小オメデス彗星衝突

※編集中のため、意見等はスラックにて

概要

小オメデス彗星衝突（カナロア・インパクト）とは、古代後半の53世紀初頭にカナロア大陸地域を一帯を中心に襲った巨大隕石衝突のことである。
オメデス彗星（周期2300年前後）が、4210年にヤーディシアのロシュ限界に達して大オメデス彗星と小オメデス彗星の二つに分裂し、後者がカナロア大陸中央地域に落下した。
カナロア全土はもとより、北グラニツァ、西シンガの一部にまで衝突に伴う衝撃波と津波が及ぶという有史最大級の隕石衝突となった。衝撃波はヤーディシアを十周もしたとされ、遠く離れたタヴェリア大陸でも強風を観測した。ヤーディシア全体を塵が覆って気候を寒冷化させ、完全回復したのは30世紀の終わりである。
この教訓から最も影響を受けた文明国家の一つである韓王朝では耐寒性の穀物の開発が促進されるようになり、後年のヴィスヴィオ大噴火や嶺頭山大噴火では、影響を受けつつも凌ぐことができた。
彗星の名の由来は有史上の当該彗星の初観測者である古代ヤード帝国の天文学者オメデスの名から。