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イース -フェルガナの誓い- プレアレンジ

最終更新:

jdkmaniacs

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最終更新 : 2023-11-24

「イース -フェルガナの誓い- プレアレンジ」のBGM別作曲者推測

目次

データ

  • 発売日 : 2005年6月30日
  • 機種 : Windows
  • 原曲作曲者 : 石川三恵子, 川合将明
  • 編曲者:Falcom Sound Team jdk

外部リンク


更新情報

  • 2021-12-11 : 推測コメントを全面的に刷新・推測に変化はなし
  • 2020-12-26 : Spotifyリンク追加
  • 2020-08-12 : 聴き直しによるページ刷新・推測変更無し

概要

これらの曲はゲーム本体の初回特典「イース・プレミアム・CD・ボックス・イン・フェルガナ内8枚組の1枚として収録された。ファルコム公式のキャッチフレーズは

”開発初期の段階で使用されていた幻のアレンジバージョン!その明澄なメロディーとクオリティの高さは、まさに 「イース −フェルガナの誓い−」のもうひとつのサウンドトラックとも呼べる 必聴の音源です!”

となっている。開発初期の段階で使用されていた、とのことだが確かに前年発売のぐるみんや同年10月発売のザナドゥ・ネクストと比べると明らかにクオリティが磨かれておらず完成度が劣って聴こえる。マスタリング自体も劣っていてそのため全体的には地味で未完成な製品という印象を受ける。何故ファルコムがそのような制作途上の製品を世に出したのかは不明。必然的に製品版アレンジと聴き比べられてしまうわけで社内スタッフの矜持を著しく傷つける行為に思えてならない。わざわざ社内スタッフの能力を貶める行為でしかなくどうにも真意を測りかねる。このキャッチフレーズは本気でそう書いたのかそれとも皮肉なのか。もちろん了承を取っているのかもしれないが以前にjdkリーダーだった松岡博文氏が「イース & イースII、朱紅い雫 Unpublished Music」という未発表アルバムの存在を知らないと見受けられることを自身のサイトで書いていた例があったのでこの件も少々不審に思えてきてしまう。特に今作で大多数の曲を受け持った村山氏がこの件を納得をしたとはあまり思えない。もちろん納得をした上で出しのかもしれないし折角ここまで作ったのだからついでに出そうということだったかもしれないが。ただSNSや動画サイトのコメント欄を見る限り案の定このプレアレンジ版の評判は低い。

それはともかくとして、ご存知のように製品版では外注スタッフの神藤由東大氏による全曲アレンジとなった(「Believe in my heart」だけは岡垣正志氏によるアレンジ)。結果的に神藤氏の名前はこのサントラの仕事で広まりアレンジャーとしての評価も不動のものとなった。そしてこのアレンジが成功したためこれ以降、SAV以外の全曲アレンジ系も外注に頼ることになった(外注・内製で折衷したセルセタの樹海を除く)。どの段階で全曲アレンジするようになったのかは分からないが製品版のほうのブックレットを読むと「おひろめムービーの制作が最初の仕事だったようだ。恐らくこの曲のクオリティを聴いて上層部がちゃぶ台返しをしたのだろう。それはそれでよりレベルの高い音楽を目指すファルコムの理念的に正解の判断と言える。ただもしそういった事態が発生せずこれらプレアレンジバージョンがそのままきちんと製品として磨かれて完成されていたら、マスタリングもぐるみんと同等だったらどうなっただろうか。もしかしてぐるみんや空の軌跡FCみたいに当時のファルコムサウンドの到達点として絶賛されていたかもしれない。(個人的には「Be careful」「漆黒の魔獣」「灼熱の死闘」「暗黒の罠」「死神の電撃」「バレスタイン城」「破滅への鼓動」「これを見よ!!」「最強の敵」「The Theme of Chester」「Chop!!」「Descendant of Genos」などは神藤氏のアレンジ版よりエッジがあって格好いいと思う。ま、さすがに「イルバーンズの遺跡」「時の封印」はどうかなとは思うが…。)

この曲を推測するにあたってはぐるみんの概要欄でも書いたが前年翌年といった周辺のファルコムサントラはもちろん、村山氏の同人アルバム2枚「東方小曲集-唯我独尊-」「Guardian Heroines Final Original Soundtrack」も聴いていたほうがより捗るだろう。石橋氏にも同人アルバムがあるが村山氏のほうが今作でのテイストが色濃くあらわれている。また当然原曲のイースIIIのサントラも必ず聴くことも大事。それは原曲にはないオリジナルの部分を付け足しておりそこを聴き比べるだけでも判別がつくからだ。

また村山氏が作編曲者としての他にベーシストでもあることも念頭に置いておきたい。ベースが弾けるということはエレキギターにも心得があるということなので(実際にエレキギターを弾いている氏の同人アルバムもある)、他のメンバーよりも扱いが卓越しており魅力的に響かせることが出来る。特に今作はエレキギターが活躍するアグレッシブなロックアレンジが多くなっていてそういったアレンジは全て村山氏の担当を窺わせられる。例えると村山氏は以前のjdkメンバー新井智氏、松村弘和氏といったロック担当ポジションでもある。

アレンジサウンドトラック

No. 曲名 (Spotify) 推測 コメント
01 Dancing on the road 村山 村山氏と推測するぐるみん「sight of silence」0:25のシロフォンと同じ音。広い音場、強めのリバーブなど村山氏のサウンドと一致する。例えば石橋氏によるツヴァイ!!「浮遊大陸アルジェス -Introduction-」と似ているが石橋氏の場合はもっと音像近めで明瞭、左右に振り分けてシロフォンを響かせている。またピチカート、シンセパッド、ギターなども入れていて例えシンプルな曲の方向性にしたとはいえ音を盛るのを止められないようだ。そういったアレンジスタンスの違いもある。
02 予感 =スティクス= 村山 こちらも氏と推測するぐるみん「おもひで」、そして「sight of silence」1:55で聴かれるリバーブ多めでお洒落なタッチのピアノと同じ。全体の音場の広さも同様。かなりピアニスティックに弾いていて石橋氏なら色々な楽器をアレンジに盛り込むだろうし、園田氏はピアノをここまで習熟しておらず華麗に鳴らしたりすることは難しい。
03 貿易の街レドモント 園田 全体の響きは他の氏の曲と同じものを感じ取れる。ホルンはやや籠もり気味で抜けが悪く「冒険への序曲」のホルン、空の軌跡FC「商業都市ボース」「国境警備も楽じゃない」のホルンと似ている。スネアも「冒険への序曲」、ぐるみん「呪われし厄の牙」と似ている。アコーディオンは少し時代が古いが園田氏と推測できる海の檻歌「ピエロの行進(シャオ&レイチェル)」と同じ伴奏音形を刻んでいる。
04 静かな刻 園田 ザナネク「Two love」のヴァイオリンと同じ音。園田氏の使うヴァイオリン音は村山氏や石橋氏と比べて少し仄暗く微温な音。園田氏による空の軌跡SC「うちひしがれて」のイントロと似ている。全体の響きからしてやはり園田氏っぽい陰りのある響きと素朴さがある。
05 Welcome!! 石橋 打って変わって色鮮やかなサウンドとアレンジになる。なので園田氏ではない。音像の距離感やリバーブの差などから村山氏ではない。左右に散る賑やかなパーカッションはYsVI「THE AKINDO」と似たサウンド。0:26,0:34辺りのタイプライターみたいな音は石橋氏の同人アルバム未来のエネルギー「トレインフロムトーキョー」0:22~にもある。
06 冒険への序曲 園田 「貿易の街レドモント」と同じオーケストラサウンド。ホルン、スネアやシンバルなども同じ。
07 翼を持った少年 村山 再び全体の響きが明確に異なってくる。ぐるみんでも聴かれる音場が広くライブ感のある村山氏独特のサウンドだ。派手なドラムプレイも氏を彷彿。ホルンも上で挙げた曲と違う音に響いていて籠もった音になっていない。派手なブラスは後述する「灼熱の死闘」と同じであり村山氏によるぐるみん「グルグル魔人でポン」などと同じ。アレンジ的に似ているのは東方小曲集「恋色の歌しか聞こえない」「鋼の意思 ~Iron Will Maiden~」、Guardian Heroines Final「BOSS"TAISHI" -大志にソイソース-」が近いか。
08 Be careful 村山 やはり全体の響きは「翼を持った少年」と同じ。アグレッシブなドラムやエレキなども氏の特徴。オルガンは「翼を持った少年」と同じ。
09 漆黒の魔獣 村山 こちらも「Be careful」と同じサウンド。エレキギターやキックの音も同じ。氏のロック曲は大体においてドラムが小刻みよく華麗に打ち鳴らされていてライブ感溢れるロックサウンドになっている。1:23からの展開は原曲にはないオリジナルだがこの部分にもロックな氏らしさがあらわれているといえよう。
10 イルバーンズの遺跡 村山 ヴァイオリンは園田氏の使う音ではない。ピアノは「予感 =スティクス=」「灼熱の死闘」のピアノと似た音。キックは「Be careful」「漆黒の魔獣」などこれまでの氏の音と同じ。園田氏や石橋氏と違い村山氏のキックは存在感があり重めになる。1:15からの展開もやはり原曲にはなく「漆黒の魔獣」1:23と似たオリジナル要素。
11 灼熱の死闘 村山 「イルバーンズの遺跡」のピアノと同じ音と位置。オケヒは後述する「時の封印」と同じ。やはり村山氏ならではのエレキ音とドラムを確認出来る。ブラスは「翼を持った少年」と同じ音と位置。1:55で左右に鳴るシンセは「漆黒の魔獣」0:10,0:58の左右のシンセと似た音。このように村山氏はロック+ブラスサウンドという編成アレンジをよくおこなう。
12 暗黒の罠 石橋 これまでの曲から続けて聴くと一転して響きが異なって聴こえる。間違いなく村山氏ではなく他のメンバーになるが該当するのは石橋氏。氏と推測する曲の響きと同じだ。園田氏とすると特に0:31以降の複雑なドラムワークは氏の範疇外となる。石橋氏のサウンドは村山氏の曲のように音場は広くなくやや近接気味、その中に密度の濃い凝縮されたアレンジを展開、音の色使いの多彩さにも差が現れている。石橋氏と推測する「Welcome!!」と続けて聴くと同一の響きを感じ取れるはずだ。ベースの音はベースプレイヤーでもある村山氏とは差がありあくまでも打ち込みの範疇。後ろで銅鑼が波打っているように聴こえるが石橋氏による空FC「黒のオーブメント」でも似たような効果が聴こえる。
13 死神の電撃 村山 やはり続けて聴くと音作りや全体の響きの差があらわれて明快になる。0:12からのシンセはぐるみん「sight of silence」1:15からのシンセと似ている。シャープでドライなドラムも氏の持ち味。「Be careful」と同じオルガンもある。1:02以降は「漆黒の魔獣」「イルバーンズの遺跡」コーダと同様に原曲にはないオリジナル要素あり。1:26以降も石橋氏はやらないようなアレンジで村山氏ならではとみる。
14 いっときの夢 園田 シンセだけの曲。こういった曲調や全体の響き的に園田氏しか当てはまらない。実際に園田氏と推測しているぐるみん「戦い終わって日が暮れて」0:28から裏で伴奏を弾くシンセ音と似ている。敢えてこういった小曲を石橋氏や村山氏が受け持つ理由もない。もし石橋氏なら原曲のテイストと氏の作風的にシンセベル主体のキラキラした曲になりそうだし村山氏なら「Dancing on the road」からしてサウンドのソノリティが違うはずである。
15 厳格なる闘志 園田 オケ曲となると明快に園田氏の個性が現れる。イントロのティンパニやストリングスの位置関係などは園田氏によるぐるみん「呪われし厄の牙」イントロと同じ。スネアは「貿易の街レドモント」と同じ。コーダの余韻を引きずるようなテイストは原曲にはないオリジナルで少し時代が古いがファルコムクラシックス「Ending」、ヴァンテージマスター「瞬きを見上げて(高地)」とかなり似ている。
16 哀愁のトワイライト 園田 「いっときの夢」と同様にこちらもエレピ的なシンセのみの曲であり全体のサウンド感も同じ。園田氏によるぐるみん「戦い終わって日が暮れて」0:28からメロディを弾くシンセと同じ音が聴こえる。原曲をかなりシンプルにアレンジしていて当然石橋氏や村山氏ならもっと起伏に富んだアレンジになるはずだ。
17 バレスタイン城 村山 全体の広大な音場、エレキ、シャープでドライなドラムなどこれまでの村山氏の曲と同じ。ティンパニが入っているが村山氏によるザナネク「Evildoer」を彷彿させられる。村山氏はこうゆうシンフォニックロックスタイルも得意とする。トムトムの0:49辺りの叩きっぷりは「Evildoer」0:56あたりと似たプレイだ。キックの重さも氏の個性。コーダにあるジャジーなピアノのアルペジオ3:11~は村山氏ならではの味付けだろう。
18 慈愛の祈り 園田 オルガンは音色的にも響き的にも個性を掴みづらい。空SCでは竹下氏が「Etude of the Ruin」を、空3rdでは宇仁菅氏が「御心のままに」というオルガン曲を書いていたがさすがにそれは予想つかなかった。今作のメンバーで明確にオルガンが響いた曲を書いたのは園田氏。前後では空SC「福音計画」、オリジン「THE LAST MOMENT OF THE DARK」、空3rd「荒野にそびえし威容」でオルガンを響かせている。この中で特に「荒野にそびえし威容」でのオルガンの響きがこれと近い。続けて聴いても違和感はない。他のメンバーを検討したが石橋氏も村山氏も違うだろう。このふたりならもっと創意工夫凝らしてくるはず。特に石橋氏なら原曲を聴く限り確実にこういったアレンジにはしないはず。そして昔も今もこういった小曲は氏の担当という点もある。
19 光りの鍵 園田 ハープとコーラスのみの曲。これも手掛かりが乏しく分かりづらいが全体の響きからして園田氏の可能性が高い。リバーブが異なるが「冒険への序曲」イントロのハープ音と同じだろう。あと園田氏によるザナネク「Two love」がサウンド的には近い。これまでの小曲の通り他の二人が作るアレンジ&サウンドではない。
20 時の封印 村山 ブラスは「灼熱の死闘」と同じ、スラップ・ベースは「翼を持った少年」と同じ、オケヒは「灼熱の死闘」と同じ。そしてこれまでの村山氏と同様のアグレッシブなドラム。ストリングスの位置と響きは後述する「Wanderers from Ys」と同じ。
21 破滅への鼓動 村山 ホルンは「翼を持った少年」1:36からのホルンと位置が同じで特に2:12からのホルンと音色も同じ、村山氏によるぐるみん「復讐の賛歌」とも同じ。ストリングスは「バレスタイン城」と同じ。トランペットは「時の封印」や「Wanderers from Ys」と同じ。1:10あたりは「時の封印」イントロのトランペットと似たハイトーンが聴かれる。「漆黒の魔獣」0:10にもあるメタリックなシンセ音も断続的に聴こえる。
22 運命の塔 村山 イントロから「破滅への鼓動」とまるで地続きみたいに両サイドで鳴っていたシンセ音が聴かれる。0:24からのホルンは「破滅への鼓動」と同じ。
23 これを見よ!! 村山 これまでの村山氏のロックアレンジを聴けば十分推測可能だ。「翼を持った少年」イントロのキメをこの曲でも0:09でもやっていてこれは原曲にはない。氏が今作で多用しているメタリックなシンセ音も両サイドで聴かれる。
24 最強の敵 村山 「これを見よ!!」と同じことが言える。イントロのアグレッシブなエレキプレイから村山氏だと明快だ。ベースは「時の封印」と同じ位置、オケヒは「時の封印」と同じ、左右のメタリックシンセやアグレッシブでテクニカルなドラムもある。
25 旅立ちの朝 石橋 空FC「消え行く星」、ザナネク「True Intent」と似た煌めきのあるシンセベル、「風を共に舞う気持ち」のバッキングギターと似た音で園田氏の「静かな刻」のギターとは異なる。イントロからメロディを弾いているシンセは園田氏と推測した「いっときの夢」「哀愁のトワイライト」とはソノリティが異なりこちらのほうが明瞭で鮮明。全体の響きや色鮮やかなサウンドなどから石橋氏と判断。まずもってサウンドから村山氏や園田氏ではない。特に2:00以降のアレンジは園田氏では手に余る。こういった色鮮やかで手の込んだアレンジから上述したいくつかの小曲も石橋氏は当てはまらないといえる。
26 Wanderers from Ys 村山 村山氏による空の軌跡未使用曲「a tempo」を彷彿させられる広大なサウンド。ブラスは「時の封印」「破滅への鼓動」と同じ、ストリングスは「時の封印」と同じ。アレンジや響きなどから園田氏のオーケストラスタイル「貿易の街レドモント」などは当てはまらない。
27 Dear My Brother 園田 アレンジ、曲調、全体の響き的に園田氏のサウンドに近い。氏と推測する海の檻歌「漆黒の空」とフルートやピアノなどのアレンジが似ている。石橋氏と推測する「旅立ちの朝」のフルートと似ているが同じ音源を使ってるだけだろう。よくよく聴くと音のソノリティは異なっていてあちらは明朗だがこちらのほうがやや仄暗く籠もって聴こえる。ピアノも石橋氏による「暗黒の罠」でリズムを刻んでるピアノの音と似ているがあちらのほうが音像が近く聴こえる違いがある。当然石橋氏なら色鮮やかなサウンドになっている。この曲のアレンジはあくまでもフラットで平易だ。
28 愛しのエレナ 園田 チェロとピアノだけのため判断材料が乏しいが「静かな刻」のヴァイオリンの音やシンプルなアレンジ、素朴なサウンドからして園田氏だろう。ピアノは「Dear My Brother」の音とは異なりどちらかというと園田氏による空FC「告白」の音と位置が同じ。チェロとピアノの組み合わせというと空SC「灯火が消えた街」がある。
29 Introduction!! 石橋 「Welcome!!」の対になるようなアレンジ。やはりこの曲も密度が濃く色鮮やかなアレンジとなっていて石橋氏の個性が現れている。0:28から右側で聴こえるシンセはぐるみん「虹色オバケは泳げない」と同じ。
30 The Theme of Chester 村山 ブラスは「翼を持った少年」と同じ。1:34からのホルンは「破滅への鼓動」2:11~と同じ。0:48辺り以降から聴かれる左右のメタリックな音は「破滅への鼓動」でも聴かれる。全体の広大な音場からも村山氏だと分かる。
31 Chop!! 村山 やはり全体の広めの響き、躍動するベース、テクニカルなドラムプレイ、オルガン、エレピの華麗なタッチなどから判断可能。1:33からの崩したようなテイストも氏ならではだろう。
32 Believe in my heart 村山 「イルバーンズの遺跡」と似ている。ピアノの位置も同じ。ドラムの音も氏が使う音。全体の広大な音場も同様。サックスはぐるみん「SAMURAI DRILL!」でも聴かれる。こちらも後半のジャジーな間奏など村山氏ならでは。
33 Descendant of Genos 村山 村山氏によるザナドゥ「Evildoer」にも似たシンフォニックロックアレンジ。ドラムの音も同じ。イントロのストリングスの導入は「悲しき蒼穹を翔ける」を彷彿させられる。村山氏のアレンジの中ではこの曲が最もより良いかたちで力強く現れている。

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コメント

名無しさん
コメント:

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    • コメントありがとうございます。なるほど確かに文字通りのプレアレンジと考えたほうがこのサウンドクオリティ的に腑に落ちますね。少々訝しんで考えすぎていたのかもしれません。ファンにとってはそういったかたちのバージョンを世に出してくれたことは良かったのかそうでもないのか、複雑なものがありますが…。(管理人)
  • 個人的には生楽器アレンジ版作成用のたたき台(デモ版もしくは収録時のガイド)という印象があります。打ち込みだけで完結させる場合とちがいデモ版の完成度を上げるためにコストを費やすのは無駄になるので、かなりラフになると思います。生楽器の収録が終わり、それを聞きながらアレンジを再考することもあるでしょうし。 -- (名無しさん) 2022-04-04 17:06:11


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