クラスの特徴:神聖なる誓い「誓い破りし者」

Paladin: Oathbreaker
“誓い破りし者”は、何らかの暗い野望を追い求めるためや、悪の力に仕えるために、彼あるいは彼女の聖なる誓いを破ったパラディンである。どんな光であったにせよ、パラディンの心の中に燃えていた光は消えてしまっている。ただ暗黒だけが残されているのだ。
“誓い破りし者”になるためには、パラディンは悪であり、かつ最低でも3レベルでなければならない。このパラディンは彼あるいは彼女の“神聖なる誓い”に説明される特徴を“誓い破りし者”の特徴と置き換える。


誓い破りし者の呪文

Oathbreaker Spells
“誓い破りし者”のパラディンは以前に得ていた誓いの呪文を失い、代わりに示されているパラディン・レベルにおいて下記の“誓い破りし者”の呪文を得る。
表:誓い破りし者の呪文
パラディン・レベル 呪文
3 インフリクト・ウーンズ、ヘリッシュ・リブーク
5 クラウン・オヴ・マッドネス、ダークネス
9 アニメイト・デッド、ビストウ・カース
13 コンフュージョン、ブライト
17 コンテイジョン、ドミネイト・パースン

神性の利用

Channel Divinity
3レベル以上の“誓い破りし者”のパラディンは“神性の利用”について下記の2つの選択肢を得る。

アンデッド支配

アクションとして、パラディンは彼あるいは彼女が見ることができる彼あるいは彼女の30フィート以内にいる1体のアンデッド・クリーチャーを目標とする。その目標は【判断力】セーヴィング・スローを行なわなければならない。セーヴに失敗すると、それから24時間の間か、あるいはそのパラディンがこの“神性の利用”の選択肢を再度利用するまで、その目標はこのパラディンの命令に服従しなければならない。脅威度がパラディンのレベルを等しいかそれより大きいアンデッドはこの効果に完全耐性を持つ。

恐るべきアスペクト

アクションとして、このパラディンは最も暗い感情を利用し、それらを集中して魔法的な脅威の爆発を引き起こす。パラディンの30フィート以内にいるこのパラディンが選択した各クリーチャーは、このパラディンを見ることができるなら、【判断力】セーヴィング・スローを行なわなければならない。セーヴに失敗したなら、この目標は1分間このパラディンに対する恐怖状態に陥る。もしこの効果で恐怖状態に陥っているクリーチャーがそのパラディンから30フィートよりも遠くでそのターンを終了したなら、この効果を終了させるために再度の【判断力】セーヴィング・スローを試みることができる。

憎悪のオーラ

Aura of Hate
7レベル以降、このパラディンと、パラディンの10フィート以内にいるあらゆるフィーンドとアンデッドは、近接武器ダメージ・ロールに対してパラディンの【魅力】修正値(最低でも+1)に等しいボーナスを得る。1体のクリーチャーは同時には1人のパラディンからしかこの特徴による利益を得ることができない。
18レベル時、このオーラの距離は30フィートに上昇する。

超常的な抵抗

Supernatural Resistance
15レベル時、パラディンは非魔法の武器による[殴打]、[斬撃]、そして[刺突]ダメージに対する抵抗を得る。

恐怖の王

Dread Lord
20レベル時、このパラディンは、アクションとして、彼あるいは彼女自身を1分間絶望のオーラで包むことができる。このオーラはパラディンの周囲30フィート以内にあるあらゆる明るい光を薄暗い光に減光させる。このパラディンによって恐怖状態になっている敵がこのオーラの中でそのターンを開始したとこいにはいつでも、4d10[精神]ダメージを受ける。加えて、このパラディンとこのオーラの中にいて彼あるいは彼女が選択したクリーチャーはもっと深い影の中に覆われる。視覚に依存するクリーチャーはこの影の中に包み込まれているクリーチャーに対する攻撃ロールに“不利”を受ける。
このオーラが持続している間、パラディンは彼あるいは彼女のターンにボーナス・アクションを使い、1体のクリーチャーを攻撃させるためにオーラの中に影を発生させることができる。もしこの攻撃が命中したなら、目標は3d10+パラディンの【魅力】修正値に等しい[死霊]ダメージを受ける。
このオーラを起動させた後、このパラディンは彼あるいは彼女が大休憩を取り終えるまで再びそれを使うことはできない。
最終更新:2017年05月14日 18:46