選択ルール:異なる能力を使った技能

Skills with Different Abilities(PHB p.175)
通常、技能への習熟は特定の種類の能力判定に対してのみ適用される。たとえば、〈運動〉への習熟は通常【筋力】判定に適用される。しかし、ある種の状況では、異なる種類の判定にその習熟を適用することが合理的な場合もあるだろう。そうした場合、DMは通常とは異なる能力と技能の組み合わせを使用する判定を求めてくるかもしれない。たとえば、君が沖合の島から本土まで泳がなければならないなら、DMはそれほどの遠泳が可能なスタミナがあるかどうか見るために【耐久力】判定を求めてくるかもしれない。この場合、DMは〈運動〉の習熟の適用を許可し、【耐久力】〈運動〉判定を求めてくるかもしれない。そのため、君が〈運動〉に習熟しているなら、通常は【筋力】〈運動〉判定に対して行なう場合と同様、【耐久力】判定に習熟ボーナスを適用する。同様に、ドワーフのファイターが敵を威圧しようと自らの筋肉を誇示するなら、DMは通常なら〈威圧〉には【魅力】が関連しているにも関わらず、【筋力】〈威圧〉判定を求めてくるかもしれない。
最終更新:2017年03月06日 18:35