サンテルン連邦共和国安全保安庁(サンテルンれんぽうきょうわこくあんぜんほあんちょう、Federal Republic of Suntern Safety and Security Agency、略称:SSA)は、サンテルン連邦共和国の国境警備や施設警備等、警備警察を担っている、内務省の外局である。
目次
概要
任務
安全保安庁は、次のような任務を所掌する。
国境警備
- 出入国管理
- 国境警備
- 国境線から40キロメートルまでの地域及び領海・接続水域の警備を担任。
- 装甲車等を保有し、不法入国を試みる者に対しては必要な実力を行使できる。
- 武装した警備船を保有し、領海警備を行う。
重要施設警備
- 連邦機関の警備
- 国内各地に存在する連邦機関の警備について責任を持つ。
- 各国に設置されている大使館の警備も行う。
- 河川警備
- 警備艇等を使用し、国内を流れる巨大河川である黄河やその周辺河川の警備を行う。
- 航空保安
- 各国際空港に警備隊(連隊規模)を、地方空港等には分遣隊(大隊-中隊規模)を設置して、テロなどへの警戒にあたる。
- 鉄道警備
- 鉄道省が管轄する鉄道(モノレール等含む)の施設や、車内の警備を行う。
集団警備力の提供
- 緊急対処事態・武力攻撃事態への対処
- 暴徒化する可能性の高いデモ活動やテロ、諸外国による武力攻撃事態など連邦や州の存立にかかわる事態の対処に対して、連邦政府からの命令に基づき行動する。
- 州の支援のための出動
- 災害派遣や、州政府が州警察のみでは対処できないと判断した事態に対して、州政府の要請に基づき行動する。
組織
安全保安庁本庁 SSA Main Office
北京近郊に所在し、安全保安庁全体を監督するとともに、実務の企画的観点から統制する。
地方保安管理局 SSA Local Security Administration Bureau (LSAB)
各地方に計12個の地方保安管理局が設置され、その下に数個警備大隊を擁する。州警察では対応できない、テロ、暴動、大規模デモへの対応を担当する。
税関・国境警備局 SSA Customs and Border Guard Bureau (CBGB)
7個管区を有し、入国管理や国境警備を担当する。また、空港警備もCBGBの任務。
鉄道警備局 SSA Railway Protection Bureau (RPB)
鉄道駅、鉄道路線(モノレール等含む)、鉄道省施設等の警備を担当する。
安全保安学校本部 SSA Safety and Security School Headquarters (S3HQ)
計4個設置され職員の教育を行う安全保安学校や、幹部教育を担当する安全保安大学校を統括する。
装備品
名称 |
画像 |
解説 |
装甲警備車 |
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小銃弾程度の防弾能力を持ち、銃器対策中隊の移動や隊員の 盾として、また暴動対処時にはバリケードとして使用される。 乗員は10名。 |
装甲障害排除車 |
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軍用偵察車であるTRSVを元に開発された装甲車。 防弾防爆装甲と排土板を持ち、暴動時等にバリケード突破用として 使用される。救急仕様も存在し、火炎瓶等が飛び交う混乱した状況に 於いても負傷した隊員を安全に後送できる。乗員は通常仕様で10名。 |
大型警備放水車 |
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暴動鎮圧の為の高圧放水砲を備え、且つある程度の装甲を備えた 車両。その長いボディを活かし、バリケードとしても使用できる。 乗員は4名。 |
人員輸送車 |
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路線バス用車両に警光灯等を装備した車両。2台で1個小隊を 輸送できるほか、簡易バリケードとしても使用可能。 |
最終更新:2018年10月25日 17:47