アリア
キャラクター概要
本名 | Aria Vanitasia |
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所属 | Smoky Crown |
使い魔 | アニエル |
性別 | 男 |
年齢 | 21 |
誕生日 | |
身長 | 173cm |
体重 | 62kg |
種族 | 人間 |
出身地 | [[]] |
職業 | 作家 |
攻撃的な作風の作家。出版統制に引っかかり祖国を追われる。ぱっと見は美少女だが口が悪く、酒も煙草も薬もやる。
外見
まっすぐな艶のある黒髪を腰に届くほどまで伸ばして切り揃えている。ぱっちりした大きなつり目で瞳はごくごく薄い空色。強い感情を抱くと、感情が文字となって瞳に浮かび上がる。感情が溢れれば目はいくつもの文字がぐるぐると横溢して黒く染まり、インクのような黒い雫が流れ出す。顔立ちは整った美少女顔。体重が変化しやすい体質で、修羅場はみるみる痩せていくが食べすぎると肉になりやすい。が、少食なのでそこまで太ることはない。筋肉はほぼ無い。あまりにも女性と間違われるためにだるだるのカーディガンを着て胸元を大きく開けているが、それにも関わらずやはり女性に間違われる。
性格
皮肉屋で独特の毒舌を吐き、気分の上下が激しい。感性が鋭敏で言葉に関してやや神経質。内心は臆病で気弱で真面目なのだが、自らの才能への猜疑、世間に蔓延する物語の作者への偏見に対する嫌悪がゆえに捨て鉢で我が身を顧みない生活を送っている。本来の性質はごく弱ったときや心から信頼する人の前でしか現さない。あまりにも怒ったときには作家とは思えない語彙力の低下が起こる。言いたいことが溢れかえって逆に口がきけなくなるタイプ。薬や酒はまともな思考を残している平常時はビビって近寄りすらしないが、煮詰まってくると自制心が著しく弱まってキメてしまう。自分を侮られるのが大嫌いなのに自分に自信が持てなくて苦しんでいる。面倒くさい。普段はムスッとしていて気難しいが、心を許した人には雑に甘えにかかる。振る舞いを例えるなら大型の猫。一度なにかを嫌いになると印象が覆りにくい。その分一度懐に入れたものには誠実。ある意味すごく人間的なダメ人間。意外にも女性と間違えられることに格別の忌避感があるわけではない。しかし勿論甘受しているわけでもない。
能力
魔法名は「歌詠みは下手こそよけれ」。声に、言葉に威力が籠る。暴言なら暴力に、睦言なら媚薬に、いたわる言葉なら薬になる。洗脳のようなことも出来る。指向性はある程度制御可能。文字にも少し魔力がこもるので読んだ人が感情を揺さぶられやすい。作家として評価されているのはそのせいで、本来の実力ではないんじゃないかと恐れている。基本大声で叫ぶほど効果が大きいのでのど飴を常備している。
過去など
物心ついたときには孤児院に居た。本人は知らないが、三つ違いの弟がいる。14歳のとき手遊びに書いた物語を見初められて作家デビュー、孤児院を出る。一躍歳若い人気作家となり青少年に熱狂的な支持を得、一世を風靡するも、国家批判的表現が見咎められて手配がかかり、ノーダステラに亡命する。このとき担当編集だった鳴無も着いてくる。ノーダステラで気まぐれに立ち寄った教会で自分のファンだというアニエルに出会い、話をするうちに首筋の鬱血痕に気が付き、アニエルへの性的搾取を知って憤る。アニエルと関係を持っていたお偉いさん方を糾弾しついでに魔法でぶっ飛ばす。生来のひとの好さから見ておられなくなり、アニエルを引き取って主従契約を結び、一般常識を叩き込んでいる。
他キャラクターとの関係
可哀想なやつだよ、俺がなにかしてもどうにもならんかもなぁ……。涙が出るほどいいやつだけど、背筋が凍るほど清廉でな、こいつを見てると悲しくなる。
律儀な眼鏡。1回うっかり寝たくらいで俺なんかに惚れるなんてなぁ……。俺はお前が心配だよ、まぁ恋愛的に好きになることはたぶん無いけどな。
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今後
29歳で薬の過剰摂取で昏倒、死にかけるがアニエルが自分の天使の力をアリアに注ぎ込んで蘇生、人間の枠から外れてしまう。なんてことをするんだと怒るもアニエルが初めて見せた我儘であるため仕方なく受け入れ、力のほとんどを失って不死ではなくなったアニエルとともに長い年月を生きる。