カスレフティス家

概略

カスレフティス家とは、ユルキア王国の王室。
古代においてへファイスティオン王3世とユルキア人奴隷妃の少女との間に産まれた王子の子孫による系譜を有する一族。つまり、古エィルファ人とユルキア人との混血。
カスレフティスとは、古エィルファ語で『鏡』を意味する。鏡は古代においては信託を得る神器として特に信仰に欠かせないものであり、アクニティディアの中心に造られた大神殿の祭壇にも鏡が置かれていた。このため、妃として迎えられた奴隷としても、特にへファイスティオン王3世に寵愛を受けて王自身の傍に置かれていたことが窺える。
虹彩異色症であったへファイスティオン3世は銀と金のオッドアイであり、〝一眼は凍える月星の白銀を、一眼は灼ける太陽の黄金を抱く〟と例えられ、まさに砂漠の王としての象徴とされた。その形質は当然にカスレフティス家一族にも受け継がれ、現代まで発現し続けている。
しかしながら、奴隷として酷使された歴史から、ユルキア人にとってのへファイスティオン3世への感情は憎悪に満ちていることから、銀と金のオッドアイは忌避され、生まれながらにして虹彩染色を施術される。
円十字教への信仰を捧げつつも、失われた古エィルファ人の信仰の唯一の伝承者でもある。

名簿
続柄 名前
長女 キロタ・エソルハ・アストラプスィテ=カスレフティス
次女
三女
エソルハ・ピーシ・エレーヴナ=カスレフティス
アストラプスィテ・ダーネイ・カラ=クセロスフィーリ

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最終更新:2019年05月01日 22:18