※暫定的に前作の情報を流用しています。(一部修正)
タマゴについて
タマゴの発見
「タマゴグループ」が同じポケモンの♂と♀を、アーカラじまの「オハナぼくじょう」にある「あずかりや」(前世代までは「そだてや」)に預けた後、一定の歩数歩くと、タマゴが見つかることがある。
設定上では、厳密にはタマゴではなくポケモンのゆりかごらしい、とのこと。
- 今作ではタマゴが発見されると外にいる女性が考え込むような姿勢をとる。なお、メニューを開いたり場所を移動したりする必要はなく、タマゴが見つかったそのタイミングで前述の姿勢になるので逐一話しかける必要はない。
- タマゴグループ「みはっけん」に分類されるポケモンは、あずかりやに預けてもタマゴを見つけることはできない。
- メタモンはタマゴグループ「みはっけん」以外なら、どんな種類のポケモンとあずけてもタマゴを見つけることができる。メタモン同士ではタマゴは見つからない。
- 性別不明のポケモンはメタモンとあずけた場合でしかタマゴを発見できない。また、♂しか存在しないポケモンは、相手がメタモン以外だと、自分と同種の子ポケモンのタマゴを発見できない。
- 同じ種類のポケモン同士や、ポケモンの「おや」のIDが異なる場合、タマゴが見つかりやすくなる。「同じ種類」は進化の段階も含めて完全に一致していることが条件。例えば、モクロー♂とフクスロー♀でも別の種類として扱われる。
ポケモンの組み合わせ |
預かり屋のセリフ |
タマゴ発見確率 |
同じ種類・IDが異なる |
とっても仲がいいようだ |
高 |
同じ種類・IDが同じ |
まずまずのようだ |
中 |
異なる種類・IDが異なる |
異なる種類・IDが同じ |
それほど仲良くないようだ |
低 |
同性どうし |
別々に遊んでいる |
タマゴは見つからない |
タマゴグループ不一致 |
孵化
- タマゴを手持ちに入れて一定歩数歩くと孵化する。孵化までに必要な歩数は、ポケモンの種類によって異なる。
- 特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」を持つポケモンが手持ちにいると孵化が早くなる。
- 前作までと同じく、タマゴが孵化した時、手持ちの中で孵化したタマゴより後ろのタマゴにも歩数判定が発生するため、てもちのタマゴの並び順を気にする必要はない。
オススメ孵化用ポケモン
- 今作は「ポケモンライド」の登場によりひでんわざが廃止されたため、「そらをとぶ」要員は不要。
おすすめポケモン/捕獲等も参照。- ブビィ、ブーバー、ブーバーン
- ヒノヤコマ、ファイアロー
- メラルバ、ウルガモス
- ヒトモシ、ランプラー、シャンデラ(島スキャンで出現)
- マグマッグ、マグカルゴ(ウルトラホールで出現)
- 上記のポケモンは特性「ほのおのからだ」を持ち、今作で捕獲可能。
オススメ孵化場所
- 預かり屋前の柵に囲まれたスペースで、中に入ってケンタロスライドする。後はスライドパッドをグルグル回すとよい。ただし、やりすぎてスライドパッドを傷めないように注意。
遺伝について
- タマゴから生まれるポケモンは、親の能力や特徴の一部を引き継ぐことがある。
- 青字は第7世代(SM)からの新しい仕様。
基本
- メニューの「設定」で「手持ち/ボックス」の項目を「自動で送る」に設定している場合、手持ちがいっぱいのときタマゴを受け取ると、自動でボックスに送られるようになった。
- 「自分で選ぶ」にしている場合は、文字通り自分で選べる。
ポケモンの種類
- 生まれるポケモンは♀親と同じ系統のポケモンのLv1。メタモンと一緒にあずけた場合は、メタモンでないほうの系統のポケモン。
以下は特殊なポケモン- ニドラン♀を親としたタマゴ、もしくはニドラン♂系統×メタモンのタマゴからは、ニドラン♂かニドラン♀が半々の確率で生まれる。
- イルミーゼを親としたタマゴ、もしくはメタモン×バルビートのタマゴからは、イルミーゼかバルビートが半々の確率で生まれる。
- 特定のポケモンが生まれる組み合わせで、親のどちらかに「○○のおこう」を持たせていると、ベビィポケモンが生まれる(詳細はもちもの参照)。
ボールの種類
- ♀親からモンスターボールの種類を引き継ぐ。
- メタモン×♂、メタモン×性別不明の場合は、メタモンでないほうのボールを引き継ぐ。
- 同種の♂と♀を預けた場合は、どちらかのボールが半々の確率で遺伝する。
- 「マスターボール」「プレシャスボール」は引き継げず、ふつうの「モンスターボール」になる。
- 今作に登場しないサファリボール、コンペボール、ドリームボールも引き継ぐ。
- SMから登場したウルトラボールも引き継ぐ。
見た目
- カラナクシの色、ミノムッチのミノ、バスラオの色、シキジカの色、フラベベの花の色、バケッチャのサイズ、メテノのコアの色は♀親から遺伝する。♂×メタモンの場合は♂の見た目を引き継ぐ。
- ビビヨンの模様は遺伝しない。タマゴができた地域(ゲーム開始時の3DS本体設定)によって決まる。
- リージョンフォームが存在するポケモンは、親の姿に関係無くリージョンフォームで産まれるが、原種に「かわらずのいし」を持たせれば原種が産まれる。
- また、進化前が通常の姿であるライチュウ、ナッシー、ガラガラは、アローラ地方で進化させれば過去作・VC産であってもリージョンフォームになる。前作のSMでは原種に進化させることが出来なかったが、今作ではウルトラホール内に限り原種に進化させることが可能。
性別
- 性別はポケモンごとに設定された割合でランダムに決まる。♀のみ、♂のみ、性別なしのポケモンもいる。
♂のみ |
ニドラン♂系統、ケンタロス、バルビート、(ガーメイル)、(エルレイド)、バルキー系統、ナゲキ、ダゲキ、ワシボン系統 |
♀のみ |
ニドラン♀系統、ラッキー系統、ガルーラ、ルージュラ系統、ミルタンク、イルミーゼ、(ミノマダム)、(ビークイン)、 (ユキメノコ)、チュリネ系統、バルチャイ系統、フラベベ系統、(エンニュート)、アマカジ系統 |
♂率が高い |
御三家、カセキポケモン、ガーディ系統、ケーシィ系統、ワンリキー系統、エレブー系統、ブーバー系統、イーブイ系統、 カビゴン系統、トゲピー系統、マクノシタ系統、ジーランス、ミツハニー、ドッコラー系統、リオル系統、ヤナップ系統、 バオップ系統、ヒヤップ系統、ゾロア系統、ヤトウモリ |
♀率が高い |
ピッピ系統、プリン系統、ロコン系統、ブルー系統、サニーゴ、エネコ系統、ラブカス、ニャルマー系統、チラーミィ系統、 ゴチム系統、シシコ系統、オドリドリ、キュワワー |
()は進化前に雌雄あり。
特性
- 通常の特性が2種類あるポケモンの場合、♀親の特性が遺伝しやすい。
- 第5世代では♀親が通常特性の場合8割、隠れ特性の場合6割の確率で♀親と同じ特性が遺伝した。
- 今作も引き続き同じ割合であるか、また、隠れ特性♂と通常特性♀での遺伝の割合など要検証。なお、♀に「かわらずのいし」を持たせると特性遺伝率がさらに上がるとの噂もあるがこちらも要検証。
- 隠れ特性を遺伝させるには、特定の組み合わせで預ける必要がある。
遺伝する組み合わせは次のとおり。- ♀親が隠れ特性でタマゴグループが一致している場合。
- 隠れ特性の親(性別不問)とメタモン(特性不問)を預けた場合。
- 早期購入特典のイワンコの特性「マイペース」も遺伝できる。
特性「マイペース」のイワンコであれば、タマゴから産まれた個体でも「たそがれのすがた」のルガルガンに進化できる。
- アイテムの「とくせいカプセル」で、別の特性に変えることができる。
- ただし、通常特性を隠れ特性に、隠れ特性を通常特性に変えることはできない。
- 特性「マイペース」のイワンコにも使用することはできない。
隠れ特性をもつポケモン
- 野生ポケモンの仲間呼びによって出現したポケモンの一部(本作では基本的にこの方法のみ)
- 第5世代のPDWで入手したポケモン
- BW2の隠し穴で入手したポケモン
- BW2のゲーム内でルリ/テツと交換したポケモン
- 第5世代のARサーチャーで入手したポケモン
- 第6世代の群れバトルで出現するポケモンの一部
- XYのフレンドサファリで出現するポケモンの一部
- ORASのポケモンサーチで捕まえたポケモンの一部
- VC版『赤・緑・青・ピカチュウ』『金・銀』から転送したポケモン
- 一部の配布ポケモン
- なお、島スキャンで出現するポケモンは戦闘中、仲間呼びを行わない。そのため、しまスキャンで見つかるポケモンは、本作のみでは隠れ特性を持つ個体は入手できず、ポケモンバンクを経由して連れてくる必要がある。
技
- タマゴから生まれたポケモンは、野生の種類では覚えられない技を覚えた状態で生まれてくることがある。
- タマゴから生まれたポケモンが覚えている、通常以外の技は以下のとおり。
- 両親が覚えている、レベルアップで覚える技。
- 通常のレベルアップでは覚えないが、親から受け継ぐことで覚えられる技(一般に「遺伝技」「タマゴ技」といわれる)
- 遺伝技は♂♀、どちらの親が覚えていても遺伝する。
- ♂親と♀親に合わせて5つ以上遺伝可能な技がある場合は、まず♂の技を上から順に覚え、次に♀の技を上から順に覚えるため、最初に覚えた♂の技は上から順に押し出される。
よって♂のもつ重要な遺伝技は一番下に並べておくとよい。
ただし、♀が遺伝技を4つ覚えていて、♂の遺伝技を子供に遺伝させたい場合は、♂から遺伝させたい技の数だけ♀の技を忘れさせるしかない。
第5世代以前で覚えた技は忘れさせると思い出せないので、あらかじめ遺伝技を4つ覚えた♀を孵化しておくか、教え技を優先して忘れさせると良い。
- わざマシンで覚えられるわざは遺伝しない。第5世代までは遺伝していたが、マシンが消耗品でなくなったためか廃止された。
- あずかりやに預けているポケモンには経験値が入らないので、前作までのようにポケモンをひきとる時に覚えているわざが変わっているということは無くなった。
- ピチューが生まれる組み合わせのとき、親のどちらかに「でんきだま」を持たせると、「ボルテッカー」を覚えたピチューが生まれてくる。
- 第6世代以降で孵化したときにおぼえていた技は、「ラナキラマウンテン」のポケモンセンターにいるマダムに「ハートのウロコ」をわたすことで思い出すことができる。
第5世代以前で遺伝させた技を忘れさせた場合は、「ハートのウロコ」で思い出すことはできない。- この仕様により忘れても思い出すことができるので、最終進化後に覚えられず、通常ならば思い出すこともできなくなる進化前限定のレベル技を、あえてタマゴ技として身に付けさせておくという活用法もある。
- ただし、前述した通り、遺伝技に無いレベル技は両親が覚えていないと遺伝しない。また、「タマゴから生まれたポケモンが覚えられる技」のみであるため、2回進化するポケモンが中間形態でしか覚えないレベル技は遺伝させることはできない。
- なお思い出せるのは、生まれた時点で習得していた4つの技のみ。♂親と♀親で5つ以上の遺伝技を所持していて、生まれる前に押し出されて消えた分の技については、後から思い出すこともできない。
- 『ORAS』のポケモンサーチで捕まえたポケモンは、タマゴ技を覚えている場合がある。
- 島スキャンで出現するポケモンは、タマゴ技を1つだけ覚えている。覚えている技はポケモンごとに固定。
性格
- 何も道具を持たせずに預けた場合、性格は25通りの中からランダムで1つ選ばれる。
- どちらかの親に「かわらずのいし」を持たせるとその親の性格が確実に遺伝する。
- 両方の親に持たせた場合はどちらかの親の性格を遺伝する。リージョンフォームが存在するポケモンを通常の姿で生まれさせたいが、別の性格も遺伝させたい場合に用いる。
- 性格によって「のうりょく」の数値に増減の補正がかかる。どのように補正されるかは性格によって決まっている(どの性格でも、HPだけは補正されない)。
- 「つよさをみる」画面の能力値のグラフで、赤色の文字で表示されている能力に上昇補正(1.1倍)、青色の文字の能力に減少補正(0.9倍)がかかっている。
補正 |
こうげき↑ |
ぼうぎょ↑ |
とくこう↑ |
とくぼう↑ |
すばやさ↑ |
こうげき↓ |
(がんばりや) |
ずぶとい |
ひかえめ |
おだやか |
おくびょう |
ぼうぎょ↓ |
さみしがり |
(すなお) |
おっとり |
おとなしい |
せっかち |
とくこう↓ |
いじっぱり |
わんぱく |
(てれや) |
しんちょう |
ようき |
とくぼう↓ |
やんちゃ |
のうてんき |
うっかりや |
(きまぐれ) |
むじゃき |
すばやさ↓ |
ゆうかん |
のんき |
れいせい |
なまいき |
(まじめ) |
()内の性格は能力変動なし。
個体値
- ポケモンのステータスに影響をあたえる「生まれつきの強さ」の俗称。
0~31ポイントの間で、各能力ごとにランダムに決定される。- 個体値31は俗に「V」、30は「U」、0は「逆V」と呼ばれることがある。
- 「つよさをみる」画面の2ページ目の情報で、書かれているポケモンの特徴の一文(たべるのがだいすき、ちからがじまんなど)を見ることで、どの個体値がいちばん強いかおおまかに判断できる。
- 両親の個体値のうち3つがランダムで遺伝する。
- 「パワーリスト」などの「パワー○○」系どうぐを持たせると、それに対応した個体値が確実に遺伝する。親の両方に持たせるとどちらか片方の効果が発動する。
- どちらかの親に「あかいいと」を持たせると、遺伝箇所が3から5に増える。
- パワー系アイテムとあかいいとを同時に持たせた場合、パワー系アイテムの固定箇所+残り10箇所から4箇所で計5箇所遺伝する。この方法を使えば目的の個体値を効率良く遺伝させる事ができる。
- 個体値の遺伝箇所が6つに増える訳ではない。
ネット上の各所に書かれている「パワー系アイテムとあかいいとの併用不可」はこれを指しており、あかいいとの効果が完全に消えるという意味ではないので誤解のないよう。
- ただ性格が遺伝しなくなるので、この方法を用いて育成する場合、性格を遺伝させる順番を最後にする必要がある。(一般的に使われる「性格orタマゴ技→個体値」の順ではなく、「タマゴ技or個体値→性格」の順に遺伝させる事になる)
- 本作では殿堂入り後、ハウオリシティのショッピングモールでできる「すごいとっくん」によって、個体値を最大にすることが可能。
- Lv.100のポケモンに「ぎんのおうかん」もしくは「きんのおうかん」を使用する。「ぎんのおうかん」では1個につき1箇所の個体値を、「きんのおうかん」では全ての個体値を最大にすることができる。
- 厳密には「個体値最大相当のステータス実数値」になり、個体値自体は変化しない(使った後ジャッジすると「きたえた」と表示される)。
なので、「すごいとっくん」によって上げた個体値は遺伝しない。また、「めざめるパワー」のタイプ判定にも影響しない。- 「めざめるパワー」に影響しないというのは、「すごいとっくん」によって「めざめるパワー」を狙ったタイプに変えられないという事だが、今まで仕様上最速個体が存在しなかった、めざめるパワーのタイプが「かくとう」「いわ」「ほのお」「エスパー」になる個体を最速にできるという事でもある。
- また、第6世代以降で捕まえた伝説系のポケモンは仕様上、個体値が確定で3V以上になる(後述)ため、めざめるパワーのタイプを「かくとう」に出来ず、「ひこう」の場合は最速にすることが出来ない。よって、第6世代以降の伝説系のポケモンは「すごいとっくん」によってのみ、めざめるパワー「ひこう」と最速を両立出来る。
判定する方法
詳細は
便利な施設や人を参照。(ツールについては各自で検索してください)
- 初の殿堂入り+タマゴを20個以上孵化した後、バトルツリーの受付横の男に話しかけることで、ボックス画面で生まれつきの能力(個体値)を見る機能が追加される。
個体値が31だと「さいこう」、30だと「すばらしい」、0だと「ダメかも」と表示される。
- オハナ牧場のポケモン預かり屋で女性が「めざめるパワー」のタイプを判定してくれる。
個体値の高い野生ポケモン
- 第6世代以降で捕まえたタマゴグループ「みはっけん」の野生ポケモンは、確定で3つの個体値が最高のもの(いわゆる「3V」以上)となる。残りの3つの個体値はランダムなので4~6Vになる可能性もある。
- 伝説系のポケモンはタマゴグループが「みはっけん」なので、確定で3V以上となる。
- XYでは伝説系以外のタマゴグループ「みはっけん」の野生ポケモン(いわゆるベビィポケモンなど)も確定で3V以上だったが、ORAS以降ではすべてランダムになっている。
- VC版『赤・緑・青・ピカチュウ』『金・銀』から転送したポケモンも確定で3V以上となる。
- メタモンは「メタモングループ」であるため、個体値はすべてランダム。
- ORASではポケモンサーチで高個体値ポケモンを入手できる。最高で3V以上。
- 本作では野生ポケモンの仲間呼びで、高個体値ポケモンを入手できる。最高で4V以上。
タマゴ・遺伝関連アイテム
アイテム |
持たせて預けた時の効果 |
おもな入手方法 |
かわらずのいし |
性格を確実に遺伝する |
メレメレ島 ハウオリシティ イリマとの再戦イベント |
パワー○○系 |
対応する個体値を確実に遺伝する |
アーカラ島 ロイヤルドーム 16BP |
あかいいと |
両親の個体値のうち5つを確実に遺伝する |
アーカラ島 ロイヤルドーム 48BP 14番道路 イベント |
○○のおこう |
一部の対応するポケモンに持たせると 進化前のベイビィポケモンが生まれる |
アーカラ島 コニコシティ 御香屋 |
でんきだま |
ピチューの親となる両親のいずれかに持たせると 「ボルテッカー」を覚えたピチューが生まれる |
ポニ島 エンドケイブ |
遺伝決定のタイミング
- 本作では、タマゴの孵化で2番目以降のタマゴの基本個体値(個体値の遺伝箇所以外の個体値)と特性が固定化されている模様。
- 受け取りを拒否した場合は、その次のタマゴだけランダムで再選定される。
- 今作では両親のボールを引き継ぐパターン、片親のボールを引き継ぐパターン、両親の性別が固定のパターン、二ドラン系・イルミーゼとバルビートの4種類それぞれに孵化テーブルが設定されており、両親の組み合わせをこれら別のものに変えるとテーブルが更新され、遺伝パターンが変わる。(要検証)
- また上記の同じ条件でも、隠れ特性が産まれるか否かでパターンは異なっている模様。ミズゴロウ♂×♀(♀が隠れ特性)とツタージャ♂×♀(両方とも通常特性)でボールの遺伝パターンが変わるのを確認。
(未確認)おこうが絡むパターン
性別の遺伝固定
- 前のポケモンと性別の比率が同じであれば不変。
- 例)コイキング(5:5)でタマゴを作って♀に固定されれば、ツツケラ(5:5)に入れ替えても♀になる。
- 例)コイキング(5:5)でタマゴを作って♀に固定されても、モクロー(7:1)に入れ替えると♂になることがある。
特性の遺伝固定
性格の遺伝
- 「かわらずのいし」使用時は不変。未使用時も不変か?
個体値の遺伝
理想のポケモンを効率的に手に入れる方法
基本的な手順
※メタモンを使う前提で記述。
一般ポケモンを使う場合は、常に♀のほうを生ませたい種類のポケモンにすること。
ボールにもこだわりたいなら生ませる種類のポケモンは♀にする事。特にゴージャスボールの効果を使いたい場合は重要。
(ただし、本作では♂×メタモンでもボールは遺伝する。)
①性格を遺伝させる
〔 生ませたい種類のポケモン × 求める性格のポケモン(かわらずのいし) 〕
一度遺伝させてしまえばかわらずのいしで固定できるので、最初に遺伝させる。
遺伝技を遺伝させたい場合は♀が出るまで粘る。
②技を遺伝させる
〔 ①で生まれたポケモンの♀(かわらずのいし) × 求める技を持つポケモンの♂ 〕
これも一度遺伝させてしまえば性別関係なく遺伝する。
最初から♀を持っている場合はこちらの手順を先にしてもいい。
③個体値を遺伝させる
〔 ①または②で生まれたポケモン(かわらずのいし) × 求める個体値を持つポケモン(あかいいと) 〕
具体的な方法は以下2通り。
ひたすら孵化させる方法
上記③の組み合わせで預け、親よりもVが多いポケモンが生まれたら親と入れ替える。
これを繰り返すことでVが多い個体が生まれやすくなり、いつかは理想個体が生まれる。
あかいいとのおかげで、第5世代までのパワー○○系を使った遺伝に比べればかなり早く理想個体が生まれる。
遺伝固定(代理孵化)※通称「リセット法」
①個体値をあらかじめ調べておいたポケモン2匹を預けてセーブする。
- 孵化歩数の少ないポケモンを推奨。育てたいポケモンの性別の有無に応じて適宜選択。
②タマゴ1つを作って孵化する。どちらの親からどの個体値が遺伝したかを特定する。
遺伝させたい箇所と合っていればリセットし、親にしたいポケモンに入れ替えてタマゴを作る。
→思い通りの理想の個体が得られる。
③遺伝させたい箇所と合っていなければ、①からやり直し。
※特性を望みのものにするには試行錯誤が必要。
おまけ(遺伝の確率)
※間違ってたらごめんね
+
|
... |
- あかいいとを持たせて、2Vの親×0Vの親から2Vの子供が生まれる確率
両親の個体値のうち5つを遺伝する組み合わせ・・・ 6C5 × 2^5 = 192通り
特定の2つの個体値を遺伝する組み合わせ・・・ 4C3 × 2^3 = 32通り
特定の2つの個体値を遺伝する確率・・・ 32/202 = 約16%
だいたい6個に1個は2Vが生まれます。
Vが自然発生する場合もあるので実際はもう少し高めです。
- パワー○○を持たせて、2Vの親×0Vの親から2Vの子供が生まれる確率
1つを固定して、両親の個体値のうち残り2つを遺伝する組み合わせ・・・ 5C2 × 2^2 = 40通り
1つを固定して、特定のもう1つの個体値が遺伝する組み合わせ・・・ 4C1 × 2^1 = 8通り
1つを固定して、特定のもう1つの個体値が遺伝する確率・・・ 8/40 = 20%
5個に1個は2Vが生まれます。2Vに関してはパワー○○系を使った方が効率がよさそうです。
- あかいいとを持たせて、3Vの親×0Vの親から2V以上の子供が生まれる確率
特定の3つの個体値のうち2つ以上を遺伝する組み合わせ・・・ 3C2 × 4C3 × 2^3 = 96
特定の3つの個体値のうち2つ以上を遺伝する確率・・・ 96/202 = 約47.5%
だいたい2個に1個は2Vが生まれます。また16個に1個は3Vです。
- あかいいとを持たせて、5V親同士から6Vの子供が生まれる確率
結論から言うと、両親のV位置が異なっているほうが6Vが生まれる確率は高いです。
両親のV位置が同じ場合でタマゴを100個割って6Vが生まれる確率は 約40.7%
両親のV位置が異なる場合でタマゴを100個割って6Vが生まれる確率は 約64.9%
以下それぞれの場合の確率計算です。
(1)両親のV位置が同じ場合
両親の5つのVが全て遺伝する確率 = 遺伝しない箇所が両親のV以外の箇所である確率・・・ 1/6
遺伝しない箇所がVである確率・・・ 1/32
6Vが生まれる確率・・・ 1/6 × 1/32 = 1/192 = 約0.52%
(2)両親のV位置が異なる場合
仮に両親の個体値をそれぞれ
♂ x-31-31-31-31-31
♀ 31-x-31-31-31-31 とすると
(i)Hが遺伝してAが遺伝しない場合
遺伝しない箇所がAである確率・・・ 1/6
HがVである確率・・・ 1/2
AがVである確率・・・ 1/32
6Vが生まれる確率・・・ 1/6 × 1/2 × 1/32 = 1/384
(ii)Aが遺伝してHが遺伝しない場合
6Vが生まれる確率は(i)と同様に 1/384
(iii)HAが遺伝する場合
遺伝しない箇所がHA以外である確率・・・ 2/3
HがVである確率・・・ 1/2
AがVである確率・・・ 1/2
遺伝しない箇所がVである確率・・・ 1/32
6Vが生まれる確率・・・ 2/3 × 1/2 × 1/2 × 1/32 = 1/192
(i)~(iii)より
6Vが生まれる確率・・・ 1/384 + 1/384 + 1/192 = 1/96 = 約1.04%
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最終更新:2017年12月02日 07:04