大妖精(マギウス)

 

■大妖精(マギウス)(2016/4/8 キャラクター紹介)
 

希望世界においての大妖精を指す種族。
妖精は、かつて希望世界で起きた戦争で多くが死んだが、崖の街(第八話)でも
生き残っている。「大」とどう違うのだろうか。

●対象
スルガさん


大妖精は、絶技使いとも呼ばれていたようだ。かつて希望世界を支配していた支配種族であるという。
その力はである大規模破壊絶技は呆れるばかりの威力である。しかし彼らは希望世界の浜松の長老によると
特に得ることもなく死んでいったらしい。 力を持っているからって賢いとは限らないとはハママツさんの弁。

ー大妖精とも絶技使いとも言われるかつての支配種族の力は、あきれるばかりだった。
それでいて長老によると、特に何も得ることなく死んでいったらしい。不毛、としか言いようがない。
綺麗な円弧を描く海岸で佇み、力を持っているからって賢いとは限らないのね、とハママツは思う。(第四十二話)

大妖精は体に結晶化した部分を持っているという。

 

■関連項目

絶技使い  戦闘騎


■スルガ編

かつて、半巨人=大地巨人(メガデウス)は、建築用として大妖精によって作られたようだ。

大妖精からは、大妖精は、人間よりも上位種族の認識である。

絶技使い(大妖精)を倒せるのは絶技使いのみである。
それは、何重もの障壁を持ち、致命傷の傷をも癒す絶技を自動詠唱するからである。

絶技で子孫を残すという。 

大妖精は、人間とは寿命差があるようだ。

窓を開いた猫の歌は、大妖精も知らないという。
知っているのは、トヨタさんくらいなのだろうか。

大妖精であるスルガさんは生まれる時に、なにかしら焼き付きと呼ばれるものを受けているようだ。
記憶に関係するものだろうか。

現在、生き残っている大妖精は、戦争に勝った者達ではない。
戦争をしようとせずに領地を守って逼塞(ひっそく)し、戦略的価値がなかったところが生き残っている。

スルガさんはそう言った事情から
戦争をしないことで利益を得たものは、簡単に自分の成功体験を捨てようとはしないと考えている。


 


■根拠ログ

不自然なくらい、形の整った海岸沿いに移動している。不自然というか、かつて大規模破壊絶技が使われた後だろう。
大妖精とも絶技使いとも言われるかつての支配種族の力は、あきれるばかりだった。
それでいて長老によると、特に何も得ることなく死んでいったらしい。不毛、としか言いようがない。
(ハママツ編 第四十二話)

ー大妖精特有の結晶化した部分をもっていない、ただの人間に見える。(第四十三話)

おそらく戦争前は、大妖精が領主をしていたと考えられるが不明。

ーただの人間の領主というのは、戦争前なら考えられなかった事だ。(第四十三話)


■スルガ編


かつて建築用に作った種族、大地巨人の女が屋根の上から睨んでいる。(スルガ編 第十七話)
相手はただの人間なのに上位種族である大妖精が当てられないでいる。(スルガ編 第二十四話)


スルガさんは何の感想も持たなかった。恐ろしいのは自分と同じ大妖精族。
ただそれのみ。何重もの障壁を持ち、致命傷の傷をも癒す絶技を自動詠唱する関係
で、絶技使いを殺せるのは絶技使いだけというのが希望世界の軍事常識だった。

その湯気を見上げて、スルガさんは小首をかしげた。絶技で子孫を残す大妖精族、
ついでに花も恥じらう12歳にとって、ヌマヅさんの行動はスルガさんの予想範囲の遥か斜め上だった。
想像力が追い付かないともいう。
(スルガ編 第四十話)

「10年かかる事を5か月でやるのだから凄い、ということですよ」
人間の10年は大妖精の100年くらいだから、実のところ修行にかけた時間という意味ではあまり変わらないかもしれない。
イワシミズは分かってないのか、踊っている。(スルガ編 第四十四話)

でもそんな絶技を使えば領主であるスルガさんにすぐ分かるはず。
それに、そもそも”扉”はさておき”窓”なんて中途半端な絶技は大妖精も知らない。
スルガさんも生まれる時に焼き付きを受けていなかった。
(スルガ編 第四十九話)

「大妖精としては、戦争はしないし、他都市にちょっかいを出すこともないでしょうね」「なんでそう言い切れるんだい」
 「今生き残っている大妖精たちは戦争に勝った者たちじゃないもの。
 戦争に参加しなかったから生き残ったというべきかな。
 戦争をしようとせずに領地を守って逼塞して、さらに戦略的価値がなかったところが生き残っているの。
 戦争をしないことで利益を得た者が、そんなに簡単に自分の成功体験を捨てようとはしないと思うけど」
(スルガ編 第四十九話)

最終更新:2017年02月24日 12:02