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イースIX -Monstrum NOX-

最終更新:

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最終更新 : 2024-01-18

「イースIX -Monstrum NOX-」のBGM別作曲者推測

目次


データ


外部リンク


更新情報

  • 2020-11-08・・・曲別作曲者推測早見表、刷新
  • 2020-06-22・・・CD3#13「THUS SPOKE AN ALCHEMIST」推測変更(真我→園田)/推測早見表修正

概要

今回も「閃の軌跡IV」と同じコンポーザーメンバーである。実はこれは発売以前から予想出来ていてファルコムのリクルートページには作曲セクションの新人が入っていなかったので少なくとも社内の音楽スタッフに新戦力は加入していない、また2019年5月発売の「イース セルセタの樹海:改」のクレジットに引き続きjdkメンバーの園田氏、宇仁菅氏の両名が記載されていて少なくともイースIXの制作時期にはどちらも退社していなかった。このことからjdkからは園田氏宇仁菅氏のふたりだけと確定。(ただ実際は翌年音楽スタッフに加わることになる古口駿太郎氏が品質管理として参加されていた。)

そして外注スタッフだが同じく2019年5月発売「イースVIII スーパーアルティメット」において編曲として参加しているのはこれまで通り神藤由東大氏と真我光生氏 (VGMdb)。よって外注メンバーも新たな参加や不参加はないと思われていた。というわけで”クレジット上では”その通りのメンバーとなった。

ただしもうひとり外注のコンポーザーが参加されており実際に確認も取れているがノンクレジットになっている以上こちらでも名前の掲載は控えています。

推測早見表

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推測を終えての所感

推測作業は終了。少しコンポーザー別に短評を書いておこう。

園田隼人氏=空の軌跡FC時代からファルコムサウンドを聴いてきた方ならばすぐにピンとくるサウンドがいくつもあるだろう。そして氏が生み出すこの音楽こそが昔ながらのファルコムらしさたる所以。推測はしやすく過去のサンプル曲も膨大にあるがただ数曲悩まされた。結論したこの24曲は全て園田氏の味が色濃く現れており氏のサウンドは決して揺るがないことが改めて分かった。

宇仁菅孝宏氏=僅か7曲だけだがその分少数精鋭ということでどれも完成度が高くまた宇仁菅氏ならではのテイストも濃厚。そういった特色が全面的に出ている故に逆に推測が立てやすくもなっている。ただ「FORGOTTEN DAYS」だけは惑わされたが最終的には園田氏と結論し確信。この曲以外は紛れもない宇仁菅節が刻み込まれている。

神藤由東大氏=宇仁菅氏同様にクオリティが高いのでやはり区別はつきやすい。4曲とも当初の推測から一切揺らぐことはなかった。恐らく一般的には氏が一番明快に判別されているのではなかろうか。

真我光生氏=イースVIIIをお聴き頂ければ数曲これまでのファルコムサウンドにはない毛色の曲があるのがお分かり頂けるだろう。あの延長線上の曲が今回もたくさんある。なのでやはり推測は立てやすい。ただしスローテンポな曲も閃III時代から作るようになっているのでより入念に氏のスタイルを研究していかなければならない。幸い氏が使う音源、メロディ、アレンジ、センスなど他の3人とは異なるものなので切り離しやすい。慎重に聴いていけば自ずと分かってくる。

??氏=上で書いたように名前を出すことが出来ない方がノンクレジットで参加されている。とても上質な曲を作られており氏が今後もファルコムに関わるのなら正式なクレジットとして参加されることを願うばかりだ。

オリジナルサウンドトラック

No. 曲名 (Spotify) 推測 コメント
01 HELLO GRIMWALD 園田 イントロは「INVITATION TO THE CRIMSON NIGHT」のイントロとほぼ同じ音。ストリングスの響きは「DECISION」と同じ。同曲をショート版にアレンジしたジングル曲。YsVIII「RODA -ORGEL-」閃III「ゲートイン」など昔からそうだがこの手の小曲は大体において園田氏の得意分野。
02 DECISION 園田 冒頭は閃III「鐘、鳴り響く時」の重めのパーカッションとシンバルロールとかなり似ている。主部以降さらに氏のアップテンポ系の曲調テイストが顕著になり明快になる。0:58でストリングスで切なく歌われるところは閃III「Accursed Tycoon」2:25、閃IV「Break In」0:57など紛れもなく氏のメロディラインそのもの。1:38からのエレキは閃III「Accursed Tycoon」、閃IV「紅き閃影 -光まとう翼-」などと同じ。
03 IL ETAIT UNE FOIS
ないしょ
歌謡性豊かで素朴なメロディからまずすぐに閃III「紡績町パルム」を彷彿。最初のオルゴールのメロディは「紡績町パルム」最初のハープのメロディと似ており音は閃III「在りし日のメロディ」と似ている。アコーディオンが最初に奏でるフレーズ0:27は「WHO KNOWS THE TRUTH?」のクラリネット0:30にも似たフレーズがある。0:41の下降フレーズは零「On The Green Road」1:30、閃「特科クラス《Ⅶ組》」0:40を彷彿。アコーディオンの音はYsVIII「A PLEASANT MOMENT」と似ている。

――ただ、アレンジや最後の終わり方など園田氏としてはちょっと違和感。全体の響きといいストリングスの響きといい園田氏と確定出来る他の曲と明らかに違う。こちらのほうが音像が遠目で響きが平板になっていない。0:25の右で鳴っているピチカートは園田氏も宇仁菅氏も神藤氏も真我氏も当てはまらない「HEAT AND SPLENDOR」0:50のピチカートと同じ。このピチカートは園田氏の「PRISONCITY」0:56、「BAR 'DANDELION'」0:48と比べて差がある。0:52、1:06、1:33のシンバルロールは「HEAT AND SPLENDOR」と似た音。ストリングスの音、距離感は「HEAT AND SPLENDOR」と同じ。1:17にあるウィンドチャイムは「HEAT AND SPLENDOR」イントロ0:03で同じように鳴っている。0:25、0:30にあるトライアングルかシンバルをスティックで叩いたような音は「HEAT AND SPLENDOR」0:49と音も位置も全く同じ。また「A PLEASANT MOMENT」のアコーディオンと比べこちらは繊細でニュアンスに富んでいる。「TAKE IT EASY!」で述べる理由により園田氏ではないと確定。
04 ONLY THE CORPSE GOES OUT 園田 0:22から東ザナ「揺らぐ日常」とかなり似たアレンジと音、メロディも似ている。ストリングスは「DECISION」と同じ。低弦のリズムと1:35のストリングスのダンダンっていうリズムは「INQUISITION」でもメインフレーズとして出てくる。
05 TRANQUIL SILENCE
ないしょ
ハープは「PRISONCITY」「AMBIGUOUS TERRITORY」と似た音。メロディは閃III「紡績町パルム」冒頭を彷彿。硬いパーカッションは閃IV「暗雲」0:42以降にも同じ音がいくつかある。0:20以降0:54など度々鳴っているシェイカーは「紡績町パルム」0:35や1:43以降など左側のシェイカーと似ている。フルートは「BAR 'DANDELION'」、閃IV「彼の地へ向かって」「昏冥の中で」と似た音。スレイベルは閃IV「彼の地へ向かって」と似ている。コンガはYsVIII「A PLEASANT MOMENT」と似ている。

――ただ、ゲームプレイ時から僅かに違和感を感じていた。園田氏としてはストリングスを右側メインに置いているのは珍しい。そもそもメロディ展開にあまり氏らしさを感じない。1:23、フレーズの最後の音を伸ばして一旦全休止してからループに入る構成は「IL E'TAIT UNE FOIS」1:23と全く同じ。1:08辺りから右ストリングスに左側からも少しストリングスが合流してくるが響きや距離感など「IL E'TAIT UNE FOIS」サビのストリングスと同じとみていい。1:04からは「HEAT AND SPLENDOR」1:17からのメロディに少し似ている。2:07のシンセ音はアクセントとして入れていると思うがやはり園田氏としては異例。フルートの距離感や音は「TAKE IT EASY!」と似ている。「BAR 'DANDELION'」のフルートのほうが音が太い。左側のシェイカーは「BAR 'DANDELION'」や「WHO KNOWS THE TRUTH?」1:03以降のシェイカーとは差がある。この曲と同じように硬めのパーカッションがいくつも鳴っている「ONLY THE CORPSE GOES OUT」と比べるとやはり差がある。
06 AMBIGUOUS TERRITORY 園田 ハープ、ストリングス、グロッケンシュピールは「ONLY THE CORPSE GOES OUT」と同じ。
07 MONSTRUM NOX 園田 ストリングスやチューブラーベル、コーラス、ハープ、シンバルは「DECISION」「AMBIGUOUS TERRITORY」と同じ。「INVITATION TO THE CRIMSON NIGHT」のストリングスアレンジ。
08 DREAMING IN THE GRIMWALD 真我 閃IV「Seductive Shudder」で使われているヴァイオリンの音。シンバルの位置も同じ。チェロは「STAGNANT POOL」「GRIA RECOLLECTION」と同じ。全体のクオリティ、曲調などから真我氏でしかあり得ない。
09 PRISONCITY 園田 ハープやストリングスは「AMBIGUOUS TERRITORY」と同じ。曲調からも典型的な園田氏。特にBメロ、ピチカート部分、そのあとのメロディは氏の常套句。メロディの終結部は閃IV「彼の地へ向かって」1:40と同じ。このフレーズは氏がよく多用している。
10 WELCOME TO CHAOS 真我 イントロは閃IV「Blue Stardust」「Deep Carnival」を彷彿。サイドエレキの厚みは「Bold Assailants」と同じ。真我氏のロック曲YsVIII「SMASH UP!」閃IV「Mighty Urge」などを聴けば自ずと分かる。
11 HEART BEAT SHAKER 神藤 ピアノのイントロのメロディは東ザナeX+「Earnestly Advance」、閃IV「未来へ。」と「Master's Vertex」0:12と似ている。背景で鳴ってるギターは閃IV「それでも前へ」0:04と一致。主旋律シンセは「Master's Vertex」0:35と似ている。Bメロ後の音が高まったシンセ0:57は「GLESSING WAY!」のシンセと同じ。音源の質、ミキシング、など全てワンランク上のレベルで神藤氏だと明快。
12 FEEL FORCE 真我 エレキとドラムは「WELCOME TO CHAOS」と同じ。執拗に乱れ打ちされるドラムを聴けば推測するまでもなく明快だ。
13 STAGNANT POOL 真我 チェロは「DREAMING IN THE GRIMWALD」と同じ音。YsVIII「VANISHING TRAIL」、閃IV「晴れ渡る空に」と同じストリングス。イントロのピアノ、ギターは閃IV「たそがれ緑道」と似ている。また「WALTZ FOR GRACE」ともストリングス、チェレスタ的な音、銅鑼が一致しておりこの2曲は同一人物によるもの。やたらと大太鼓を轟かせていたり合間でカラスの鳴き声っぽいユニークな音を入れたりそういったアレンジも個性的で癖の強い真我氏らしくある。
14 TAKE IT EASY!
ないしょ
チェンバロ0:32は「PRISONCITY」1:36と似ている。ドラムは閃III「歓楽都市ラクウェル」と似ている。素朴なメロディから園田氏が該当。

――ただ、0:38からのストリングスは「IL E'TAIT UNE FOIS」1:33と同じ。同系統の曲「BAR 'DANDELION'」0:43で聴こえるストリングスとは違う響き。タンバリン(特に0:07)は「BAR 'DANDELION'」とは僅かに違い「IL E'TAIT UNE FOIS」と似ており「HEAT AND SPLENDOR」0:11の音と似ている。あまり抑揚がないフルートは「HEAT AND SPLENDOR」0:50と似ており「BAR 'DANDELION'」や閃IVでの園田氏のフルートとは異なる響き。少し遊んだ感じのチェンバロ1:12やハープ1:19は園田氏としては珍しい。そしてこの曲も「IL E'TAIT UNE FOIS」「TRANQUIL SILENCE」と同じく終結部がある。1:36の終わらせ方は「IL E'TAIT UNE FOIS」1:33とほぼ同じでありストリングスの音も同じ。

「BAR 'DANDELION'」と聴き比べると分かるが園田氏の曲は音場が広めで音像が近めだが、こちらは音場がやや狭いが音像は少し離れていて響きはすっきりしている。

「IL E'TAIT UNE FOIS」「TRANQUIL SILENCE」そしてこの曲「TAKE IT EASY!」の3曲は全てループしていない。10~20秒ぐらい展開させてから曲を閉じている。他にループしていない曲は「MONSTRUM NOX」「BAR 'DANDELION'」「CHALLENGER'S ROAD」「FORGOTTEN DAYS」「INVITATION TO THE CRIMSON NIGHT」「PRISON OF BALDUQ -LIVE THE FUTURE-」などがあるが全て園田氏の曲。これらは曲を展開させずあっさりと1~2秒で閉じていて3曲とは明確な違いがある。これの意味するところはやはりこれら3曲は全くの別人と考えるほうが自然だ。
15 NAB THE TAIL 真我 閃III「Brilliant Escape」系。0:24など特徴的なメロディラインを聴けばすぐ真我氏だとすぐ分かる。またクレジットによりサックス奏者ADD氏の参加を確認している。曲中にサックスを使ってADD氏を敢えて起用しない理由はない。そしてADD氏は真我氏がリーダーの新生jdkBANDからの加入でありこれまで真我氏の曲のみしか参加していない。
16 CLOACA MAXIMA 神藤 イントロから明快。ヴァイオリン(長野昭子氏)とエレキ(寺前甲氏)とベース(榎本敦氏)も存在感が強く当然生録。そうなると自ずと外注となりメロディ、アレンジ、音源の質などから神藤氏しかいない。また本人による「下水道曲」ツイートもあった(クロアカマキシマとは古代ローマの下水道の意味)。
17 MONSTRUM SPECTRUM 宇仁菅 イントロは閃III「Toughness!!」のリズム感と似ており閃III「Erosion of Madness」も彷彿。スネア、キックやトムトム、エレキも「Erosion of Madness」と同じ。サビに被さるピアノ的なシンセは「Erosion of Madness」1:39と同じ。サビのメロディの歌いまわし、サビ繰り返しで転調、最後の高揚、シャープなサウンドと整然としたアレンジなどから宇仁菅氏なのは明らか。紛れもなく氏のロック曲の典型だ。
18 BAR "DANDELION" 園田 碧「束の間の休息」系。ピチカートによる曲展開は「PRISONCITY」と同じ。フルートに被さるシンセはセルセタ「優しくなりたい」と同じ。0:12のフルートのフレーズは閃III「崖谷の狭間」0:25、閃IV「隠れ里エリン」1:12あたりと似ている。
19 DENOUEMENT 真我 ストリングス、アコギ、オーボエといった響きは園田氏とは異なる。ストリングスの位置、抑揚が薄い均一な響きは閃IV「晴れ渡る空に」「STAGNANT POOL」と同じ。アコギも「STAGNANT POOL」と同じ位置と音。後半のメロディは閃IV「晴れ渡る空に」1:11からのメロディを彷彿。
20 URBAN TERROR 真我 ヴァイオリン音は「DREAMING IN THE GRIMWALD」と同じ。閃III「Proud Grudge」のような打ち込みエレキの音。
21 TROUBLEMAKER 真我 ヴァイオリンもエレキもドラムも「URBAN TERROR」と同じ。
22 RUN ON DRY MOAT 園田 エレキ、サイドエレキ、ストリングスは「DECISION」と同じ。ストリングスは「PRISONCITY」とも同じ。
23 WALTZ FOR GRACE 真我 ストリングスはYsVIII「VANISHING TRAIL」、閃IV「晴れ渡る空に」、「STAGNANT POOL」など真我氏の使うストリングス。ストリングスメロディ前0:24のウィンドチャイムは「たそがれ緑道」0:47と同じ。サビ前にテンポを落とす手法も似ている。イントロと主旋律のチェレスタ的な煌めく音は「STAGNANT POOL」サビでも使っている。またこの鋭い音は閃IV「Pleasure Smile」0:35などでも聴かれる音に似ている。弦のスピッカートは閃IV「たそがれ緑道」1:12と同じ。また随所で背後に銅鑼が鳴っていて「STAGNANT POOL」でも背後で同じように銅鑼が鳴っている。間違いなくこの曲と「STAGNANT POOL」は同一人物によるもの。
24 LACRIMA CRISIS 真我 エレキは「URBAN TERROR」と同じ。乱れ飛ぶドラムも同じ。チェンバロ的な音は「THE CAVE OF GROAN」0:52と同じ位置と音。
25 FULL MOON CEREMONY 真我 豪放なアレンジと絡脈ないメロディとリズムは真我氏そのもの。エレキは「LACRIMA CRISIS」と同じ。
26 NORSE WIND 真我 連打されるドラム、ADD氏のサックス、繰り返されるピアノ、サビのメロディなどから容易に判断可能。ADD氏のサックス同様にエレキも音からして生録。クレジットされている井上央一氏によるものと思われる。打ち込みエレキと比べると生々しさがある。
27 SILLY MEETING 園田 アレンジやメロディ展開は氏の典型。ピチカートで始まるイントロは閃III「第II分校の日常」と完全に同じ。ファゴット、メロディなど曲調も殆ど同じだ。
28 MARIONETTE, MARIONETTE 真我 ADD氏演奏のサックス、歪んだシンセ、メロディ。こうゆうけばけばしくギラついたサウンドは真我氏以外あり得ず。アレンジ的にはYsVIII「NIGHT SURVIVOR」を彷彿させる。歪んだシンセは「NIGHT SURVIVOR」0:10以降と同じ音。中間で少し落ち着かせる展開も同じ。
29 A GOLDEN KEY CAN OPEN ANY DOOR 真我 チェンバロは「LACRIMA CRISIS」で使われている音と同じ。ヴァイオリンは「DREAMING IN THE GRIMWALD」と同じ。0:30からのホルンは「FULL MOONCEREMONY」1:45と同じ響き。全体の響きが曇っていて質が悪い。
30 PETITE FLEUR 園田 閃III「束の間の里帰り」と似たアコギと似たテイストのメロディ。0:56から入るオーボエのメロディも同曲1:14と似ている。また0:28から被さるシンセは閃IV「Feel at Home」0:29と似た音。
31 FORTRESS UNDERGROUND 園田 閃「地下に眠る遺構」にエレキの伴奏を足したようなイントロ。エレキ、ホルン、ストリングスなど「RUIN OF DRY MOAT」と同じ。もちろんメロディからもパーカッションからも氏だと明快。
32 HEAT AND SPLENDOR
ないしょ
最初はシロフォン+オーケストラということで神藤氏作の閃「Eliminate Crisis!」がすぐに頭に浮かんだ。

――ただ、「IL E'TAIT UNE FOIS」「TRANQUIL SILENCE」「TAKE IT EASY!」と上述したような一致点がとても多い。また神藤氏のオケ曲と比べると氏ならではの芳醇なホールトーンも感じない。また神藤氏はトランペットは大体において片側に置いて強弱やビブラートを付けながら表情豊かに鳴らしているがこの曲では真ん中に位置し音は直線的。ストリングスも抑揚が薄い。氏のメロディラインでもない。またオケの響きから園田氏ではない、響きやアレンジ、メロディから宇仁菅氏でもない。真我氏のオケ込みの曲は「A GOLDEN KEY ~」「RED MULETA」などがあるがあれらの曲とは明らかに差異がある。

なので「IL E'TAIT UNE FOIS」「TRANQUIL SILENCE」「TAKE IT EASY!」と同一人物だと思う。
33 CHALLENGER'S ROAD 園田 数秒のフレーズの繰り返し。「HELLO GRIMWALD」同様にこの種類は園田氏の担当。ストリングスやスネア、イントロにあるブラスの響きは紛れもなく園田氏だ。
34 RED MULETA 真我 銅鑼は「STAGNANT POOL」「WALTZ FOR GRACE」と同じ。スネアやハープの違い、ブラスアレンジはあくまでもポップス的。途中のピアノは「NORSE WIND」と位置も音も同じ。アルペジオ的なフレーズ0:42は「NAB THE TAIL」1:43を彷彿させられいかにも真我氏らしくある。曲調的にも「NAB THE TAIL」を彷彿。雑然とした響きのオーケストラサウンドは「A GOLDEN KEY CAN OPEN ANY DOOR」と同じ。
35 THE CAVE OF GROAN 真我 エレキとヴァイオリンは「URBAN TERROR」と同じ。ドラムとチェンバロは「LACRIMA CRISIS」と同じ。
36 IN PROFILE, ON BELFRY 宇仁菅 「静寂の小路」や閃IV「Lyrical Amber」でも聴かれる主旋律のツィンバロン的な音は氏が昔からよく好んで使う楽器。きめ細やかに打ち鳴らされるパーカッションは同じく「静寂の小路」と同じ。1:19から落ち着く展開はやはり「静寂の小路」1:00と同じだ。歌いすぎないニュートラルなメロディラインからも氏だと伺える。
37 EVAN MACHA 真我 エレキは「THE CAVE OF GROAN」と同じ。0:12からのシンセのフレーズは「MARIONETTE,MARIONETTE」イントロのフレーズと似ている。派手で豪壮なアレンジやメロディから宇仁菅氏ではない。神藤氏にしてもワンランク上のゴージャスさがない。合間で真我氏しかやらないドラムの左右への乱れ打ち1:13がある。
38 DANCE WITH TRAPS 園田 YsVIII「RIDDLES OF THE LABYRINTH」、閃III「Unplanned Residue」系。エレキは「DECISION」と同じ。
39 DESERT AFTER TEARS 宇仁菅 トムトムの位置、ドラムの響き、エレキなど「MONSTRUM SPECTRUM」と同じ。YsVIII「CRIMSON FIGHTER」のようにエレキ+ヴァイオリンだが今回はギターをプラスしている構成。イントロはYsVIII「SUNSHINE COASTLINE」のテイスト濃く、Aメロは「CRIMSON FIGHTER」Aメロと似ている。サビのスピード感やキックドラムは閃III「Erosion of Madness」サビと似ている。サビのメロディは「SUNSHINE COASTLINE」1:41~1:50と似ている。ハモンドオルガンは「OVERCOME THE ROCKY PATH」と同じ。裏で鳴るギターは東ザナ「Moistened Feel」にもある。クオリティ高く上質なサウンドは紛れもなく宇仁菅氏の作り出したサウンドそのもの。
40 A QUARRY RUIN 園田 エレキ、ストリングス、シンセ、パーカッション、そしてメロディ、曲展開から容易に判断可能。サビ1:31のエレキはYsVIII「THEOS-DE-ENDROGRAM」1:25と似ている。
41 CROSSING A/A 真我 ドラム、エレキ、氏特有のアゲアゲなメロディから明快。サビの上がり調子なメロディはYsVIIIの頃、例えば「RED LINE -021-」などから氏がよく多用してる。
42 CATCH ME IF YOU CAN 真我 癖のあるイントロから分かりやすいがヴァイオリンやエレキは氏が使う音源とお内。左右に跳躍するドラムも同じ。絡脈ないヴァイオリンのメロディは「A-TO-Z」を彷彿。
43 PRISON OF BALDUQ -YEARNING- 園田 ピアノは「INVITATION TO THE CRIMSON NIGHT」と同じ。閃IV「哀花」とも同じ。宇仁菅氏のピアノが奥深さや立体感を感じさせることに対して園田氏のピアノは綺麗だがやや平面的に響いている。
44 INQUISITION 園田 閃「トラブル発生」、III「Briefing Time」、東ザナ「揺らぐ日常」系。0:23からのシンセの響きは「A QUARRY RUIN」イントロと同じ。0:48からのストリングスは「DECISION」0:58と通じる。ダンダンッというリズムは「ONLY THE CORPSE GOES OUT」と同じ。
45 APRILIS 宇仁菅 園田氏の使うハープとは鮮明さが違う。0:49は閃IV「縁 -つなぐもの-」1:40、「Constraint」0:35あたりと似ており被さるグロッケンシュピール的な音は「縁 -つなぐもの-」0:20以降でも聴かれる。ヴァイオリンは閃III「あの日の約束」、閃IV「Lyrical Amber」と同じ。氏ならではの繊細で奥深い響きも感じ取れる。ちなみに閃III、閃IVと立て続けにタイトル画面曲担当となる。
46 GLESSING WAY! 神藤 YsVIII「NEXT STEP TOWARD THE UNKNOWN」のメロディ、アレンジが似ている。サビで入る合いの手のシンセも同じ。推測するまでもなく一聴して分かる神藤氏のロックサウンドだ。ダメ押しをするようにTwitter上のファンとの交流で氏本人から確認も得られている。
47 ALCHEMY LAB 園田 テーマ曲でもある「INVITATION TO THE CRIMSON NIGTHT」のメロディがアレンジして使われている。0:31からのAメロは閃IV「斉いし舞台」Aメロと似ている。ストリングスを浮き立たせて奏でさせているのは東ザナ「Sacred Tyrannizer」1:35、「サングラール迷宮」1:17など氏がよく使う手法。エレキは氏が使う音。
48 WHO KNOWS THE TRUTH? 園田 ストリングス、ハープ、パーカッションなど「AMBIGUOUS TERRITORY」「INQUISITION」と同じ。
49 JUDGEMENT TIME 真我 エレキもヴァイオリン音はこれまでの氏のヴァイオリンと同じ。ドラムも「FULL MOONCEREMONY」と同じ。
50 FORGOTTEN DAYS 園田 閃III「打ち砕かれた心」を彷彿。ピアノも同曲と同じ音と響きを感じる。またピアノとヴァイオリンは「NEW LIFE」とも似ている。ピアノだけなら「IN PROFILE,ON BELFRY」「DANDELION'S JOURNEY」とも似ている。ピアノの伴奏を伴いながら弦が入るアレンジもこの曲と「打ち砕かれた心」は同じだ。「PRISON OF BALDUQ -YEARNING-」のピアノとは左右のバランスが違う。

――ただ、イントロからのヴァイオリンの音は「SILLY MEETING」0:46「EYES ON...」0:57と閃IV「想いひとつに」0:40からのヴァイオリンの音と似ている。1:08からのチェロは「想いひとつに」0:40からの位置と音が同じ。1:07からの盛り上がりは閃IV「哀花」0:50の盛り上がりを彷彿。サビ後に余韻を残すのも「哀花」と同じ。クールな宇仁菅氏としてはメロディ展開が感情に走りすぎている。あと宇仁菅氏なら他の楽器をもっと盛り込むはず。「APRILIS」もそうだが「打ち砕かれた心」と比べるとアレンジがシンプルでストレートで氏にしてはあまり凝っていない。氏ならギターやウィンドチャイム、例のハンマー系の音とか入れそうである。また繊細な響きもあまり感じない。ヴァイオリンも「APRILIS」1:33、1:49のように弓と弦が擦れる音を入れてなくストレートに慣らしている(他の例えだと東ザナ「大切な人と」のヴァイオリン1:00あたりの擦れる音)。他の宇仁菅氏のヴァイオリンのようにニュアンスが乏しい。ピアノも僅かに音が浅い。全体の響きは宇仁菅氏が左右バランス良く深い音場を感じるがこの曲は他の園田氏の曲と同様に少し薄い。
51 GRIA RECOLLECTION 真我 もちろん園田氏ではない。アレンジスタイルから宇仁菅氏も違う。そうなると外注の神藤氏か真我氏の二択。

全体の音像は近めでシンセの圧は強い。奇抜なシンセ、即興的なギター、そういった外見的効果を狙った派手さから真我氏を彷彿。チェロの音は「STAGNANT POOL」と同じ。0:41から左右で鳴っているシンセの音は「Chain Chain Chain!」0:31のノイジーなシンセを彷彿。音を途切れさせたら一致しそうな音だ。「MARIONETTE,MARIONETTE」やYsVIII「NIGHT SURVIVOR」といい氏はやたらこういった歪んだシンセを使う傾向がある。神藤氏の可能性としてはシンセがクレッシェンドで入ってくるところは閃IV「それでも前へ」のイントロを彷彿。1:10から鳴っているハイハットも「それでも前へ」と似ている。ただ神藤氏ならではのワンランク上のサウンド感を感じない。また氏の作るメロディのテイストからも外れるはず。ギターも「それでも前へ」ほどのクオリティではない。YsVIII「AT THE END OF DISASTER」のギターもそうだが神藤氏はもっとシャープで明瞭に響かせる。神藤氏のロック曲以外の曲を見渡すとこの曲調も異質だ。

そしてTwitter上で神藤氏がこの曲を称賛していた。自分の曲をそのように自賛するだろうか。以上のことから真我氏と確定可能。
52 INVITATION TO THE CRIMSON NIGHT 園田 メロディから容易に氏と判断可能。ストリングスの響きもこれまでの氏の曲と同じ、閃IVの氏の曲で聴かれる音と同じ。浮き立たせたヴァイオリンは「ALCHEMY LAB」2:24と同じ。「DECISION」でも鳴っている重いパーカッションやチューブラーベルも聴こえる。
53 STRATEGIC ZONE 神藤 トランペットやホルンは神藤氏のオケ曲の音そのもの。雄弁で壮麗なオーケストラは閃IV「七の相克 -EXCELLION KRIEG-」といった氏のオーケストラ曲と同じ。
54 WILD CARD 宇仁菅 スネア、キック、シンバルといったドラムの音、トムトムの位置も「MONSTRUM SPECTRUM」と同じ。エレキの音も同じ。0:40でエレキの唸りを挿入するのは閃III「Erosion of Madness」1:20と同じ。また「DESERT AFTER TEARS」1:03とも同じ。サビのメロディを反復させて高揚して終わるのは氏のよくやる曲展開。1:12のフレーズはYsVIII「DEADLY TEMPTATION」1:20と似ている。
55 THUS SPOKE AN ALCHEMIST 園田 パイプオルガンによるソロ曲という編成なので他の曲のように個々の楽器や全体の響きなどから判断が困難。自分も園田氏→真我氏→園田氏と考えが二転三転とした。

まずこうゆう曲は園田氏の得意分野なので氏の可能性を疑った。氏が過去に作ったオルガンは色々あるがその中だと空の軌跡3rd「荒野にそびえし威容」と似ている部分があった。イントロも似ているが0:24は同曲0:26と、1:42は同曲1:07と歌いまわしが似ている。同じく1:42は閃III「女神はいつも見ています」0:54と少し似ている。また2:36のフレーズは「Neck or Nothing」2:44と似ている。「女神はいつも見ています」以外は曲の構造的に大きく盛り上がって静かに新たなメロディを奏でるという展開も同じだ。とはいえ園田氏にしては少し異様な曲だ。特に2:06の繰り返し部分は例がない。2:36、2:44のトリルにも注目。氏が鍵盤楽器でこうゆう装飾を施した曲あったかな。2:54の落ちサビ的なメロディも園田氏としては違和感。曲構造としても異例なのだ。
次に楽器の音による判断だが氏の最近のオルガンソロ曲としては閃III「女神はいつも見ています」があるが曲調の違いもあり単純に比較は出来ないとはいえ2曲を同時再生すると音も響きも似ていた。高音の細かな音の変化や低音の広がり方なども同様。閃IV「Neck or Nothing」2:44にはオルガンも入っているがこちらはさらに似ている。さらに「ANIMA ERGASTULUM」にも1:18から微かにオルガンが入るが他のオケが被さり聴き取りづらいものの響きは似たものを感じる。本当に聴き取りづらいが。

次に意外にも外注の真我氏が候補に加わる。0:23から0:50あたり、2:53あたりは氏が好む閃IV「Pleasure Smile」系のメロディと似ている。1:42からのメロディは「CROSSING A/A」のAメロと似ている。2:06からの繰り返しは閃IV「Pleasure Smile」0:53からの繰り返しと似ている。上で書いた2:36、2:44のトリルはいかにも真我氏ならやりそうである。そしてこちらも音による判断をすることになるが残念ながら真我氏のオルガンソロ曲はない。ただ曲中にオルガンが加わっている曲は「DREAMING IN THE GRIMWALD」と「WELCOME TO CHAOS」がある。前者はハモンドオルガン的な音だが後者はかなりパイプオルガン的な音のするシンセだ。かなり圧が強くシャープな音だが音自体は似ている。そしてこちらの曲も同様に直線的な音の響きを感じる。園田氏のオルガンはやや距離を置いているがこの曲ではかなり近い位置で響いておりやはり圧迫感が強い。
ちなみに宇仁菅氏のオルガンは今作だと「APRILIS」2:30にあるが恐らく違うだろう。神藤氏も当然違うはずだ。

本当に難しい推測。現段階での自分の考えを言うとやはり以前の11月20日までに結論していた真我氏ではないかと思っている。一番最初の園田氏という推測は完全に思い込みだが次の真我氏という推測はメロディからのインスピレーション。この自分のインスピレーションを信じよう。少なくともメロディは真我氏だと思う。もし次の軌跡シリーズ最新作でオルガン曲、またはオルガンが入る曲があったら今回の推測を決定づける有用なサンプルになるだろう。

―――

(20/06/23 追記) 以前この曲は真我氏だと判断をして数ヶ月経ったが改めて聴き直し今は真我氏ではなく園田氏だと思っている。冷静に考えてこのような小規模の曲をコストを掛けてわざわざ外注に発注するほどファルコムは愚かではないはずだ。真我氏もこのような曲を作る道理がない。氏のスタイルからもかけ離れている。

「ANIMA ERGASTULUM」0:32~あたりのチューバに「THUS SPOKE AN ALCHEMIST」2:07~と似たフレーズを発見した。以前このフレーズは園田氏にしては違和感あると思ったが曲の中の一部分として聴くと違和感はない。パイプオルガンは楽器の特性上、ピアノと違い荘厳に響かせる必要がある。ある程度フレージングに違和感があったとしてもおかしくはない。またオルガンの音は「WELCOME TO CHAOS」と同じではない。響き、音像など全く性質が異なる。やはり「ANIMA ERGASTULUM」1:18、「Neck or Nothing」2:44、「女神はいつも見ています」と同じ音に聴こえる。さらに「MONSTRUM NOX」終わりのほうにもオルガンが入っていて強奏時の音は同じ。これらオルガンの音、アタック音、低音の響き、全くといっていいほどこの曲と差異はない。さらに展開やメロディはもう一度言うが「荒野にそびえし威容」と似ている点がとても多い。1:07からのメロディはあまりにも似過ぎている。1:15に気になっていた装飾音のトリルも確認できた。以上のことから園田氏と確信に向かっている。
56 KNOCK ON NOX 真我 エレキ、ドラムは「LACRIMA CRISIS」と同じ。豪壮なアレンジとドラムとエレキ、メロディで明快。
57 ANIMA ERGASTULUM 園田 曲展開やアレンジといい紛れもなく氏のオケスタイル曲。全体的に閃IV「Neck or Nothing」と似ていて少し落ち着いたあと盛り返す展開も似ている。女性ボーカルは「幾千万の夜を越えて」と似ている。0:22あたりは閃II「交戦」0:13と同じようなハープの下降旋律。全休止を挟んだあと「PRISON OF BALDUQ」のメロディが引用、そのあと「INVITATION TO THE CRIMSON NIGTHT」を引用。
58 PRISON OF BALDUQ -LIVE THE FUTURE- 園田 「PRISON OF BALDUQ -YEARNING-」のストリングスアレンジ。ストリングスとハープ、ホルン、グロッケンシュピール、チューブラーベルの響きは「ANIMA ERGASTULUM」など氏の他の曲と同じ。
59 EYES ON... 園田 YsVIII「SOUND OF NIGHT」系。シンセやオーボエも同曲と同じ。ストリングスは氏の他の曲と同じ。1:34のメロディは東ザナ「背中預けて」0:35を彷彿させる氏の常套句。
60 NEW LIFE 宇仁菅 「DESERT AFTER TEARS」と同じヴァイオリン。Aメロから宇仁菅氏らしさがあるが0:32あたりに宇仁菅氏ならではのフレーズ。0:45のギターは「DESERT AFTER TEARS」と同じ。打鍵音が感じられるピアノの奥深い音、きめ細やかなパーカッション、上質な響き、卓越したアレンジなどから宇仁菅氏サウンドを感じられる。1:31からのフルートとギターのメロディは閃IV「終曲 -Radiant Hope-」2:46を彷彿。コンガは東ザナ「Happy Holiday」、YsVIII「WHIMSICAL VACATION」、閃III「下校途中にパンケーキ」などと似たリズム。
61 DANDELION'S JOURNEY 宇仁菅 シンバルロールからすぐにメロディに入るイントロは閃IV「終曲 -Radiant Hope-」を彷彿。こうゆうシンバルロールによるイントロも近年宇仁菅氏が多用している。Aメロは東ザナ「夏の訪れ」「秋の陽光」、閃IV「その温もりは小さいけれど。」系統のリリカルなメロディ。ヴァイオリンもピアノも「NEW LIFE」で使われた音と同じ。トランペットの響きは閃III「スタートライン」、閃IV「The End of -SAGA-」と同じ。氏は東ザナ「Calm Passion」などこうゆうカラッとした音のトランペットを昔から好んでいる。奥深く整然としたバランスの良いアレンジと響きは宇仁菅氏ならでは。またYsVIIIを除き近年の作品のエンディング曲は全て氏が担当している。
62 TRESURE BOX -YS IX- 園田 何度も書いているようにこのような小さな曲は大体において園田氏。VIIIでも同曲や「GOOD NIGHT」などといった曲を作っていた。それはこれまでの氏のストリングスと同じストリングスの響きからも分かるだろう。

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名無しさん
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  • As I posted before, I suspected the possibility of someone not on the credits. (rookie left before release AGAIN. Or there is an outsource where the contract was abandoned before release. etc) I was looking for a clue but I didn’t think there was a way to find it. I found it by chance and was surprised that the sample has an OST songs. Sooner or later someone would have found the site. -- (名無しさん) 2019-12-01 03:57:29
  • What ... I'm sorry…. It was completely my mistake. I'm ashamed ... And thank you deeply for providing the information. However, this situation was unexpected ... I'm still upset, so I'll try to organize it after a while. -- (遊和) 2019-11-30 23:57:26
  • Sigh... So, Hagiuda songs are not be used. That’s too bad. This is a person who wasn't in the credits and is a composer of a song with a different personality from past members. Let’s listen more widely and deeply:-p -- (名無しさん) 2019-11-30 21:54:42


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