ARCを実際にやってみたい方へ


更新履歴


  • 2020/08/07
コメントプラグインの追加

  • 2019/12/30
「バトルにおいて気を付けておきたいこと」記載情報欄更新

  • 2019/05/31
「バトルにおいて気を付けておきたいこと」に記載情報について追記

  • 2018/06/09
「デッキを用意しよう」に各種診断を追加




はじめに


このページに来たということは、あなたは作品内に綺羅星のごとく輝くキャラたちのように、ARC で語り合いたいと思っていることだろう。
現在有志たちの間で、LimeChat 2 というIRC(チャットツール)を用いて実際に ARC バトルが行われている。
ここでは、LimeChat 2 の導入から、IRC での ARC バトルをどうやって行うかまでを説明する。
願わくば、あなたがよき語り合いに巡り合わんことを。




IRC を利用する上での注意事項


IRC を導入する前に、以下の注意事項を必ずお読みください。

1. カードゲーム「ARC」、およびその派生作品は、根の人 ◆aeGKBk1TiE が著作権を保有します。
2. 根の人のスレ、および「やる夫板のシェルター」内のスレにて IRC 内での話題・結果・感想・実況・中継は行わないでください。
3. IRC 内で行われる ARC についての感想・実況などは、IRC 内の雑談部屋にて行ってください。
4. デッキビルド、時間の都合、処理の手間等で参加できない人にもご配慮をお願いします。
5. 対戦内容を根の人のスレで使うかもしれません。ご了承ください。
6. IRC の内容でシェルターへ悪影響が生じた場合、根の人による突然の改善、或いは廃止があり得ます。
7. 6. での悪影響とは 2. やプレイングやプレイ中の揶揄など悪質性を含みます。
8. 根の人が開設した部屋、或いは許可した部屋以外でのバトルを禁止します。
9. おしりはいいもの。
10. ルールを守って楽しくバトル! マナーもね!



バトル・雑談ログをとる際には


「編集」→「ログをファイルに保存」から、チャットログをテキストファイルに保存することができます。
ログを Wiki に張る場合には、以下に必ず目を通しておいてください。

ログが流れないように注意

IRC でのバトルは、プレイマットを何度も貼り付けるために行数が膨大なものとなります。
最初のほうのログが流れてしまわないよう、ログはこまめに保存しておくのがよいでしょう。

【重要】IP アドレスの非表示

バトルが始まる前に必ず設定画面の表示テーマ → メッセージ → 詳細から、「Join」「Part」の ○ を全て消してください。
こうすることでチャットからメンバーの入室時の IP アドレスが消えます。
ログを Wiki に張る際には、IP アドレス表示がちゃんと全て消えているかどうかよく確認してからにしてください。

ちなみに、同じページの「Nick」「Quit」の ○ を消せば、メンバーの退室・名前変更表示もなくなります。
お好みで設定してください。




LimeChat 2 を導入しよう


では、実際に LimeChat 2 を導入してみよう。以下にその手順を示す。

1. LimeChat 2 のダウンロード

「LimeChat2」で検索、一番上に出てくるページから、インストーラーをダウンロードしよう。32bit 版と 64bit 版がある。
迷ったら 64bit 版をダウンロードすればいい。

2. LimeChat 2 のインストール

ダウンロードしたインストーラーを実行しよう。
「次へ」→「同意する」→「次へ」→「はい」→「次へ」→「完了」
とボタンをクリックしていけば、インストールは完了だ。

3. LimeChat 2 のセットアップ

次に、LimeChat 2 を使うための設定をしよう。
64bit 版では、インストールの完了と同時に LimeChat2 が起動するはずだ。
32bit 版では、PC の C ドライブの Program Files から、「LimeChat2.exe」を起動しよう。
どちらのバージョンでも、この動作は IRC を新しく起動するたびにやらなくてはいけないので、
「LimeChat2.exe」のショートカットをデスクトップに作ったほうがいいかもしれない。

さて、64bit 版では、起動時に設定画面が開くが、ここで設定しても意味がないのでさっさと飛ばそう。
さあ、LimeChat 2 が起動したはずだ。まずはサーバーの設定をしよう。
左上の「サーバ」から、「サーバーの追加」をクリック。まず「接続」ダイアログが開くはずだ。
設定名は「ARCbattle_room」と入力し、ホスト名は「irc.ircnet.ne.jp (IRCnet)」を選ぶ。
ニックネームは「IF_○○」とするのがルールだ。○○ にあなたのニックネームをいれよう。
以上の入力が終われば、「OK」をクリックしてその窓を閉じよう。
次にチャンネル(部屋)を設定する。このチャンネル内で実際に対戦や雑談をすることになる。
左上の「チャンネル」から、「チャンネルの追加」をクリックしよう。ここでチャンネル名を入力する。
雑談部屋は「#kadanIRC」、対戦部屋は「#battleroom」と「#battleroom2」「#battleroomEx」の三つだ。パスワードは必要ない。
設定は以上だ。

4.チャットルームへの接続

設定が終われば、チャットルームへ接続しよう。
左上の「サーバ」から「接続」をクリック。これで両方の部屋に入れるはずだ。

ここまで準備が完了すれば、いよいよ ARC の準備がすべて整ったことになる。
心行くまで対戦するもよし、みんなで観戦するもよし。
よき語り合いを!

5.コメントページの活用

あれからry海は裂けry大地はry
IFキルにおいて長らくARCの語り合いが行われ、昨今諸兄の日常も変化している事だろう。
ARCは二人で物語る遊びだ。やってみたいが語り合う相手が要る。
そこでこのページにコメント欄を追加させてもらった。もしティンダロスチワワのようにバトルの渇望が湧いたのなら
ここで募集をかけ、日時を合わせるといいだろう



デッキを用意しよう


ARC をするうえで準備すべきものはいくつかあるが、最低限絶対に必要なものがある。
そう、あなたの分身、物語の集大成であるデッキだ。これがなければお話にならない。
自分でデッキを組めるならそれでいいのだが、デッキの組み方なんてわかんない! という人もいるだろう。
そういう人のために、以下に初心者用のデッキを用意してみた。初めてのバトルのお供としてほしい。

+ [ 初めてのデッキ! 勇気編 ]
[ 初めてのデッキ! 勇気編 ]
カード名 枚数
駆け出し勇者 1
凋落の騎士 1
栄光を謳う者 1
先駆けの臆病者 1
自我持つ魔剣 1
鎧通しの職人 1
タフガイ 1
邪悪必滅 1
聖典の法 1
意志の後継 1
ファランクススタイル 1
ヒーロー見参 1
破砕の拳 1
交差する刃 1
アトラクターウィル 1
栄光の突撃戦 1
思い出の場所 1
分かち合う想い 1
戦いの舞台 1
ドクトルペッパー(徳用) 1
銘無しのタバコ 1
真理の防壁【勇気】 1

キル子が初めてバトルしたときに使ったデッキに少し手を加えたデッキだ。
勇気属性で使いやすいカードがバランスよく入っている。
中でも注目は [凋落の騎士] !
高いステータスと、[栄光] のトリガーとなる [反響] 効果により、デッキのエースを担うぞ。

また、貴方の考えたデッキのページも参考になるだろう。

以下にデッキを組む時のルールを張っておく。

• デッキはエゴ 1 枚とその他のカード 21 枚、合計 22 枚
• デッキにレアリティ:レジェンドのカードは 1 枚まで
• デッキに各アルマは 1 種 1 枚まで
• リフレ・コグニは 1 種 2 枚まで投入可能

このルールを守り、自分だけの物語たるデッキを組み上げて欲しい。

+ [ 初心者なりに自分だけのデッキを組んでみたい方へ ]
[ 初心者なりに自分だけのデッキを組んでみたい方へ ]

さて、ここでは「デッキの組み方なんてわかんないけど、自分だけのデッキを組んでみたい!」という人の為に
おおまかな指針となるだろう、なるかもしれない、なるといいな……的な事を挙げていく。
初心者の筆者だからこそ、初心者の方が注意すべき事は挙げていけるつもりだ。
ちょこちょこ加筆されるかもしれない。

1.使いたいカードを決めよう!

デッキを組んでみたいと思った貴方には恐らく使いたいカードや属性、戦術というものがあると思う。
……無い?じゃあ今までの本編での語り合いで特に印象に残ったものがあったりしないだろうか。
そして、それを思い浮かべて……自分もやってみたい!と思わなかっただろうか、いや思うはずだ。
デッキを組むというのは割と頭を使う行為、それを続けるモチベーションとなるのは
使いたいカードや属性、戦術を実際にやってみたいという気持ちだ!
その気持ちを維持しつつ、カードリストとにらめっこして使いたいカードを探してみよう!

2.カード枚数はエゴを合わせて 22 枚!

さて、カードリストとにらめっこしてバランスはともかく大体使いたいカードの選定はすんだかな?
そこで注意してほしいのがARCはエゴを含めて 22 枚のデッキというところだ。
これは良く知られたカードゲームと違い非常に少ない、その分考える楽しみもあるのだけど手慣れてはいない数字である。
よくある問題に、いざ語り合いとなった時にエゴを考慮してなくて1枚多かったり少なかったりする事がある。
相手を待たせちゃうことにもなりかねないので十分注意しよう。

3.レアリティは気にするな!ただしレジェンドは 1 枚な!

IRCや花壇を覗いているとレジェンド無しのデッキやレア無しデッキ等の縛りを入れている人が見かけられると思う。
ただし、それはハッキリいってキツい、ぶっちゃけると筆者はレジェンドはともかくレア無しデッキで勝ち筋構築出来ない。
レジェンドはデッキでたった一枚、しかし強力なスキルやスタッツ(基礎能力の事)を持つカードであり
レアのカードも、特にアルマに顕著だがコモン・アンコモンのカードと比べスタッツや効果が豪華。
つまり、単純に強かったりその属性やネームドとして優秀なスキルを持っているため、初心者にも取り回しやすいのだ。
なので、初めて組むという時は基本的に使いやすい高レアリティのカード達を頼るといい、特にアルマは。
勿論、何事にも例外は存在するが……ね、無我の奉仕者さん!

4.エゴとデッキの主要属性、ネームドは合わせよう!

本編でおなじみの駆け出し勇者ちゃんはスタッツが3/4/3、そして残響でwill+2と非常に癖のないカードだ。
だが、だからといってエゴは勇者ちゃんだがデッキの主要属性が理性だったり、恐怖だったりすると非常に困る。
なぜなら、場に出ているアルマの属性と違う属性のカードはコストが 倍 ! になるからだ。
コスト倍はとても重く、例えば初手でひいたコグニをエゴが退くまでおけない等の事故を誘発することになるし
エスケープにも使え汎用性高いエンディングシリーズの投入が難しくなる。
幸い、エゴ達はその属性やネームドに合った能力やスキルを自前で持ち合わせている。
スタッツや効果だけでデッキと合わないエゴを選択することは出来るだけ避けよう。
え、五色混合?……そぅねぇ……(白目

5.アルマ、リフレ、コグニのバランスはアルマを見ながら調整しよう!

アルマが来なくて場にリアライズ出来ない……リフレ、コグニが来なくて対処や起動が出来ない……
こういう事が頻繁に起こる時、そのデッキのARCのバランスが取れていないという事になる。
ARCではアルマを多めにして事故らないデッキを組んだり、逆に少なくして場の属性を考えないリフレやコグニの枠を増やす等
多彩な組み方がある……が、特に後者の動きは初心者には難しい!
アルマばかり来た場合も、武装化という手段はあれどそれがアルマの本懐という訳でも無し。
その為にデッキのバランスは非常に重要となる、ではどこを見ながら調整すればいいのか……
ズバリ、「エゴを含めたアルマの総数」を見ながら調整すればいい。
初心者が一番気を付けなくてはいけないのは後続のアルマが来ず、ダイレクトアタックを喰らう事。
その為にもまずはアルマの枚数を決めて、そこからリフレ・コグニを決めていきたいところだ。

以下は筆者のエゴを含めたアルマの枚数についての個人的なイメージである。

6以下:少ない  7 8:中間 9 10:多め 11以上:多い

ドローソースが豊富で回転率の高い理性なら少なめの6枚でも戦えるが、搦め手が貧弱だったりアルマのスタッツが高い勇気は9枚入れても良い。
あくまで全体的なイメージなので、少ないor多いにならなければ大体回るはずだ。
ちなみに、初回の手札で引きなおしを考えない場合、アルマが手元に一枚でも来る確率は
エゴ含めてアルマ7枚の時約65%、10枚の時は約83%、どう思うかは人それぞれ。

6、will増加、ドロソ、対処札は良い文明、だけど入れすぎないように!

何事にも必要になるwillを増加してくれるカード、カードゲームには必須とも言えるドローソース、
そして相手のリフレやコグニに対処するカードは出来ればデッキに2枚入れたくなる。
だけど、ARCは22枚という絶妙なバランスで作られるデッキ。
そしてリフレやコグニは攻めの起点となったりいざという時の要だったりする為、限られた枠の中で上記三種に
枠を大幅に取られるとアルマで攻めぬくタイプのデッキでもない限り相当な苦戦を強いられる。
カードゲームは基本的に相手に対処するよりも自分の動きを完遂出来る方が往々にして上手く行く事は覚えておこう。


+ [ 混色デッキについて ]
[ 混色デッキについて ]

ARCには4つの基本属性がある、勇気、恐怖、理性、悦楽だ。
基本的に、初めてデッキを作る人はどれか一つの属性に絞って構築すればそれなりにしっかりとしたデッキが出来上がるだろう。
だが、二つ以上の属性を組み合わせてデッキを作る混色というものがある。基本的に混色は単色よりも構築難易度は上がる。
初心者だけどどうしても混色がやりたいんだ!という人や少し慣れてきたから混色にも手を出してみたいという人たちのために本項を書いた。
参考になったら幸いである

さて、筆者が思うに混色には大きく分けて3つの種類がある。
1.一つの属性・ネームドをメイン、他の属性・ネームドをサブとした構築
2.一枚のカードや、同じ特徴を持ったカード群を基本としたテーマ構築
3.グッドスタッフ
以上、3種類である。それぞれの項に分けて説明しよう。

1.一つの属性・ネームドをメイン、他の属性・ネームドをサブとした構築
恐らく混色において一番想像しやすいだろう。本スレではビリープロがこの類のデッキを使用している。
一言でいうと、基本はメインに置いた属性で戦い、サブ属性でサポートするデッキだ。
例としては、勇気アルマのパワーで戦い理性の回転力でサポートする
恐怖で相手の行動を制限し悦楽や勇気で突破力を補うなどといったデッキだ。
このデッキを作る場合は、各属性、各ネームドの特徴を知らなければならない。
以下にそういった特徴や、メイン、サブどちら向きかなどを記した。

勇気
高スタッツなアルマが多い属性。カードパワーで正面突破していくのが基本。
  • [ヒーロー] メイン〇 サブ△
高APのアルマを多く抱えるネームド。最大の特徴は、破壊時に武装化アルマをコスト0として手札に戻す能力[伝承]だ。
だがこのネームドは一部を除いてアルマのコストが高いものが多く、リフレ、コグニも[ヒーロー]サポートに特化している。
他属性の低コストアルマを伝承化して手札に加える[無天一流の武人]や武装化で伝承を付与する[自我持つ魔剣]など、一部アルマはサポートに使える。
だが総合的に考えるとサブとしてサポートにはあまり向かない。混色するならメインがお勧め。
  • [栄光] メイン〇 サブ×
高RPのアルマを多く抱えるネームド。勇気コグニが自サブサークルにあるとき発動する能力[聖域]が特徴。
強力な効果を持つコグニが多く、展開するだけで場を制圧、蹂躙できることもある。
だがそういったコグニは基本的に[栄光]に特化している。
リフレは聖域効果を使わない前提でもそれなりに使えるので、混色に一考の余地があるかもしれないがお勧めはできない。
総じていうと、やはりこのネームドもメイン向きでサブには向いていない。
もし、メインに置くならサブにはコグニをサポートするカードなどを入れてもいいだろう。例としては悦楽[博徒]の[命知らずのイカサマ士]などだ。
  • [Nネームド] メイン〇 サブ〇
勇気はNネームドには一枚で盤面を動かすカードが多い。
例えばお互いのアルマを破壊する[交差する刃]や武装化でRP+5できる[タフガイ]など。
よってそのカードパワーでメインに置くのもよし、突破力を補うためにサブに入れるのもよし。
ただし、難点はコスト。メインサークルと違う属性を使用すると、コストが倍になるのでWillを稼いだりコストを踏み倒す手段を考える必要がある。

恐怖
低RP低CP、勇気と比べると低いがAPもなかなか高いアルマが多く存在する属性。いろいろと絡め手も多い。
  • [ドール] メイン△ サブ〇
リアライズ時デッキからアルマを忘却に送る[悪夢]という能力を持つ。
何も考えずに混色したら痛い目に合う・・・だが、しっかり考えればかなり面白い動きをしてくれる。
特に忘却の枚数を参照するアルマ、リフレや懐古などのカウントをためるのには重宝するネームドだ。
切り札が忘却されてしまうこともあるが[くず鉄人形]が救ってくれる。
ARCでのソリティアはドールの特権。
  • [邪教] メイン〇 サブ〇
Willの代用となるが使用の度にLifeが削られる[狂気]を使えるネームド。
悩みの種であるWill不足に対する一つの手となるので、混色にはメイン、サブ共に向いているといえるだろう。
欠点はやはり使用するたびにLifeを削ってしまうことだ。
Life管理をしっかりしないと頭早苗さん呼ばわりされてしまう。少々上級者向けともいえる。
算数ができない人は他を使おう。
  • [Nネームド] メイン〇 サブ〇
恐怖Nネームドには相手の動きを制限するカードが多い。
例を挙げるならば反響・残響・絶叫を封じる[末期の刃]や相手のSサークルを破壊、もしくはWillを削るコグニ[大厄災アバドーン]など。
リアライズされると相手はかなり嫌がるだろう。
難点はアルマの貧弱さ。せっかくの妨害カードもすぐに破壊されては意味が薄い。混色するなら補強する必要があるだろう。

理性
低AP、高RPのアルマが多い。低コストリフレを多数使用し、ダメージ、ドローなど、高速で回転していく属性。
  • [魔導] メイン〇 サブ◎
リアライズするとWillの代用になる[貯蔵]が得られるネームド。
このネームドもWii不足対策できるためメイン、サブ共に混色にとても向いている。
高RPアルマも多く、メインとしても活躍できるだろう。
低コストで汎用性が高いリフレも多数存在するためサポートもしやすい。
  • [観測者] メイン〇 サブ◎
被破壊時、忘却からリフレを手札へ加える能力[界眼]を持つ。
基本的に、混色ではカードプールが多くなる関係上同じカードを2枚入れることは少なくなる。
よってリフレの使いまわしができる[観測者]をメインに置くと十分に仕事をしてくれるだろう。
また、ドローソース、ダメージソース、Will回復カードなども豊富なのでサブとしてもとれも優秀。
混色向きなネームドだ。
  • [Nネームド] メイン△ サブ◎
理性Nネームドはとても幅広いため一概にどういった特徴があるとは言えない。
そのため、メインで置くなら他の属性やネームドにした方がいいだろう。
唯一「ボム」と名の付くカードを基本とした構築ならこのネームドがメインになるが、それなら単色の方がよさそうだ。
サブとしては、その幅広さのためどんなデッキでも一考する価値があるカード群である。
混色ならこれらのカードを自分のデッキに入るかどうかは一度見てみるといいだろう。

悦楽
爆発力のある[博徒]、相手のアルマへ干渉する[奉仕者]、未知数の[X/N]と様々な可能性を持つ属性
  • [博徒] メイン〇 サブ△
ご存知、ギャンブルネームド。賽の目とコインの裏表に魂を売った人たちが使うカード。
(当たれば)かなり突破力のあるカード群。混色でメインで使うならWill稼ぐ手段が欲しいところ。
突破力を補強したいデッキならサブとしても十分入るだろう。
サブ評価を△にしたのは、[博徒]アルマがないとコスト軽減の[博打]スキルが使えない点と安定感のなさを考慮して。
安定感?知るか、ギャンブルだ。という人はご自由にお使いください。
  • [奉仕者] メイン〇 サブ〇
相手のAPとCPを共に上げ、Willを得る[奉仕]という能力を持つ。
こちらもWillを稼げるため、混色しやすいネームドである。
ただしやはり相手のAPも上げてしまうのはデメリットなので、それを考慮したデッキにしなくてはならない。
また[奉仕者]カードには勝負を遅延させるカードが多いため、耐久型デッキに相性がいい。
ただ、奉仕者は混色すると奉仕がたまりにくくなるためCP上げと割り切るか、遅延、回復の役割だけを持たせてもよい。
  • [X/N] メイン◎ サブ◎
悦楽特有のクロスネームドという二つのネームドを持つカードたち。そも混色前提のカードである。
一枚一枚のカードで性能が違いすぎるため、このカード群に一概に評価を出すことは出来ない。
一つの切り札にもなりうるカードや、サポートとして優秀なカードなど、とにかく未知数である。
このネームドに関しては後述するテーマ構築の項を参考にしてもらいたい。
  • [Nネームド] メイン× サブ〇
対ネームドの[熱狂の批判連厨]や両者のCPを倍加する[倍プッシュ]など、少々癖のあるカードが多い。
癖があるが、Nネームドらしく個々のカードにシナジーは少ないため、悦楽Nネームドメインの構成はやめておいた方がいいだろう。
サブとしてなら、このカード群も各々の動きを見せてくれるためデッキに合うカードがあるか探してみよう。


メインがどんな属性であろうとコストが倍化されないカードたち。
無属性にアルマはないのでメインとして使うことは出来ない。え?無彩色?知らない子ですね。
基本的にどんなデッキでも腐らないカードが多いため、混色だろうが単色だろうがこれらを使用する価値はある。
ネームド[エンディング]も強力なカードが多く、デッキに1枚は入れている人が多いのではないだろうか。

さて、以上が各ネームドの個人的な評価、特徴である。
以上からメインを一つ(二つ以上選んで構築することもできるが、初めてなら一つが無難だろう)サブを一つか二つほど選んで構築してみてはいかがだろうか。
あとはコストについても意識すれば混色デッキとしてはいいものが出来上がるだろう。


2.一枚のカードや、同じ特徴を持ったカード群を基本としたテーマ構築
この構築は本スレでは城之内克也や東雲半月がしていた構築だ。
つまり切り札の[人形英雄グランギニョル]を使用することを想定しそれを基本とした[X/N]構築。
もしくは「育て過ぎた」シリーズで固めてコンボしながら戦う構築。

  • 一枚のカードをもとに構築する
この構築がしたいなら、まずは自分の切り札となる強力なカードを探そう。
例を挙げるなら勇気インタールード[星を継ぐ者]や、クロスネームド[聖域の剣・アルカディア]あたりだろうか。
クロスネームドやインタールードは強力だが癖のあるカードが多いのでこの構築の切り札となることが多いだろう
選んだら、まずはそのカードの発動条件などを第一に考えてそれに見合うカードを各属性からピックアップしよう。この段階ではまだコストなどは考えなくともよい。
大体ピックアップ出来たら、普通にデッキを作るときと同じくアルマ・リフレ・コグニの枚数を調整。
最期にできたデッキの問題点(Willが枯渇しやすいなど)を考え、補うようにカードを入れ替えよう。

  • 同じ特徴を持ったカード群を元に構築する
この構築がしたいならまずはテーマを決めよう。
東雲のように「育て過ぎた」シリーズを活かしたり、相手を妨害するコグニで固めたり、自分が好きなテーマであることが重要だ。
決めたら、各属性からテーマに見合うカードをピックアップ。枚数を調整してデッキを作製。
最期に問題点を探してそれを補えば完成だ。

項1に比べずいぶん短いが、ぶっちゃけいろいろ特殊なので一般論を述べることができない。
これら構築は難しいが、それだけにうまく回ったときはとてつもなく楽しいだろう。


3.グッドスタッフ
グッドスタッフとはトレーディングカードゲーム用語で、単体で完結した優秀なカードばかりで構築されたデッキのことである。
個々のカードのシナジーは無視しているが、特定のカードなどを引く必要はないため事故は起こりにくい。
この構築をするなら、Nネームドを基本に考えるべきだろう。基本的にネームドは特化しているため、Nネームドの方が混色向きである。
Nネームドで固めるなら、Nネームドのコストを正常化する[何物でもない者達]を入れるのも悪くない。


さて以上混色の構築について述べさせていただいたが、上記のことはあくまで一般論、もっと言うなら筆者の主観かもしれない。
混色は基本的にあらゆる可能性を持つため、一般論が通用しない構築だってできるかもしれない。
自分で研究してみるのも楽しいだろう。
では良き混色ライフを!


+ [ どうしても使うカードが決まらない時は ]
そんなこと言われても、カードが多すぎて何を使えばいいか分からないよ…という方のため、各種カードを自動で選んでくれる診断メーカーを有志が作成してくれている。
どんなデッキを組めばいいか見当もつかないという方、
新しいデッキにチャレンジしてみようと思う方、
はたまたシールド戦をやってみようと考える方も。
是非利用していただきたい。





ARC バトルをしてみよう


IRC を導入し、自分のデッキを用意できたなら、いよいよ ARC バトルを行う準備が整ったことになる。
勇気を出して、雑談部屋で対戦相手を募集してみよう。
無事対戦相手が見つかったなら、ホスト/ゲストプレイヤーに分かれる。
ホストプレイヤーが実際のバトルの進行を担うのだが、最初はゲストプレイヤーになるのがいいだろう。
あるいは、審判・進行役を3人目の IF に任せてもらってもいい。そのほうがバトルがスムーズに進む。
ARC バトルを行う上で、バトルルールスキル一覧カードリストのページは非常に役立つことだろう。
準備ができれば、対戦部屋に移動し、あなたの物語を開き、語り合いを始めるのだ!

+ [ ホスト・審判を務める方へ ]
ある程度バトルに慣れ、ホスト・審判を務めていただける方に向けて。
筆者が実際にやってみた経験を元に、バトルを円滑に進めるためのコツを書いておこうと思います。
バトル進行の一助になれば幸いです。

○ 各ステータス把握

ホストがバトル中逐一把握しなければならない要素は以下の通り。
  • 各プレイヤーの山札と手札の枚数
  • 各プレイヤーの Life と Will(狂気)
  • 各プレイヤーの記憶と忘却の中身
  • 場に出ているカードとその効果
  • 場のアルマのステータス
これだけの要素の変化を頭の中で管理しようと思っても無理です。
手元にプレイマットを用意し、何かしらのステータスの変化があればその度反映させましょう。
下記にプレイマットの AA を用意していますので、AA エディター(OrinrinEditer など)やメモ帳に貼り付けて運営しましょう。
不安であればゲストや観客の人にも協力してもらい、許容量を超えそうなら素直に助けを求めましょう。
ホストの大変さはみんな知っているので、進んで協力してくれるはずです。

○ プレイマット

バトル進行に際して、ホストは場の状況を示すプレイマットを張る必要があります。
張るタイミングは、RF 開始時と CF(交戦)の二つ。それ以外のタイミングは無くてもかまいません。
また、ゲストの方の分のマットは管理と張るのをお任せするのもいいでしょう。負担が劇的に軽くなります。
以下に有志が作成してくださった AA 版のプレイマットを用意しました。

+ [ RF 開始時 ]

【 1T / RF 開始時 】
┏ (山:17) (手:04) (忘:00) (録:00)  (命:20) (意:04) (狂:00)(夢:00)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃(M):
┃S1:
┃S2:
┃S3:
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【 - HOST - 】┛
       ┏..AP ┳ .RP ┳.CP ┳━┬──┬──┬──┐
       ┃ 00  . 00 .  00  ×  00   00   00
       ┗━━┻━━┻━━┻─┴ .AP ┴ RP ┴ CP ┘
┌─────────────────────────── [ - GEST - ] ┐
│(M):
│S1:
│S2:
│S3:
├─────────────────────────────────┘
└ (山:17) (手:04) (忘:00) (録:00)  (命:20) (意:04) (狂:00)(夢:00)

+ [ CF(交戦)]

【 1T / CF 】 ━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
   【 HOST 】
   ┏Life‐┳━━┳━━┳━━┓     .┏Life‐┳━━┳━━┳━━┓
   ┃ 20 .  00   00  . 00    →  ┃ 20   00  . 00   00
   ┗━━┻ .AP ┻ .RP ┻ .CP ┛     ┗━━┻ .AP ┻ .RP ┻ CP ┛
   [ GEST ]               ×
   ┌Life‐┬──┬──┬──┐     ┌Life‐┬──┬──┬──┐
   │ 20  . 00   00   00    →  │ 20   00   00   00
   └──┴ .AP ┴ .RP ┴ .CP ┘     └──┴ .AP ┴ .RP ┴ CP ┘
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

※交戦により互いのWill+1
※アルマが破壊された側はさらにWill+1
※被ダイレクトアタック側のみWill+1



また、プレイマットをチャットに張る際には、張る人にとっては一瞬で全ての行が張られるように見えますが、
本当は一行ずつ時間をかけて張られます。(ゲストの経験があるならわかるはず)ご注意ください。

※2018/01/07 シートAA更新


ダイスを振るには

バトルを進めるにあたって、あなたは幾度もダイスをふる必要がある。
IRC でダイスを振るためには、「○d△」と発言すればいい。
○ がダイスの個数、△ がダイスの面数だ。
例えば、最初のドローで 21 面ダイスを五回振りたいときには、「5d21」と発言しよう。

バトルにおいて気を付けておきたいこと

バトル中でのドローは、基本的にダイスで行うことになる。
あらかじめデッキの各カードに数字を割り振っておき、何のカードをドローしたのかすぐわかるようにしておこう。
また、デッキに新たにカードが加わった際には、基本的にデッキの一番最後に加えて新しく番号を振り分ければよい。

ホストの手間を少しでも減らすため、自分の Life、Will、アルマのステータスが変化した場合にはその変化を発言しておこう。
さらに、自分の記録・忘却に存在するカードは必ず把握しておくようにしたい。
筆者はデッキをメモ帳で作成して各カードに番号を振り、引いたカード、および記録・忘却に行ったカードにはそれぞれ異なる記号を付けることで対応していた。
根の人がテストプレイをした際には、自分のデッキをあらかじめ全て印刷し、実際に手で紙を動かして管理していたそうだ。
少し手間をかけることができるなら、この方法もカードの把握とバトルの円滑化に有効である。

また、カードをリアライズした際には相手にも分かりやすいように情報を載せることを推奨する。下のリンクからカードの記載情報を取得できる。
使用するデッキにあるカードはコピーして貼り付けやすいようにしておこう。


デッキの暗号化について

バトル前には、不正防止のためにデッキの暗号化をしておき、バトル開始直前に対戦部屋に貼り付けよう。
以下のサイトでデッキを暗号化できる。


パスワードはバトルが終わった後に公開しよう。当然、PC のパスワードなんかを使ったらダメだぞ。IF との約束だ。

ロールプレイ(RP)について

「IF キル」における ARC バトルの華といえばもちろん、各キャラのアルマによる掛け合いだ。
残念ながら現実にはアークスフィアは存在せず、アルマの掛け合いは各々のプレイヤーによるロールプレイ(成りきり、RP)で行うことになる。
とはいえ、そういった RP は敷居が高いのも事実。無理をして行う必要はない。大切なのはバトルを楽しむことだ。
バトルに慣れてきた時に、余裕があれば行うといい。さらに語り合いを楽しむことができるだろう。
以下にバトルにそのまま使えるお決まりセリフを用意した。テンプレとして用いて欲しい。

+ [ バトルの掛け合い ]

プログラムARC、セット!

我、内なる意志にて切り開く者!
我、内なる呪詛で凍えさせる者!
我、内なる英知で読み解く者!
我、内なる享楽で掻き乱す者!
.
    Extension
    ――拡がれ
.
リアライズ、「エゴ」!

ARCバトル!
インキピット!

「語り合おう!物語たち!」*2

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≡二三二≡=‐=≡二三二≡=‐≡二三二≡=‐=≡二三二≡=‐≡二三二≡=‐=≡二三二≡=‐
         []:[]
                              Incipit
                                   []:[]
≡=‐=≡二三二≡=‐≡二三二≡=‐=≡二三二≡=‐≡二三二≡=‐=≡二三二≡=‐=≡二三
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                            ARCバトルを開始します。
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                             Win : ○○
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オマケ、【BGM演出】用のテンプレ
IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIβIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII

               □ 推奨 BGM :
               ◇ ttp://listenonrepeat.com/?v=

IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII√IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII
β=勇気、Τ=恐怖、Δ=悦楽、√=理性、Φ= 無 彩 色(若しくは無属性)
※そのARCバトル内の属性に併せて記号を変えると更に楽しいかもしれません


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最終更新:2020年08月07日 22:39