Louder ◆HH8lFDSMqU
雨宮雅貴は結局、弟・広斗と見知らぬ女とバイクを見失った。
「……お兄ちゃん、こんな場所でも邪険に扱われちまったよ……」
雨宮雅貴。職業・運び屋。
安心じゃないし、安全じゃない。
しかし、必ず荷物は届ける。運送料はむっちゃ高いけどな!
安心じゃないし、安全じゃない。
しかし、必ず荷物は届ける。運送料はむっちゃ高いけどな!
この場において彼が一番に優先したのが弟・広斗の合流。
二人揃えば、全盛期の伝説のチームMUGENとも互角に渡り合える。
二人揃えば、全盛期の伝説のチームMUGENとも互角に渡り合える。
そして、今しがた広斗を見つけたのだがバイクでどこかに走り去ってしまった。
広斗が兄である雅貴の存在に気付いてたのかどうか分からない。
……そういえば、前にもこんなことがあったな、と少しばかり思った。
その時も自身にはある事情でバイクはなかった。
広斗が兄である雅貴の存在に気付いてたのかどうか分からない。
……そういえば、前にもこんなことがあったな、と少しばかり思った。
その時も自身にはある事情でバイクはなかった。
そして、今手元にあるのは……
「カップ麺! それも1ケース分も!」
某有名企業の某商品。
それも期間限定の商品だった。
前に兄弟二人でとある教会に運んだこともあるシロモノだ。
その時の運送料も中々に良かったのだ。
それも期間限定の商品だった。
前に兄弟二人でとある教会に運んだこともあるシロモノだ。
その時の運送料も中々に良かったのだ。
あの日は確か大雪だった。
雨宮雅貴は雨が嫌いだ。
いつだってつらい思い出は雨の日だった。
いつだってつらい思い出は雨の日だった。
彼は別の理由で雪も嫌いだ。
雪でバイクがスリップするから嫌いだ。
雪でバイクがスリップするから嫌いだ。
それは置いといて一先ず、そのカップ麺を食べようと思った。
そのカップ麺を見ていたら、広斗に無視されたことも相まって無性に腹が空いてきた。
そのカップ麺を見ていたら、広斗に無視されたことも相まって無性に腹が空いてきた。
だが、しかし……
「……お湯と箸がねぇ!!」
地味にひどい嫌がれせである。
沸かしてあるお湯もなければ、箸も付いていない。
幸い、ここは町中、適当に歩いていけばお湯も箸も見つかるだろう。
沸かしてあるお湯もなければ、箸も付いていない。
幸い、ここは町中、適当に歩いていけばお湯も箸も見つかるだろう。
そんな考えを持ち、雨宮雅貴は街を散し始めたのであった。
【D-7・町中/1日目・深夜】
【雨宮雅貴@HiGH&LOW】
[状態]:健康(ちょっと傷心)
[装備]:不明
[道具]:基本支給品一式、カップヌードル 北海道ミルクシーフー道ヌードル×1ケース@現実、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:不明
1:広斗との合流
2:しかし、その前に腹ごしらえ
[備考]
ランダム支給品にバイクは入っていませんでした。
【雨宮雅貴@HiGH&LOW】
[状態]:健康(ちょっと傷心)
[装備]:不明
[道具]:基本支給品一式、カップヌードル 北海道ミルクシーフー道ヌードル×1ケース@現実、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:不明
1:広斗との合流
2:しかし、その前に腹ごしらえ
[備考]
ランダム支給品にバイクは入っていませんでした。
【カップヌードル 北海道ミルクシーフー道ヌードル×1ケース@現実】
「カップヌードル ミルクシーフードヌードル」は、"シーフードヌードルをホットミルクで作るとおいしい" というインターネット上の口コミに着目し開発された商品。
スープにも具材にも "北海道" の素材を使用した「カップヌードル 北海道ミルクシーフー道ヌードル」として発売された。
北海道産の粉乳を使用した甘みとコクのあるクリーミーなスープに、北海道産のほくほくのポテトを入っている。
パッケージは、北海道の形を背景に "SEAFOO道" のロゴを配した、遊び心のあるデザインに仕上がった商品。
「カップヌードル ミルクシーフードヌードル」は、"シーフードヌードルをホットミルクで作るとおいしい" というインターネット上の口コミに着目し開発された商品。
スープにも具材にも "北海道" の素材を使用した「カップヌードル 北海道ミルクシーフー道ヌードル」として発売された。
北海道産の粉乳を使用した甘みとコクのあるクリーミーなスープに、北海道産のほくほくのポテトを入っている。
パッケージは、北海道の形を背景に "SEAFOO道" のロゴを配した、遊び心のあるデザインに仕上がった商品。
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