休息時間の活動:研究調査

『Player's Handbook』からの抜粋

冒険と冒険の合い間は、キャンペーンを通して展開される謎に対する洞察を得るために、研究調査を行なう絶好の機会である。研究調査には、図書館にある埃っぽい書物や崩れそうな巻物を熟読することや、地元の人たちに酒をおごって彼らの口から噂話を引き出すことなどが含まれる。
君が研究調査を開始するとき、DMはその情報が入手可能かどうか、それを見つけるのに休息時間のうち何日を要するか、そして研究調査に対する何らかの制約(特定の個人、書物、あるいは場所を見つけ出す必要があるなど)があるかどうかを決定する。またDMは1つ以上の能力判定を行なうよう要求してくるかもしれない。たとえば、君が探し求める情報に関する手がかりを見つけるために【知力】〈捜査〉判定を、あるいは誰かの支援を取り付けるためには【魅力】〈説得〉判定をといった具合だ。こうした条件が満足されたなら、君はその情報が利用可能であるなら、それを手に入れる。
研究調査に1日を費やすには、君はその支出分として1gpを費やさなければならない。このコストは通常の生活様式のための必要経費(第5章で説明されている)に加えて費やされるものである。


Savage Tide用補足記事

野獣に関する著作:レギュレーションに示すように、『Savage Tide』キャンペーンでは自然の化身でやポリモーフ呪文で変身できる野獣の姿を修得しなければならない。
「追加の野獣の姿を得る」に示されている通り、新しい野獣の姿を得るための手段には観察と交流の2種類があるが、このうち、観察の手段を取る場合、事前に学術的な著作を1時間かけて読んでいる場合に判定に“優位”が与えられる。この学術的な著作を見つけ出すためにこの休息時間の活動(研究調査)を用いることができる。
そうした著作を発見することが可能であるかどうか、発見するのにどの程度の日数が必要であるかはDMが決定する。


最終更新:2017年02月25日 16:30