想念世界について
空想世界
空想によって作り上げた世界のこと。
空想世界そのものは想念世界としての意味を持たず、単にイメージした世界のことであるが、空想的であることと、解離や被暗示性については、相関があると言われている。
一般的に小児期を起源とする、独自の言語、地理、歴史などを持った空想世界のことを空想宇宙(準宇宙、パラコズム/paracosm)と呼ぶ。
作家などはしばしば、子供の頃から空想し続けてきた空想宇宙を、創作の源泉とすることがあるという。
解離傾向を持つ者の中には、幼い頃からの空想世界がそのまま自身の内界になるケースもある。
創作者の中には「キャラクターが勝手に動く」(作品を制作するにあたり、自分が当初想定していなかった方向にストーリーが進んでいったり、強い感情移入が生じる)体験を起こす者がいることがある。
これらを変性意識への没入や、解離と紐付ける意見もある。