮
- 大部品: 家庭的能力 RD:2 評価値:1
- 大部品: 宰相の手ほどき RD:3 評価値:2
- 部品: 剣の手ほどきを受ける
- 部品: 魔法の手ほどきを受ける
- 部品: 手ほどきを受けた者
- 大部品: 宰相の娘(職業) RD:9 評価値:5
- 大部品: 娘の『身分』 RD:6 評価値:4
- 部品: 秘書官の別名
- 部品: 出仕可能
- 部品: 娘であること
- 部品: 宰相の許可証
- 部品: 国賓待遇
- 部品: 父との絆
- 大部品: パイロット適性 RD:3 評価値:2
- 部品: 搭乗訓練
- 部品: 出撃経験
- 部品: 父の愛
- 大部品: 秘書官正装 RD:5 評価値:3
- 部品: 純白の礼装
- 部品: 装飾性
- 部品: 帝國のVIPと話すことができる
- 部品: 秘書官でなければ着られない
- 部品: 脱いだら可憐
- 大部品: 秘書官夏服 RD:4 評価値:3
- 部品: 涼しさも実用性のうち
- 部品: 夏らしいデザイン
- 部品: 仕事効率の向上
- 部品: 秘書官限定
- 大部品: 名医 RD:27 評価値:8
- 大部品: 高度なインフォームド・コンセントの形成力 RD:5 評価値:3
- 部品: 礼儀作法(医療
- 部品: 医師に求められる外見
- 部品: 正確な診断力・検査力
- 部品: ムンテラ力
- 部品: 最新医療知識の維持
- 大部品: 鋼の心臓(医師) RD:3 評価値:2
- 部品: 動揺しても態度に出さない。
- 部品: 経験と実績から発生する自負心
- 部品: 強い自制心
- 大部品: 医師の腕力 RD:3 評価値:2
- 部品: うなされるほどの練習
- 部品: 無駄のない手技
- 部品: 瞬時判断
- 大部品: 医師(現代版)(職業) RD:16 評価値:6
- 大部品: 現代医の能力と技能 RD:10 評価値:5
- 部品: 人体への理解
- 部品: 基礎医学の心得
- 部品: 地域医療の実地実習経験
- 部品: 清潔操作と基本的医療手技修得
- 部品: 一次救命処置能力
- 部品: 患者とのコミュニケーション能力
- 部品: 臨床実習で得た臨床医としての能力
- 部品: 共通試験・国家試験を合格する能力
- 部品: 臨床研修で得た経験
- 部品: 6年間の医学生生活
- 大部品: 医師の心得 RD:6 評価値:4
- 部品: 医療関連ルールを遵守する
- 部品: 生涯を人道に捧げる誓い
- 部品: 患者へ尽力する誓い
- 部品: 公平で公正な治療行う誓い
- 部品: 人命尊重の誓い
- 部品: 医師という職業への誓い
部品定義
部品: 経歴
元はヲチ藩国出身の北国人。吏族、帝國参謀、星見司、宰相秘書官、大法院、帝國軍への出仕を経験し、編成事務を含む事務処理の馬車馬と呼ばれ…たり呼ばれなかったり。事務処理のシステム化大好き人間(機械化という意味ではない)。秘書官、帝國軍への出仕で稼ぎながら旦那様と娘と猫と犬と、一番新しく増えた息子と平穏に暮らしたいと願う小市民。戦略とかはからきしなのでインフラでみんなの手助けがしたい、といつも考えている。迷宮突入の際も事務的な処理のお手伝いをしていた。
部品: 結婚
結婚する前にもすったもんだありつつ大恋愛の末結ばれた旦那様とは大げんかも度々しており、二度目にして最大の失敗ののち反省していろいろ己を改めるにいたった。その甲斐あってか迷宮を突破して地上に出たところで長男が生まれた。
部品: 家族
旦那様の瀬戸口高之、産んだわけではないけれど大事な娘のののみ、ある日家にののちゃんと一緒に帰ってきたクールで大きなスリム猫(リンクス…?)のツヨソー、宰相からいただいた個人犬士、黒柴のマメソーと、迷宮に入る前に授かって迷宮から出てきたところで臨月を迎えて無事に産まれた長男の皐月。皐月は名付けを高之さんと相談できなかったので幼名としてつけたもの。
部品: 大事な人たち
一緒に暮らす家族の他に、敬愛しているのは宰相閣下と、秘書官長。秘書官のみんなは、数々の苦労をともにした文字通りの「戦友」だけれど、なかでも一番の親友は同僚でもあり一緒に手芸品店を経営していた瑛の南天さん。南天さんには上に書いた反省のときにもとてもお世話になり、いくら感謝してもし足りない。意外と厳しい内面は宰相の娘の鑑だと密かに尊敬している。
部品: 人脈
出仕関係が多岐にわたっていたおかげもあり、NWの多くの人たちと一度くらいは言葉を交わしたことがある、ような気がする。宴会の席で「よくお名前をお見かけしてます」とか言われることもある。憧れの対象だった芝村舞さんと一緒に花火遊びをしたことがあったり、青の厚志さんと直接言葉を交わしたことがあるのも大切な思い出だ。
部品: 迷宮を突破したあと
世界を覆う瘴気を解決するためにはこれしかない、と大勢の人たちが力を合わせて迷宮に潜ることになったとき、まつりがお願いすると旦那様と娘も頷いて一緒にきてくれることになりました。迷宮を最深奥まであと1階というところまで下って、そこから地上に出たときまで確かに一緒にいたはずの旦那様と娘は、いつのまにか姿が見えなくなっていました。それがわかったときにはまつりのほうもお腹にいた長男が産まれる間際になっていて、かけられていた呪いを産まれるまでに解かなければならず二人を探して回ることもできずにいるのですが、二人のことだからきっとやらなければならない仕事があって出掛けているのだと思っています。(結婚して最初の頃にも二人が消えてしまったことがあったけれど、しばらくしたら二人で帰ってきてくれました)とりあえずめそめそする暇はないので、しっかり長男を育てながら、二人がどこに何をしに行ったのか、手伝うためにできることはないのか考えていくつもりです。
部品: 北国人の由来
北国人はわんわん帝國の初代皇帝である先代のシオネについてきた蛮族の末裔であり、“汚染”を受けていない辺境の民を祖としている。そのため遺伝的な変異・欠損もなく人の形質をよく保っている。
部品: 北国の自然
高くそびえる雪山と、麓に広がる針葉樹林が、空の色と相まって、青・白・深緑のコントラストを描き出している。冬には国土の多くが雪に覆われ、厳しい寒さに見舞われるが、その中でたくましく生きる活力を北国人は持っている。
部品: 豊かな小麦畑
北国の夏の風物詩といえば、一面に広がる麦の穂である。実った金色の穂が風に揺られる様子は、多くの北国人の原風景であろう。当然ながら北国人の主食は小麦の加工品であり、パンやパスタが一般的である。
部品: 北国人の容姿
北国人の外見的特徴は、白い髪と白い肌である。北国に降り積もる純白の雪を宿したかのようなその姿は他国の民をしてさながら雪の精と評されることもある。北国人が全般として美しく整った容貌であることも一因であろう。
部品: 豪雪対策がされた家
藩国によって程度の差はあるものの、冬になれば辺り一面が雪景色となる北国において、生活の拠点となる住居は豪雪に耐えるものでなければならない。屋根の形状や窓、扉の付け方、暖房設備など様々なところでその国毎の工夫が加えられている。
部品: 暖かな服装
寒さ厳しい北国で生活する上で暖かな服装は必須である。体温を逃がさない保温性と、冷たい風を通さない遮断性を備えた衣服が重宝される。デザインは各国ごとの文化、伝統や流行によって様々である。
部品: 食文化
北国人は家庭での食事を大事にしており、客人に対しては家に招いて家庭料理を振る舞うことがもてなしとされている。そのため、家庭料理のための食材・調味料や、食卓を彩る食器にお金をかける文化がある。また食卓に並ぶ料理の量は多い。これには北国ゆえに食材の保管がしやすいことも関係している。
部品: 木製製品を愛用する
北国人は一般に木製製品を愛用しており、その愛用度合いは供給が途絶えると戦争に発展しかねないと言われるほどである。実際に戦争が起こるかはさておき、家屋そのものから家具、食器、その他の雑貨にと木製製品の需要が高いことは確かだろう。
部品: パイロットが別格に扱われる
北国ではパイロットは騎士であり、自動的に貴族の仲間入りをする。これは帝國のI=Dが総じて装甲が弱く、パイロットの生存性が低いことから生前に特進するという処置による。この制度を貴族が積極的に利用していることで一般的に北国には貴族が多い。
部品: 科学と魔法のどちらにも忌避感がない
北国人はその歴史的経緯から、科学技術に対しても魔法に対しても忌避感を抱いておらず、どちらの方向へもその可能性を伸ばすことができる。もっとも実際に発達させるのはどちらか一方に限定する傾向が非常に強く、また仮に両者が併存したとしてもそれぞれの分野の独立に強くこだわるため、あえて科学技術と魔法を合体させようと思うことはない。
部品: 北国人の参政意識
北国人は歴史的にも君主制国家に馴染んだ民であり、北国に民主国家はなく、多くの国民が投票行為の意味をほとんど理解していないとされる。北国人の国民にとっては優良な君主による永い善政こそが望みなのである。
部品: 炊事、洗濯、掃除、整理整頓
家の快適性を保つには誰かが気を配ってコンディションを保つようにしなければならない。特定の一人が全部がんばる必要はないので、負担を分担してくれる人がいれば喜んで頼るし、家族全員の責任でもある。さいわい、掃除機や、洗濯乾燥機、食器洗浄機などの便利な道具も増えており、サラリーパーソンの家庭の強い味方となっている。
部品: 箒、チリトリ
掃き掃除をするための道具。箒は植物の枝や繊維などを束ねたものを棒の先に着けているもので、床面や庭のちリヤごみを掃く。チリトリはそれで集めたゴミを集めるものだ。
部品: 雑巾
汚れや、こぼれ落ちた液体を拭い取るなど、拭き掃除に用いられる布片のこと。ウエスに似ているが、雑巾は布を数枚重ねて補強のために縫い合わせている。なお、「雑布」とも書く
部品: はたき
はたきは、棒などの先に、束ねた布やビニールや羽などを取り付けた清掃用具の一種である。布を取り付けたものは布はたき、羽毛やビニールの糸を取り付けたものは毛ばたき(羽ぼうきではない。)と呼ばれる。
部品: 包丁、まな板
包丁は食材を切るための刃物だ。これで野菜や肉を食べやすいように切り分ける。まな板はそうするときに、台として用いる板だ。素材には色々なものがある。
部品: フライパン
主に焼く・炒めるなどの調理法で用いる調理器具。ソテーパン、もしくはスキレット(skillet)と呼ばれる事もある。多種多様な利用が可能な万能鍋として用いられる事が多い。
部品: 加熱調理用具
なんだか小難しいが、要するに鍋とか釜とか土鍋とかである。麺類をゆでたり、お米を炊いたり、野菜や肉を煮込んだりするのに使う。
部品: 計量器具とその他雑多など調理道具
料理は化学だ。きちんと量を図ることがおいしさの重要ポイントだ。ここでいう計量器具は台秤や計量カップ、計量スプーンやタイマーなどでさる。
雑多な超器具はおたまだとかザルだとかクッキングペーパーとかおろがねとか串とかである。
部品: 買い物メモ
買い物するまえの予算設定とメモの用意は非常に重要だ。お腹へってると余計なものを沢山買ったりしがちだからね。無駄遣いと買い忘れ防止のために、メモは大事だ。
部品: 大容量バッグ
買い物したものをつめるためのバッグ。沢山はいって頑丈なものがいい。なにしろ人間には手が二本しかないがバッグがあれば一度に沢山の買い物をしても効率的に持ち歩ける。
部品: 瀬戸口家の食卓
旦那様はなんといっても和食が好き。娘のののちゃんはプチトマトとかハンバーグとかもうちょっと洋風なものが好き。家族の希望を入れつつバランスにも配慮して、ご飯を用意するように心がけていた。長男の食事は手探り中だけど、成長段階に応じて必要なバランスと食べやすい工夫をこらして。
部品: レシピ
料理のレシピというとき、それは
1.料理の名前(場合により、地方または由来) 2.必要とする食材とその分量、およびできあがり量 3.必要とする(特殊な)調理器具類 4.調理する順番に沿った手順一覧
を包括した情報をさす。
常に安定した味を実現するためには、基本となるレシピの存在が重要となる。
料理は科学である。
部品: ご家庭の味
基本のレシピとして同じものを使っていても、季節・産地で異なる素材の味・大きさ、調理道具の違い、使用する調味料の細かい味の違いなどの様々な要因で、できあがりは均一の味にはまずならない。とくに家庭の主婦・主夫が家族のために用意する食事はレシピにさまざまなアレンジが加えられることも多く、手癖またはコツというような個々のやり方の違い、家族の好みに合わせた味付け・素材の変更などで各ご家庭の味が形成されていく。
部品: キッチンノート
たとえば書店などで購入したレシピ本、テレビ・ラジオなどの番組を見ながらメモしたノート、家族や知人に教わった料理法メモなどを自分で使いやすいようにまとめて一冊のノートにし、作ったときに気づいたあれこれを書き加えていく。キッチンで開いたまま料理したために残った調味料の染みは濡れたあとなども家庭で何度も作られ家族に提供された歴史を思わせるものである。
最近ではメモはしづらいが、レシピを手に入れるなら電子化されたノートなども使用しやすくなっているが、アナログの味わいにはややかけるかもしれない。アレンジしようと思ったら印刷してスクラップし、経験を書き込みした方が発展性がある。
できあがった立派な厚みのノートが子供世代に継承されることもあるだろう。
部品: 家族の状態に気を配って
料理になれるまでは、基本のレシピの再現にまずつとめることも多いだろう。作り慣れた料理はレシピを見ずとも目分量で作られるようになっていくことが多いし、そのとき、家族のコンディションにあわせて加熱時間や味付け、消化の良さに配慮した素材選びなどが行われるのも料理に込められる愛情というものである。
部品: 家族との対話
仕事を頑張れるのも、それが家族との生活を守るためだと思えればこそ、だけれど、それで家庭をおろそかにしてしまうようでは本末転倒なのである。忙しさを内にためこむとイライラして家人に八つ当たりしてしまう悪い方の甘えが出てしまうから、家族との対話を大事にして、相手の話に耳を傾けつつ、時には、高之さんに愚痴を吐かせてもらったりして甘えてみる。ただし、子供には愚痴は聞かせてはいけない。
部品: 自分で作る楽しさ
手芸品とは、個人が個人使用のために材料を加工して手作りするものであり、作成者は時間と手間をかけて結果の品を手にすることになる。使用する場面を想起しながら作成することで作成者は完成への期待や喜びを感じることができる。上手であるかどうかにかかわらず、自分の手を動かして何かを完成させることは理屈抜きに楽しい。
部品: 使う人のことを考える
手芸品制作は製作の過程自体が楽しみとなりうるものだが、それが誰かへの贈り物として製作される場合その喜びはさらに強くなるだろう。完成への期待は、その誰かが品物を受け取ったときや使用(着用)したときの表情を想像することでより強くなる。贈る場合に使用する人の快適性に気遣いができるようになれば脱初心者と言えるだろう。
部品: 自分のために作られたものを贈られる喜び
贈り主の手作り品を贈られる、ということは作成するための時間や手間が自分のためにかけられたことを意味する。たとえプロの製品には及ばなくとも、そこに込められた思いは自然と伝わるものである。また、それが着用品の場合、生地・色柄・サイズを個人に合わせて制作することで、着用する人に似合うものを制作することも可能となり、着用する喜びは増す。材料選びや製作の際の心遣いによって受取手個人の快適性を追求したものが作られれば、たとえ相手が子供でもその快/不快は感じとれるものになるだろう。
部品: 帝国宰相シロ任命
帝国宰相シロが、己の仕事の補佐のために任命した者たちのことを秘書官という。その出仕内容は宰相府のあらゆる事務作業を一手に引き受けること、だけではなく治安維持、戦闘参加も含まれる。公然の秘密だが、別に帝国だけでなく共和国からも秘書官として任命されているものは多数いる。
部品: 服装規定
基本的に支給された制服を着ることが義務付けられているが、通常の秘書官制服はグレーの濃淡の上下で結構地味。しかそれが正装になると軍帽付きのやや派手な礼装だし、夏服は機能性が良く明るい雰囲気に見えたり、と結構バリエーションがある。さらに、戦闘訓練への参加のためにジャージやらパイロットスーツな場合もある。結局は本人が着たくて仕事に支障のない服装を着ていることが多い。
部品: 職務倫理
極秘情報や公開前資料も扱うため、情報の扱いには慎重にならなくてはならない。また、公共の利益のために行動する場合は、公正中立であることが求められる。
部品: 標語
「出来ませんはいいません、だからマイルを寄越しなさい」を標語(モットー)とする、なんでもやっちゃう宰相府の秘書官部隊、と呼ばれることもある。業務であればなんでもやります。
部品: 宰相府の窓口業務
宰相府は、行政窓口として結婚届を受け付け婚姻証明書を発行している。帝國発行の婚姻証明書が珍しいので、宰相府で申請を出す者も少なくないらしいが、この申請窓口も当然秘書官の仕事である。証明書発行と一緒に記念写真を(コスプレで!)撮影することができるのでなかなかの人気があった。
部品: 礼儀作法
帝国高官と仕事をすることも多く、更には皇族をはじめとするVIPに会う機会も多いため、最初の研修は礼儀作法をたたき込まれるところから始まる。
部品: チームワーク
作業が降ってくると誰からともなく手が挙がり、報告・連絡・相談を常に意識した作業チームができあがる。一人に作業負荷がかからないよう、あるいは作業を一人で抱え込まないよう気をつけている。
部品: 上司の裁可
作業の仮完成時にはとりまとめ担当、秘書官長、必要であれば宰相の裁可を仰がなければならない。また、作業中に不明点が出た際、自分だけで判断せずに同様のルートで相談することも大切である。
部品: 広報
宰相が発する声明や公布はもちろんのこと、宰相府として発表する政策発表、場合によっては宰相府が出すCMまでの広報を担当している。声明発表や政策発表はいいんだが、CMになると企画からやらないといけないので結構大変という噂がある。
部品: スケジュール管理
宰相が何時に高官と会合を開くとか、面会の管理などのスケジュール管理も秘書官が行っている。秘書官に相談なくスケジュールがいきなり変わっている事もあるので、本当に気が抜けなくて大変な作業である。
部品: 宰相への取り次ぎ対応
担当秘書官(ルーチンでみんなで決めている)が、宰相に取り次いでほしい案件やアポイントメントを取りたい面々の対応窓口になり、スケジュールの中に割り込ませたり質疑をまとめたものを宰相に出し、それの返事をもらって担当者に返答したりと窓口対応する業務。担当者には多方面から一斉にメッセージが飛び込んでくる。結構大変。
部品: 書類チェック
秘書官では様々な書類を扱っており、それが規定の書式に沿って記述されているか、誤字や事実と異なる記載がないか等をチェックする。
曖昧な点は資料に当たったり、他の者に聞いたりして確認し、必ずダブルチェックが入るような体制を引いて書類チェックをしている。チェックがメイン仕事の日も少なくない。
部品: 物品手配
宰相府藩国をハブとした帝國各国間の輸送の手配や、帝國軍を含む宰相府藩国を母体とする各軍の資源消費処理、それらのための事前の輸送手配を一手に引き受けていた。
部品: 資料整理
入国管理から宰相府政策から秘書官室の備品予算表まで、ありとあらゆる書類を系統立ててまとめて整理することも業務の一つである。
きちんと整理することで、後日参照したい資料をすぐに取り出すことが可能となる。
部品: クロスチェックの重要性
人間誰でも一人で作業をしていると抜けや間違いを起こすものである。秘書官は仕事の完成前にかならずクロスチェックの行程を挟む。これは任命初期からたたき込まれる職業的習慣とも言えるが、実際にミスを事前に発見修正して助けられることもしばしばある。
部品: 吏族出仕資格
秘書官は高い事務処理能力をもち、秘書官のまま吏族出仕も可能である。事務方の仕事に責任感をもってあたり引き受ければきっちりこれを成し遂げることから、宰相だけでなく尚書、藩王会議からの信頼も厚い。
部品: 編成事務能力
東方有翼騎士団を含む、さまざまな宰相府藩国部隊の編成が必要になった際、この編成を行うのはもちろん宰相府秘書官であった。宰相と秘書官長により決定された編成方針に従い、あるときは燃料掘りのための藩国部隊、あるときは治安維持のためのチップボールを使用する歩兵部隊、とさまざまな編成が行われるため、秘書官各位に対して、主編成スキルとクロスチェックのための編成講義も行われた。
部品: 宰相秘書官の異なる側面
宰相直属の騎士団であり、第二騎士団まである。宰相の秘書官を勤める者たちで構成されるため、秘書官団と言う方が一般には通りがいい。本来は事務方を担当するはずの秘書官だが、その業務は「宰相の補佐」であるため必要に応じては戦場に立つことも有る。
部品: 参加資格
宰相の秘書官および秘書官に率いられる宰相府藩国の猫士のみで編成される。宰相府藩国の犬士は他藩国から出向してくる犬士を受け入れる帝國軍に編成することが多く、秘書官部隊もとい東方有翼騎士団には猫士が配属されるのが慣例であった。
部品: 指揮系統
母体を宰相府藩国におき、騎士団長は秘書官長が務める。作戦上、同じ宰相府藩国を母体として編成される帝国軍の指揮下に入ることもあったが、あくまでも秘書官団として宰相に帰属するものである。
部品: 出撃制限
本来は軍事組織ではないため、内紛には出撃できない。また、出撃は秘書官としての公務の範囲内であり、冒険に赴くことは許可されない。
部品: 秘書官団の出撃
秘書官団の出撃といえば、秘書官団専用機フェイクトモエリバーによる宇宙偵察作戦、またはルージュの戦いでの秘書官機編成に端を発すると言えよう。この頃、護民官出撃にあわせて秘書官団も支援のために秘書官外からも人員を募りながら出撃するという出来事もあった。そのような出撃実績から、宰相府で常時出撃可能な編成を用意するという意図の元、東方有翼騎士団が設立されることとなった。
部品: 編成実績
先に述べたようないきさつで設立された東方有翼騎士団はT10から、第二騎士団はT12から、I=Dによる火力編成、治安維持のための歩兵編成、低物理域でのオペレート編成などさまざまな作戦のために編成され続け、出撃した秘書官たちは実戦経験を積み上げていった。
部品: 白い機体
帝國軍の制服の黒、藩国国軍の制服の緑に対し、秘書官団こと東方有翼騎士団は白という色に象徴される。秘書官正装の白であり、初期配備となったフェイクトモエリバー2および3も秘書官団に配備されるにあたって白い機体に塗装された。
部品: 索敵運
秘書官団が、休暇として専用の冒険を開示してもらい、意気揚々と出掛けてみると2回の出撃で2回とも敵にぶちあたり(セプテントリオンの基地を見つけたとか、よくわからないけどやばそうなドームを見つけたとか)運がいいのか悪いのか…、ということがあった。索敵運というと多分いいほうになる。
部品: 部隊指揮
部隊として出撃するからには、部隊指揮をとって戦闘を戦い抜かなければならない。秘書官団に編成されるとそういった場面にも直面する機会が増える。
部品: 職場清掃
元々、宰相府藩国では国民の存在を認めていなかったこともあり、秘書官は職場において身の回りのことを任せられる者がいなかった。たとえば、清掃である。山積みの資料と、数多の書類が飛び交う部屋に他の者を入れられるのか、という別の問題も存在する。
部品: 簡単な料理
宰相府内から出ずに食事をしようと思うと、キッチンで作るか弁当を持ち込むくらいしかない。その事情は宰相も同じで、宰相の食事を秘書官が作ることもある。
部品: 剣の手ほどきを受ける
宰相から剣の手ほどきを受けたことがある。奇妙なぐにゃぐにゃとした動きで、それでも不思議なほどこちらからの攻撃ははじかれて通ることがなかった。その動きを思い出すことで少しだけ防御技術が上がった。
部品: 魔法の手ほどきを受ける
宰相から魔法の手ほどきを受けたことがある。それは本当に小さくつぶやかれた呪文と、そこから生まれた可愛らしい小さな光。受け取ったら消えてしまったが。それ以来、見えなかったはずの魔法というものが見えるようになった。魔法についての知識も少しだけ教わった。
部品: 手ほどきを受けた者
当然ながら、この剣技の教えと魔法の教えは宰相から直接教わった者だけが知るものである。秘書官にのみ許された知識であるらしく、秘書官を辞したかつての同僚に尋ねてみたところそんな手ほどきを受けたこと自体を記憶していなかった。
部品: 秘書官の別名
元は厳父であった宰相は、しかし娘ラブを公言してはばからなかった。宰相にとってニューワールドの女性はすべて我が娘であるが、しかし、それでも宰相の娘といえば秘書官の別名のことである。宰相はその政治ゆえに恐れられており、その宰相の娘といえばこれもおっかないと思われている宰相府の女たち、すなわち秘書官を指すのであった。ちなみに宰相の娘の子は宰相の孫である。
部品: 出仕可能
宰相の娘、と(公的に)呼ばれるには秘書官の職歴が必須である。秘書官を辞めても宰相の娘であった者は宰相の娘と呼ばれ続けるし、宰相の許しを得て、秘書官として宰相府に出仕することが可能である。
部品: 娘であること
宰相の娘は秘書官という職名と同義であると言われるが、秘書官すべてがすなわち宰相の娘を名乗るわけではない。「娘たち」の中でもとくに父の恩を感じそれに対する感謝をつねにもち、口に出して父と慕った者が自ら宰相の娘であることを認めるのである。
男性も秘書官であることから娘と名乗れなくもない、らしい? おそらく宰相にとっては息子は厳しく鍛えるものであろう。
部品: 宰相の許可証
宰相から渡された許可証を持ち歩いている。わんわん帝国の紋章を象ったそれは上質な革のケースに収められており、求められるとポケットからさっと取り出して見せることができる。
部品: 国賓待遇
宰相の娘がその身分を証明するものとして宰相の許可証を出すとき、見せられた者は彼女を国賓待遇として遇することになる。また、それを示すことで宰相府の中で普段は貴族、華族にしか解放されていない高級区画すなわちハイマイル区画にも入ることができる。
部品: 父との絆
宰相と血のつながりはない。だが、 父は娘を思い、娘は娘であることを選んだ。たとえ秘書官を辞めて遠く離れても、それは変わらない。
部品: 搭乗訓練
宰相の娘は、東方有翼騎士団の一員としての出撃するために、宰相府が保有する機体(宰相府開発とは限らないが)への搭乗訓練を受けている。宰相の娘とは花園の花ではなく、宰相の剣となる者でもある。
部品: 出撃経験
宰相の娘は実際に、灼天、クエスカイゼスなどの大型機体からチップボールという歩兵用I=D、輸送機であるドッグバッグまでさまざまな機体を乗りこなす姿が目撃されている。
部品: 父の愛
宰相の娘は、宰相府の機体をなんでも乗りこなす、と言われている。これはもちろん訓練や、経験など各自の努力の結果でもあろうが、娘ラブの宰相が娘用に機体をチューニングさせて(あるいは、して)いるのかもしれない。
部品: 純白の礼装
通常の秘書官制服はグレーの濃淡の上下であるが、式典などには上から下まで白一色のこちらの礼装で参列することになる。ぱりっとして大変立派に見える。
部品: 装飾性
普段の秘書官制服が実用一辺倒でむしろ目立たないことを目指した地味なものであるのに対して、正装ともなると、式典への参列など公的な場に出る宰相のそばに控えるため、やや派手な礼装となっている。
部品: 帝國のVIPと話すことができる
秘書官正装は宰相の補佐としての身分を保障するため、着用していれば帝國陣営のVIPにも会談を申し入れすることができる。皇帝への謁見願いも出せるがもちろん些事で行うものではない。
部品: 秘書官でなければ着られない
当然ながら宰相府秘書官のための礼装であり、貸与されているものである。各人にあわせて採寸されて個人用に作ってもらえるものではあるが、秘書官の職務を離れているものが着用することはできない。
部品: 脱いだら可憐
公的な場に秘書官が列式するのは宰相ほかVIPの護衛を兼ねるためであり、有事の際は反応できるよう秘書官は日頃から白兵体術を身につけるよう指導されている。脱いだら可憐はスローガンであり、実際にウォードレスの上に正装を着ているという意味ではない。
部品: 涼しさも実用性のうち
西国であるところの宰相府はとにかく暑いため、活動性をあげるために秘書官にも夏服が用意されている。当初は用意されていなかったが新しく人間の秘書が採用されたあと支給されることになった。
部品: 夏らしいデザイン
夏服はやはり見た目にも涼しさをもとめて、白基調、半袖、ポイントデザイン(肩章、襟、袖口など)に紺色が配された非常に夏らしいデザインとなっている。女性用はタイトではなくフレアのワンピースとなっているが、これは動きやすさと快適さを求めた結果である。男性用は半袖シャツと足にまとわりつかない布地のスラックスになっている。明るい雰囲気で、秘書官のイメージを一新するものと言える。
部品: 仕事効率の向上
夏服に着替えたことで秘書官たちの仕事効率はさらに向上した。対外的に受付などを行う場合にはグレーのスーツを着ることもあるが、裏に回ると夏服で身軽にきびきびと動き回っている秘書官の姿を多く見ることができる。
部品: 秘書官限定
当然ながら宰相府秘書官のための制服であり、貸与されているものである。各人にあわせて採寸されて個人用に作ってもらえるものではあるが、秘書官の職務を離れているものが着用することはできない。
部品: 礼儀作法(医療
医師は患者に「先生」と呼ばれることが多いが、当然無条件に医師へ敬意を払うわけでも、信頼を持っているわけでもない。
しかし患者が自身にとって一番良い治療を選ぶには、医師と患者互いの信頼が必要不可欠である。
その入口として相手を慮り、話しやすい雰囲気を醸成する礼儀作法は医師にとって大事な能力である。
部品: 医師に求められる外見
第一に清潔さである。この場合実際に清潔であることはもちろんのこと、医療知識のない患者からみて「清潔そう」に見えることが重要である。
よく洗濯されシミ一つない白衣を身に着け、医師自身も清潔そうにまとまった外見をしていることは、医師と初めて面談した患者の安心材料の一つになる。
余談であるが、患者を安心させる他の要素として威厳があるが、主に年齢によるものが大きい。だから若い医師は(議論はあるが)ヒゲを生やしてみたりするのである。
部品: 正確な診断力・検査力
高度なインフォームド・コンセントを形成するためには、前提として、良い説明をするための土台が必要である。
医師にとっては患者の現在の状態を正確に把握していることは具体的な治療法や代替治療の説明に絶対必要である。
余談ではあるが、これらの正確な診断にレントゲンなどの検査が必要である場合、検査の必要性を説明するのもインフォームド・コンセントである。難しい。
部品: ムンテラ力
ムンテラ(むんてら)とは、病状説明のことである。ドイツ語のMund「口」+Therapie「治療」を組み合わせた単語。
患者にとってみて、説明を受けた上で自由に治療法を選択することが望ましい。
望ましいのだが医師にとってみて、その患者に選択してほしい治療は当然ある。これが患者の価値観や知識と一致しているとは限らない。
医師に必要なのは「正確に」病状の説明をし、「正確に」各治療後の予後を説明する力である。
治療法選択の自由を尊重することと、説明の不足で患者にとって不利益な選択をすることになってしまうことは別である。
敬意と具体的でわかりやすい説明力は医師に必須の能力である。
部品: 最新医療知識の維持
正確な診断と十分な説明がなされた後、高度なインフォームドコンセント形成に必要なのは患者の納得である。
納得するためには患者からの質問が必要であり、中には巷で評判を聞いたエビデンスのない治療法もある。これをきちんと否定し患者を危険から守るには常に最新の知識が必要である。
何をかいわんや当然診断にも説明にも治療にも必要なのだ。医者は一生勉強!
これができなければ他全ての要素の信頼性が弱まり、高度なインフォームドコンセントとは言えなくなる。
部品: 動揺しても態度に出さない。
医師も人間である以上ヒューマンエラーは必ずある。1件の重大なミスには29件の軽微なミス付いて回り、その周辺にはミスにならなかったもののミスになってもおかしくない直前の例、つまりヒヤリ・ハットが3000件存在している。ミスを起こしてはならないが、ヒヤリ・ハットな例に直面した際に動揺を表に出すことは患者にとっても不利益となる。
予防を十分に行った上でも起きてしまうヒヤリ・ハットや軽微なミスは適切にリカバリーされるべきで、患者が求めているのは落ち着いた医師である。「あっ」「しまった」とは思っても絶対に態度に出してはならない。口に出すのは最悪だ。
部品: 経験と実績から発生する自負心
ミスに限らず、医療は人体を相手にする職業である以上、偶発的事故も起こりうるし、治療の結果も100パーセント思った方向に進むとは限らない。感染症の治療後体力の問題で治癒に時間がかかることもあれば、外傷の治療後安静をよく指示したにもかかわらず暴れて悪化させてくる患者もいる。これらのことが起きた時に「大丈夫ですよ」とはっきりみ行きれるのが自負心である。実際に近似の例を経験しているからこそ、知識として知っているからこそ、そして実際に自分の手でリカバリーしたことがあるからこそはっきり言い切れるのだ。この自負心の醸成には医師として誠意ある治療を多数実際に行なっている必要がある。
部品: 強い自制心
患者が求めているのは落ち着いていて、かつ精力的に働く医師である。私事で何があろうと不機嫌さや悲しさを患者に伝えてはならない。患者さんは細やかな動作や声色に出る雰囲気を必ず感じ取る。
当然どのくらい疲れているかも患者さんにはなんら関係ない。つねに安定して親切で真面目でよく説明してくれる先生こそが名医だ。
実は患者さんが大事にしているのは手技の早さではないことを知っておくべきだ。
部品: うなされるほどの練習
治療の手技であるにしろ、滑らかな説明や表情作りにしろ、練習でできない人間が本番で安定して成功できるはずがない。
緊張するのだ。予想外のことが起こるのだ。ささいな手違いでさらに緊張するのだ。地震が起きるかもしれないのだ。患者を安心させる落ち着いた医者でいたければひたすらに練習するしかない。練習が短い睡眠時間に出てくるほどだ。
部品: 無駄のない手技
名医の治療は早い。
何がはやいのだろうか。手の動きが速いわけではない。無駄が切り落とされているのだ。練習で何千回と繰り返した動作が、医師となってから臨床で繰り返した手技が名医の手技を早くしている。そこに生まれた余裕に丁寧さと工夫を加えることもできる。早さが命の手技ではもちろんのこと、それ以外でも治療の予後を良い方向へ動かす力となる。
部品: 瞬時判断
どの仕事でも言えることだが、例に漏れず医師の仕事も判断の連続である。救急の患者が搬送されてきた時、また目の前で人が倒れた時、治療中不可避の大出血があった時。名医は自分の専門で即時に結論を出す能力がある。これは毎日の診療経験と勉強の反復が、呼吸と同じように最適な治療を教えてくれるからである。
部品: 人体への理解
医師として病気や痛みを理解するには、まずからだの正常な状態を知らなければならない。正確な人体の組織と生理への理解は医師として人を助ける原動力となる。
部品: 基礎医学の心得
人体への理解を基本として、微生物学、生化学、病理学、薬理学を医師は学んでいる。これらの学問を一定レベルで修めていることは、病気の診断と治療を行う上での重要な基本となる。
部品: 地域医療の実地実習経験
医師は医学生である間に、患者さんがまずかかる一般医や家庭医での現場を知るため、地域での医療実習を行っている。医療現場での活きた経験を感じ、患者さんとのコミュニケーションの基礎を学んでいることは医師としての必要な能力の一つである。
部品: 清潔操作と基本的医療手技修得
医師として医療に関わるため、臨床で実習を行う前に最低限修得しておくべきなのが清潔操作である。
清潔域と不潔域の理解と、実践を行うこと、習慣をつけることは予想外に難しい事であるが医師として必要不可欠な要素である。
部品: 一次救命処置能力
医師には、緊急時に危篤の患者に出会った際には救命の機会を維持し続ける能力が求められる。
この基礎的な救命処置はABCと省略される生命維持に必要な処置と、AED(自動体外式除細動器)が周辺にあった場合に使用できる能力を指す。
救命処置のABCはA=Airway、つまり気道の確保。B=Breathing。つまり呼吸のことであり、自発呼吸がない場合は人工呼吸が必要となる。
C=Circulation。循環であり、一般で言う心臓マッサージで血液の循環を確保することである。近年では動作に対する誤解をなくすため、胸骨圧迫と定義されている場合もある。
部品: 患者とのコミュニケーション能力
医師とは人を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。
このため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。
部品: 臨床実習で得た臨床医としての能力
医師は知識の積み重ねだけではなく、実際に現場で患者さんを相手にすることでしか得られない臨床医としての能力が絶対に必要である。
患者と指導医の協力によって獲得できる、内科系、外科系、病理系、社会医学系など臨床医学の全ての分野に関して通常一年を通して修得される。
いわゆる臨床実習で得られる知識、見識、経験は医師として最低限必要な能力の一つである。
部品: 共通試験・国家試験を合格する能力
一般的にどの国でも国家によって医師として必要最低限の知識と技術、倫理を持ち合わせているかの試験が行われている。
これに合格することは、医師として最低限の能力を修めていることの社会的指標となり、これにより発光される医師免許を持たなければ、医師として人と関わることは許されない。
部品: 臨床研修で得た経験
一般に医師免許を取得した後は指導医の元、単独で医師として医療行為を行うに足る能力があると認められるまで、臨床研修を行う必要がある。
臨床研修で涵養しなければならない能力は国が定めており、これを修めることで初めて医師の最低限度が満たされる。
部品: 6年間の医学生生活
医師になるためには、防衛以下大学医学部を持つ大学に入学し、6年間医師として必要な知識、技術、倫理観の涵養を行う必要がある。
これは国家試験の受験資格として必要な条件の一つとして、定められた大学で医学の正規の過程を修めて卒業した者として定められているためであり、
同時、一人の人間が医師として成り立つまでに必要な期間なのである。
なお、例外として他国ですでに大学を卒業し、医師免許を取得している場合は、当時国で医師として必要な知識と技能を修めていると認定された場合は国家試験の受験資格を与えられる。
部品: 医療関連ルールを遵守する
医師として定められた法を守ることは医師の倫理の最低限度である。ルールで定められたことを守ることは、医師として活動するために最低限必要な要素の一つである。
部品: 生涯を人道に捧げる誓い
医師として活動することは人を助けるため、人体に手を加えることである。治療は人に危害を与えかねないことを忘れず、人への貢献に人生を費やすことを誓わなければならない。医療の怖さを知ることが医師の第一歩である。
部品: 患者へ尽力する誓い
医師は患者の健康を一番の関心事として考え、診療で信頼され、打ち明けられた、明らかになった患者の秘密を尊重する。これを遵守することが医師という職業への信頼につながる。
部品: 公平で公正な治療行う誓い
医師は年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、医師の職務と患者との間に干渉を許してはならない。患者自身、と医師という職業に常に真摯に向き合うことは医師を医師たらしめる重要なファクターである。
部品: 人命尊重の誓い
医者は人命を最大限尊重し続けるべきである。たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために自分の医学的知識を使用しないと誓う。これは医者としての誇りとなり、医師の精神を支える力となる。
部品: 医師という職業への誓い
医師としての心得を守り続けた恩師たちへ、尊敬と感謝を忘れず、先人が守り続けてきた医者という職業の社会的立場と名誉、伝統を堅持しつづけようと誓う。これは自身の能力への驕りを戒め、先人や同僚医師から学び続け、信頼を維持しようと努力する力となる。
提出書式
大部品: 瀬戸口まつり RD:112 評価値:11
-大部品: 来歴 RD:6 評価値:4
--部品: 経歴
--部品: 結婚
--部品: 家族
--部品: 大事な人たち
--部品: 人脈
--部品: 迷宮を突破したあと
-大部品: 北国人(後ほねっこ男爵領作成版) RD:11 評価値:5
--部品: 北国人の由来
--部品: 北国の自然
--部品: 豊かな小麦畑
--部品: 北国人の容姿
--部品: 豪雪対策がされた家
--部品: 暖かな服装
--部品: 食文化
--部品: 木製製品を愛用する
--部品: パイロットが別格に扱われる
--部品: 科学と魔法のどちらにも忌避感がない
--部品: 北国人の参政意識
-大部品: 瀬戸口家の母 RD:19 評価値:7
--大部品: 家事一般 RD:10 評価値:5
---部品: 炊事、洗濯、掃除、整理整頓
---大部品: 家事用具セット RD:9 評価値:5
----大部品: 掃除道具 RD:3 評価値:2
-----部品: 箒、チリトリ
-----部品: 雑巾
-----部品: はたき
----大部品: 家庭用調理器具一式 RD:4 評価値:3
-----部品: 包丁、まな板
-----部品: フライパン
-----部品: 加熱調理用具
-----部品: 計量器具とその他雑多など調理道具
----大部品: 買い物道具 RD:2 評価値:1
-----部品: 買い物メモ
-----部品: 大容量バッグ
--大部品: 家庭料理 RD:5 評価値:3
---部品: 瀬戸口家の食卓
---大部品: 愛の料理レシピ RD:4 評価値:3
----部品: レシピ
----部品: ご家庭の味
----部品: キッチンノート
----部品: 家族の状態に気を配って
--部品: 家族との対話
--大部品: 手芸の楽しみ RD:3 評価値:2
---部品: 自分で作る楽しさ
---部品: 使う人のことを考える
---部品: 自分のために作られたものを贈られる喜び
-大部品: 秘書官 RD:28 評価値:8
--大部品: 概要 RD:4 評価値:3
---部品: 帝国宰相シロ任命
---部品: 服装規定
---部品: 職務倫理
---部品: 標語
--大部品: 日常業務 RD:4 評価値:3
---部品: 宰相府の窓口業務
---部品: 礼儀作法
---部品: チームワーク
---部品: 上司の裁可
--大部品: 高い事務能力 RD:9 評価値:5
---部品: 広報
---部品: スケジュール管理
---部品: 宰相への取り次ぎ対応
---部品: 書類チェック
---部品: 物品手配
---部品: 資料整理
---部品: クロスチェックの重要性
---部品: 吏族出仕資格
---部品: 編成事務能力
--大部品: 戦闘部隊としての秘書官団 RD:9 評価値:5
---大部品: 東方有翼騎士団 RD:7 評価値:4
----部品: 宰相秘書官の異なる側面
----部品: 参加資格
----部品: 指揮系統
----部品: 出撃制限
----部品: 秘書官団の出撃
----部品: 編成実績
----部品: 白い機体
---部品: 索敵運
---部品: 部隊指揮
--大部品: 家庭的能力 RD:2 評価値:1
---部品: 職場清掃
---部品: 簡単な料理
-大部品: 宰相の手ほどき RD:3 評価値:2
--部品: 剣の手ほどきを受ける
--部品: 魔法の手ほどきを受ける
--部品: 手ほどきを受けた者
-大部品: 宰相の娘(職業) RD:9 評価値:5
--大部品: 娘の『身分』 RD:6 評価値:4
---部品: 秘書官の別名
---部品: 出仕可能
---部品: 娘であること
---部品: 宰相の許可証
---部品: 国賓待遇
---部品: 父との絆
--大部品: パイロット適性 RD:3 評価値:2
---部品: 搭乗訓練
---部品: 出撃経験
---部品: 父の愛
-大部品: 秘書官正装 RD:5 評価値:3
--部品: 純白の礼装
--部品: 装飾性
--部品: 帝國のVIPと話すことができる
--部品: 秘書官でなければ着られない
--部品: 脱いだら可憐
-大部品: 秘書官夏服 RD:4 評価値:3
--部品: 涼しさも実用性のうち
--部品: 夏らしいデザイン
--部品: 仕事効率の向上
--部品: 秘書官限定
-大部品: 名医 RD:27 評価値:8
--大部品: 高度なインフォームド・コンセントの形成力 RD:5 評価値:3
---部品: 礼儀作法(医療
---部品: 医師に求められる外見
---部品: 正確な診断力・検査力
---部品: ムンテラ力
---部品: 最新医療知識の維持
--大部品: 鋼の心臓(医師) RD:3 評価値:2
---部品: 動揺しても態度に出さない。
---部品: 経験と実績から発生する自負心
---部品: 強い自制心
--大部品: 医師の腕力 RD:3 評価値:2
---部品: うなされるほどの練習
---部品: 無駄のない手技
---部品: 瞬時判断
--大部品: 医師(現代版)(職業) RD:16 評価値:6
---大部品: 現代医の能力と技能 RD:10 評価値:5
----部品: 人体への理解
----部品: 基礎医学の心得
----部品: 地域医療の実地実習経験
----部品: 清潔操作と基本的医療手技修得
----部品: 一次救命処置能力
----部品: 患者とのコミュニケーション能力
----部品: 臨床実習で得た臨床医としての能力
----部品: 共通試験・国家試験を合格する能力
----部品: 臨床研修で得た経験
----部品: 6年間の医学生生活
---大部品: 医師の心得 RD:6 評価値:4
----部品: 医療関連ルールを遵守する
----部品: 生涯を人道に捧げる誓い
----部品: 患者へ尽力する誓い
----部品: 公平で公正な治療行う誓い
----部品: 人命尊重の誓い
----部品: 医師という職業への誓い
部品: 経歴
元はヲチ藩国出身の北国人。吏族、帝國参謀、星見司、宰相秘書官、大法院、帝國軍への出仕を経験し、編成事務を含む事務処理の馬車馬と呼ばれ…たり呼ばれなかったり。事務処理のシステム化大好き人間(機械化という意味ではない)。秘書官、帝國軍への出仕で稼ぎながら旦那様と娘と猫と犬と、一番新しく増えた息子と平穏に暮らしたいと願う小市民。戦略とかはからきしなのでインフラでみんなの手助けがしたい、といつも考えている。迷宮突入の際も事務的な処理のお手伝いをしていた。
部品: 結婚
結婚する前にもすったもんだありつつ大恋愛の末結ばれた旦那様とは大げんかも度々しており、二度目にして最大の失敗ののち反省していろいろ己を改めるにいたった。その甲斐あってか迷宮を突破して地上に出たところで長男が生まれた。
部品: 家族
旦那様の瀬戸口高之、産んだわけではないけれど大事な娘のののみ、ある日家にののちゃんと一緒に帰ってきたクールで大きなスリム猫(リンクス…?)のツヨソー、宰相からいただいた個人犬士、黒柴のマメソーと、迷宮に入る前に授かって迷宮から出てきたところで臨月を迎えて無事に産まれた長男の皐月。皐月は名付けを高之さんと相談できなかったので幼名としてつけたもの。
部品: 大事な人たち
一緒に暮らす家族の他に、敬愛しているのは宰相閣下と、秘書官長。秘書官のみんなは、数々の苦労をともにした文字通りの「戦友」だけれど、なかでも一番の親友は同僚でもあり一緒に手芸品店を経営していた瑛の南天さん。南天さんには上に書いた反省のときにもとてもお世話になり、いくら感謝してもし足りない。意外と厳しい内面は宰相の娘の鑑だと密かに尊敬している。
部品: 人脈
出仕関係が多岐にわたっていたおかげもあり、NWの多くの人たちと一度くらいは言葉を交わしたことがある、ような気がする。宴会の席で「よくお名前をお見かけしてます」とか言われることもある。憧れの対象だった芝村舞さんと一緒に花火遊びをしたことがあったり、青の厚志さんと直接言葉を交わしたことがあるのも大切な思い出だ。
部品: 迷宮を突破したあと
世界を覆う瘴気を解決するためにはこれしかない、と大勢の人たちが力を合わせて迷宮に潜ることになったとき、まつりがお願いすると旦那様と娘も頷いて一緒にきてくれることになりました。迷宮を最深奥まであと1階というところまで下って、そこから地上に出たときまで確かに一緒にいたはずの旦那様と娘は、いつのまにか姿が見えなくなっていました。それがわかったときにはまつりのほうもお腹にいた長男が産まれる間際になっていて、かけられていた呪いを産まれるまでに解かなければならず二人を探して回ることもできずにいるのですが、二人のことだからきっとやらなければならない仕事があって出掛けているのだと思っています。(結婚して最初の頃にも二人が消えてしまったことがあったけれど、しばらくしたら二人で帰ってきてくれました)とりあえずめそめそする暇はないので、しっかり長男を育てながら、二人がどこに何をしに行ったのか、手伝うためにできることはないのか考えていくつもりです。
部品: 北国人の由来
北国人はわんわん帝國の初代皇帝である先代のシオネについてきた蛮族の末裔であり、“汚染”を受けていない辺境の民を祖としている。そのため遺伝的な変異・欠損もなく人の形質をよく保っている。
部品: 北国の自然
高くそびえる雪山と、麓に広がる針葉樹林が、空の色と相まって、青・白・深緑のコントラストを描き出している。冬には国土の多くが雪に覆われ、厳しい寒さに見舞われるが、その中でたくましく生きる活力を北国人は持っている。
部品: 豊かな小麦畑
北国の夏の風物詩といえば、一面に広がる麦の穂である。実った金色の穂が風に揺られる様子は、多くの北国人の原風景であろう。当然ながら北国人の主食は小麦の加工品であり、パンやパスタが一般的である。
部品: 北国人の容姿
北国人の外見的特徴は、白い髪と白い肌である。北国に降り積もる純白の雪を宿したかのようなその姿は他国の民をしてさながら雪の精と評されることもある。北国人が全般として美しく整った容貌であることも一因であろう。
部品: 豪雪対策がされた家
藩国によって程度の差はあるものの、冬になれば辺り一面が雪景色となる北国において、生活の拠点となる住居は豪雪に耐えるものでなければならない。屋根の形状や窓、扉の付け方、暖房設備など様々なところでその国毎の工夫が加えられている。
部品: 暖かな服装
寒さ厳しい北国で生活する上で暖かな服装は必須である。体温を逃がさない保温性と、冷たい風を通さない遮断性を備えた衣服が重宝される。デザインは各国ごとの文化、伝統や流行によって様々である。
部品: 食文化
北国人は家庭での食事を大事にしており、客人に対しては家に招いて家庭料理を振る舞うことがもてなしとされている。そのため、家庭料理のための食材・調味料や、食卓を彩る食器にお金をかける文化がある。また食卓に並ぶ料理の量は多い。これには北国ゆえに食材の保管がしやすいことも関係している。
部品: 木製製品を愛用する
北国人は一般に木製製品を愛用しており、その愛用度合いは供給が途絶えると戦争に発展しかねないと言われるほどである。実際に戦争が起こるかはさておき、家屋そのものから家具、食器、その他の雑貨にと木製製品の需要が高いことは確かだろう。
部品: パイロットが別格に扱われる
北国ではパイロットは騎士であり、自動的に貴族の仲間入りをする。これは帝國のI=Dが総じて装甲が弱く、パイロットの生存性が低いことから生前に特進するという処置による。この制度を貴族が積極的に利用していることで一般的に北国には貴族が多い。
部品: 科学と魔法のどちらにも忌避感がない
北国人はその歴史的経緯から、科学技術に対しても魔法に対しても忌避感を抱いておらず、どちらの方向へもその可能性を伸ばすことができる。もっとも実際に発達させるのはどちらか一方に限定する傾向が非常に強く、また仮に両者が併存したとしてもそれぞれの分野の独立に強くこだわるため、あえて科学技術と魔法を合体させようと思うことはない。
部品: 北国人の参政意識
北国人は歴史的にも君主制国家に馴染んだ民であり、北国に民主国家はなく、多くの国民が投票行為の意味をほとんど理解していないとされる。北国人の国民にとっては優良な君主による永い善政こそが望みなのである。
部品: 炊事、洗濯、掃除、整理整頓
家の快適性を保つには誰かが気を配ってコンディションを保つようにしなければならない。特定の一人が全部がんばる必要はないので、負担を分担してくれる人がいれば喜んで頼るし、家族全員の責任でもある。さいわい、掃除機や、洗濯乾燥機、食器洗浄機などの便利な道具も増えており、サラリーパーソンの家庭の強い味方となっている。
部品: 箒、チリトリ
掃き掃除をするための道具。箒は植物の枝や繊維などを束ねたものを棒の先に着けているもので、床面や庭のちリヤごみを掃く。チリトリはそれで集めたゴミを集めるものだ。
部品: 雑巾
汚れや、こぼれ落ちた液体を拭い取るなど、拭き掃除に用いられる布片のこと。ウエスに似ているが、雑巾は布を数枚重ねて補強のために縫い合わせている。なお、「雑布」とも書く
部品: はたき
はたきは、棒などの先に、束ねた布やビニールや羽などを取り付けた清掃用具の一種である。布を取り付けたものは布はたき、羽毛やビニールの糸を取り付けたものは毛ばたき(羽ぼうきではない。)と呼ばれる。
部品: 包丁、まな板
包丁は食材を切るための刃物だ。これで野菜や肉を食べやすいように切り分ける。まな板はそうするときに、台として用いる板だ。素材には色々なものがある。
部品: フライパン
主に焼く・炒めるなどの調理法で用いる調理器具。ソテーパン、もしくはスキレット(skillet)と呼ばれる事もある。多種多様な利用が可能な万能鍋として用いられる事が多い。
部品: 加熱調理用具
なんだか小難しいが、要するに鍋とか釜とか土鍋とかである。麺類をゆでたり、お米を炊いたり、野菜や肉を煮込んだりするのに使う。
部品: 計量器具とその他雑多など調理道具
料理は化学だ。きちんと量を図ることがおいしさの重要ポイントだ。ここでいう計量器具は台秤や計量カップ、計量スプーンやタイマーなどでさる。
雑多な超器具はおたまだとかザルだとかクッキングペーパーとかおろがねとか串とかである。
部品: 買い物メモ
買い物するまえの予算設定とメモの用意は非常に重要だ。お腹へってると余計なものを沢山買ったりしがちだからね。無駄遣いと買い忘れ防止のために、メモは大事だ。
部品: 大容量バッグ
買い物したものをつめるためのバッグ。沢山はいって頑丈なものがいい。なにしろ人間には手が二本しかないがバッグがあれば一度に沢山の買い物をしても効率的に持ち歩ける。
部品: 瀬戸口家の食卓
旦那様はなんといっても和食が好き。娘のののちゃんはプチトマトとかハンバーグとかもうちょっと洋風なものが好き。家族の希望を入れつつバランスにも配慮して、ご飯を用意するように心がけていた。長男の食事は手探り中だけど、成長段階に応じて必要なバランスと食べやすい工夫をこらして。
部品: レシピ
料理のレシピというとき、それは
1.料理の名前(場合により、地方または由来) 2.必要とする食材とその分量、およびできあがり量 3.必要とする(特殊な)調理器具類 4.調理する順番に沿った手順一覧
を包括した情報をさす。
常に安定した味を実現するためには、基本となるレシピの存在が重要となる。
料理は科学である。
部品: ご家庭の味
基本のレシピとして同じものを使っていても、季節・産地で異なる素材の味・大きさ、調理道具の違い、使用する調味料の細かい味の違いなどの様々な要因で、できあがりは均一の味にはまずならない。とくに家庭の主婦・主夫が家族のために用意する食事はレシピにさまざまなアレンジが加えられることも多く、手癖またはコツというような個々のやり方の違い、家族の好みに合わせた味付け・素材の変更などで各ご家庭の味が形成されていく。
部品: キッチンノート
たとえば書店などで購入したレシピ本、テレビ・ラジオなどの番組を見ながらメモしたノート、家族や知人に教わった料理法メモなどを自分で使いやすいようにまとめて一冊のノートにし、作ったときに気づいたあれこれを書き加えていく。キッチンで開いたまま料理したために残った調味料の染みは濡れたあとなども家庭で何度も作られ家族に提供された歴史を思わせるものである。
最近ではメモはしづらいが、レシピを手に入れるなら電子化されたノートなども使用しやすくなっているが、アナログの味わいにはややかけるかもしれない。アレンジしようと思ったら印刷してスクラップし、経験を書き込みした方が発展性がある。
できあがった立派な厚みのノートが子供世代に継承されることもあるだろう。
部品: 家族の状態に気を配って
料理になれるまでは、基本のレシピの再現にまずつとめることも多いだろう。作り慣れた料理はレシピを見ずとも目分量で作られるようになっていくことが多いし、そのとき、家族のコンディションにあわせて加熱時間や味付け、消化の良さに配慮した素材選びなどが行われるのも料理に込められる愛情というものである。
部品: 家族との対話
仕事を頑張れるのも、それが家族との生活を守るためだと思えればこそ、だけれど、それで家庭をおろそかにしてしまうようでは本末転倒なのである。忙しさを内にためこむとイライラして家人に八つ当たりしてしまう悪い方の甘えが出てしまうから、家族との対話を大事にして、相手の話に耳を傾けつつ、時には、高之さんに愚痴を吐かせてもらったりして甘えてみる。ただし、子供には愚痴は聞かせてはいけない。
部品: 自分で作る楽しさ
手芸品とは、個人が個人使用のために材料を加工して手作りするものであり、作成者は時間と手間をかけて結果の品を手にすることになる。使用する場面を想起しながら作成することで作成者は完成への期待や喜びを感じることができる。上手であるかどうかにかかわらず、自分の手を動かして何かを完成させることは理屈抜きに楽しい。
部品: 使う人のことを考える
手芸品制作は製作の過程自体が楽しみとなりうるものだが、それが誰かへの贈り物として製作される場合その喜びはさらに強くなるだろう。完成への期待は、その誰かが品物を受け取ったときや使用(着用)したときの表情を想像することでより強くなる。贈る場合に使用する人の快適性に気遣いができるようになれば脱初心者と言えるだろう。
部品: 自分のために作られたものを贈られる喜び
贈り主の手作り品を贈られる、ということは作成するための時間や手間が自分のためにかけられたことを意味する。たとえプロの製品には及ばなくとも、そこに込められた思いは自然と伝わるものである。また、それが着用品の場合、生地・色柄・サイズを個人に合わせて制作することで、着用する人に似合うものを制作することも可能となり、着用する喜びは増す。材料選びや製作の際の心遣いによって受取手個人の快適性を追求したものが作られれば、たとえ相手が子供でもその快/不快は感じとれるものになるだろう。
部品: 帝国宰相シロ任命
帝国宰相シロが、己の仕事の補佐のために任命した者たちのことを秘書官という。その出仕内容は宰相府のあらゆる事務作業を一手に引き受けること、だけではなく治安維持、戦闘参加も含まれる。公然の秘密だが、別に帝国だけでなく共和国からも秘書官として任命されているものは多数いる。
部品: 服装規定
基本的に支給された制服を着ることが義務付けられているが、通常の秘書官制服はグレーの濃淡の上下で結構地味。しかそれが正装になると軍帽付きのやや派手な礼装だし、夏服は機能性が良く明るい雰囲気に見えたり、と結構バリエーションがある。さらに、戦闘訓練への参加のためにジャージやらパイロットスーツな場合もある。結局は本人が着たくて仕事に支障のない服装を着ていることが多い。
部品: 職務倫理
極秘情報や公開前資料も扱うため、情報の扱いには慎重にならなくてはならない。また、公共の利益のために行動する場合は、公正中立であることが求められる。
部品: 標語
「出来ませんはいいません、だからマイルを寄越しなさい」を標語(モットー)とする、なんでもやっちゃう宰相府の秘書官部隊、と呼ばれることもある。業務であればなんでもやります。
部品: 宰相府の窓口業務
宰相府は、行政窓口として結婚届を受け付け婚姻証明書を発行している。帝國発行の婚姻証明書が珍しいので、宰相府で申請を出す者も少なくないらしいが、この申請窓口も当然秘書官の仕事である。証明書発行と一緒に記念写真を(コスプレで!)撮影することができるのでなかなかの人気があった。
部品: 礼儀作法
帝国高官と仕事をすることも多く、更には皇族をはじめとするVIPに会う機会も多いため、最初の研修は礼儀作法をたたき込まれるところから始まる。
部品: チームワーク
作業が降ってくると誰からともなく手が挙がり、報告・連絡・相談を常に意識した作業チームができあがる。一人に作業負荷がかからないよう、あるいは作業を一人で抱え込まないよう気をつけている。
部品: 上司の裁可
作業の仮完成時にはとりまとめ担当、秘書官長、必要であれば宰相の裁可を仰がなければならない。また、作業中に不明点が出た際、自分だけで判断せずに同様のルートで相談することも大切である。
部品: 広報
宰相が発する声明や公布はもちろんのこと、宰相府として発表する政策発表、場合によっては宰相府が出すCMまでの広報を担当している。声明発表や政策発表はいいんだが、CMになると企画からやらないといけないので結構大変という噂がある。
部品: スケジュール管理
宰相が何時に高官と会合を開くとか、面会の管理などのスケジュール管理も秘書官が行っている。秘書官に相談なくスケジュールがいきなり変わっている事もあるので、本当に気が抜けなくて大変な作業である。
部品: 宰相への取り次ぎ対応
担当秘書官(ルーチンでみんなで決めている)が、宰相に取り次いでほしい案件やアポイントメントを取りたい面々の対応窓口になり、スケジュールの中に割り込ませたり質疑をまとめたものを宰相に出し、それの返事をもらって担当者に返答したりと窓口対応する業務。担当者には多方面から一斉にメッセージが飛び込んでくる。結構大変。
部品: 書類チェック
秘書官では様々な書類を扱っており、それが規定の書式に沿って記述されているか、誤字や事実と異なる記載がないか等をチェックする。
曖昧な点は資料に当たったり、他の者に聞いたりして確認し、必ずダブルチェックが入るような体制を引いて書類チェックをしている。チェックがメイン仕事の日も少なくない。
部品: 物品手配
宰相府藩国をハブとした帝國各国間の輸送の手配や、帝國軍を含む宰相府藩国を母体とする各軍の資源消費処理、それらのための事前の輸送手配を一手に引き受けていた。
部品: 資料整理
入国管理から宰相府政策から秘書官室の備品予算表まで、ありとあらゆる書類を系統立ててまとめて整理することも業務の一つである。
きちんと整理することで、後日参照したい資料をすぐに取り出すことが可能となる。
部品: クロスチェックの重要性
人間誰でも一人で作業をしていると抜けや間違いを起こすものである。秘書官は仕事の完成前にかならずクロスチェックの行程を挟む。これは任命初期からたたき込まれる職業的習慣とも言えるが、実際にミスを事前に発見修正して助けられることもしばしばある。
部品: 吏族出仕資格
秘書官は高い事務処理能力をもち、秘書官のまま吏族出仕も可能である。事務方の仕事に責任感をもってあたり引き受ければきっちりこれを成し遂げることから、宰相だけでなく尚書、藩王会議からの信頼も厚い。
部品: 編成事務能力
東方有翼騎士団を含む、さまざまな宰相府藩国部隊の編成が必要になった際、この編成を行うのはもちろん宰相府秘書官であった。宰相と秘書官長により決定された編成方針に従い、あるときは燃料掘りのための藩国部隊、あるときは治安維持のためのチップボールを使用する歩兵部隊、とさまざまな編成が行われるため、秘書官各位に対して、主編成スキルとクロスチェックのための編成講義も行われた。
部品: 宰相秘書官の異なる側面
宰相直属の騎士団であり、第二騎士団まである。宰相の秘書官を勤める者たちで構成されるため、秘書官団と言う方が一般には通りがいい。本来は事務方を担当するはずの秘書官だが、その業務は「宰相の補佐」であるため必要に応じては戦場に立つことも有る。
部品: 参加資格
宰相の秘書官および秘書官に率いられる宰相府藩国の猫士のみで編成される。宰相府藩国の犬士は他藩国から出向してくる犬士を受け入れる帝國軍に編成することが多く、秘書官部隊もとい東方有翼騎士団には猫士が配属されるのが慣例であった。
部品: 指揮系統
母体を宰相府藩国におき、騎士団長は秘書官長が務める。作戦上、同じ宰相府藩国を母体として編成される帝国軍の指揮下に入ることもあったが、あくまでも秘書官団として宰相に帰属するものである。
部品: 出撃制限
本来は軍事組織ではないため、内紛には出撃できない。また、出撃は秘書官としての公務の範囲内であり、冒険に赴くことは許可されない。
部品: 秘書官団の出撃
秘書官団の出撃といえば、秘書官団専用機フェイクトモエリバーによる宇宙偵察作戦、またはルージュの戦いでの秘書官機編成に端を発すると言えよう。この頃、護民官出撃にあわせて秘書官団も支援のために秘書官外からも人員を募りながら出撃するという出来事もあった。そのような出撃実績から、宰相府で常時出撃可能な編成を用意するという意図の元、東方有翼騎士団が設立されることとなった。
部品: 編成実績
先に述べたようないきさつで設立された東方有翼騎士団はT10から、第二騎士団はT12から、I=Dによる火力編成、治安維持のための歩兵編成、低物理域でのオペレート編成などさまざまな作戦のために編成され続け、出撃した秘書官たちは実戦経験を積み上げていった。
部品: 白い機体
帝國軍の制服の黒、藩国国軍の制服の緑に対し、秘書官団こと東方有翼騎士団は白という色に象徴される。秘書官正装の白であり、初期配備となったフェイクトモエリバー2および3も秘書官団に配備されるにあたって白い機体に塗装された。
部品: 索敵運
秘書官団が、休暇として専用の冒険を開示してもらい、意気揚々と出掛けてみると2回の出撃で2回とも敵にぶちあたり(セプテントリオンの基地を見つけたとか、よくわからないけどやばそうなドームを見つけたとか)運がいいのか悪いのか…、ということがあった。索敵運というと多分いいほうになる。
部品: 部隊指揮
部隊として出撃するからには、部隊指揮をとって戦闘を戦い抜かなければならない。秘書官団に編成されるとそういった場面にも直面する機会が増える。
部品: 職場清掃
元々、宰相府藩国では国民の存在を認めていなかったこともあり、秘書官は職場において身の回りのことを任せられる者がいなかった。たとえば、清掃である。山積みの資料と、数多の書類が飛び交う部屋に他の者を入れられるのか、という別の問題も存在する。
部品: 簡単な料理
宰相府内から出ずに食事をしようと思うと、キッチンで作るか弁当を持ち込むくらいしかない。その事情は宰相も同じで、宰相の食事を秘書官が作ることもある。
部品: 剣の手ほどきを受ける
宰相から剣の手ほどきを受けたことがある。奇妙なぐにゃぐにゃとした動きで、それでも不思議なほどこちらからの攻撃ははじかれて通ることがなかった。その動きを思い出すことで少しだけ防御技術が上がった。
部品: 魔法の手ほどきを受ける
宰相から魔法の手ほどきを受けたことがある。それは本当に小さくつぶやかれた呪文と、そこから生まれた可愛らしい小さな光。受け取ったら消えてしまったが。それ以来、見えなかったはずの魔法というものが見えるようになった。魔法についての知識も少しだけ教わった。
部品: 手ほどきを受けた者
当然ながら、この剣技の教えと魔法の教えは宰相から直接教わった者だけが知るものである。秘書官にのみ許された知識であるらしく、秘書官を辞したかつての同僚に尋ねてみたところそんな手ほどきを受けたこと自体を記憶していなかった。
部品: 秘書官の別名
元は厳父であった宰相は、しかし娘ラブを公言してはばからなかった。宰相にとってニューワールドの女性はすべて我が娘であるが、しかし、それでも宰相の娘といえば秘書官の別名のことである。宰相はその政治ゆえに恐れられており、その宰相の娘といえばこれもおっかないと思われている宰相府の女たち、すなわち秘書官を指すのであった。ちなみに宰相の娘の子は宰相の孫である。
部品: 出仕可能
宰相の娘、と(公的に)呼ばれるには秘書官の職歴が必須である。秘書官を辞めても宰相の娘であった者は宰相の娘と呼ばれ続けるし、宰相の許しを得て、秘書官として宰相府に出仕することが可能である。
部品: 娘であること
宰相の娘は秘書官という職名と同義であると言われるが、秘書官すべてがすなわち宰相の娘を名乗るわけではない。「娘たち」の中でもとくに父の恩を感じそれに対する感謝をつねにもち、口に出して父と慕った者が自ら宰相の娘であることを認めるのである。
男性も秘書官であることから娘と名乗れなくもない、らしい? おそらく宰相にとっては息子は厳しく鍛えるものであろう。
部品: 宰相の許可証
宰相から渡された許可証を持ち歩いている。わんわん帝国の紋章を象ったそれは上質な革のケースに収められており、求められるとポケットからさっと取り出して見せることができる。
部品: 国賓待遇
宰相の娘がその身分を証明するものとして宰相の許可証を出すとき、見せられた者は彼女を国賓待遇として遇することになる。また、それを示すことで宰相府の中で普段は貴族、華族にしか解放されていない高級区画すなわちハイマイル区画にも入ることができる。
部品: 父との絆
宰相と血のつながりはない。だが、 父は娘を思い、娘は娘であることを選んだ。たとえ秘書官を辞めて遠く離れても、それは変わらない。
部品: 搭乗訓練
宰相の娘は、東方有翼騎士団の一員としての出撃するために、宰相府が保有する機体(宰相府開発とは限らないが)への搭乗訓練を受けている。宰相の娘とは花園の花ではなく、宰相の剣となる者でもある。
部品: 出撃経験
宰相の娘は実際に、灼天、クエスカイゼスなどの大型機体からチップボールという歩兵用I=D、輸送機であるドッグバッグまでさまざまな機体を乗りこなす姿が目撃されている。
部品: 父の愛
宰相の娘は、宰相府の機体をなんでも乗りこなす、と言われている。これはもちろん訓練や、経験など各自の努力の結果でもあろうが、娘ラブの宰相が娘用に機体をチューニングさせて(あるいは、して)いるのかもしれない。
部品: 純白の礼装
通常の秘書官制服はグレーの濃淡の上下であるが、式典などには上から下まで白一色のこちらの礼装で参列することになる。ぱりっとして大変立派に見える。
部品: 装飾性
普段の秘書官制服が実用一辺倒でむしろ目立たないことを目指した地味なものであるのに対して、正装ともなると、式典への参列など公的な場に出る宰相のそばに控えるため、やや派手な礼装となっている。
部品: 帝國のVIPと話すことができる
秘書官正装は宰相の補佐としての身分を保障するため、着用していれば帝國陣営のVIPにも会談を申し入れすることができる。皇帝への謁見願いも出せるがもちろん些事で行うものではない。
部品: 秘書官でなければ着られない
当然ながら宰相府秘書官のための礼装であり、貸与されているものである。各人にあわせて採寸されて個人用に作ってもらえるものではあるが、秘書官の職務を離れているものが着用することはできない。
部品: 脱いだら可憐
公的な場に秘書官が列式するのは宰相ほかVIPの護衛を兼ねるためであり、有事の際は反応できるよう秘書官は日頃から白兵体術を身につけるよう指導されている。脱いだら可憐はスローガンであり、実際にウォードレスの上に正装を着ているという意味ではない。
部品: 涼しさも実用性のうち
西国であるところの宰相府はとにかく暑いため、活動性をあげるために秘書官にも夏服が用意されている。当初は用意されていなかったが新しく人間の秘書が採用されたあと支給されることになった。
部品: 夏らしいデザイン
夏服はやはり見た目にも涼しさをもとめて、白基調、半袖、ポイントデザイン(肩章、襟、袖口など)に紺色が配された非常に夏らしいデザインとなっている。女性用はタイトではなくフレアのワンピースとなっているが、これは動きやすさと快適さを求めた結果である。男性用は半袖シャツと足にまとわりつかない布地のスラックスになっている。明るい雰囲気で、秘書官のイメージを一新するものと言える。
部品: 仕事効率の向上
夏服に着替えたことで秘書官たちの仕事効率はさらに向上した。対外的に受付などを行う場合にはグレーのスーツを着ることもあるが、裏に回ると夏服で身軽にきびきびと動き回っている秘書官の姿を多く見ることができる。
部品: 秘書官限定
当然ながら宰相府秘書官のための制服であり、貸与されているものである。各人にあわせて採寸されて個人用に作ってもらえるものではあるが、秘書官の職務を離れているものが着用することはできない。
部品: 礼儀作法(医療
医師は患者に「先生」と呼ばれることが多いが、当然無条件に医師へ敬意を払うわけでも、信頼を持っているわけでもない。
しかし患者が自身にとって一番良い治療を選ぶには、医師と患者互いの信頼が必要不可欠である。
その入口として相手を慮り、話しやすい雰囲気を醸成する礼儀作法は医師にとって大事な能力である。
部品: 医師に求められる外見
第一に清潔さである。この場合実際に清潔であることはもちろんのこと、医療知識のない患者からみて「清潔そう」に見えることが重要である。
よく洗濯されシミ一つない白衣を身に着け、医師自身も清潔そうにまとまった外見をしていることは、医師と初めて面談した患者の安心材料の一つになる。
余談であるが、患者を安心させる他の要素として威厳があるが、主に年齢によるものが大きい。だから若い医師は(議論はあるが)ヒゲを生やしてみたりするのである。
部品: 正確な診断力・検査力
高度なインフォームド・コンセントを形成するためには、前提として、良い説明をするための土台が必要である。
医師にとっては患者の現在の状態を正確に把握していることは具体的な治療法や代替治療の説明に絶対必要である。
余談ではあるが、これらの正確な診断にレントゲンなどの検査が必要である場合、検査の必要性を説明するのもインフォームド・コンセントである。難しい。
部品: ムンテラ力
ムンテラ(むんてら)とは、病状説明のことである。ドイツ語のMund「口」+Therapie「治療」を組み合わせた単語。
患者にとってみて、説明を受けた上で自由に治療法を選択することが望ましい。
望ましいのだが医師にとってみて、その患者に選択してほしい治療は当然ある。これが患者の価値観や知識と一致しているとは限らない。
医師に必要なのは「正確に」病状の説明をし、「正確に」各治療後の予後を説明する力である。
治療法選択の自由を尊重することと、説明の不足で患者にとって不利益な選択をすることになってしまうことは別である。
敬意と具体的でわかりやすい説明力は医師に必須の能力である。
部品: 最新医療知識の維持
正確な診断と十分な説明がなされた後、高度なインフォームドコンセント形成に必要なのは患者の納得である。
納得するためには患者からの質問が必要であり、中には巷で評判を聞いたエビデンスのない治療法もある。これをきちんと否定し患者を危険から守るには常に最新の知識が必要である。
何をかいわんや当然診断にも説明にも治療にも必要なのだ。医者は一生勉強!
これができなければ他全ての要素の信頼性が弱まり、高度なインフォームドコンセントとは言えなくなる。
部品: 動揺しても態度に出さない。
医師も人間である以上ヒューマンエラーは必ずある。1件の重大なミスには29件の軽微なミス付いて回り、その周辺にはミスにならなかったもののミスになってもおかしくない直前の例、つまりヒヤリ・ハットが3000件存在している。ミスを起こしてはならないが、ヒヤリ・ハットな例に直面した際に動揺を表に出すことは患者にとっても不利益となる。
予防を十分に行った上でも起きてしまうヒヤリ・ハットや軽微なミスは適切にリカバリーされるべきで、患者が求めているのは落ち着いた医師である。「あっ」「しまった」とは思っても絶対に態度に出してはならない。口に出すのは最悪だ。
部品: 経験と実績から発生する自負心
ミスに限らず、医療は人体を相手にする職業である以上、偶発的事故も起こりうるし、治療の結果も100パーセント思った方向に進むとは限らない。感染症の治療後体力の問題で治癒に時間がかかることもあれば、外傷の治療後安静をよく指示したにもかかわらず暴れて悪化させてくる患者もいる。これらのことが起きた時に「大丈夫ですよ」とはっきりみ行きれるのが自負心である。実際に近似の例を経験しているからこそ、知識として知っているからこそ、そして実際に自分の手でリカバリーしたことがあるからこそはっきり言い切れるのだ。この自負心の醸成には医師として誠意ある治療を多数実際に行なっている必要がある。
部品: 強い自制心
患者が求めているのは落ち着いていて、かつ精力的に働く医師である。私事で何があろうと不機嫌さや悲しさを患者に伝えてはならない。患者さんは細やかな動作や声色に出る雰囲気を必ず感じ取る。
当然どのくらい疲れているかも患者さんにはなんら関係ない。つねに安定して親切で真面目でよく説明してくれる先生こそが名医だ。
実は患者さんが大事にしているのは手技の早さではないことを知っておくべきだ。
部品: うなされるほどの練習
治療の手技であるにしろ、滑らかな説明や表情作りにしろ、練習でできない人間が本番で安定して成功できるはずがない。
緊張するのだ。予想外のことが起こるのだ。ささいな手違いでさらに緊張するのだ。地震が起きるかもしれないのだ。患者を安心させる落ち着いた医者でいたければひたすらに練習するしかない。練習が短い睡眠時間に出てくるほどだ。
部品: 無駄のない手技
名医の治療は早い。
何がはやいのだろうか。手の動きが速いわけではない。無駄が切り落とされているのだ。練習で何千回と繰り返した動作が、医師となってから臨床で繰り返した手技が名医の手技を早くしている。そこに生まれた余裕に丁寧さと工夫を加えることもできる。早さが命の手技ではもちろんのこと、それ以外でも治療の予後を良い方向へ動かす力となる。
部品: 瞬時判断
どの仕事でも言えることだが、例に漏れず医師の仕事も判断の連続である。救急の患者が搬送されてきた時、また目の前で人が倒れた時、治療中不可避の大出血があった時。名医は自分の専門で即時に結論を出す能力がある。これは毎日の診療経験と勉強の反復が、呼吸と同じように最適な治療を教えてくれるからである。
部品: 人体への理解
医師として病気や痛みを理解するには、まずからだの正常な状態を知らなければならない。正確な人体の組織と生理への理解は医師として人を助ける原動力となる。
部品: 基礎医学の心得
人体への理解を基本として、微生物学、生化学、病理学、薬理学を医師は学んでいる。これらの学問を一定レベルで修めていることは、病気の診断と治療を行う上での重要な基本となる。
部品: 地域医療の実地実習経験
医師は医学生である間に、患者さんがまずかかる一般医や家庭医での現場を知るため、地域での医療実習を行っている。医療現場での活きた経験を感じ、患者さんとのコミュニケーションの基礎を学んでいることは医師としての必要な能力の一つである。
部品: 清潔操作と基本的医療手技修得
医師として医療に関わるため、臨床で実習を行う前に最低限修得しておくべきなのが清潔操作である。
清潔域と不潔域の理解と、実践を行うこと、習慣をつけることは予想外に難しい事であるが医師として必要不可欠な要素である。
部品: 一次救命処置能力
医師には、緊急時に危篤の患者に出会った際には救命の機会を維持し続ける能力が求められる。
この基礎的な救命処置はABCと省略される生命維持に必要な処置と、AED(自動体外式除細動器)が周辺にあった場合に使用できる能力を指す。
救命処置のABCはA=Airway、つまり気道の確保。B=Breathing。つまり呼吸のことであり、自発呼吸がない場合は人工呼吸が必要となる。
C=Circulation。循環であり、一般で言う心臓マッサージで血液の循環を確保することである。近年では動作に対する誤解をなくすため、胸骨圧迫と定義されている場合もある。
部品: 患者とのコミュニケーション能力
医師とは人を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。
このため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。
部品: 臨床実習で得た臨床医としての能力
医師は知識の積み重ねだけではなく、実際に現場で患者さんを相手にすることでしか得られない臨床医としての能力が絶対に必要である。
患者と指導医の協力によって獲得できる、内科系、外科系、病理系、社会医学系など臨床医学の全ての分野に関して通常一年を通して修得される。
いわゆる臨床実習で得られる知識、見識、経験は医師として最低限必要な能力の一つである。
部品: 共通試験・国家試験を合格する能力
一般的にどの国でも国家によって医師として必要最低限の知識と技術、倫理を持ち合わせているかの試験が行われている。
これに合格することは、医師として最低限の能力を修めていることの社会的指標となり、これにより発光される医師免許を持たなければ、医師として人と関わることは許されない。
部品: 臨床研修で得た経験
一般に医師免許を取得した後は指導医の元、単独で医師として医療行為を行うに足る能力があると認められるまで、臨床研修を行う必要がある。
臨床研修で涵養しなければならない能力は国が定めており、これを修めることで初めて医師の最低限度が満たされる。
部品: 6年間の医学生生活
医師になるためには、防衛以下大学医学部を持つ大学に入学し、6年間医師として必要な知識、技術、倫理観の涵養を行う必要がある。
これは国家試験の受験資格として必要な条件の一つとして、定められた大学で医学の正規の過程を修めて卒業した者として定められているためであり、
同時、一人の人間が医師として成り立つまでに必要な期間なのである。
なお、例外として他国ですでに大学を卒業し、医師免許を取得している場合は、当時国で医師として必要な知識と技能を修めていると認定された場合は国家試験の受験資格を与えられる。
部品: 医療関連ルールを遵守する
医師として定められた法を守ることは医師の倫理の最低限度である。ルールで定められたことを守ることは、医師として活動するために最低限必要な要素の一つである。
部品: 生涯を人道に捧げる誓い
医師として活動することは人を助けるため、人体に手を加えることである。治療は人に危害を与えかねないことを忘れず、人への貢献に人生を費やすことを誓わなければならない。医療の怖さを知ることが医師の第一歩である。
部品: 患者へ尽力する誓い
医師は患者の健康を一番の関心事として考え、診療で信頼され、打ち明けられた、明らかになった患者の秘密を尊重する。これを遵守することが医師という職業への信頼につながる。
部品: 公平で公正な治療行う誓い
医師は年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、医師の職務と患者との間に干渉を許してはならない。患者自身、と医師という職業に常に真摯に向き合うことは医師を医師たらしめる重要なファクターである。
部品: 人命尊重の誓い
医者は人命を最大限尊重し続けるべきである。たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために自分の医学的知識を使用しないと誓う。これは医者としての誇りとなり、医師の精神を支える力となる。
部品: 医師という職業への誓い
医師としての心得を守り続けた恩師たちへ、尊敬と感謝を忘れず、先人が守り続けてきた医者という職業の社会的立場と名誉、伝統を堅持しつづけようと誓う。これは自身の能力への驕りを戒め、先人や同僚医師から学び続け、信頼を維持しようと努力する力となる。
インポート用定義データ
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"title": "豪雪対策がされた家",
"description": "藩国によって程度の差はあるものの、冬になれば辺り一面が雪景色となる北国において、生活の拠点となる住居は豪雪に耐えるものでなければならない。屋根の形状や窓、扉の付け方、暖房設備など様々なところでその国毎の工夫が加えられている。",
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},
{
"title": "暖かな服装",
"description": "寒さ厳しい北国で生活する上で暖かな服装は必須である。体温を逃がさない保温性と、冷たい風を通さない遮断性を備えた衣服が重宝される。デザインは各国ごとの文化、伝統や流行によって様々である。",
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},
{
"title": "食文化",
"description": "北国人は家庭での食事を大事にしており、客人に対しては家に招いて家庭料理を振る舞うことがもてなしとされている。そのため、家庭料理のための食材・調味料や、食卓を彩る食器にお金をかける文化がある。また食卓に並ぶ料理の量は多い。これには北国ゆえに食材の保管がしやすいことも関係している。",
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},
{
"title": "木製製品を愛用する",
"description": "北国人は一般に木製製品を愛用しており、その愛用度合いは供給が途絶えると戦争に発展しかねないと言われるほどである。実際に戦争が起こるかはさておき、家屋そのものから家具、食器、その他の雑貨にと木製製品の需要が高いことは確かだろう。",
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},
{
"title": "パイロットが別格に扱われる",
"description": "北国ではパイロットは騎士であり、自動的に貴族の仲間入りをする。これは帝國のI=Dが総じて装甲が弱く、パイロットの生存性が低いことから生前に特進するという処置による。この制度を貴族が積極的に利用していることで一般的に北国には貴族が多い。",
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},
{
"title": "科学と魔法のどちらにも忌避感がない",
"description": "北国人はその歴史的経緯から、科学技術に対しても魔法に対しても忌避感を抱いておらず、どちらの方向へもその可能性を伸ばすことができる。もっとも実際に発達させるのはどちらか一方に限定する傾向が非常に強く、また仮に両者が併存したとしてもそれぞれの分野の独立に強くこだわるため、あえて科学技術と魔法を合体させようと思うことはない。",
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},
{
"title": "北国人の参政意識",
"description": "北国人は歴史的にも君主制国家に馴染んだ民であり、北国に民主国家はなく、多くの国民が投票行為の意味をほとんど理解していないとされる。北国人の国民にとっては優良な君主による永い善政こそが望みなのである。",
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}
],
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},
{
"title": "瀬戸口家の母",
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"children": [
{
"title": "家事一般",
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{
"title": "炊事、洗濯、掃除、整理整頓",
"description": "家の快適性を保つには誰かが気を配ってコンディションを保つようにしなければならない。特定の一人が全部がんばる必要はないので、負担を分担してくれる人がいれば喜んで頼るし、家族全員の責任でもある。さいわい、掃除機や、洗濯乾燥機、食器洗浄機などの便利な道具も増えており、サラリーパーソンの家庭の強い味方となっている。",
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},
{
"title": "家事用具セット",
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"children": [
{
"title": "掃除道具",
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"children": [
{
"title": "箒、チリトリ",
"description": "掃き掃除をするための道具。箒は植物の枝や繊維などを束ねたものを棒の先に着けているもので、床面や庭のちリヤごみを掃く。チリトリはそれで集めたゴミを集めるものだ。",
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},
{
"title": "雑巾",
"description": "汚れや、こぼれ落ちた液体を拭い取るなど、拭き掃除に用いられる布片のこと。ウエスに似ているが、雑巾は布を数枚重ねて補強のために縫い合わせている。なお、「雑布」とも書く",
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},
{
"title": "はたき",
"description": "はたきは、棒などの先に、束ねた布やビニールや羽などを取り付けた清掃用具の一種である。布を取り付けたものは布はたき、羽毛やビニールの糸を取り付けたものは毛ばたき(羽ぼうきではない。)と呼ばれる。",
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}
],
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},
{
"title": "家庭用調理器具一式",
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{
"title": "包丁、まな板",
"description": "包丁は食材を切るための刃物だ。これで野菜や肉を食べやすいように切り分ける。まな板はそうするときに、台として用いる板だ。素材には色々なものがある。",
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},
{
"title": "フライパン",
"description": "主に焼く・炒めるなどの調理法で用いる調理器具。ソテーパン、もしくはスキレット(skillet)と呼ばれる事もある。多種多様な利用が可能な万能鍋として用いられる事が多い。",
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},
{
"title": "加熱調理用具",
"description": "なんだか小難しいが、要するに鍋とか釜とか土鍋とかである。麺類をゆでたり、お米を炊いたり、野菜や肉を煮込んだりするのに使う。",
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},
{
"title": "計量器具とその他雑多など調理道具",
"description": "料理は化学だ。きちんと量を図ることがおいしさの重要ポイントだ。ここでいう計量器具は台秤や計量カップ、計量スプーンやタイマーなどでさる。\n雑多な超器具はおたまだとかザルだとかクッキングペーパーとかおろがねとか串とかである。",
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}
],
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},
{
"title": "買い物道具",
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{
"title": "買い物メモ",
"description": "買い物するまえの予算設定とメモの用意は非常に重要だ。お腹へってると余計なものを沢山買ったりしがちだからね。無駄遣いと買い忘れ防止のために、メモは大事だ。",
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},
{
"title": "大容量バッグ",
"description": "買い物したものをつめるためのバッグ。沢山はいって頑丈なものがいい。なにしろ人間には手が二本しかないがバッグがあれば一度に沢山の買い物をしても効率的に持ち歩ける。",
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}
],
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}
],
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}
],
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},
{
"title": "家庭料理",
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{
"title": "瀬戸口家の食卓",
"description": "旦那様はなんといっても和食が好き。娘のののちゃんはプチトマトとかハンバーグとかもうちょっと洋風なものが好き。家族の希望を入れつつバランスにも配慮して、ご飯を用意するように心がけていた。長男の食事は手探り中だけど、成長段階に応じて必要なバランスと食べやすい工夫をこらして。",
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},
{
"title": "愛の料理レシピ",
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{
"title": "レシピ",
"description": "料理のレシピというとき、それは\n1.料理の名前(場合により、地方または由来) 2.必要とする食材とその分量、およびできあがり量 3.必要とする(特殊な)調理器具類 4.調理する順番に沿った手順一覧 \nを包括した情報をさす。\n常に安定した味を実現するためには、基本となるレシピの存在が重要となる。\n料理は科学である。",
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},
{
"title": "ご家庭の味",
"description": "基本のレシピとして同じものを使っていても、季節・産地で異なる素材の味・大きさ、調理道具の違い、使用する調味料の細かい味の違いなどの様々な要因で、できあがりは均一の味にはまずならない。とくに家庭の主婦・主夫が家族のために用意する食事はレシピにさまざまなアレンジが加えられることも多く、手癖またはコツというような個々のやり方の違い、家族の好みに合わせた味付け・素材の変更などで各ご家庭の味が形成されていく。",
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},
{
"title": "キッチンノート",
"description": "たとえば書店などで購入したレシピ本、テレビ・ラジオなどの番組を見ながらメモしたノート、家族や知人に教わった料理法メモなどを自分で使いやすいようにまとめて一冊のノートにし、作ったときに気づいたあれこれを書き加えていく。キッチンで開いたまま料理したために残った調味料の染みは濡れたあとなども家庭で何度も作られ家族に提供された歴史を思わせるものである。\n最近ではメモはしづらいが、レシピを手に入れるなら電子化されたノートなども使用しやすくなっているが、アナログの味わいにはややかけるかもしれない。アレンジしようと思ったら印刷してスクラップし、経験を書き込みした方が発展性がある。\nできあがった立派な厚みのノートが子供世代に継承されることもあるだろう。",
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},
{
"title": "家族の状態に気を配って",
"description": "料理になれるまでは、基本のレシピの再現にまずつとめることも多いだろう。作り慣れた料理はレシピを見ずとも目分量で作られるようになっていくことが多いし、そのとき、家族のコンディションにあわせて加熱時間や味付け、消化の良さに配慮した素材選びなどが行われるのも料理に込められる愛情というものである。",
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}
],
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}
],
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},
{
"title": "家族との対話",
"description": "仕事を頑張れるのも、それが家族との生活を守るためだと思えればこそ、だけれど、それで家庭をおろそかにしてしまうようでは本末転倒なのである。忙しさを内にためこむとイライラして家人に八つ当たりしてしまう悪い方の甘えが出てしまうから、家族との対話を大事にして、相手の話に耳を傾けつつ、時には、高之さんに愚痴を吐かせてもらったりして甘えてみる。ただし、子供には愚痴は聞かせてはいけない。",
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},
{
"title": "手芸の楽しみ",
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{
"title": "自分で作る楽しさ",
"description": "手芸品とは、個人が個人使用のために材料を加工して手作りするものであり、作成者は時間と手間をかけて結果の品を手にすることになる。使用する場面を想起しながら作成することで作成者は完成への期待や喜びを感じることができる。上手であるかどうかにかかわらず、自分の手を動かして何かを完成させることは理屈抜きに楽しい。",
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{
"title": "使う人のことを考える",
"description": "手芸品制作は製作の過程自体が楽しみとなりうるものだが、それが誰かへの贈り物として製作される場合その喜びはさらに強くなるだろう。完成への期待は、その誰かが品物を受け取ったときや使用(着用)したときの表情を想像することでより強くなる。贈る場合に使用する人の快適性に気遣いができるようになれば脱初心者と言えるだろう。",
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{
"title": "自分のために作られたものを贈られる喜び",
"description": "贈り主の手作り品を贈られる、ということは作成するための時間や手間が自分のためにかけられたことを意味する。たとえプロの製品には及ばなくとも、そこに込められた思いは自然と伝わるものである。また、それが着用品の場合、生地・色柄・サイズを個人に合わせて制作することで、着用する人に似合うものを制作することも可能となり、着用する喜びは増す。材料選びや製作の際の心遣いによって受取手個人の快適性を追求したものが作られれば、たとえ相手が子供でもその快/不快は感じとれるものになるだろう。",
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{
"title": "秘書官",
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{
"title": "概要",
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{
"title": "帝国宰相シロ任命",
"description": "帝国宰相シロが、己の仕事の補佐のために任命した者たちのことを秘書官という。その出仕内容は宰相府のあらゆる事務作業を一手に引き受けること、だけではなく治安維持、戦闘参加も含まれる。公然の秘密だが、別に帝国だけでなく共和国からも秘書官として任命されているものは多数いる。",
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},
{
"title": "服装規定",
"description": "基本的に支給された制服を着ることが義務付けられているが、通常の秘書官制服はグレーの濃淡の上下で結構地味。しかそれが正装になると軍帽付きのやや派手な礼装だし、夏服は機能性が良く明るい雰囲気に見えたり、と結構バリエーションがある。さらに、戦闘訓練への参加のためにジャージやらパイロットスーツな場合もある。結局は本人が着たくて仕事に支障のない服装を着ていることが多い。",
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},
{
"title": "職務倫理",
"description": "極秘情報や公開前資料も扱うため、情報の扱いには慎重にならなくてはならない。また、公共の利益のために行動する場合は、公正中立であることが求められる。",
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},
{
"title": "標語",
"description": "「出来ませんはいいません、だからマイルを寄越しなさい」を標語(モットー)とする、なんでもやっちゃう宰相府の秘書官部隊、と呼ばれることもある。業務であればなんでもやります。",
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{
"title": "日常業務",
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{
"title": "宰相府の窓口業務",
"description": "宰相府は、行政窓口として結婚届を受け付け婚姻証明書を発行している。帝國発行の婚姻証明書が珍しいので、宰相府で申請を出す者も少なくないらしいが、この申請窓口も当然秘書官の仕事である。証明書発行と一緒に記念写真を(コスプレで!)撮影することができるのでなかなかの人気があった。",
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},
{
"title": "礼儀作法",
"description": "帝国高官と仕事をすることも多く、更には皇族をはじめとするVIPに会う機会も多いため、最初の研修は礼儀作法をたたき込まれるところから始まる。",
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},
{
"title": "チームワーク",
"description": "作業が降ってくると誰からともなく手が挙がり、報告・連絡・相談を常に意識した作業チームができあがる。一人に作業負荷がかからないよう、あるいは作業を一人で抱え込まないよう気をつけている。",
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},
{
"title": "上司の裁可",
"description": "作業の仮完成時にはとりまとめ担当、秘書官長、必要であれば宰相の裁可を仰がなければならない。また、作業中に不明点が出た際、自分だけで判断せずに同様のルートで相談することも大切である。",
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}
],
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},
{
"title": "高い事務能力",
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{
"title": "広報",
"description": "宰相が発する声明や公布はもちろんのこと、宰相府として発表する政策発表、場合によっては宰相府が出すCMまでの広報を担当している。声明発表や政策発表はいいんだが、CMになると企画からやらないといけないので結構大変という噂がある。",
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},
{
"title": "スケジュール管理",
"description": "宰相が何時に高官と会合を開くとか、面会の管理などのスケジュール管理も秘書官が行っている。秘書官に相談なくスケジュールがいきなり変わっている事もあるので、本当に気が抜けなくて大変な作業である。",
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},
{
"title": "宰相への取り次ぎ対応",
"description": "担当秘書官(ルーチンでみんなで決めている)が、宰相に取り次いでほしい案件やアポイントメントを取りたい面々の対応窓口になり、スケジュールの中に割り込ませたり質疑をまとめたものを宰相に出し、それの返事をもらって担当者に返答したりと窓口対応する業務。担当者には多方面から一斉にメッセージが飛び込んでくる。結構大変。",
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},
{
"title": "書類チェック",
"description": "秘書官では様々な書類を扱っており、それが規定の書式に沿って記述されているか、誤字や事実と異なる記載がないか等をチェックする。\n曖昧な点は資料に当たったり、他の者に聞いたりして確認し、必ずダブルチェックが入るような体制を引いて書類チェックをしている。チェックがメイン仕事の日も少なくない。",
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},
{
"title": "物品手配",
"description": "宰相府藩国をハブとした帝國各国間の輸送の手配や、帝國軍を含む宰相府藩国を母体とする各軍の資源消費処理、それらのための事前の輸送手配を一手に引き受けていた。",
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},
{
"title": "資料整理",
"description": "入国管理から宰相府政策から秘書官室の備品予算表まで、ありとあらゆる書類を系統立ててまとめて整理することも業務の一つである。\nきちんと整理することで、後日参照したい資料をすぐに取り出すことが可能となる。",
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},
{
"title": "クロスチェックの重要性",
"description": "人間誰でも一人で作業をしていると抜けや間違いを起こすものである。秘書官は仕事の完成前にかならずクロスチェックの行程を挟む。これは任命初期からたたき込まれる職業的習慣とも言えるが、実際にミスを事前に発見修正して助けられることもしばしばある。",
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},
{
"title": "吏族出仕資格",
"description": "秘書官は高い事務処理能力をもち、秘書官のまま吏族出仕も可能である。事務方の仕事に責任感をもってあたり引き受ければきっちりこれを成し遂げることから、宰相だけでなく尚書、藩王会議からの信頼も厚い。",
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},
{
"title": "編成事務能力",
"description": "東方有翼騎士団を含む、さまざまな宰相府藩国部隊の編成が必要になった際、この編成を行うのはもちろん宰相府秘書官であった。宰相と秘書官長により決定された編成方針に従い、あるときは燃料掘りのための藩国部隊、あるときは治安維持のためのチップボールを使用する歩兵部隊、とさまざまな編成が行われるため、秘書官各位に対して、主編成スキルとクロスチェックのための編成講義も行われた。",
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}
],
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},
{
"title": "戦闘部隊としての秘書官団",
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"children": [
{
"title": "東方有翼騎士団",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "宰相秘書官の異なる側面",
"description": "宰相直属の騎士団であり、第二騎士団まである。宰相の秘書官を勤める者たちで構成されるため、秘書官団と言う方が一般には通りがいい。本来は事務方を担当するはずの秘書官だが、その業務は「宰相の補佐」であるため必要に応じては戦場に立つことも有る。 ",
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},
{
"title": "参加資格",
"description": "宰相の秘書官および秘書官に率いられる宰相府藩国の猫士のみで編成される。宰相府藩国の犬士は他藩国から出向してくる犬士を受け入れる帝國軍に編成することが多く、秘書官部隊もとい東方有翼騎士団には猫士が配属されるのが慣例であった。",
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},
{
"title": "指揮系統",
"description": "母体を宰相府藩国におき、騎士団長は秘書官長が務める。作戦上、同じ宰相府藩国を母体として編成される帝国軍の指揮下に入ることもあったが、あくまでも秘書官団として宰相に帰属するものである。",
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},
{
"title": "出撃制限",
"description": "本来は軍事組織ではないため、内紛には出撃できない。また、出撃は秘書官としての公務の範囲内であり、冒険に赴くことは許可されない。",
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},
{
"title": "秘書官団の出撃",
"description": "秘書官団の出撃といえば、秘書官団専用機フェイクトモエリバーによる宇宙偵察作戦、またはルージュの戦いでの秘書官機編成に端を発すると言えよう。この頃、護民官出撃にあわせて秘書官団も支援のために秘書官外からも人員を募りながら出撃するという出来事もあった。そのような出撃実績から、宰相府で常時出撃可能な編成を用意するという意図の元、東方有翼騎士団が設立されることとなった。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "編成実績",
"description": "先に述べたようないきさつで設立された東方有翼騎士団はT10から、第二騎士団はT12から、I=Dによる火力編成、治安維持のための歩兵編成、低物理域でのオペレート編成などさまざまな作戦のために編成され続け、出撃した秘書官たちは実戦経験を積み上げていった。",
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},
{
"title": "白い機体",
"description": "帝國軍の制服の黒、藩国国軍の制服の緑に対し、秘書官団こと東方有翼騎士団は白という色に象徴される。秘書官正装の白であり、初期配備となったフェイクトモエリバー2および3も秘書官団に配備されるにあたって白い機体に塗装された。",
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}
],
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},
{
"title": "索敵運",
"description": "秘書官団が、休暇として専用の冒険を開示してもらい、意気揚々と出掛けてみると2回の出撃で2回とも敵にぶちあたり(セプテントリオンの基地を見つけたとか、よくわからないけどやばそうなドームを見つけたとか)運がいいのか悪いのか…、ということがあった。索敵運というと多分いいほうになる。",
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},
{
"title": "部隊指揮",
"description": "部隊として出撃するからには、部隊指揮をとって戦闘を戦い抜かなければならない。秘書官団に編成されるとそういった場面にも直面する機会が増える。",
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}
],
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},
{
"title": "家庭的能力",
"part_type": "group",
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{
"title": "職場清掃",
"description": "元々、宰相府藩国では国民の存在を認めていなかったこともあり、秘書官は職場において身の回りのことを任せられる者がいなかった。たとえば、清掃である。山積みの資料と、数多の書類が飛び交う部屋に他の者を入れられるのか、という別の問題も存在する。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "簡単な料理",
"description": "宰相府内から出ずに食事をしようと思うと、キッチンで作るか弁当を持ち込むくらいしかない。その事情は宰相も同じで、宰相の食事を秘書官が作ることもある。",
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}
],
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}
],
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},
{
"title": "宰相の手ほどき",
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"children": [
{
"title": "剣の手ほどきを受ける",
"description": "宰相から剣の手ほどきを受けたことがある。奇妙なぐにゃぐにゃとした動きで、それでも不思議なほどこちらからの攻撃ははじかれて通ることがなかった。その動きを思い出すことで少しだけ防御技術が上がった。",
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},
{
"title": "魔法の手ほどきを受ける",
"description": "宰相から魔法の手ほどきを受けたことがある。それは本当に小さくつぶやかれた呪文と、そこから生まれた可愛らしい小さな光。受け取ったら消えてしまったが。それ以来、見えなかったはずの魔法というものが見えるようになった。魔法についての知識も少しだけ教わった。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "手ほどきを受けた者",
"description": "当然ながら、この剣技の教えと魔法の教えは宰相から直接教わった者だけが知るものである。秘書官にのみ許された知識であるらしく、秘書官を辞したかつての同僚に尋ねてみたところそんな手ほどきを受けたこと自体を記憶していなかった。\n",
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}
],
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},
{
"title": "宰相の娘(職業)",
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"children": [
{
"title": "娘の『身分』",
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"children": [
{
"title": "秘書官の別名",
"description": "元は厳父であった宰相は、しかし娘ラブを公言してはばからなかった。宰相にとってニューワールドの女性はすべて我が娘であるが、しかし、それでも宰相の娘といえば秘書官の別名のことである。宰相はその政治ゆえに恐れられており、その宰相の娘といえばこれもおっかないと思われている宰相府の女たち、すなわち秘書官を指すのであった。ちなみに宰相の娘の子は宰相の孫である。",
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},
{
"title": "出仕可能",
"description": "宰相の娘、と(公的に)呼ばれるには秘書官の職歴が必須である。秘書官を辞めても宰相の娘であった者は宰相の娘と呼ばれ続けるし、宰相の許しを得て、秘書官として宰相府に出仕することが可能である。",
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},
{
"title": "娘であること",
"description": "宰相の娘は秘書官という職名と同義であると言われるが、秘書官すべてがすなわち宰相の娘を名乗るわけではない。「娘たち」の中でもとくに父の恩を感じそれに対する感謝をつねにもち、口に出して父と慕った者が自ら宰相の娘であることを認めるのである。\n男性も秘書官であることから娘と名乗れなくもない、らしい? おそらく宰相にとっては息子は厳しく鍛えるものであろう。",
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},
{
"title": "宰相の許可証",
"description": "宰相から渡された許可証を持ち歩いている。わんわん帝国の紋章を象ったそれは上質な革のケースに収められており、求められるとポケットからさっと取り出して見せることができる。\n",
"part_type": "part"
},
{
"title": "国賓待遇",
"description": "宰相の娘がその身分を証明するものとして宰相の許可証を出すとき、見せられた者は彼女を国賓待遇として遇することになる。また、それを示すことで宰相府の中で普段は貴族、華族にしか解放されていない高級区画すなわちハイマイル区画にも入ることができる。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "父との絆",
"description": "宰相と血のつながりはない。だが、 父は娘を思い、娘は娘であることを選んだ。たとえ秘書官を辞めて遠く離れても、それは変わらない。",
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}
],
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},
{
"title": "パイロット適性",
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{
"title": "搭乗訓練",
"description": "宰相の娘は、東方有翼騎士団の一員としての出撃するために、宰相府が保有する機体(宰相府開発とは限らないが)への搭乗訓練を受けている。宰相の娘とは花園の花ではなく、宰相の剣となる者でもある。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "出撃経験",
"description": "宰相の娘は実際に、灼天、クエスカイゼスなどの大型機体からチップボールという歩兵用I=D、輸送機であるドッグバッグまでさまざまな機体を乗りこなす姿が目撃されている。",
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},
{
"title": "父の愛",
"description": "宰相の娘は、宰相府の機体をなんでも乗りこなす、と言われている。これはもちろん訓練や、経験など各自の努力の結果でもあろうが、娘ラブの宰相が娘用に機体をチューニングさせて(あるいは、して)いるのかもしれない。",
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}
],
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}
],
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},
{
"title": "秘書官正装",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "純白の礼装",
"description": "通常の秘書官制服はグレーの濃淡の上下であるが、式典などには上から下まで白一色のこちらの礼装で参列することになる。ぱりっとして大変立派に見える。",
"part_type": "part",
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},
{
"title": "装飾性",
"description": "普段の秘書官制服が実用一辺倒でむしろ目立たないことを目指した地味なものであるのに対して、正装ともなると、式典への参列など公的な場に出る宰相のそばに控えるため、やや派手な礼装となっている。",
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},
{
"title": "帝國のVIPと話すことができる",
"description": "秘書官正装は宰相の補佐としての身分を保障するため、着用していれば帝國陣営のVIPにも会談を申し入れすることができる。皇帝への謁見願いも出せるがもちろん些事で行うものではない。",
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},
{
"title": "秘書官でなければ着られない",
"description": "当然ながら宰相府秘書官のための礼装であり、貸与されているものである。各人にあわせて採寸されて個人用に作ってもらえるものではあるが、秘書官の職務を離れているものが着用することはできない。",
"part_type": "part"
},
{
"title": "脱いだら可憐",
"description": "公的な場に秘書官が列式するのは宰相ほかVIPの護衛を兼ねるためであり、有事の際は反応できるよう秘書官は日頃から白兵体術を身につけるよう指導されている。脱いだら可憐はスローガンであり、実際にウォードレスの上に正装を着ているという意味ではない。",
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}
],
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},
{
"title": "秘書官夏服",
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"children": [
{
"title": "涼しさも実用性のうち",
"description": "西国であるところの宰相府はとにかく暑いため、活動性をあげるために秘書官にも夏服が用意されている。当初は用意されていなかったが新しく人間の秘書が採用されたあと支給されることになった。",
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},
{
"title": "夏らしいデザイン",
"description": "夏服はやはり見た目にも涼しさをもとめて、白基調、半袖、ポイントデザイン(肩章、襟、袖口など)に紺色が配された非常に夏らしいデザインとなっている。女性用はタイトではなくフレアのワンピースとなっているが、これは動きやすさと快適さを求めた結果である。男性用は半袖シャツと足にまとわりつかない布地のスラックスになっている。明るい雰囲気で、秘書官のイメージを一新するものと言える。",
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},
{
"title": "仕事効率の向上",
"description": "夏服に着替えたことで秘書官たちの仕事効率はさらに向上した。対外的に受付などを行う場合にはグレーのスーツを着ることもあるが、裏に回ると夏服で身軽にきびきびと動き回っている秘書官の姿を多く見ることができる。",
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},
{
"title": "秘書官限定",
"description": "当然ながら宰相府秘書官のための制服であり、貸与されているものである。各人にあわせて採寸されて個人用に作ってもらえるものではあるが、秘書官の職務を離れているものが着用することはできない。",
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],
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{
"title": "名医",
"description": "Default Root",
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{
"title": "高度なインフォームド・コンセントの形成力",
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{
"title": "礼儀作法(医療",
"description": "医師は患者に「先生」と呼ばれることが多いが、当然無条件に医師へ敬意を払うわけでも、信頼を持っているわけでもない。\nしかし患者が自身にとって一番良い治療を選ぶには、医師と患者互いの信頼が必要不可欠である。\nその入口として相手を慮り、話しやすい雰囲気を醸成する礼儀作法は医師にとって大事な能力である。\n",
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},
{
"title": "医師に求められる外見",
"description": "第一に清潔さである。この場合実際に清潔であることはもちろんのこと、医療知識のない患者からみて「清潔そう」に見えることが重要である。\nよく洗濯されシミ一つない白衣を身に着け、医師自身も清潔そうにまとまった外見をしていることは、医師と初めて面談した患者の安心材料の一つになる。\n余談であるが、患者を安心させる他の要素として威厳があるが、主に年齢によるものが大きい。だから若い医師は(議論はあるが)ヒゲを生やしてみたりするのである。\n",
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},
{
"title": "正確な診断力・検査力",
"description": "高度なインフォームド・コンセントを形成するためには、前提として、良い説明をするための土台が必要である。\n医師にとっては患者の現在の状態を正確に把握していることは具体的な治療法や代替治療の説明に絶対必要である。\n余談ではあるが、これらの正確な診断にレントゲンなどの検査が必要である場合、検査の必要性を説明するのもインフォームド・コンセントである。難しい。",
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},
{
"title": "ムンテラ力",
"description": "ムンテラ(むんてら)とは、病状説明のことである。ドイツ語のMund「口」+Therapie「治療」を組み合わせた単語。\n患者にとってみて、説明を受けた上で自由に治療法を選択することが望ましい。\n望ましいのだが医師にとってみて、その患者に選択してほしい治療は当然ある。これが患者の価値観や知識と一致しているとは限らない。\n医師に必要なのは「正確に」病状の説明をし、「正確に」各治療後の予後を説明する力である。\n治療法選択の自由を尊重することと、説明の不足で患者にとって不利益な選択をすることになってしまうことは別である。\n敬意と具体的でわかりやすい説明力は医師に必須の能力である。",
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},
{
"title": "最新医療知識の維持",
"description": "正確な診断と十分な説明がなされた後、高度なインフォームドコンセント形成に必要なのは患者の納得である。\n納得するためには患者からの質問が必要であり、中には巷で評判を聞いたエビデンスのない治療法もある。これをきちんと否定し患者を危険から守るには常に最新の知識が必要である。\n何をかいわんや当然診断にも説明にも治療にも必要なのだ。医者は一生勉強!\nこれができなければ他全ての要素の信頼性が弱まり、高度なインフォームドコンセントとは言えなくなる。",
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{
"title": "鋼の心臓(医師)",
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{
"title": "動揺しても態度に出さない。",
"description": "医師も人間である以上ヒューマンエラーは必ずある。1件の重大なミスには29件の軽微なミス付いて回り、その周辺にはミスにならなかったもののミスになってもおかしくない直前の例、つまりヒヤリ・ハットが3000件存在している。ミスを起こしてはならないが、ヒヤリ・ハットな例に直面した際に動揺を表に出すことは患者にとっても不利益となる。\n予防を十分に行った上でも起きてしまうヒヤリ・ハットや軽微なミスは適切にリカバリーされるべきで、患者が求めているのは落ち着いた医師である。「あっ」「しまった」とは思っても絶対に態度に出してはならない。口に出すのは最悪だ。",
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},
{
"title": "経験と実績から発生する自負心",
"description": "ミスに限らず、医療は人体を相手にする職業である以上、偶発的事故も起こりうるし、治療の結果も100パーセント思った方向に進むとは限らない。感染症の治療後体力の問題で治癒に時間がかかることもあれば、外傷の治療後安静をよく指示したにもかかわらず暴れて悪化させてくる患者もいる。これらのことが起きた時に「大丈夫ですよ」とはっきりみ行きれるのが自負心である。実際に近似の例を経験しているからこそ、知識として知っているからこそ、そして実際に自分の手でリカバリーしたことがあるからこそはっきり言い切れるのだ。この自負心の醸成には医師として誠意ある治療を多数実際に行なっている必要がある。",
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},
{
"title": "強い自制心",
"description": "患者が求めているのは落ち着いていて、かつ精力的に働く医師である。私事で何があろうと不機嫌さや悲しさを患者に伝えてはならない。患者さんは細やかな動作や声色に出る雰囲気を必ず感じ取る。\n当然どのくらい疲れているかも患者さんにはなんら関係ない。つねに安定して親切で真面目でよく説明してくれる先生こそが名医だ。\n実は患者さんが大事にしているのは手技の早さではないことを知っておくべきだ。",
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],
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},
{
"title": "医師の腕力",
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{
"title": "うなされるほどの練習",
"description": "治療の手技であるにしろ、滑らかな説明や表情作りにしろ、練習でできない人間が本番で安定して成功できるはずがない。\n緊張するのだ。予想外のことが起こるのだ。ささいな手違いでさらに緊張するのだ。地震が起きるかもしれないのだ。患者を安心させる落ち着いた医者でいたければひたすらに練習するしかない。練習が短い睡眠時間に出てくるほどだ。",
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{
"title": "無駄のない手技",
"description": "名医の治療は早い。\n何がはやいのだろうか。手の動きが速いわけではない。無駄が切り落とされているのだ。練習で何千回と繰り返した動作が、医師となってから臨床で繰り返した手技が名医の手技を早くしている。そこに生まれた余裕に丁寧さと工夫を加えることもできる。早さが命の手技ではもちろんのこと、それ以外でも治療の予後を良い方向へ動かす力となる。",
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},
{
"title": "瞬時判断",
"description": "どの仕事でも言えることだが、例に漏れず医師の仕事も判断の連続である。救急の患者が搬送されてきた時、また目の前で人が倒れた時、治療中不可避の大出血があった時。名医は自分の専門で即時に結論を出す能力がある。これは毎日の診療経験と勉強の反復が、呼吸と同じように最適な治療を教えてくれるからである。",
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{
"title": "医師(現代版)(職業)",
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{
"title": "現代医の能力と技能",
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{
"title": "人体への理解",
"description": "医師として病気や痛みを理解するには、まずからだの正常な状態を知らなければならない。正確な人体の組織と生理への理解は医師として人を助ける原動力となる。",
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},
{
"title": "基礎医学の心得",
"description": "人体への理解を基本として、微生物学、生化学、病理学、薬理学を医師は学んでいる。これらの学問を一定レベルで修めていることは、病気の診断と治療を行う上での重要な基本となる。\n",
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},
{
"title": "地域医療の実地実習経験",
"description": "医師は医学生である間に、患者さんがまずかかる一般医や家庭医での現場を知るため、地域での医療実習を行っている。医療現場での活きた経験を感じ、患者さんとのコミュニケーションの基礎を学んでいることは医師としての必要な能力の一つである。",
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{
"title": "清潔操作と基本的医療手技修得",
"description": "医師として医療に関わるため、臨床で実習を行う前に最低限修得しておくべきなのが清潔操作である。\n清潔域と不潔域の理解と、実践を行うこと、習慣をつけることは予想外に難しい事であるが医師として必要不可欠な要素である。",
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},
{
"title": "一次救命処置能力",
"description": "医師には、緊急時に危篤の患者に出会った際には救命の機会を維持し続ける能力が求められる。\nこの基礎的な救命処置はABCと省略される生命維持に必要な処置と、AED(自動体外式除細動器)が周辺にあった場合に使用できる能力を指す。\n救命処置のABCはA=Airway、つまり気道の確保。B=Breathing。つまり呼吸のことであり、自発呼吸がない場合は人工呼吸が必要となる。\nC=Circulation。循環であり、一般で言う心臓マッサージで血液の循環を確保することである。近年では動作に対する誤解をなくすため、胸骨圧迫と定義されている場合もある。",
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{
"title": "患者とのコミュニケーション能力",
"description": "医師とは人を相手にする職業である以上、職務上必要な情報を取得するためには患者との信頼関係の構築が不可欠である。\nこのため最低限の礼儀作法に加え、平時、緊急時双方で効率よく必要な医療情報を取得できるような質問法、話術を修得している必要がある。",
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},
{
"title": "臨床実習で得た臨床医としての能力",
"description": "医師は知識の積み重ねだけではなく、実際に現場で患者さんを相手にすることでしか得られない臨床医としての能力が絶対に必要である。\n患者と指導医の協力によって獲得できる、内科系、外科系、病理系、社会医学系など臨床医学の全ての分野に関して通常一年を通して修得される。\nいわゆる臨床実習で得られる知識、見識、経験は医師として最低限必要な能力の一つである。",
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},
{
"title": "共通試験・国家試験を合格する能力",
"description": "一般的にどの国でも国家によって医師として必要最低限の知識と技術、倫理を持ち合わせているかの試験が行われている。\nこれに合格することは、医師として最低限の能力を修めていることの社会的指標となり、これにより発光される医師免許を持たなければ、医師として人と関わることは許されない。",
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},
{
"title": "臨床研修で得た経験",
"description": "一般に医師免許を取得した後は指導医の元、単独で医師として医療行為を行うに足る能力があると認められるまで、臨床研修を行う必要がある。\n臨床研修で涵養しなければならない能力は国が定めており、これを修めることで初めて医師の最低限度が満たされる。",
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},
{
"title": "6年間の医学生生活",
"description": "医師になるためには、防衛以下大学医学部を持つ大学に入学し、6年間医師として必要な知識、技術、倫理観の涵養を行う必要がある。\nこれは国家試験の受験資格として必要な条件の一つとして、定められた大学で医学の正規の過程を修めて卒業した者として定められているためであり、\n同時、一人の人間が医師として成り立つまでに必要な期間なのである。\nなお、例外として他国ですでに大学を卒業し、医師免許を取得している場合は、当時国で医師として必要な知識と技能を修めていると認定された場合は国家試験の受験資格を与えられる。",
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},
{
"title": "医師の心得",
"description": "Default Root",
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{
"title": "医療関連ルールを遵守する",
"description": "医師として定められた法を守ることは医師の倫理の最低限度である。ルールで定められたことを守ることは、医師として活動するために最低限必要な要素の一つである。",
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{
"title": "生涯を人道に捧げる誓い",
"description": "医師として活動することは人を助けるため、人体に手を加えることである。治療は人に危害を与えかねないことを忘れず、人への貢献に人生を費やすことを誓わなければならない。医療の怖さを知ることが医師の第一歩である。",
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{
"title": "患者へ尽力する誓い",
"description": "医師は患者の健康を一番の関心事として考え、診療で信頼され、打ち明けられた、明らかになった患者の秘密を尊重する。これを遵守することが医師という職業への信頼につながる。",
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{
"title": "公平で公正な治療行う誓い",
"description": "医師は年齢、疾患や障害、信条、民族的起源、性別、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位、その他いかなる他の要因の斟酌であっても、医師の職務と患者との間に干渉を許してはならない。患者自身、と医師という職業に常に真摯に向き合うことは医師を医師たらしめる重要なファクターである。",
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"title": "人命尊重の誓い",
"description": "医者は人命を最大限尊重し続けるべきである。たとえ脅迫の下であっても、人権や市民の自由を侵害するために自分の医学的知識を使用しないと誓う。これは医者としての誇りとなり、医師の精神を支える力となる。\n",
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{
"title": "医師という職業への誓い",
"description": "医師としての心得を守り続けた恩師たちへ、尊敬と感謝を忘れず、先人が守り続けてきた医者という職業の社会的立場と名誉、伝統を堅持しつづけようと誓う。これは自身の能力への驕りを戒め、先人や同僚医師から学び続け、信頼を維持しようと努力する力となる。",
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最終更新:2017年08月23日 10:14