比良坂 智也

キャラシート【としあきの聖杯戦争TRPG】

【名前】比良坂 智也
【容姿】眼鏡をかけた黒髪長身の男
【願い事】比良坂の魔術体系復興
【その他】秩序・中庸 人属性 男性

【バッドエンド】省略
【グッドエンド】省略

【令呪】3/3
【HP】20/20
【筋力】D(A+):6(7)
【耐久】B:4
【敏捷】E:1
【魔力】C(A+):6(7)
【幸運】E:1

【スキル1】八咫烏:作成時、英雄点5を得る。エクストラクラスを召喚できる。
【スキル2】胡蝶 :作成時、英雄点5を得る。 任意のタイミングで真名看破を行える。
【スキル3】術式・堅楯:自身のシールダーの奇襲防御時、補正値3を与える。

【詳細】
比良坂家の五代目当主。大戦により廃れ、その9割が失われた同家の魔術刻印復興を目指す。
時計塔に在籍していた時期があり、ロードの一人との取引により亜種聖杯戦争の監査を建前の目的としている。
実力は三流だが使い魔の使役魔術に対して異様な適性を持ち、妖精に匹敵する高ランクの使い魔を多数同時に操る。
()内ステータスは本人のものではなく、戦闘用使い魔『水妖(ルサールカ)』によるもの。


名前 比良坂智也(ひらさか・ともや)
誕生日・年齢 2月24日・30歳
身長・体重 182cm・67kg
血液型 A型
好きなもの 読書(英雄譚・推理小説など)、スポーツ観戦
苦手なもの 家事全般、魔術師
特技 ビリヤード、速読
起源 復興
属性 秩序・中庸
魔術属性
魔術系統 召喚術、支配
魔術特性 防御
魔術回路 質:D / 量:E/ 編成:異常


略歴

比良坂家の五代目当主。
聖杯戦争における御三家「マキリ」の弟子が源流の家系であり、同家が日本に帰化した際に東京近郊へと根付く。
元はそこそこの魔術師一族として魔術協会でも知られていたが、三代目の時代に徴兵された第二次世界大戦が勃発、従軍した当主が戦死する。
遺体はその20年後に腕のみが回収・返還され、魔術刻印の9割が損失される(ただ、智也は「1割が残っていたのは奇跡的」と捉えている)。
以降、後を継いだ四代目から魔術体系の復興を目指すが、優秀ながら魔術師として余りにも短命であった先代・比良坂豪賢は、十分な成果を出せぬまま他界。
当時子供は智也含め二人いたが、妹を母親と共に魔術に関わらない場所へ移し、11歳で五代目当主の座に就いた。
それから7年後、父の縁故を辿り時計塔のエルメロイ派を訪ね、ロード・エルメロイ二世と知り合う。

2年前、怪奇事件の噂を聞き半信半疑で調査を開始。 魔眼を暴走させ、事件を引き起こしていた倉敷 纏衣を保護する。
その特異性から魔術協会に嗅ぎ付けられることを危惧し、自分の助手として迎え入れた。
基礎的な神秘知識と魔眼の制御を教えてはいるが、魔術の指導は行っていないため厳密には弟子ではない。

その頃、時計塔内で亜種聖杯戦争についての話を聞いた智也は、自らの研究の糧とするべく参加を決意。
父より譲り受けた銀の短剣を触媒に、シールダー召喚して戦いに臨む。
結果として後一歩で敗北したが、シールダーとの語らいは智也の焦りを鎮め、道を逸れ始めていた心境は本来あるべき場所へと戻ったといえる。
時計塔へ帰還後、仔細を聞いたという降霊科の学部長と「亜種聖杯戦争への参加援助の代わりに、参加してくる時計塔管轄外の魔術師の監査を行う」という取引に応じた。
シールダーや、学部長より預かった触媒で召喚したルーラーと共に亜種聖杯戦争に参加するも、聖杯は獲得できず(或いは他の候補者への譲渡)に終わっている。
そんな折、桜色の髪の少女より特異点事象について聞かされ、直後に謎の女性より救援要請を受ける。
シールダーや他の魔術師、彼らのサーヴァント達と共に聖杯の回収へと向かい、無事に特異点を解消。
聖杯を女性へと返還し、危機的状況は事なきを得た。

その後は研究に没頭していたが、尼子という町で行われた亜種聖杯戦争に再びシールダーと共に参戦。
最初に遭遇したキャスター陣営と同盟を結び、ランサー・ゲートキーパー同盟を撃破。互いの目的達成を確認し、聖杯の使用権をキャスター陣営に譲る。
シールダーと互いの信念を確かめ合い、信頼する相棒と笑顔で別れた。


人物

苦労性が伺える、眼鏡をかけた仏頂面の男。
基本的に目的達成には手段を選ばない傾向にあり、背が高く人相もあまり良くないことも相まってしばしば「鬼畜」呼ばわりされる。
魔術師でありながら現代技術にも強く、必要であればそれらの使用も厭わない、或る意味「らしくない」人物。
それらは根底にある魔術師的な考えの嫌悪に端を発し、ステレオタイプな魔術協会の思想も好ましく思っていない。
元はそこまで生活能力が無いわけではないが、研究に熱を入れ始めるとかなり疎かになるため、自身の使い魔であるサラや纏衣に殆ど任せきりにしている。

年の離れた妹がいるが、家を継ぐ際に分家に移り住んでいる。
ロシアの東部に位置するその分家は、神秘や魔術についての継承・研究をしておらず、これ以上一族の業を背負わせたくないという父親と智也の願いであった。
故に自分が干渉することを嫌い、関係はほぼ断絶状態にある。


+ 人間関係
とある街で行われた亜種聖杯戦争で、銀の短剣を用いて召喚した盾兵のサーヴァント。トロイア戦争の大英雄。
通常であれば槍兵として呼ばれるはずが、不安定な聖杯と特異な状況、智也自身の適性によりエクストラクラスとして顕現した。
成果を焦っていた智也の心境を鎮め、やるべき事とあるべき姿を説いた上で殴り飛ばす。
魔術的・性質的相性がほぼ最上であり、記憶の引継ぎが無いことを踏まえても最高の相棒として互いに認知している。
シールダーのマフラーは智也が渡したモノで、霊基に刻まれるほどに気に入っている。

一度目の聖杯戦争後、援助を受けたベルフェバンから受け取った古い天秤を用いて召喚した裁定者のサーヴァント。ローマ神話の勝利の女神。
本来ならば呼ぶことのできない神霊クラスであるが、霊基を英霊クラスまで落とすことで召喚が実現された。
魔術的・性質的相性は普通であるが色々と共通点が多く、最後まで気にかけていた。
一方、若干天然の混じった委員長風の彼女についていくのは一苦労していた様子。

  • 佐田 ニキア
参加する亜種聖杯戦争で度々遭遇する少女。大アイアスを別側面で召喚した人物。
最初の邂逅から「鬼畜」と称され何かと絡まれ、智也の方もその無鉄砲さに呆れつつよく口論になる。
但し智也はニキアの実力を認めており、信頼できる相手の一人として見ている。

或る事件をきっかけに雇った助手。向こうからは「お師匠」と呼ばれているが、魔術の死ではないので厳密には異なる。
極めて特異な性質の魔眼所有者であるため、魔術協会に渡り研究材料とされる未来を避ける目的で助手という名目で保護することにした。
魔眼を発現させ、更に聖杯戦争を勝ち抜いてしまった纏衣に対しては色々と複雑な心境を抱いている。

ロシア聖杯戦争にて陣中旗の端切れを触媒として召喚し、偽臣の書で纏衣に契約を譲渡した剣士のサーヴァント。越後の軍神。
纏衣と共に聖杯戦争を勝ち抜き受肉したため、現在では彼女のボディーガードとして行動している。
真面目で責任感があるため、度々研究の補助を頼んでいる。

自らの分身としての役割を果たさせる為に生み出した使い魔。
人型の使い魔は衰退した技術だとされているが、本質はそこではないため問題とはなっていない。
研究中の身の回りの世話を担当する他、自らが直接出向けない際に時計塔との連絡などを代行させている。
丁寧な口調で思ったことを憚りなく口に出す。

ロシアにある比良坂の分家の子で、智也の実の妹。
魔術回路はごく僅かに持っているが、神秘の世界に関わることなく生きてきた筈であった。
智也は現在分家とのかかわりを断絶しており、妹が聖杯戦争に関わっている事実を知らない。

  • 比良坂 豪賢
比良坂家の四代目当主であり、智也の父親。享年51歳。
魔術とその世界を好んでいながら、魔術師らしくない感性の持ち主で、年齢に反し魔術師としての寿命はかなり短かった。
智也は豪賢のことを大いに尊敬しており、彼の死が無駄ではなかったことの証明に奔走している。
生前はエルメロイ家やベルフェバン、アオザキとのコネを持っていた。

  • ロード・エルメロイ二世
エルメロイの名を継ぐ者にして、現代魔術科のロード。エルメロイ家を訪ねた際に知り合った。
同派の立て直しや彼の教育的手腕、聖杯戦争を生き抜いた経歴に憧れを抱いている。

  • ロッコ・ベルフェバン
降霊科の学部長、ロード代理。亜種聖杯戦争における智也の経歴を聞き、取引を持ち掛けた。

  • 間桐家(マキリ家)
比良坂家の初代当主が師事していた家系で、冬木市に根付く聖杯戦争の御三家。
父の代から親交はないに等しく、智也自身は当主との面識もない。
冬木聖杯戦争での間桐家の顛末については聞き及んでいるものの、別段興味はない様子。



能力

魔術属性は『水』、系統は『召喚・支配』とマキリの魔術に似通った傾向にある。
魔術師としての腕は三流だが、「使い魔」に関する魔術に異常なほどの適性を持っている。
妖精に匹敵する高ランクの使い魔を多数同時に操ることができ、分割思考の精度も高い。
また、サーヴァントに対する魔力供給も無駄を極限まで省いて行う事が出来るため、本人の魔力量に反して円滑に行う事が出来る。
基本的な使い魔として「水妖」「胡蝶」「八咫烏」を使役し、それぞれ別の役割を持っている。
その他の魔術は殆ど三流レベルだが、強化魔術は比較的高い精度で行える。

比良坂の魔術刻印は現在もその7~8割が損失している。
そのため智也の魔術には自己流のものが多いが、「水妖」のみ比良坂家伝統の魔術と目されている。


+ 主な魔術
  • 使い魔・水妖
ルサールカ。
材質は水藻。淡い水色に発光する半透明の小さな人型で、さながら伝承にある妖精のような形をしている。
幻想種としての妖精に匹敵するほどランクが高く、その能力もかなりのもの。3~4体が同時に使役され、主に直接戦闘を担当する。
伝承を基盤に置いた一種の再現であるが、智也本人の適性により魔力効率は極めて良好。
雷属性の魔術や攻撃に対する耐性が低い。

  • 使い魔・胡蝶
レーシー。
材料は和紙。淡い黄色に発光する半透明の蝶の形をしている。
主に遠方偵察などに用いられ、予め魔力を籠めて存在を同調させることで、魔力パスを極限まで細くする事が可能。
使い魔の使役者を感知されにくくする事が可能であるが、逆に使い魔側で何かが起こっても咄嗟の対応が出来ないという欠点もある。

  • 使い魔・八咫烏
ヤタガラス。
材質は烏の羽根と獣骨。淡い白色に発光する三本足の烏の形をしている。
擬似声帯を持ち、予め詠唱を記録させることで二重詠唱を一人で容易に行う事が出来る。
東洋の呪術を基盤の一つとして取り込んであり、他の二種類とはやや異なる構造となっている。

  • 術式・堅楯
ヴィーゾフ・アイアース。
使い魔であるサーヴァントを強化するための術式で、シールダーに極限まで特化させた特殊な魔術。
魔術的な相性が最上クラスであることを前提とする以上、他の対象及びシールダークラス以外の彼女に対しては使用不可能。
霊基を一時的かつ爆発的に強化することで、一定時間の全判定に大幅な補正を与える。
完全に術式を発動させるには使い魔十数体分のリソースを必要とするため、ここぞという時以外は簡易術式として用いる。

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最終更新:2018年11月15日 23:52