終わりのない戦い ◆IOg1FjsOH2
浅倉が次の獲物を求めてさまよっていると主催者による第一放送が始まった。
その耳障りな口調を聞いて闘争の意欲を萎えさせられた浅倉は一旦、木陰で休息を取る事にした。
リュックサックを開けて水と食料を取り出し、口に押し込んで頬張る。
放送では主催者の口から死亡者が発表され、その中に浅倉の知る人物の名前が呼ばれ、口が止まった。
その耳障りな口調を聞いて闘争の意欲を萎えさせられた浅倉は一旦、木陰で休息を取る事にした。
リュックサックを開けて水と食料を取り出し、口に押し込んで頬張る。
放送では主催者の口から死亡者が発表され、その中に浅倉の知る人物の名前が呼ばれ、口が止まった。
「……秋山か。ここに来ていたのかぁ……」
浅倉とはとても仲の良い関係であった、何度も殺し合う程に……。
出来れば直接殺したかったが、死んでしまったのなら仕方ない。
ふと、思い出したかのように浅倉はリュックサックから参加者名簿を取り出して開いた。
今までは全く興味が沸かなかったので目を通していなかったが
参加者の中に自分の知り合いがいるのなら調べておいた方がいい。
出来れば直接殺したかったが、死んでしまったのなら仕方ない。
ふと、思い出したかのように浅倉はリュックサックから参加者名簿を取り出して開いた。
今までは全く興味が沸かなかったので目を通していなかったが
参加者の中に自分の知り合いがいるのなら調べておいた方がいい。
「城戸か。あいつもいるなら愉しめそうだ。
だがあいつは来ていないのか……北岡ァ……」
だがあいつは来ていないのか……北岡ァ……」
城戸真司、どうしようもない甘ちゃんだが、それでもライダーバトルで生き残っている一人だ。
奴ともう一度、戦えると思うと生き返った甲斐があるというものだ。
だが北岡が来ていないのは納得出来ない、あいつとの決着を付けなければいつまでもイライラが収まらねえ。
この島には中々面白い連中が集まっているが、肝心の北岡がいないのならスッキリしない。
奴ともう一度、戦えると思うと生き返った甲斐があるというものだ。
だが北岡が来ていないのは納得出来ない、あいつとの決着を付けなければいつまでもイライラが収まらねえ。
この島には中々面白い連中が集まっているが、肝心の北岡がいないのならスッキリしない。
「それなら優勝者の願いとやらで北岡を呼び出すのもいいかもなぁ……」
争いを焚きつけるための願いだろうが、そもそも浅倉にとっては戦う事自体が願いであり。
願いを叶えるという餌なんて必要が無い。
それでもこの手で北岡を殺せるのならそのために願いを使うのも悪くはない。
ペットボトル一本を空にして腹も膨れてきた所でミラーワールドから唸り声が聞こえてきた。
ベノスネーカーが体をもぞもぞとくねらせながら浅倉に訴える様に吠えている。
願いを叶えるという餌なんて必要が無い。
それでもこの手で北岡を殺せるのならそのために願いを使うのも悪くはない。
ペットボトル一本を空にして腹も膨れてきた所でミラーワールドから唸り声が聞こえてきた。
ベノスネーカーが体をもぞもぞとくねらせながら浅倉に訴える様に吠えている。
「どうした?お前も腹が減ったか?」
突如、ベノスネーカーが咆哮と共に口から青白い炎を周囲に撒き散らし始めた。
炎が辺りに燃え移り草木を焼き溶かしていく。
ベノスネーカーが吐いたそれは炎と酸を組み合わせたような燃える液体であり
触れた対象を燃やしながら溶かす性質を持っていた。
炎が辺りに燃え移り草木を焼き溶かしていく。
ベノスネーカーが吐いたそれは炎と酸を組み合わせたような燃える液体であり
触れた対象を燃やしながら溶かす性質を持っていた。
清姫を捕食してから数時間の時が流れる事により
ベノスネーカーはようやく会得した力のコントロールを可能とする事が出来た。
まるで自分の力をますたぁに誇示するかのような態度でベノスネーカーは見つめている。
ベノスネーカーはようやく会得した力のコントロールを可能とする事が出来た。
まるで自分の力をますたぁに誇示するかのような態度でベノスネーカーは見つめている。
「あの女を喰ったからか。なかなか面白れぇじゃねえか」
この島にはライダーとは異なる力を持つ存在がいる。
それを捕食したモンスターが新たな力を得た。
巨大な異形の姿になり爆発した先ほどの参加者も
何かを口にしていたのは一瞬ではあるが視界に入っていたのを後から気付いた。
それを捕食したモンスターが新たな力を得た。
巨大な異形の姿になり爆発した先ほどの参加者も
何かを口にしていたのは一瞬ではあるが視界に入っていたのを後から気付いた。
浅倉威にとってライダーは戦いを楽しむ為の道具でしかない。
もしライダー以外にも闘争を加速させる方法があれば浅倉は手段を択ばない。
例えそれが人間を辞める事になろうとも迷わず手を伸ばす。
過去に泥を食った事もある、どうせなら化け物を狩って捕食して見るのもいいかもしれない。
それでライダーバトル以上の戦いをを味わえるのなら儲けものだ。
もしライダー以外にも闘争を加速させる方法があれば浅倉は手段を択ばない。
例えそれが人間を辞める事になろうとも迷わず手を伸ばす。
過去に泥を食った事もある、どうせなら化け物を狩って捕食して見るのもいいかもしれない。
それでライダーバトル以上の戦いをを味わえるのなら儲けものだ。
「せっかく生き返ったんだ。とことん楽しませてもらうぜ」
一度は警官隊によって射殺され失った命。
それでも今はこの島で生きている。
どういうことか?それは俺はいつまでも戦いを繰り返される運命にあるからだ。
それでも今はこの島で生きている。
どういうことか?それは俺はいつまでも戦いを繰り返される運命にあるからだ。
神崎士郎が引き起こしたライダーバトル。
そして今回、BBが主催となるバトルロワイアル。
そして今回、BBが主催となるバトルロワイアル。
ここで命を落としたとしてもまたどこかで戦い続けるのだろう。
永遠に、永遠に、戦いは無限に終わらない。
永遠に、永遠に、戦いは無限に終わらない。
――ああ、なんて……楽しいんだ。
【D-3/1日目・早朝】
【浅倉威@仮面ライダー龍騎】
[状態]:全身に火傷、全身にダメージ
[装備]:王蛇のカードデッキ 、円城の骨
[道具]:基本支給品一式×2、ランダム支給品0~3
[思考・状況]
基本方針:いつも通りに闘う
1.異形の力に多大な興味。
2.城戸とはここで決着を付ける。
[備考]
※メタルゲラス、エビルダイバーと契約後の参戦
※清姫の霊核を食べたことによりベノスネーカーが清姫の能力の一部を得ています。
※それを受けて王蛇のスペックも向上しています。
※体が馴染んだ事でベノスネーカーは清姫の能力をある程度使えるようになりました。
【浅倉威@仮面ライダー龍騎】
[状態]:全身に火傷、全身にダメージ
[装備]:王蛇のカードデッキ 、円城の骨
[道具]:基本支給品一式×2、ランダム支給品0~3
[思考・状況]
基本方針:いつも通りに闘う
1.異形の力に多大な興味。
2.城戸とはここで決着を付ける。
[備考]
※メタルゲラス、エビルダイバーと契約後の参戦
※清姫の霊核を食べたことによりベノスネーカーが清姫の能力の一部を得ています。
※それを受けて王蛇のスペックも向上しています。
※体が馴染んだ事でベノスネーカーは清姫の能力をある程度使えるようになりました。
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