クラスの特徴:秘術の伝統「白魔術」(2017/3/20版)

Theurgy
数多くの神々が秘術魔法を自らの領域であると主張しており、それは魔法というものが、風、火、電撃、その他すべての始原の力と同様に宇宙の組成の一部をなしているためである。海の神々や戦争の神々がいるのと全く同じように、秘術の技もそれら独自の信仰のパトロンを持つのである。
そうした神々はしばしばクレリックを有するが、多くの魔法の神々は彼らの信者たちに魔道の学習を行なうよう命じる。こうした信心深い魔法の使い手は白魔法の秘術の伝統に従い、一般的に白魔法使いとして知られる。このような呪文の使い手は他のあらゆるウィザードたちと同様に献身的であるが、彼らは自らの秘術の学習に宗教的献身を調和させている。


信仰の霊感

Divine Inspiration
2レベル時にこの伝統を選ぶ際、君が選んだ神格用の領域リストから領域1つを選ぶこと(例については『Player’s Handbook』の「附録B:多元宇宙の神々」参照)。知識と光の領域は白魔法使いには特に適切な選択となる。


秘術の参入者

Arcane Initiate
2レベル時に君がこの伝統を選択したとき以降、君がウィザード・レベルを獲得したときにはいつでも、君が呪文書に書き加えるウィザード呪文の1つを、君が選択した領域のクレリック領域呪文と置き換えることができる。この呪文は君が呪文スロットを有するレベルのものでなければならない。
もし君の領域呪文の全てを呪文書に書き加えてしまったなら、その後は代わりにクレリック呪文リストのどんな呪文でも加えることができる。それでもなお、その呪文は君が呪文スロットを有するレベルのものでなければならない。
この特徴から獲得したあらゆるクレリック呪文は君にとってはウィザード呪文と見なされるが、他のウィザードは君の呪文書から自らの呪文書にクレリック呪文を書き写すことはできない。


秘術の利用

Channel Arcana
2レベル時、君は自らの神格から直接に秘術エネルギーを引き出し、そのエネルギーを魔法効果の燃料として使う能力を獲得する。初め、君はそうした効果2つを手に入れる:“信仰の秘術”と君が選んだ領域によって2レベル時に獲得した“神性の利用”の選択肢である。君は自らの“秘術の利用”の能力を使って“神性の利用”の選択肢を使う。
君が“秘術の利用”を使用するとき、作り出す効果をどれにするか選択する。その後、君は“秘術の利用”を再び使用するためには小休憩か大休憩を取り終えなければならない。
一部の“秘術の利用”の効果はセーヴィング・スローを要求する。そうした効果を使用するとき、そのセーヴ難易度は君のウィザード呪文のセーヴ難易度に等しい。
6レベル以降、君は“秘術の利用”を休憩と休憩の間に2回使用することができ、18レベル以降は休憩と休憩の間に3回使用できるようになる。君が小休憩か大休憩を取り終えたとき、消費した使用回数は回復する。
もし君が自らの領域から追加の“神性の利用”の選択肢を獲得したなら、君は“秘術の利用”の特徴の使用回数を使うことでそれらを実行することができる。


秘術の利用:信仰の秘術

Channel Arcana: Divine Arcana
ボーナス・アクションとして、君は祈りの言葉を唱えて自身の周囲の魔法の流れを制御する。君が次に発動する呪文は、それについて君が行なうあらゆる攻撃ロールや、そのセーヴィング・スロー難易度に対し、適切な方に+2のボーナスを得る。


秘術の侍僧

Arcane Acolyte
6レベル時、君は選択した領域の1レベルの利益を得る。しかしながら、君は自身の領域から武器や鎧に関する習熟は何一つ得られない。


秘術の神官

Arcane Priest
10レベル時、君は選択した領域の6レベルの利益を得る。君の信仰と君の魔法への理解は君の神の秘密へ近付くことを許す。


秘術の高位神官

Arcane High Priest
14レベル時、君は選択した領域の17レベルの利益を得る。君の学問的な性質と魔法と教義への理解によって、君は自らの領域のクレリックよりも素早くこの能力を体得することができる。


最終更新:2017年04月20日 21:43