世界観
魔法を使う人間と人外が共生する世界。魔法や人外と向き合い、この世界には様々な国がある。科学に秀でている国、医療が進歩している国、銀世界の国……。舞台はそんな国々の中でも魔法に長けた国、Nodusterra(ノーダステラ、又は、ノーダステーラ)。この国では人間と人外の共生を推進するため(……という名目。本当は人外の管理・監視のため)、両者が主人(マスター)と使い魔の契約を結ぶことを奨励、契約後はカンパニーという国営組織に所属することを義務付けている。本作はそんな国、ノーダステラで過ごすマスターと使い魔の話である。
人外
人間では無い生物。魔獣と混同されやすいが、一般に人間と意思疎通ができる者、“人間らしい”形である者は人外とカテゴライズされている。先天性の人外(竜類、悪魔など)と後天性(死後または人間だったが特殊な事情で変化を遂げた者など)の人外がいる事が分かっている。
現在確認されているだけでも実に多くの種が確認されているが、それぞれが少数の種であることが多く、人間の方が多いと思われる。ただし未だ確認されていない種も多いと思われ、実際どれほどの種と数かは分かっていない。
※国内・世界全体でも人外と魔獣の区別については様々な意見があり、道徳等の面でも色々と問題があがっているため、はっきりとは言えないところがある。
現在確認されているだけでも実に多くの種が確認されているが、それぞれが少数の種であることが多く、人間の方が多いと思われる。ただし未だ確認されていない種も多いと思われ、実際どれほどの種と数かは分かっていない。
※国内・世界全体でも人外と魔獣の区別については様々な意見があり、道徳等の面でも色々と問題があがっているため、はっきりとは言えないところがある。
魔獣
人間と人外というカテゴライズから外れた、魔法を使う生物を指す(魔法を使わないものは動物である)。分かりやすく言うと、人間との意思疎通が出来ず、姿かたちが人間とかけ離れているものを指す。人間に危害を与えるものもあれば、そうでないものもある。移動手段になっているものもいれば、密猟の餌食になっているものもいる。陸上生息も水中生息も空中生息も一纏めで『魔獣』と呼ぶ。
マスター
人外と契約を交わした人間のこと。魔法が使える、又は特殊な技能を持っている(この世界はほとんどの人間が魔法を使うことが出来るが、使えない人間もいる。そのような人間は人外と契約する資格を持っていない)。使い魔とともに国営機関カンパニーに所属することが義務付けられている。また、カンパニーに所属することで、魔獣の討伐や国のパトロールなどの依頼を仕事としてこなす。これを本業としている者もいるが兼業者も多く、またマスターになることに年齢・性別は関係ない。
使い魔
人間と契約した人外を指す。契約後、基本的には主人と生活を共にする。許された単独行動の範囲は主従ごとに様々。人間である主人に忠誠を誓い、主人を守る役割を担う(従順度は差がある)。マスター1人につき使い魔1人が基本だが例外もある(契約する人外が双子又は兄弟姉妹である場合)
主従の契約
人間と人外が主従としての契約を結ぶこと。持ちかけるのは基本的に人間からである。契約を持ち掛けられた場合人外には拒否権がある。互いの了承無し(※)に契約をすることは出来ない。
契約には様々な種類がある。書面上の契約が最も主流だが、杯を交わす、互いの体液(血液であることが多い)を摂取する、特別な言葉を交わす……など。共通する事としては、どの契約でも二者間の決まり事を作ることである。
決める事で多いのは、単独行動の有無、どちらかが命を落とした場合どうするか、人外側は主人に危害を加えないこと、契約破棄のペナルティなど。
※“互いの”というのは、例えば政略的な契約等の場合、親同士・組織のトップ同士の了承もカウントし、本人同士とは限らない。
契約には様々な種類がある。書面上の契約が最も主流だが、杯を交わす、互いの体液(血液であることが多い)を摂取する、特別な言葉を交わす……など。共通する事としては、どの契約でも二者間の決まり事を作ることである。
決める事で多いのは、単独行動の有無、どちらかが命を落とした場合どうするか、人外側は主人に危害を加えないこと、契約破棄のペナルティなど。
※“互いの”というのは、例えば政略的な契約等の場合、親同士・組織のトップ同士の了承もカウントし、本人同士とは限らない。