書籍紹介「チベット魔法の書」
著者:アレクサンドラ デビッドニール
出版社:徳間書店
発売日: 2014/1/9
ASIN: B00HGPX75M
出版社:徳間書店
発売日: 2014/1/9
ASIN: B00HGPX75M
概要/レビュー
フランス人のチベット学者アレクサンドラ・デビッドニールによる、チベット密教の体験記。ニールは多くの僧や現地の人間に話を聞きながら、自らも僧となって修行に明け暮れ、現地の人々の生活や思想、不思議な出来事などを記録した。西欧に「トゥルパ」などの概念を紹介したきっかけになった書籍と言われる。
西欧人としての価値観によりチベットを紹介しているため、随所に催眠や想念体、トランスなどと関連付けた考察が行われている。
西欧人としての価値観によりチベットを紹介しているため、随所に催眠や想念体、トランスなどと関連付けた考察が行われている。
本書ではトゥルパを「強力な凝念の作用によって形成された呪法の産物」としている。他に現地人のセンセーショナルな話として、魔術師の死後独立した存在と化す霊トゥルパなどの噂を紹介している。
キーワード
タルパ、トゥルパ、神智学、チベット密教、複体、臨死体験
目次
- 諸言
- 序文
- 第一章 氷雪の聖地
- 第二章 洞窟の隠者
- 第三章 神秘のラマ教
- ツォンカパの奇跡の木
- 活仏
- 第四章 禁断の魔術
- 悪夢の晩餐会
- 魔の死体蘇生術
- プルバ――呪われた短剣
- 悪霊との対決
- 死の聖餐式
- 第五章 黄金伝説
- 第六章 奇跡の秘法
- ルンゴム(空中歩行術)
- ツンモ(火熾しの術)
- 風の知らせ(精神感応術/テレパシー)
- 第七章 密教観想法
- 終章 霊験の法則
- 訳者あとがき
販売元紹介文
古代エジプトの霊性さえも超える探険の記録。
チベットの「真実」の精神世界を知るための唯一の書として、1931年以来、版の絶えたことのないミリオン・ロングセラー遂に完訳。
日本人が探し求めていた精神世界のルーツがここにある。
20世紀初頭、純然たるチベット宇宙の神秘を世界に初めて紹介し、後の東洋思想研究の原点ともなった古典的探検記。
チベットの「真実」の精神世界を知るための唯一の書として、1931年以来、版の絶えたことのないミリオン・ロングセラー遂に完訳。
日本人が探し求めていた精神世界のルーツがここにある。
20世紀初頭、純然たるチベット宇宙の神秘を世界に初めて紹介し、後の東洋思想研究の原点ともなった古典的探検記。