簡素な概要

生息:レッテンスパイン全域
学名:Homo logicae
先祖:猿人類
主な言語:非言語(原始)→それぞれの地域の言語(~近代)→ロジカラス語(~罪代)→ハルピュオス語(~現代)
自身の感情に理由を見つけ、脳内で説明することによって(例として「私は悲しい。食べようと思ったアイスクリームを落としてしまったが、今すぐに死ぬようなことはないので、悲しむ必要なんてないんだ」)平静を保っている。赤子のうちから説明のつかないことを嫌い、理論めいたものを好み、それは成体になっても同じである。

ホモサピエンスとの違い

視覚はほぼ発達せず(色を見ることができず、光の判断も微量程度)、聴覚・触覚・嗅覚に対して鋭敏。ホモサピエンスに聞こえない音も聞こえるうえに、方角などを把握するのが早い。触覚は主に識字の為に使われる。
これらの特徴には視覚以外には個人差がある。

進化のきっかけ

不明。

文明の方向性

こちらの世界で言う「共産主義」に近いところがある(この件に関してはここで一度保留)。

文字

原始~近代においては、文字は石や木に彫るようにされていた。一字の誤謬も許されず、間違えた箇所は大きくえぐれていることが多い。この性質上、文字を彫ることができるのは同族を従えられるような者のみであったが、読むだけなら誰でもできた。(但し、カイケ群地のような狩猟系民族だと識字率は0.01%ほどであった)
近代と罪代の間に、カンプオリムなどの植物の葉を用いて作った膜に押し付けることで文字を記録することが可能になる機械(いわゆるタイプライター)が開発される。ただし機構の複雑さから、やはり同族を従えられる富裕層にのみ普及した。従えられるほどでもない層は、自分で判子のようなものを作って代用していた。また、文字を読むことにも価値が発生し始め、誰でもが読めるわけでもなくなった。
現代においては、ハルピュイアにほとんど任せている。
最終更新:2017年12月16日 23:22