東京地方裁判所にて第3回目の公判が行われた。

開廷日時:平成30年12月7日 午後1時半
場所:東京地方裁判所 第429法廷
裁判長:中島 真一郎
書記官:岸本 和也

傍聴は定員35人に対し希望者は51名。
今回は初公判と同じく第429法廷。警備法廷とも言われる場所。
事前の荷物チェックなどはかなり細かい。財布の中身、筆記用具に至るまでチェック。
当選者のうち6名ほど傍聴を行わなかった模様。報道機関等の重複当選か?

(注意)以降、被害者をAと表記する。

■開廷

傍聴人が入廷を許された時点ですでに裁判長、検察、弁護士は着席。
被告人が連れられ、開廷。起立、礼は行われなかった。
本日は被告人質問。

■開始前の新規資料書類をめぐるゴタゴタ

冒頭、検察、弁護士の双方から新規証拠書類を提出。
検察側の書類が弁護士の手元にあらかじめ届いておらず?
「私のほうはいただいておりません」の声。弁護士はその場で追加に同意。

弁護士側からの書類4つのうち1つめは同意、2~4つめについてひと悶着。
検察官側は関連性がないとして不同意。
中身は不明だが、被害者、被告人のSNS書き込みをプリントアウトしたものらしい。

弁護人は記事の存在そのものを示すため必要と主張。
検察官は2番目資料について、書き込みが存在することを示すのなら同意、
3、4番目については、確かな記事が存在するという必要性自体に疑義があるとして不同意。
※ここで一部資料を不同意にしたことについて、後ほど被告人・大西秀宜(以下、大西被告)より不服が示されることになる。

漏れてくる言葉を総合すると、弁護士側はA出演の舞台もしくはイベントに
大西被告が来ることをAが事前に知っていたのかどうかを示すため、
Aのツイートを参考にするつもりで、そのため投稿時刻を利用したかったものと想像。
弁護士「ツイートされると自動的に時刻がつく」など発言。

一連の書類は傍聴人は一切開示されないため、
いったい何を揉めているのか結局のところはよくわからず。

■被告人質問(弁護人)

長文になってしまったので、全文は別ページ参照。

弁護人は過去の出来事についての細かい点を確認。
とにかく内容が多い割に新しく判明した情報はあまりない。
大西被告の従来の主張が繰り返されただけ。

また公判中、弁護士が示す証拠資料(書類)について、
裁判長が「どれですか?」と確かめる場面が少なからずあった。

被告人質問中はずっとこの姿勢だった。

■被告人質問(検察)

全文は別ページ参照。

■被告人質問(裁判長)

全文は別ページ参照。

被告人と裁判長。

■次回公判

次回公判は来年1月8日(火)午前10時開廷と決めただけで、
何をやるかは示されなかった。順番からすると、求刑が行われるか?

第3回公判は午後2時半頃に終了、閉廷。

■閉廷後

閉廷後のエレベーター内で弁護士と一緒になったが、疲労困憊の様子。
1階で降りる際、エレベーターに残る弁護士に思わずお疲れ様でしたと声をかけ、
ありがとうございますと返された。
弁護士はそのまま地下1階へ。ちなみに、地下には飲食店やコンビニがある。



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最終更新:2019年02月20日 22:13