ルネ
キャラクター概要
本名 | René Vincent von Dürer (ルネ・ヴィンセント・フォン・デューラー) |
---|---|
所属 | Titania's Nap |
マスター | オリヴィア |
性別 | 男 |
年齢 | 21 |
誕生日 | 7/15 |
身長 | 176cm |
体重 | 60kg |
種族 | 人魚(の先祖返り) |
出身地 | ノーダステラ |
職業 | 使い魔/資産家 |
作者 | ゆうりんご |
女性にモテる甘いマスクの優男。人魚の血を引く一族の末裔で、稀に生まれる、人魚の性質を強く受け継いだ先祖返り。自分や自分の属するところに幸運を呼びこむ特異体質。
外見
ブルーベースの白い肌、淡い水色の髪、やわらかいブラウンの瞳をもつ。女性的ではないが甘く繊細な顔立ち。特殊な出生の関係で両親にはほとんど似ていない。
肌は薄くマットな質感で、目元や鼻先にほんのり桜色の血色が滲む。髪は彩度の低い、少し紫がかったパウダーブルー。毛先まで癖がなく、細くやわらかいが芯もあるため重力に従ってさらさらと落ちる。容姿にこだわりがないためとりあえず適当に切り揃えているが、散髪をサボって目と耳にかかるくらいの邪魔な長さになっていることが多い。
切れ長のたれ目で、ゆるくカールした睫毛の流れで目尻が跳ね上がって見える。睫毛は透け感のあるブルーグレーで、下向きに長く重たく、目元に影が落ち伏し目がちな印象。涙袋がかなり目立つ。目との対比でつり眉に見えやすい。平凡な瞳は唯一人間の両親から受け継いだ要素で、能力を使用すると色が抜け落ち、真珠のように淡く複雑な色味になる。
唇は薄く真顔でも口角が上向き。女性に威圧感を与えない程度の身長だが、骨格に恵まれているため実際よりも高く見られやすい。全体的に軽薄そうな容姿をしているものの、カジュアルなものが壊滅的に似合わないこと、そもそもファッションに興味がなく襟のついたものを着ておけばそれらしく見えるんじゃない……くらいの気持ちからフォーマルな服装が多い。神経質のため、読書等集中したいときには視野を制限するよう伊達眼鏡をかける。
肌は薄くマットな質感で、目元や鼻先にほんのり桜色の血色が滲む。髪は彩度の低い、少し紫がかったパウダーブルー。毛先まで癖がなく、細くやわらかいが芯もあるため重力に従ってさらさらと落ちる。容姿にこだわりがないためとりあえず適当に切り揃えているが、散髪をサボって目と耳にかかるくらいの邪魔な長さになっていることが多い。
切れ長のたれ目で、ゆるくカールした睫毛の流れで目尻が跳ね上がって見える。睫毛は透け感のあるブルーグレーで、下向きに長く重たく、目元に影が落ち伏し目がちな印象。涙袋がかなり目立つ。目との対比でつり眉に見えやすい。平凡な瞳は唯一人間の両親から受け継いだ要素で、能力を使用すると色が抜け落ち、真珠のように淡く複雑な色味になる。
唇は薄く真顔でも口角が上向き。女性に威圧感を与えない程度の身長だが、骨格に恵まれているため実際よりも高く見られやすい。全体的に軽薄そうな容姿をしているものの、カジュアルなものが壊滅的に似合わないこと、そもそもファッションに興味がなく襟のついたものを着ておけばそれらしく見えるんじゃない……くらいの気持ちからフォーマルな服装が多い。神経質のため、読書等集中したいときには視野を制限するよう伊達眼鏡をかける。
性格
常に笑顔を絶やさない優男。誰に対しても適当に愛想が良く、広く浅く友達の多い八方美人。特に女性にすこぶる優しく、大変モテるが面倒なので友達にとどめている。
先天的な幸運体質で、何でも上手くいってしまうため人生が退屈。物心ついた頃から自分の利用価値に気づいていたため、人間や大人を信用しておらず、自身に損得以外の価値を見出せないでいる。自己肯定感の低さから他者の承認に依存しているふしがあり、「上辺しか見てもらえないこと」をコンプレックスに思いつつも本心を曝け出す勇気がない。また、自分を大切に扱わない延長で他人の命の重みがわからない。倫理観が未熟。
好きなものはワイン、クラシック音楽、ギャンブル。ピアノを10年以上習っており、今でも趣味で触れることがある。ギャンブルは報酬やスリルよりも駆け引きを楽しむタイプ。イカサマ上等。同じ理由で恋愛もゲーム感覚。落とした女性に興味はない……というより、変なこじらせ方をしているので媚びられると萎える。ちなみに猫派。お酒は好きなわりに弱い。
先天的な幸運体質で、何でも上手くいってしまうため人生が退屈。物心ついた頃から自分の利用価値に気づいていたため、人間や大人を信用しておらず、自身に損得以外の価値を見出せないでいる。自己肯定感の低さから他者の承認に依存しているふしがあり、「上辺しか見てもらえないこと」をコンプレックスに思いつつも本心を曝け出す勇気がない。また、自分を大切に扱わない延長で他人の命の重みがわからない。倫理観が未熟。
好きなものはワイン、クラシック音楽、ギャンブル。ピアノを10年以上習っており、今でも趣味で触れることがある。ギャンブルは報酬やスリルよりも駆け引きを楽しむタイプ。イカサマ上等。同じ理由で恋愛もゲーム感覚。落とした女性に興味はない……というより、変なこじらせ方をしているので媚びられると萎える。ちなみに猫派。お酒は好きなわりに弱い。
能力
- 魅了。男女問わず効果がある。惚れさせるものではなく、頭をぼんやりさせて判断力を鈍らせるもの。言いくるめの成功率がぶち上がる。
- 幻覚を見せる。敵を混乱させたり地面と見せかけて崖から落ちさせたり逃亡時の目くらましにしたり色々。
- 半分人魚なので水の中で呼吸ができる。また波の影響を受けなかったり、水中であればどんなに暗くても見えたりする。もう半分は人間なので陸上での生活も人間と同じようにできる。
過去など
人魚の血を引く一族の生まれ。一族といっても大きな本家があるような家系ではなく、自由な結婚で血もほぼ薄れた一般家庭において、稀に先祖の要素を強く受け継いだものが生まれることがある。彼らは座敷童のように家に繁栄をもたらし、亡くなると元通り以下に衰退するとされ、丁重に扱われることになる。家が急速に成り上がることで反感を買いやすく、各国を転々としながら続いてきたため複雑な混血で、名前の言語がしっちゃかめっちゃかなのもそのため。
家にとって最も貴重な「財産」であるため、非常に大切に、腫物に触れるように育てられてきた。母は早くに亡くなっている。父は突然降ってわいた富に夢中で、育児のほとんど使用人と家庭教師に任せていたため、親からの無償の愛を受け取った記憶がない。賢い子どもであったので、大人たちが自分に気に入られるよう、あるいは機嫌を損ねないように忖度して接してくることに気づいていた。そのため人からの賞賛が信じられず、顔色を伺ってくる人間が大嫌い。幼少期は俯いて本ばかり読んでいる冷めた子どもで、大人たちもいっそう扱いに困っていた。
小学校は通いの共学、中高は私立全寮制一貫の男子校育ち。中学1年生くらいから、誰も自分の家柄や能力を知らない環境を求めて夜の街に出歩いている。表向き華やかに世渡りが上手くなったものの、それで人格が好転することはなく、むしろ自分をただの優等生だと信頼する教師への不信感をこじらせた。幼少より愛をもって叱られることへの憧れがあり、非行は概ね「どこまでやったら叱ってくれるのか」という試し行為であるが、なまじ器用なせいで矯正される機会を逃したまま大人になった。
学生時代から夜の街に入り浸っているため裏社会との関わりが強い。金貸し、掃除、人身売買にほぼヤ……みたいな組織と縁がある。本人は直接的な加害をせず、単独に見える実行犯を立てたり、まあ自業自得、運がなかったといえばそうかもねくらいの状況を整えたりする。法で裁けるほど明確な証拠が揃わない。
家にとって最も貴重な「財産」であるため、非常に大切に、腫物に触れるように育てられてきた。母は早くに亡くなっている。父は突然降ってわいた富に夢中で、育児のほとんど使用人と家庭教師に任せていたため、親からの無償の愛を受け取った記憶がない。賢い子どもであったので、大人たちが自分に気に入られるよう、あるいは機嫌を損ねないように忖度して接してくることに気づいていた。そのため人からの賞賛が信じられず、顔色を伺ってくる人間が大嫌い。幼少期は俯いて本ばかり読んでいる冷めた子どもで、大人たちもいっそう扱いに困っていた。
小学校は通いの共学、中高は私立全寮制一貫の男子校育ち。中学1年生くらいから、誰も自分の家柄や能力を知らない環境を求めて夜の街に出歩いている。表向き華やかに世渡りが上手くなったものの、それで人格が好転することはなく、むしろ自分をただの優等生だと信頼する教師への不信感をこじらせた。幼少より愛をもって叱られることへの憧れがあり、非行は概ね「どこまでやったら叱ってくれるのか」という試し行為であるが、なまじ器用なせいで矯正される機会を逃したまま大人になった。
学生時代から夜の街に入り浸っているため裏社会との関わりが強い。金貸し、掃除、人身売買にほぼヤ……みたいな組織と縁がある。本人は直接的な加害をせず、単独に見える実行犯を立てたり、まあ自業自得、運がなかったといえばそうかもねくらいの状況を整えたりする。法で裁けるほど明確な証拠が揃わない。
◆
レティシアという、家同士の決めたひとつ年下の元婚約者がいる。彼女は明るく利発だが現実的な性格で、周囲の人間が安定して暮らせることを望んでおり、自分が政略結婚の道具になることをいとわない。二人は幼馴染だがたいへん折り合いが悪く、表面上理想的な許嫁だが冷え切った関係性にあった。
あるとき、裏社会とつながりをもっていることが彼女に知られる。元より結婚などしたくなかったので、ていよく婚約破棄してくれないかと暢気に考えていたものの、彼女の選択は「結婚生活に支障がないのであれば黙認する」であった。つまり道具として機能するならあなたの人格などどうでもよいという宣言であり、これが逆鱗に触れ、彼女を殺そうと考えるに至った。癇癪。というのも彼女は命が危ないと気づいた時点で自らに保険をかけるような性格で、彼女が保険金を遺して死ねばリュミエール家が助かり、結婚の必要もなくなり都合がよいと考えたためである。
そして彼女は亡くなった。親戚から譲られた古い嫁入り道具に含まれていた有害物質が原因なのだが、当時それを解析できるほど科学に長けた人間がおらず、原因不明の病や呪いなどと言われている。また彼女は実際自分に保険をかけていたので、事故に見せかけた自殺だとか、本当は好きな男がいて……望まない結婚を苦に……だとか噂されている。
すべてを企て、晴れて婚約解消と思いきや、婚約は妹のオリヴィアに繰り下げとなる。何故!? 彼女の不慮の死は悼むべきことではあるが、家同士の契約を取り下げる理由にはならなかったためである。本当に完全に不本意の再婚約になるのだが、オリヴィアの関心が何より「姉の本当の死因」であったため興味をもち、しばらくちょっかいをかけてみることにしている。
あるとき、裏社会とつながりをもっていることが彼女に知られる。元より結婚などしたくなかったので、ていよく婚約破棄してくれないかと暢気に考えていたものの、彼女の選択は「結婚生活に支障がないのであれば黙認する」であった。つまり道具として機能するならあなたの人格などどうでもよいという宣言であり、これが逆鱗に触れ、彼女を殺そうと考えるに至った。癇癪。というのも彼女は命が危ないと気づいた時点で自らに保険をかけるような性格で、彼女が保険金を遺して死ねばリュミエール家が助かり、結婚の必要もなくなり都合がよいと考えたためである。
そして彼女は亡くなった。親戚から譲られた古い嫁入り道具に含まれていた有害物質が原因なのだが、当時それを解析できるほど科学に長けた人間がおらず、原因不明の病や呪いなどと言われている。また彼女は実際自分に保険をかけていたので、事故に見せかけた自殺だとか、本当は好きな男がいて……望まない結婚を苦に……だとか噂されている。
すべてを企て、晴れて婚約解消と思いきや、婚約は妹のオリヴィアに繰り下げとなる。何故!? 彼女の不慮の死は悼むべきことではあるが、家同士の契約を取り下げる理由にはならなかったためである。本当に完全に不本意の再婚約になるのだが、オリヴィアの関心が何より「姉の本当の死因」であったため興味をもち、しばらくちょっかいをかけてみることにしている。
他キャラクターとの関係
マスター兼婚約者。そう呼ばれるのが嫌なことを知っていてわざと「リヴィちゃん」と呼んでいる。いやがらせ。元はしたくもない結婚の相手としてうんざりしていたのだが、自分の容姿や能力に全く興味がない変な女で、最近は楽しく構い倒している。