天文台
北東の山の上、雲より高い位置にある白亜の城。白い壁、紺色の屋根、金色の装飾、一部に白いレンガが使われている西洋風の城。自力で山を登って行くこともできなくはないが、街中に電話ボックスのような魔法の扉を設置しているため、基本的にはそこから出入りをしている。貴族のおじいさんが趣味で建てた別荘だが、旅好きでほぼ留守にしているため、親戚のリリーが代わりに管理している。城の一部は一般に開放しており、見学・宿泊が可能。絵画が動いたり、家具が喋ったり、画家や劇作家のゴーストがふらっと現れたりするメルへン(?)な城。
ドーム(①)
四階分吹き抜けになっているドーム。毛足の長い紺色の絨毯にふかふかのソファ、ちょっとしたテーブルが置かれている落ち着いた空間。土足禁止。壁は二階分がすべて本棚になっており、壁沿いに通路がある(体育館のギャラリーを想像してね!)。様々なジャンルの本があるが、持ち主の趣味により天文学・神話・童話・芸術関係の本が特に多い。基本的には持ち出し禁止だが、リリーに直接断れば借りることもできる。
天井にはその日の夜に見える星空が星座の絵付きで映し出されている。照明を落とせばプラネタリウムとして利用することもできる。
天井にはその日の夜に見える星空が星座の絵付きで映し出されている。照明を落とせばプラネタリウムとして利用することもできる。
本館(②~④)
三角屋根とアーチ窓が特徴的なコの字型の建物。②はただの廊下だが、一階と二階には喋る絵画が飾られているため賑やか。三階は窓の代わりに石の柱が等間隔で並んでいる半屋外空間で、見晴らしがいい。早朝の雲海がおすすめ。三階とも紺色の絨毯と白い大理石の壁でできており、金色のシャンデリアがかけられている。
③は宿泊施設。教室程度の広さの部屋が三部屋×三階分ある。部屋によって少女向け、大人の男性向け、恋人同士向けなど若干の違いがある。この棟の家具は動かない。
④は一階がキッチンと食堂、二階がフリースペースと応接室、三階が宝物庫と画廊、地下がボイラー室・大浴場・ランドリールーム。宝物庫には城主のおじいさんが旅で集めたものが置かれており、ここはさすがに鍵付き。画廊は趣味で買ったものからリリーの描いたもの、城に来た子供が描いたものまで雑多に飾られている。
③は宿泊施設。教室程度の広さの部屋が三部屋×三階分ある。部屋によって少女向け、大人の男性向け、恋人同士向けなど若干の違いがある。この棟の家具は動かない。
④は一階がキッチンと食堂、二階がフリースペースと応接室、三階が宝物庫と画廊、地下がボイラー室・大浴場・ランドリールーム。宝物庫には城主のおじいさんが旅で集めたものが置かれており、ここはさすがに鍵付き。画廊は趣味で買ったものからリリーの描いたもの、城に来た子供が描いたものまで雑多に飾られている。
天文台(⑤)
レンガ造りの円塔。中に部屋はなく、全て螺旋階段。アーチ窓にはカラフルなステンドグラスがはめられている。屋上に天文台があり、天体望遠鏡をはじめとする様々な設備が整っている。
別館(⑥)
リリー、シリウスの居館。本館から渡り廊下(一階建て、二階は屋上)を通って行く。一階はリビング・リリーの書斎・バスルーム。二階は二人それぞれの寝室。猫足のバスタブや天蓋付きベッドなど全体的にかわいらしい家具が多い。リビングは家具が喋るためとても賑やか。本館と違い赤茶の絨毯とクリーム色の壁でできており、暖炉が置かれているのもありあたたかい雰囲気。リリーの書斎はとんでもないとっ散らかり具合で、本、天球儀や星図、画材、彫刻、よくわからない異国のオブジェなど様々なもので溢れ返っている。
アトリエ(⑦)
青いとんがり屋根が可愛い円形の小屋。木造で、外壁は白く塗られているが、中は壁も床もそのままの木。自然光がよく入るよう南向きに窓がある。中には小さい流し台、丸椅子やイーゼル、画材・彫刻用具が置かれている。あちこち絵の具まみれ。
中庭(⑧)
芝生と生垣のある中庭。置かれているものは白いベンチだけで、ほぼ小さい子供や動物が走り回るためのスペース。ピクニックやお昼寝もできる。
庭園(⑨、⑩)
白い石畳が敷かれている薔薇園。通いの庭師さんが手入れをしている。大きな円形の噴水もある。東側に突き出たスペースにはガーデンアーチがあり、葉が生い茂っているためほどよい日陰になっている。中には背もたれつきのブランコがある。わたしならここで本読む。
正門(⑪)
本来はここが城の正面。左右に円塔のある重厚な扉で、これを潜り細い橋を渡るとドームに行ける。街にある魔法の扉を使うと直接ドームに入れるため、この門から出入りすることはほぼない。
添付ファイル